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安室「ひどいいわれようですね…でも、今夜ホテルのディナーを予約しておきました。是非1人でいらして下さいね。」
「事件の話をするだけなのに随分と大そうな。ここで結構です。私1人で残りますから。…今日帰るときは蘭と園子は真澄を連れて帰ってもらえるかな??」
真澄「えー!僕も話聞きたいなぁ!」
園子「だめよ!2人っきりにするんだから!」
蘭「安室さんとゆりって仲良いのか悪いのかわからないね…^^;」
「良くも悪くもないよ^^」
蘭「あ、そろそろお父さんのご飯作らなきゃ」
園子「あら、もうそんな時間?…じゃあ帰りましょうか!…世良ちゃん、かえるよ!」
真澄「えー!」
蘭「さ、行こっ!」
「誘ってくれてありがと^^…またね!」
3人「バイバーイ」
「で、話って何ですか。」
安室「まぁまぁ、そんな顔しないで下さいよ、ホテルのディナーを予約しているのは本当ですから^^…さ、行きましょう。」
「結構です。…ちょっと失礼します。」
pipipi…
「もしもし?ベルモット?今忙しい?…大丈夫?ありがとう。…あのね、バーボンが貴女とお食事に行きたいから今夜ホテルディナーをよやくしたみたいなんだけどね…迎えに行かせるから行ってあげてくれないっ??」
ベルモット「あなたがそれを伝えるって…;あなたが振ったのね?それより元気?」
「元気!ベルモットも元気そうね^^…………彼はそういうのじゃないの。…だって、そういう所は…私が、慣れないから…」
ベルモット「そうだったわね…。彼にもちゃんと彼女を誘うべき所を教えておかないとね。…わかったわ。9時以降なら空いてるから迎えに来てと伝えて?」
「うん。ありがと!じゃあまたねっ」
…pi…
「ってことなので、手短に^^」
安室「勝手なことを…;」
「せっかくのディナーですからそういう場に向いた華やかな女性とがいいかと思いまして^^」
安室「…はぁ…;」『自分のルックスがベルモットに負けないくらい華やかだとわかっていないのか…;』
「で?どうしましたか?」
pipipi…
安室「ちょっと失礼」
ベルモット「もしもし?どうやら振られちゃったみたいね…クスッ…ディナーならキャンセルしておいたわ。…ただ、あの子に今回の仕事を回すなんて…」
安室「ありがとうございます。…彼女だからですよ。直接手を掛けてもらって、彼女の腕を見たいですからね。」
ベルモット「彼女が傷つくようなことがあれば、許さないわよ。」
安室「さぁ、それはどうでしょう…」
…pi…
「おおよそはわかりました。」
安室「話が早い。…では早速行きましょう…車に乗ってください。」
「…」
安室「ここですよ。…行ってきてください。」
「随分人任せですね。…はぁ。」
「いるんでしょ、風と雷のお母様とお父様?」
母「あら、もうばれたの?」
父「さすがやね」
「風と雷のうち、あとから私たちのところにつれてこられた風が才能を見込んで貴方達両親が育て上げようとしてずっと一緒に暮らしてたんでしょ。だから彼だけ大阪の味を好んでいた。…そのことを思い出して、調べ上げたのよ。…でも、風を育てていくうちに風が自分達にとって脅威になるってわかるのに時間はかからなかった。…高校生にもなれば世間に名前が出てもおかしくないくらいの頭脳を持ち合わせた彼を貴方達は雷も一緒に殺した。…ここまでで間違っていることはある?」
母「お見事ね」
父「でも、まさか君を始末し忘れたことによって、今回の事件が大事になるなんて思ってもみなかったよ。」
「でしょうね。…でも残念ね、私を殺せば組織は黙っていない。…私は頼りにならない警察もFBIもどうでもいい。ただ自分の守りたいものが守れるなら組織に手を染めてもかまわないのよ。…だから、組織は私を使ってくれる。No.2にまで上り詰めた私を必要としてるの。」
母「ふふっ。」
父「全く…。賢いガキは苦手だ。」
「そう。…私も馬鹿な大人達は嫌い。」
母「ピスコを利用して貴方を殺そうと思ったのに、その薬がまだ開発途上だったというのを知らなくてね。」
父「命拾いしたみたいだが、その副作用は、極度のストレスやトラウマに弱い。」
「だから?」
母「貴方に真相を教えようと思ってね?」
「真相…?」
父「君の考えはあっていたよ。…だが、一つだけ間違っている。…私たちは、風も雷も息子と思っちゃいない。…ただ邪魔なガキだ。君にFBIを目指すように仕向けて2人から離れさせ、私たちの顔を知っていて嗅ぎ回っている2人を殺し、君に大きなショックを与えるのが目的だったんだ。」
「何のために…?!」
母「そう、あなたを再起不能なくらいズタズタにして楽しむためよ。…ずっと仲の良かった私たち夫婦とあなたの両親は同僚だった。…なのにあなたの両親は私たちを置いて出世したにもかかわらず、組織を抜けろと言い出したのよ。…ひどい話じゃない?」
「そんな…!!」
父「俺たちの薬の研究が恐ろしくなったんだろう。完成すれば自分達の薬よりも優秀な薬…組織が望む薬をつくってしまうからな!!」
「事件の話をするだけなのに随分と大そうな。ここで結構です。私1人で残りますから。…今日帰るときは蘭と園子は真澄を連れて帰ってもらえるかな??」
真澄「えー!僕も話聞きたいなぁ!」
園子「だめよ!2人っきりにするんだから!」
蘭「安室さんとゆりって仲良いのか悪いのかわからないね…^^;」
「良くも悪くもないよ^^」
蘭「あ、そろそろお父さんのご飯作らなきゃ」
園子「あら、もうそんな時間?…じゃあ帰りましょうか!…世良ちゃん、かえるよ!」
真澄「えー!」
蘭「さ、行こっ!」
「誘ってくれてありがと^^…またね!」
3人「バイバーイ」
「で、話って何ですか。」
安室「まぁまぁ、そんな顔しないで下さいよ、ホテルのディナーを予約しているのは本当ですから^^…さ、行きましょう。」
「結構です。…ちょっと失礼します。」
pipipi…
「もしもし?ベルモット?今忙しい?…大丈夫?ありがとう。…あのね、バーボンが貴女とお食事に行きたいから今夜ホテルディナーをよやくしたみたいなんだけどね…迎えに行かせるから行ってあげてくれないっ??」
ベルモット「あなたがそれを伝えるって…;あなたが振ったのね?それより元気?」
「元気!ベルモットも元気そうね^^…………彼はそういうのじゃないの。…だって、そういう所は…私が、慣れないから…」
ベルモット「そうだったわね…。彼にもちゃんと彼女を誘うべき所を教えておかないとね。…わかったわ。9時以降なら空いてるから迎えに来てと伝えて?」
「うん。ありがと!じゃあまたねっ」
…pi…
「ってことなので、手短に^^」
安室「勝手なことを…;」
「せっかくのディナーですからそういう場に向いた華やかな女性とがいいかと思いまして^^」
安室「…はぁ…;」『自分のルックスがベルモットに負けないくらい華やかだとわかっていないのか…;』
「で?どうしましたか?」
pipipi…
安室「ちょっと失礼」
ベルモット「もしもし?どうやら振られちゃったみたいね…クスッ…ディナーならキャンセルしておいたわ。…ただ、あの子に今回の仕事を回すなんて…」
安室「ありがとうございます。…彼女だからですよ。直接手を掛けてもらって、彼女の腕を見たいですからね。」
ベルモット「彼女が傷つくようなことがあれば、許さないわよ。」
安室「さぁ、それはどうでしょう…」
…pi…
「おおよそはわかりました。」
安室「話が早い。…では早速行きましょう…車に乗ってください。」
「…」
安室「ここですよ。…行ってきてください。」
「随分人任せですね。…はぁ。」
「いるんでしょ、風と雷のお母様とお父様?」
母「あら、もうばれたの?」
父「さすがやね」
「風と雷のうち、あとから私たちのところにつれてこられた風が才能を見込んで貴方達両親が育て上げようとしてずっと一緒に暮らしてたんでしょ。だから彼だけ大阪の味を好んでいた。…そのことを思い出して、調べ上げたのよ。…でも、風を育てていくうちに風が自分達にとって脅威になるってわかるのに時間はかからなかった。…高校生にもなれば世間に名前が出てもおかしくないくらいの頭脳を持ち合わせた彼を貴方達は雷も一緒に殺した。…ここまでで間違っていることはある?」
母「お見事ね」
父「でも、まさか君を始末し忘れたことによって、今回の事件が大事になるなんて思ってもみなかったよ。」
「でしょうね。…でも残念ね、私を殺せば組織は黙っていない。…私は頼りにならない警察もFBIもどうでもいい。ただ自分の守りたいものが守れるなら組織に手を染めてもかまわないのよ。…だから、組織は私を使ってくれる。No.2にまで上り詰めた私を必要としてるの。」
母「ふふっ。」
父「全く…。賢いガキは苦手だ。」
「そう。…私も馬鹿な大人達は嫌い。」
母「ピスコを利用して貴方を殺そうと思ったのに、その薬がまだ開発途上だったというのを知らなくてね。」
父「命拾いしたみたいだが、その副作用は、極度のストレスやトラウマに弱い。」
「だから?」
母「貴方に真相を教えようと思ってね?」
「真相…?」
父「君の考えはあっていたよ。…だが、一つだけ間違っている。…私たちは、風も雷も息子と思っちゃいない。…ただ邪魔なガキだ。君にFBIを目指すように仕向けて2人から離れさせ、私たちの顔を知っていて嗅ぎ回っている2人を殺し、君に大きなショックを与えるのが目的だったんだ。」
「何のために…?!」
母「そう、あなたを再起不能なくらいズタズタにして楽しむためよ。…ずっと仲の良かった私たち夫婦とあなたの両親は同僚だった。…なのにあなたの両親は私たちを置いて出世したにもかかわらず、組織を抜けろと言い出したのよ。…ひどい話じゃない?」
「そんな…!!」
父「俺たちの薬の研究が恐ろしくなったんだろう。完成すれば自分達の薬よりも優秀な薬…組織が望む薬をつくってしまうからな!!」
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