第10話「トオル・2」
トオルもハルカと同じように災厄地震の時に家族を失い、施設に引き取られた。
ハルカが引き取られた施設と同じように、そこもろくでもない場所であった。
だからトオルは施設を出て、年端もいかない少女が1人でも生きている場所である【忘れられた街】に来たのであった。
ワンピース姿でステージで踊っているトオルは、
「トオル」
とウェイターに声をかけられた。
「指名だよ」
「はーい」
トオルはステージから降り、ウェイターが指差したテーブルに向かった。
そのテーブルにいるのは、丸い顔のビジネスパーソン風の男だ。おそらく【復興された街】の人間であろう。
だがトオルにとっては、男が【忘れられた街】の人間でも【復興された街】の人間でも、どちらでもよかった。
客であることにかわりはない。
トオルは笑顔で男の前に立つ。
「ご指名、ありがとうございます。トオルです」
「年齢は?」
聞かれて、トオルは「11歳です」と答えた。
それから今度はトオルが客である男に聞く。
「さっそく部屋に行きますか?」
丸い顔の男はグラスに残っている酒を飲み干すと、
「そうしよう」
と立ち上がった。
そしてトオルの腰を抱き、店の奥にあるエレベーターに向かった。
男と一緒に部屋に入ったトオルは「どうします?」と聞いた。
「服、ボクが自分で脱ぎましょうか? それともお客様が脱がします?」
「俺が脱がす」
そう答え、男はトオルに万歳のポーズをとらせた。
「脱がすのが好きなんだ」
そしてワンピースの裾を掴み、脱がす。
トオルはハーフトップタイプのジュニアブラとパンティという、下着姿になる。
ハーフトップとパンティの色は、ともに淡いピンク色であった。
男の手は、続けてハーフトップも脱がした。乳首がツンッと目立っているだけで、まだ膨らみのない胸が露わになる。
脱がしたハーフトップを放り投げ、男はトオルを抱いてベッドに飛び込んだ。
男の手のひらが、膨らみのない胸を撫で回す。
「あん……」
トオルは甘い声を漏らし、くすぐったそうに上半身をくねらせる。
男はトオルの右胸を手のひらで撫で回し続けながら、左胸に顔を寄せていく。
ピンク色の愛らしい乳首に、チュッと音を立ててキスをする。
「んっ……」
キスされた乳首から、くすぐったいような、気持ちいいような、複雑な感覚が走ってきてトオルは声とともに肩を小さく跳ねさせた。
彼女のそんな反応を楽しむように、男は何度も乳首にキスをする。
乳首にキスされるたびに、トオルは肩を跳ねさせながら「んっ……あっ……」と甘さが感じられる声を男に聞かせた。
男は舌を伸ばし、トオルの肌に這わせながら顔を下げていく。視界に淡いピンク色のパンティが入ってくると、それを掴み、脱がした。
放り投げられるパンティ。天井近くまで舞い上がり、床に落ちる頃には、トオルは男に足首を掴まれて両脚を大きく広げさせられていた。トオルは男にされるがままだ。
彼女を全裸にさせた男は、無毛の股間に顔をうずめる。少女の証しであるスリットに沿って、男の舌が音を立てて這う。
「ああ……あっ」
股間から快感が広がってきて、トオルは潤っている声を漏らす。
ペチャペチャ、ピチャピチャと音を立てて男の舌がスリットに沿って這うたびに快感が走り、トオルの全身の肌はほんのりと赤く染まっていく。
無毛の股間は男の唾液で濡れていった。
男は少女の証しであるスリットに舌を這わせながら、片方の手を膨らみのない胸へと伸ばしていく。
乳首がツンッと目立っているだけの胸が、男の手のひらで撫で回される。
「んっ、あっ……ああ……」
股間だけではなく、胸からも快感が広がってきて、トオルは声の中の潤いを濃くさせていった。
舌で股間を愛撫され、手のひらで胸を愛撫されているうちに、トオルの股間は男の唾液以外のものでも濡れるようになっていく。
快感によってスリットから溢れるようになった少女の蜜……それが男の唾液と一緒になってトオルの股間を濡らすようになっていった。
男は舌の動きを激しくさせ、スリットから溢れる少女の蜜をすくい取るようにする。
「あっ、あっ……んっ……あんっ」
男が舌の動きを激しくさせたことで、トオルが抱く快感が強くなる。スリットから溢れる蜜の量が増えていく。
男にはトオルの蜜が、甘い味に感じられた。
もっとトオルの蜜を味わうために、男は舌の動きをさらに激しくさせる。
「ああっ! あふぅっ!」
快感の色で染まっているトオルの声。
そんな声を聞いていると、男はもっと大きな快感をトオルに与えたくなる。
彼女の股間に顔をうずめてスリットに舌を這わせながら、男は服と下着を脱いで裸になった。
男の股間では、肉棒がそそり立っている。
無毛の股間から顔を離した男は、トオルの脚を脇に抱える。そそり立つ肉棒の先端が、唾液と蜜で濡れるスリットに触れた。
そのまま男は腰を突き出す。怒張しているモノがスリットを左右に割り広げ、綺麗なピンク色の秘洞へと埋没する。
「あふぅっ!」
快感が混ざった衝撃が股間から走ってきて、トオルは甘い声を響かせながら首を反らす。
ギチギチときつく締めつけてくるトオルの秘洞。
その締めつけは、客である男に悦(よろこ)びを与える。
男は腰を動かし、怒張しているモノでトオルの秘洞をえぐった。
「ああっ! あっ、あぁっ!」
肉棒が秘洞を突くたびに、トオルの内側を快感が疾走していく。
疾走する快感で、赤く染まっているトオルの肌は、さらに赤くなっていった。
そして、しっとりと汗で覆われていく。
甘い声を響かせ、赤く染めた肌を汗で濡らすトオルからは、なんとも言えない色気が漂う。
秘洞の締めつけとトオルの姿が、男を興奮させる。
男の腰の動きが激しくなった。
「あふぅっ! ああっ!」
ガンガン、ガンガンと秘洞を突かれ、トオルの内側を疾走する快感が強まっていく。
肉棒が出入りを繰り返すたびに、秘洞を濡らす淫蜜が滴となって飛び散り、ベッドのシーツに点々としたシミを作っていった。
男は体勢を変える。
あぐらをかくような姿勢をとり、トオルを股間の上に乗せるようにした。
「んくうぅっ!」
トオルは自分の体重で体が沈み、男との結合が深まった。
強い快感が疾走し、トオルの裸身を震わせる。
男は、ようやくくびれ始めた感じの腰を抱いて、トオルを上下に揺さぶった。
「ああっ! あっ、あふぅっ! ああっ!」
甘く潤っている声を響かせるトオルの唇を、男の唇がふさぐ。
すると、トオルの方からグイグイと唇を押し付けてきた。
重なり合った唇の間で、男とトオルの舌が絡み合い、しごき合う。
肉棒が秘洞をえぐる音とともに、舌と舌がしごき合う音が混ざって響く。
男はトオルを揺さぶる動きを速くさせる。
「んふううっ! ふうっ! んふぅっ!」
重なり合った唇のかすかな隙間から、トオルの甘く潤っている声がくぐもって漏れ響く。
彼女の顔には、快感で酔ったような表情が浮かんでいた。
何度も何度もトオルの秘洞をえぐっているうちに、男の肉棒はいつしか脈動を開始していた。
トオルを上下に揺さぶるたびに、肉棒の脈動は大きくなっていく。
男は彼女を揺さぶる動きをさらに速める。肉棒の脈動は、それに合わせるように大きさを増していった。
「ううふぅっ! うふうっ! ふううっ!」
男と唇を重ねたまま喘ぐトオル。
揺さぶられる彼女の裸身が、快感で震える。
トオルを震わせる快感は、今にも破裂を起こしそうであった。
男は肉棒が抜けるギリギリまでトオルを持ち上げたかと思うと、勢いを乗せて一気に落とした。
肉棒が強い勢いで根元まで秘洞に埋まる。
「んくうううっ!」
トオルは男の股間の上で背中を反らし、汗で濡れる裸身をビクビクと震わせた。
快感の爆発……肉棒が埋まる秘洞から大量の淫蜜が噴き出し、男の股間をベトベトに濡らす。
彼女が絶頂したのと同時に、男の肉棒も弾けていた。
弾けて、トオルの秘洞に白濁した体液を放つ肉棒。
秘洞をかき回す男の白濁液を、トオルは熱く感じた。
肉棒が抜かれ、腰から男の手が離れるとトオルは、
「ああ……」
と余韻の吐息をこぼしながらベッドの上に崩れ落ちた。
男の股間では、まだ物足りないと言いたげに肉棒はそそり立ったままである。
男はトオルをうつ伏せにさせて腰を抱えると、どこか少年的な形のお尻を高く上げさせた。
そして後ろから、怒張でトオルを貫く。
「ああっ!」
絶頂して敏感になっているトオル。ただ肉棒を押し込まれただけで、軽く達してしまう。
再び埋没してきた男の肉棒を、トオルの秘洞はきつく締めつけた。
男が腰を動かして怒張しているモノでトオルをえぐると、
「ああうっ! ふぅああっ! ああふぅっ!」
という甘い声が大きく部屋の中に響いた……。
◇◇◇
昼の【妖精のいる場所】。客の数は、それなりにいる。
アップテンポの音楽に合わせてステージで踊っているのは、金髪の少女シンディだ。
シンディは下着姿……淡いピンク色のカップ付きジュニアブラとパンティという姿であった。
ジュニアブラはカップとカップの間を、パンティはフロントと両サイドを赤いリボンが飾っている。
顔に笑みを浮かべ、下着だけという格好で踊るシンディ。
しばらくして彼女は、背中に手を回した。
ジュニアブラのホックを外し、胸から離す。まだ小さいが、それでももう成人型になっている乳房が露わになる。
ステージの端にジュニアブラを放り投げ、シンディは踊りを続けた。
腕を振り、ステップを踏むたびに、それに合わせるように小さな乳房がフルフルと愛らしく弾んだ。
それからシンディは、パンティに手を伸ばす。パンティの両端に指を引っかけたかと思うと、少しのためらいも見せずに、スルリと脱いだ。
無毛の股間とプリンッとした可愛らしい形のお尻が露わになる。
全裸になったシンディは脱いだパンティを放り投げ、客席に向かって無毛の股間を突き出す。
股間を突き出して強調したシンディは、音楽に合わせて腰を左右に振る。
客席の男たちの目は、右に左に振られるシンディの股間を追った。
裸を晒すシンディの顔に浮かぶ笑みが、楽しそうなものになる。
男たちの注目を浴びるのが楽しい……そんな笑みであった。
【妖精のいる場所】での仕事を終えたシンディのスマートフォンが、着信音を鳴らした。
液晶画面を見ると、知り合いからであった。
『シンディ、出演を依頼したい』
スマートフォンから聞こえるのは、男の声。
シンディは男の言葉に、
「いいわよ」
と答えた。
ハルカが引き取られた施設と同じように、そこもろくでもない場所であった。
だからトオルは施設を出て、年端もいかない少女が1人でも生きている場所である【忘れられた街】に来たのであった。
ワンピース姿でステージで踊っているトオルは、
「トオル」
とウェイターに声をかけられた。
「指名だよ」
「はーい」
トオルはステージから降り、ウェイターが指差したテーブルに向かった。
そのテーブルにいるのは、丸い顔のビジネスパーソン風の男だ。おそらく【復興された街】の人間であろう。
だがトオルにとっては、男が【忘れられた街】の人間でも【復興された街】の人間でも、どちらでもよかった。
客であることにかわりはない。
トオルは笑顔で男の前に立つ。
「ご指名、ありがとうございます。トオルです」
「年齢は?」
聞かれて、トオルは「11歳です」と答えた。
それから今度はトオルが客である男に聞く。
「さっそく部屋に行きますか?」
丸い顔の男はグラスに残っている酒を飲み干すと、
「そうしよう」
と立ち上がった。
そしてトオルの腰を抱き、店の奥にあるエレベーターに向かった。
男と一緒に部屋に入ったトオルは「どうします?」と聞いた。
「服、ボクが自分で脱ぎましょうか? それともお客様が脱がします?」
「俺が脱がす」
そう答え、男はトオルに万歳のポーズをとらせた。
「脱がすのが好きなんだ」
そしてワンピースの裾を掴み、脱がす。
トオルはハーフトップタイプのジュニアブラとパンティという、下着姿になる。
ハーフトップとパンティの色は、ともに淡いピンク色であった。
男の手は、続けてハーフトップも脱がした。乳首がツンッと目立っているだけで、まだ膨らみのない胸が露わになる。
脱がしたハーフトップを放り投げ、男はトオルを抱いてベッドに飛び込んだ。
男の手のひらが、膨らみのない胸を撫で回す。
「あん……」
トオルは甘い声を漏らし、くすぐったそうに上半身をくねらせる。
男はトオルの右胸を手のひらで撫で回し続けながら、左胸に顔を寄せていく。
ピンク色の愛らしい乳首に、チュッと音を立ててキスをする。
「んっ……」
キスされた乳首から、くすぐったいような、気持ちいいような、複雑な感覚が走ってきてトオルは声とともに肩を小さく跳ねさせた。
彼女のそんな反応を楽しむように、男は何度も乳首にキスをする。
乳首にキスされるたびに、トオルは肩を跳ねさせながら「んっ……あっ……」と甘さが感じられる声を男に聞かせた。
男は舌を伸ばし、トオルの肌に這わせながら顔を下げていく。視界に淡いピンク色のパンティが入ってくると、それを掴み、脱がした。
放り投げられるパンティ。天井近くまで舞い上がり、床に落ちる頃には、トオルは男に足首を掴まれて両脚を大きく広げさせられていた。トオルは男にされるがままだ。
彼女を全裸にさせた男は、無毛の股間に顔をうずめる。少女の証しであるスリットに沿って、男の舌が音を立てて這う。
「ああ……あっ」
股間から快感が広がってきて、トオルは潤っている声を漏らす。
ペチャペチャ、ピチャピチャと音を立てて男の舌がスリットに沿って這うたびに快感が走り、トオルの全身の肌はほんのりと赤く染まっていく。
無毛の股間は男の唾液で濡れていった。
男は少女の証しであるスリットに舌を這わせながら、片方の手を膨らみのない胸へと伸ばしていく。
乳首がツンッと目立っているだけの胸が、男の手のひらで撫で回される。
「んっ、あっ……ああ……」
股間だけではなく、胸からも快感が広がってきて、トオルは声の中の潤いを濃くさせていった。
舌で股間を愛撫され、手のひらで胸を愛撫されているうちに、トオルの股間は男の唾液以外のものでも濡れるようになっていく。
快感によってスリットから溢れるようになった少女の蜜……それが男の唾液と一緒になってトオルの股間を濡らすようになっていった。
男は舌の動きを激しくさせ、スリットから溢れる少女の蜜をすくい取るようにする。
「あっ、あっ……んっ……あんっ」
男が舌の動きを激しくさせたことで、トオルが抱く快感が強くなる。スリットから溢れる蜜の量が増えていく。
男にはトオルの蜜が、甘い味に感じられた。
もっとトオルの蜜を味わうために、男は舌の動きをさらに激しくさせる。
「ああっ! あふぅっ!」
快感の色で染まっているトオルの声。
そんな声を聞いていると、男はもっと大きな快感をトオルに与えたくなる。
彼女の股間に顔をうずめてスリットに舌を這わせながら、男は服と下着を脱いで裸になった。
男の股間では、肉棒がそそり立っている。
無毛の股間から顔を離した男は、トオルの脚を脇に抱える。そそり立つ肉棒の先端が、唾液と蜜で濡れるスリットに触れた。
そのまま男は腰を突き出す。怒張しているモノがスリットを左右に割り広げ、綺麗なピンク色の秘洞へと埋没する。
「あふぅっ!」
快感が混ざった衝撃が股間から走ってきて、トオルは甘い声を響かせながら首を反らす。
ギチギチときつく締めつけてくるトオルの秘洞。
その締めつけは、客である男に悦(よろこ)びを与える。
男は腰を動かし、怒張しているモノでトオルの秘洞をえぐった。
「ああっ! あっ、あぁっ!」
肉棒が秘洞を突くたびに、トオルの内側を快感が疾走していく。
疾走する快感で、赤く染まっているトオルの肌は、さらに赤くなっていった。
そして、しっとりと汗で覆われていく。
甘い声を響かせ、赤く染めた肌を汗で濡らすトオルからは、なんとも言えない色気が漂う。
秘洞の締めつけとトオルの姿が、男を興奮させる。
男の腰の動きが激しくなった。
「あふぅっ! ああっ!」
ガンガン、ガンガンと秘洞を突かれ、トオルの内側を疾走する快感が強まっていく。
肉棒が出入りを繰り返すたびに、秘洞を濡らす淫蜜が滴となって飛び散り、ベッドのシーツに点々としたシミを作っていった。
男は体勢を変える。
あぐらをかくような姿勢をとり、トオルを股間の上に乗せるようにした。
「んくうぅっ!」
トオルは自分の体重で体が沈み、男との結合が深まった。
強い快感が疾走し、トオルの裸身を震わせる。
男は、ようやくくびれ始めた感じの腰を抱いて、トオルを上下に揺さぶった。
「ああっ! あっ、あふぅっ! ああっ!」
甘く潤っている声を響かせるトオルの唇を、男の唇がふさぐ。
すると、トオルの方からグイグイと唇を押し付けてきた。
重なり合った唇の間で、男とトオルの舌が絡み合い、しごき合う。
肉棒が秘洞をえぐる音とともに、舌と舌がしごき合う音が混ざって響く。
男はトオルを揺さぶる動きを速くさせる。
「んふううっ! ふうっ! んふぅっ!」
重なり合った唇のかすかな隙間から、トオルの甘く潤っている声がくぐもって漏れ響く。
彼女の顔には、快感で酔ったような表情が浮かんでいた。
何度も何度もトオルの秘洞をえぐっているうちに、男の肉棒はいつしか脈動を開始していた。
トオルを上下に揺さぶるたびに、肉棒の脈動は大きくなっていく。
男は彼女を揺さぶる動きをさらに速める。肉棒の脈動は、それに合わせるように大きさを増していった。
「ううふぅっ! うふうっ! ふううっ!」
男と唇を重ねたまま喘ぐトオル。
揺さぶられる彼女の裸身が、快感で震える。
トオルを震わせる快感は、今にも破裂を起こしそうであった。
男は肉棒が抜けるギリギリまでトオルを持ち上げたかと思うと、勢いを乗せて一気に落とした。
肉棒が強い勢いで根元まで秘洞に埋まる。
「んくうううっ!」
トオルは男の股間の上で背中を反らし、汗で濡れる裸身をビクビクと震わせた。
快感の爆発……肉棒が埋まる秘洞から大量の淫蜜が噴き出し、男の股間をベトベトに濡らす。
彼女が絶頂したのと同時に、男の肉棒も弾けていた。
弾けて、トオルの秘洞に白濁した体液を放つ肉棒。
秘洞をかき回す男の白濁液を、トオルは熱く感じた。
肉棒が抜かれ、腰から男の手が離れるとトオルは、
「ああ……」
と余韻の吐息をこぼしながらベッドの上に崩れ落ちた。
男の股間では、まだ物足りないと言いたげに肉棒はそそり立ったままである。
男はトオルをうつ伏せにさせて腰を抱えると、どこか少年的な形のお尻を高く上げさせた。
そして後ろから、怒張でトオルを貫く。
「ああっ!」
絶頂して敏感になっているトオル。ただ肉棒を押し込まれただけで、軽く達してしまう。
再び埋没してきた男の肉棒を、トオルの秘洞はきつく締めつけた。
男が腰を動かして怒張しているモノでトオルをえぐると、
「ああうっ! ふぅああっ! ああふぅっ!」
という甘い声が大きく部屋の中に響いた……。
◇◇◇
昼の【妖精のいる場所】。客の数は、それなりにいる。
アップテンポの音楽に合わせてステージで踊っているのは、金髪の少女シンディだ。
シンディは下着姿……淡いピンク色のカップ付きジュニアブラとパンティという姿であった。
ジュニアブラはカップとカップの間を、パンティはフロントと両サイドを赤いリボンが飾っている。
顔に笑みを浮かべ、下着だけという格好で踊るシンディ。
しばらくして彼女は、背中に手を回した。
ジュニアブラのホックを外し、胸から離す。まだ小さいが、それでももう成人型になっている乳房が露わになる。
ステージの端にジュニアブラを放り投げ、シンディは踊りを続けた。
腕を振り、ステップを踏むたびに、それに合わせるように小さな乳房がフルフルと愛らしく弾んだ。
それからシンディは、パンティに手を伸ばす。パンティの両端に指を引っかけたかと思うと、少しのためらいも見せずに、スルリと脱いだ。
無毛の股間とプリンッとした可愛らしい形のお尻が露わになる。
全裸になったシンディは脱いだパンティを放り投げ、客席に向かって無毛の股間を突き出す。
股間を突き出して強調したシンディは、音楽に合わせて腰を左右に振る。
客席の男たちの目は、右に左に振られるシンディの股間を追った。
裸を晒すシンディの顔に浮かぶ笑みが、楽しそうなものになる。
男たちの注目を浴びるのが楽しい……そんな笑みであった。
【妖精のいる場所】での仕事を終えたシンディのスマートフォンが、着信音を鳴らした。
液晶画面を見ると、知り合いからであった。
『シンディ、出演を依頼したい』
スマートフォンから聞こえるのは、男の声。
シンディは男の言葉に、
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