始まりは···89話
無難な話で··?
楠本「飛行機快適だろうか?」
砂原「ゲホッ··なぜ今言うんですか。」
楠本「まぁまぁな長旅になるし。」
奥さん「また誰か研修?」
砂原「前に行った子があちらから呼び出されていきました。」
楠本お父さん「呼び出されるなんてあるのか。」
楠本「警察と大学に。」
楠本のお母さん「大丈夫なの?」
砂原「兄さんその説明じゃ誤解だらけです。」
楠本「あー大丈夫だ。優秀だし、事件に協力しにいくし、智也の妹だし。」
砂原「はっ?ちょ兄さん!あんたあほか」
奥さん「智也、何で言わないの」
砂原「で··だ··いやまぁ本人の意思でもありますし、俺が養子に入る前に産まれた家の方の妹で。俺も暫く妹だと知らなくて。」
楠本「見ばれしないように過保護に隠してたからな。最近色々ありすぎたのもあってニューヨークにいかせたんだ。」
楠本のお父さん「智也の妹なら会いたいねぇ」
楠本のお母さん「きっと可愛らしいでしょうに。」
砂原「きがつよくて、頑固で年の離れた俺ともケンカするコンコンチキです。」
奥さん「それじゃ狐よ。智也の妹なら祐也の妹同然じゃない。祐也も何で黙ってるのよ。」
楠本「紗菜と言うんだが、あの子も智也と一緒で根底にあるコンプレックスは同じなんだ。」
砂原「砂原の両親に私が妹ですなんて言えないって。すみません。本当はきちんと紹介するべきなのに。」
楠本のお父さん「なら亀さんで待ってよう。」
楠本のお母さん「活躍を応援してるわ」
奥さん「本当に大丈夫なの?二人がお兄さんで?」
楠本「主な兄は智也だし、俺、ほぼほぼ上司だし。」
砂原「すみません。今後の色々に関しては祐也がペラペラ報告すると思いますが、妹の心のバランスがとれるまで見守って下さい。」
楠本「因みに心配はそこまでないかな?和人の所でルームシェアしてるし、まぁ紗菜からは亀さま進歩だがいい彼氏もいる。」
砂原「彼氏の方がまだ片思いと言うか、愛が大きいと言うか俺がヤキモキします。鈍くて。」
楠本のお母さん「お兄さんに似たのね。」
楠本のお父さん「お兄さんは結構重症だけどね。」
砂原「桜庭裕介と言う芸術大学の講師で本当にいいやつで。」
楠本のお母さん「桜庭さん、あらならキッチン桜庭の息子さんかしら?」
楠本のお父さん「お祖父さんはお茶の先生だな」
楠本のお母さん「いいわねー。息子さんの賞沢山あったわ」
楠本のお父さん「智也の妹だって立派じゃないか。お似合いだなぁ。」
奥さん「あれ、お母さんこの間桜庭さん、婚約者が出来てその子レストラン手伝ってるって言ってませんでした?」
楠本のお母さん「あーそうよね?そんなに無理して体は大丈夫なの?」
砂原「紗菜はまだ裕介の実家には行ってないですが、それ本当ですか?」
楠本のお父さん「何だが俺は苦手な感じだ。わざと舌足らずな話し方してると言うか、ねっちりした話し方ですかん。」
楠本のお母さん「ちょっとお父さん、紗菜ちゃんじゃないって確信はないんですから。」
奥さん「桜庭さんの奥さんこれで跡継ぎが出来たって言ってたけど、、」
楠本のお父さん「でも旦那さんは一代で閉めて貸し店舗にするといってたぞ。」
楠本「間違いなく紗菜ではないな。真面目が服を着てるような子だし、なによりビックリする位天才だ。そんな育ちの悪さは微塵もない。」
奥さん「話聞いてればそれくらい分かるわよ。早く真相確かめないと取り返しつかなくなるからすぐ動きなさい。」
砂原「ありがとうございます。」
さっそく楠本が裕介に電話している。
楠本「もしもし、すまない裕介君。明日夜、智也と三人で君のご実家のレストランいかないか?」
裕介「いいですよー。予約しましょうか?」
楠本「そのままでいいよ。明日事情を話す」
裕介「事情?」
楠本「ちょっと今楠本家でタレコミあってな。6時に迎えにいくよ。」
裕介「はい。わかりました。」
二人電話を切る。
裕介「ねー和兄、明日夜、実家行ってくる。」
和人「そうか。」
裕介「祐也さんと智兄で行こうって。どうしたんだろう?」
和人「とりあえず気をつけて行ってこい」
裕介「はーい」
それから日本の夜、、ニューヨークは朝。
紗菜「やっとついた··でも朝かぁ。裕介さんとお兄ちゃんに電話しておこう。」
裕介「着いたの?大丈夫?長旅で疲れてない?」
紗菜「はい。大丈夫です。でもこっち朝何で頭が追い付きません。」
裕介「目覚ましになるもの食べてホテル行くんだよ。」
紗菜「はい。裕介さん?何かありましたか?声が微かに揺れて聞こえます。」
裕介「そんなことないよ。」
紗菜「無理しないで下さいね。おやすみなさい。」
裕介「うん。おやすみ。」
次に砂原に電話
紗菜「部長今ニューヨークつきました。」
砂原「お疲れさん。今は家にいる。部長ではないなぁ。」
紗菜「お兄ちゃんもですか?」
砂原「俺も?」
紗菜「裕介さん見たいに声が揺れてます。何かあったんじゃないですか?」
砂原「朝から頑固に手こずった位か。」
紗菜「もう!おやすみなさい。」
砂原「おやすみ。ってニューヨークは朝だろう?」
楠本「飛行機快適だろうか?」
砂原「ゲホッ··なぜ今言うんですか。」
楠本「まぁまぁな長旅になるし。」
奥さん「また誰か研修?」
砂原「前に行った子があちらから呼び出されていきました。」
楠本お父さん「呼び出されるなんてあるのか。」
楠本「警察と大学に。」
楠本のお母さん「大丈夫なの?」
砂原「兄さんその説明じゃ誤解だらけです。」
楠本「あー大丈夫だ。優秀だし、事件に協力しにいくし、智也の妹だし。」
砂原「はっ?ちょ兄さん!あんたあほか」
奥さん「智也、何で言わないの」
砂原「で··だ··いやまぁ本人の意思でもありますし、俺が養子に入る前に産まれた家の方の妹で。俺も暫く妹だと知らなくて。」
楠本「見ばれしないように過保護に隠してたからな。最近色々ありすぎたのもあってニューヨークにいかせたんだ。」
楠本のお父さん「智也の妹なら会いたいねぇ」
楠本のお母さん「きっと可愛らしいでしょうに。」
砂原「きがつよくて、頑固で年の離れた俺ともケンカするコンコンチキです。」
奥さん「それじゃ狐よ。智也の妹なら祐也の妹同然じゃない。祐也も何で黙ってるのよ。」
楠本「紗菜と言うんだが、あの子も智也と一緒で根底にあるコンプレックスは同じなんだ。」
砂原「砂原の両親に私が妹ですなんて言えないって。すみません。本当はきちんと紹介するべきなのに。」
楠本のお父さん「なら亀さんで待ってよう。」
楠本のお母さん「活躍を応援してるわ」
奥さん「本当に大丈夫なの?二人がお兄さんで?」
楠本「主な兄は智也だし、俺、ほぼほぼ上司だし。」
砂原「すみません。今後の色々に関しては祐也がペラペラ報告すると思いますが、妹の心のバランスがとれるまで見守って下さい。」
楠本「因みに心配はそこまでないかな?和人の所でルームシェアしてるし、まぁ紗菜からは亀さま進歩だがいい彼氏もいる。」
砂原「彼氏の方がまだ片思いと言うか、愛が大きいと言うか俺がヤキモキします。鈍くて。」
楠本のお母さん「お兄さんに似たのね。」
楠本のお父さん「お兄さんは結構重症だけどね。」
砂原「桜庭裕介と言う芸術大学の講師で本当にいいやつで。」
楠本のお母さん「桜庭さん、あらならキッチン桜庭の息子さんかしら?」
楠本のお父さん「お祖父さんはお茶の先生だな」
楠本のお母さん「いいわねー。息子さんの賞沢山あったわ」
楠本のお父さん「智也の妹だって立派じゃないか。お似合いだなぁ。」
奥さん「あれ、お母さんこの間桜庭さん、婚約者が出来てその子レストラン手伝ってるって言ってませんでした?」
楠本のお母さん「あーそうよね?そんなに無理して体は大丈夫なの?」
砂原「紗菜はまだ裕介の実家には行ってないですが、それ本当ですか?」
楠本のお父さん「何だが俺は苦手な感じだ。わざと舌足らずな話し方してると言うか、ねっちりした話し方ですかん。」
楠本のお母さん「ちょっとお父さん、紗菜ちゃんじゃないって確信はないんですから。」
奥さん「桜庭さんの奥さんこれで跡継ぎが出来たって言ってたけど、、」
楠本のお父さん「でも旦那さんは一代で閉めて貸し店舗にするといってたぞ。」
楠本「間違いなく紗菜ではないな。真面目が服を着てるような子だし、なによりビックリする位天才だ。そんな育ちの悪さは微塵もない。」
奥さん「話聞いてればそれくらい分かるわよ。早く真相確かめないと取り返しつかなくなるからすぐ動きなさい。」
砂原「ありがとうございます。」
さっそく楠本が裕介に電話している。
楠本「もしもし、すまない裕介君。明日夜、智也と三人で君のご実家のレストランいかないか?」
裕介「いいですよー。予約しましょうか?」
楠本「そのままでいいよ。明日事情を話す」
裕介「事情?」
楠本「ちょっと今楠本家でタレコミあってな。6時に迎えにいくよ。」
裕介「はい。わかりました。」
二人電話を切る。
裕介「ねー和兄、明日夜、実家行ってくる。」
和人「そうか。」
裕介「祐也さんと智兄で行こうって。どうしたんだろう?」
和人「とりあえず気をつけて行ってこい」
裕介「はーい」
それから日本の夜、、ニューヨークは朝。
紗菜「やっとついた··でも朝かぁ。裕介さんとお兄ちゃんに電話しておこう。」
裕介「着いたの?大丈夫?長旅で疲れてない?」
紗菜「はい。大丈夫です。でもこっち朝何で頭が追い付きません。」
裕介「目覚ましになるもの食べてホテル行くんだよ。」
紗菜「はい。裕介さん?何かありましたか?声が微かに揺れて聞こえます。」
裕介「そんなことないよ。」
紗菜「無理しないで下さいね。おやすみなさい。」
裕介「うん。おやすみ。」
次に砂原に電話
紗菜「部長今ニューヨークつきました。」
砂原「お疲れさん。今は家にいる。部長ではないなぁ。」
紗菜「お兄ちゃんもですか?」
砂原「俺も?」
紗菜「裕介さん見たいに声が揺れてます。何かあったんじゃないですか?」
砂原「朝から頑固に手こずった位か。」
紗菜「もう!おやすみなさい。」
砂原「おやすみ。ってニューヨークは朝だろう?」
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