180cmあると靴のサイズが中々見つからない
蒼「フンフンフン~。」
ズリッ!! ドテッ!!
蒼「あいたたた…あーん…転んじゃいました~。」
恭平「ちょっと蒼ちゃん大丈夫?」
蒼「いたたた…大丈夫です…ちょっと膝を打ちつけただけで…。」
恭平「全く…あまりスキップしないでよ危ないから…。」
蒼「アハハ…ごめんなさい…。」
蒼ちゃん、何が嬉しかったのか楽しいのか分からないが…突如、スキップをした為に…思い切り転んでしまった…。
まあ、何とも言えないアホな展開に僕は苦笑いを浮かべるしかない…。
恭平「全く…ん? 蒼ちゃん、靴見てよ。」
蒼「えっ? あっ! ありゃー…ちょっと破けてる…。」
恭平「もしかしたら…さっき転んだのが原因かも知れないね…。」
蒼「うわー…ショック…。」
先程の転倒で、どうやら蒼ちゃんの履いてた靴が少し破けてしまった様だ。
蒼「この靴結構気に入ってたのになぁ…先輩から貰った靴なのに…。 グスン…。」
そう言われると…蒼ちゃんが履いてた靴は、彼女が高校卒業の時に僕がプレゼントした靴だ。
そう考えると1年近くは愛用してたって事なのか…。
恭平「それじゃ、蒼ちゃん。 今から新しい靴買いに行く?」
蒼「えっ? どういう事ですか?」
恭平「まあ…その靴は残念にしても、また履ける靴を探そう。 そうじゃないと、また破けてダメになったら大変じゃん。」
蒼「う~ん…分かりました。」
少し複雑そうな表情では有ったが、彼女は了承してくれた。
その直後、僕達は靴屋に向かい彼女の履ける靴を探す事にした。
恭平「…そういえば、蒼ちゃんさ…履いてた靴のサイズって?」
蒼「…25.5cmです…。 結構大きめですけど…。」
恭平「今…履いてるの…25.5cmだけど…どう?」
蒼「ちょっと…キツいですね…。」
恭平「という事は…26cm…って事? 有るかな…?」
何と今履いてる靴が蒼ちゃんの足にキツいとの事…。
同じサイズにも関わらず…キツいという事は…足があの時よりも大きくなったという事か…。
僕達は、何とか希望のサイズを見つける為に探すも…蒼ちゃんのサイズはやはり見つからない…。
それもそうだ…レディースで26cmは中々なサイズだ…。
蒼「どうします? 別の店行きます?」
恭平「そうしようか…。」
中々見つからなかった為…僕達は別の店で探す事にした。
その後も2店目…3店目と探すも…やはり見つからず…。
蒼「先輩…やっぱり…ボクのサイズって無いんですかね…?」
恭平「んー…どうだろう…次の店で考えておこう。」
次の4店目…淡い希望で入ったこのお店でようやく…。
蒼「あっ! 先輩、ありましたよー!!」
恭平「おっ、有ったの?」
どうやら蒼ちゃんのお目当ての物が見つかった様だ。
恭平「やっぱ、その色系統なんだね。」
蒼「やっぱり、ボクは寒色系統が好きなんですよ~。 冬結構ボクは大好きですからね~。」
彼女の選んだ靴の色は白をメインと水色が少し入った靴だ。
恭平「蒼ちゃん、それ2つくらい買う? またダメになったら嫌でしょ?」
蒼「そうですね…でもなぁ…。」
僕としても、またダメになってしまったら苦労して買わなきゃ行けない事を考えると…やはり2つ買う必要が…。
しかし…
蒼「いえ、その時はまた先輩と一緒に買いに行きます。」
恭平「え、どうして?」
僕は彼女にどうしてなのかを聞く。
蒼「やっぱり、先輩と一緒に探すのが一番ですし、何よりも…先輩と一緒に買った想いのある物は…簡単に買えないですから…。」
恭平「蒼ちゃん…。」
蒼「だから…もし壊れたら、また一緒に買いに行きましょう!!」
恭平「分かった!」
次の日…。
蒼「せーんぱいっ!! どうですか、この靴?」
恭平「うん、よーく似合ってるよ。」
蒼「ありがとうございます♪」
蒼ちゃんは昨日買ってきたばかりの靴を履いてる、気に入ってくれたなら良かった。
蒼「履き心地も悪くないですし、足も痛くないです♪ 先輩、ありがとうございました!」
恭平「いやいや、蒼ちゃんは家族だし、家族にこうするのは当たり前でしょ?」
蒼「えへへ~。」
嬉しい気持ちはよーく分かるが…。
恭平「さ、早く行かないと大学に遅れるよ。」
蒼「はーい、分かりました~。」
嬉しさに意気揚々の彼女を無理にでも連れて、大学行きのいつものバスに乗り込む。
大学内で友人の二人からこんな事を聞かれた。
康人「なぁ、クニ。 今日のお前の彼女何か嬉しいニュースでも有ったのか?」
恭平「やっすん、どういう事?」
康人「大学内でもよ、彼女が偉くスキップしてたって目撃情報有ったんだよ。 だから何が有っただろうって思ったんだ。」
どうやら、蒼ちゃん…新しい靴で相当喜んでいる模様…。
恭平「あぁ~そういう事ね。 多分、足元がいつもと違うからかな?」
英希「足元…? あ、靴が新しいのになってたね。」
恭平「実はあれ、昨日買ったばかりのおニューの靴なんだよ。」
康人「だからか~という事は、あの靴。 お前がプレゼントした奴なんだろ?」
恭平「そうだね…てか、喜びようでバレバレだよなこりゃ…。」
英希「でも、確か蒼ちゃんって…足のサイズも相当なものだったよね…。」
恭平「ようやく苦労して買ったものだからね。 それも兼ねて余計に嬉しいんだろう。」
蒼ちゃんの話題だけでこれだけ話が弾むのも、彼女がそれだけ目立つからなんだろう。
ズリッ!! ドテッ!!
蒼「あいたたた…あーん…転んじゃいました~。」
恭平「ちょっと蒼ちゃん大丈夫?」
蒼「いたたた…大丈夫です…ちょっと膝を打ちつけただけで…。」
恭平「全く…あまりスキップしないでよ危ないから…。」
蒼「アハハ…ごめんなさい…。」
蒼ちゃん、何が嬉しかったのか楽しいのか分からないが…突如、スキップをした為に…思い切り転んでしまった…。
まあ、何とも言えないアホな展開に僕は苦笑いを浮かべるしかない…。
恭平「全く…ん? 蒼ちゃん、靴見てよ。」
蒼「えっ? あっ! ありゃー…ちょっと破けてる…。」
恭平「もしかしたら…さっき転んだのが原因かも知れないね…。」
蒼「うわー…ショック…。」
先程の転倒で、どうやら蒼ちゃんの履いてた靴が少し破けてしまった様だ。
蒼「この靴結構気に入ってたのになぁ…先輩から貰った靴なのに…。 グスン…。」
そう言われると…蒼ちゃんが履いてた靴は、彼女が高校卒業の時に僕がプレゼントした靴だ。
そう考えると1年近くは愛用してたって事なのか…。
恭平「それじゃ、蒼ちゃん。 今から新しい靴買いに行く?」
蒼「えっ? どういう事ですか?」
恭平「まあ…その靴は残念にしても、また履ける靴を探そう。 そうじゃないと、また破けてダメになったら大変じゃん。」
蒼「う~ん…分かりました。」
少し複雑そうな表情では有ったが、彼女は了承してくれた。
その直後、僕達は靴屋に向かい彼女の履ける靴を探す事にした。
恭平「…そういえば、蒼ちゃんさ…履いてた靴のサイズって?」
蒼「…25.5cmです…。 結構大きめですけど…。」
恭平「今…履いてるの…25.5cmだけど…どう?」
蒼「ちょっと…キツいですね…。」
恭平「という事は…26cm…って事? 有るかな…?」
何と今履いてる靴が蒼ちゃんの足にキツいとの事…。
同じサイズにも関わらず…キツいという事は…足があの時よりも大きくなったという事か…。
僕達は、何とか希望のサイズを見つける為に探すも…蒼ちゃんのサイズはやはり見つからない…。
それもそうだ…レディースで26cmは中々なサイズだ…。
蒼「どうします? 別の店行きます?」
恭平「そうしようか…。」
中々見つからなかった為…僕達は別の店で探す事にした。
その後も2店目…3店目と探すも…やはり見つからず…。
蒼「先輩…やっぱり…ボクのサイズって無いんですかね…?」
恭平「んー…どうだろう…次の店で考えておこう。」
次の4店目…淡い希望で入ったこのお店でようやく…。
蒼「あっ! 先輩、ありましたよー!!」
恭平「おっ、有ったの?」
どうやら蒼ちゃんのお目当ての物が見つかった様だ。
恭平「やっぱ、その色系統なんだね。」
蒼「やっぱり、ボクは寒色系統が好きなんですよ~。 冬結構ボクは大好きですからね~。」
彼女の選んだ靴の色は白をメインと水色が少し入った靴だ。
恭平「蒼ちゃん、それ2つくらい買う? またダメになったら嫌でしょ?」
蒼「そうですね…でもなぁ…。」
僕としても、またダメになってしまったら苦労して買わなきゃ行けない事を考えると…やはり2つ買う必要が…。
しかし…
蒼「いえ、その時はまた先輩と一緒に買いに行きます。」
恭平「え、どうして?」
僕は彼女にどうしてなのかを聞く。
蒼「やっぱり、先輩と一緒に探すのが一番ですし、何よりも…先輩と一緒に買った想いのある物は…簡単に買えないですから…。」
恭平「蒼ちゃん…。」
蒼「だから…もし壊れたら、また一緒に買いに行きましょう!!」
恭平「分かった!」
次の日…。
蒼「せーんぱいっ!! どうですか、この靴?」
恭平「うん、よーく似合ってるよ。」
蒼「ありがとうございます♪」
蒼ちゃんは昨日買ってきたばかりの靴を履いてる、気に入ってくれたなら良かった。
蒼「履き心地も悪くないですし、足も痛くないです♪ 先輩、ありがとうございました!」
恭平「いやいや、蒼ちゃんは家族だし、家族にこうするのは当たり前でしょ?」
蒼「えへへ~。」
嬉しい気持ちはよーく分かるが…。
恭平「さ、早く行かないと大学に遅れるよ。」
蒼「はーい、分かりました~。」
嬉しさに意気揚々の彼女を無理にでも連れて、大学行きのいつものバスに乗り込む。
大学内で友人の二人からこんな事を聞かれた。
康人「なぁ、クニ。 今日のお前の彼女何か嬉しいニュースでも有ったのか?」
恭平「やっすん、どういう事?」
康人「大学内でもよ、彼女が偉くスキップしてたって目撃情報有ったんだよ。 だから何が有っただろうって思ったんだ。」
どうやら、蒼ちゃん…新しい靴で相当喜んでいる模様…。
恭平「あぁ~そういう事ね。 多分、足元がいつもと違うからかな?」
英希「足元…? あ、靴が新しいのになってたね。」
恭平「実はあれ、昨日買ったばかりのおニューの靴なんだよ。」
康人「だからか~という事は、あの靴。 お前がプレゼントした奴なんだろ?」
恭平「そうだね…てか、喜びようでバレバレだよなこりゃ…。」
英希「でも、確か蒼ちゃんって…足のサイズも相当なものだったよね…。」
恭平「ようやく苦労して買ったものだからね。 それも兼ねて余計に嬉しいんだろう。」
蒼ちゃんの話題だけでこれだけ話が弾むのも、彼女がそれだけ目立つからなんだろう。
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