零と秀11
(これは名探偵コナンに出てくる公安降谷零とFBI赤井秀一のラブストーリーです。男の子同士の話が苦手な方はごめんなさい。)
車の中
灰原「あの二人大丈夫かしら?」
コナン「あの二人だから大丈夫なんだよ。それより、お兄ちゃんね、おめーもなかなかうまいなぁ」
灰原「長男の懐に入る最強ワードじゃないの」
毛利「オメーらは一人っ子じゃねーのか?」
灰原「私には姉さんがいるし、最強の従兄弟もいるわよ」
毛利「そうなのか。安室君はどうだ?回復してるのか?」
コナン「うん。差し入れの飲み物とか、食べ物口にしてたよ。」
毛利「そっか。またポアロのモーニングくいてーな」
灰原「真下がポアロっていいわね。」
毛利「赤井君と博士つれて来い。」
コナン「ミートボールのミルクトマト煮美味しいよね」
毛利「トーストもな」
灰原「じゃー透さんが完全復帰したら行くわ」
と色々報告したり、次の約束をして帰宅した。
世良公平の病室
降谷「赤井さん・・本当にごめんなさい。僕ちゃんと・・はなっゲホッ話すから。」
泣きながら降谷が訴えた。
降谷「だから・・ンクッ・・きちんと叱って下さい。赤井さんの話し・・全部きくから」
言葉にもまともにならない位泣いている。
赤井「分かった。ゆっくりでいい。だがまだその謝罪は受け入れる事は出来ない。いいね?」
と背中をさすって落ち着かせた。
降谷「本当は、これ位ならいけると思ってしまったんです。」
赤井「爆発が重ならなかったらと言う事か?」
降谷「人を殺す訳じゃない、情報を盗んで操作するだけだからって過信していました。」
降谷「それにジンの命令ではなく、RAMの命令だったので、慎重に裏切らない様に動かないとnoc(←組織の敵)だと思われかねません。」
赤井「やり方はあっただろう?他にも」
降谷「巻き込みたくなかったんです」
赤井「俺はそんなに頼りないか?」
降谷「そんな事ありません。それにあの日、あなた何かを嗅ぎとったように僕に牽制しようとしたから。」
赤井「心配だからに決まっているだろう?」
降谷「僕は・・愛するのも下手です。愛されるのは不安にあります。でもあなたは海より深い愛があって、こんな僕に・・」
赤井「一度愛したら例えどんな事をされても信じるものだよ。だからこそ君が一人で行動に出た事が許せない。」
降谷「何も言う事は出来ません。自分から背いてしまったのと一緒です。」
赤井「さっき俺はまだ君の謝罪は受け入れられないと言ったよな?どうしてか分かるか?」
降谷「どうして?わかりません。」
赤井「謝罪に対しては許しと言うものが必要になる。」
降谷「許して貰えるとは思っていません。組織で動いている内はあなたを裏切ってしまってるのと同じです。」
赤井「組織はどうだろうと構わない。そんな物、俺の事だって巻き込んでくれていい。俺が許せないのは、君が無茶をした挙げ句に大ケガした事だ。」
降谷「ケガなら公安の仕事でもあります」
赤井「違う。もしあの時ベルモットが助け出せなかったら?一人だったら?君はここにいたのか?」
降谷「いな・・いです。」
赤井「俺は棺桶に入った君と対面するつもりはしばらくない。」
降谷「はい。自分の力を見誤っていました。」
赤井「キールからメールを貰って君の顔を見るまで生きた心地がしなかった。意識がないままの君が戻って来なかったらと不安にすらなったよ」
降谷「はい・・でもその時は僕何か忘れて・・」
バシッ
赤井が降谷の頬を平手打ちした。
降谷が頬をおさえている。
赤井「君は自分から俺の中に入ってきてしっかり愛の形も残さないまま消えるのか?」
降谷「い・・いやだ。」
また泣き出してしまった。
降谷「赤井さんと・・ちゃんと向き合いたい。不安にさせてごめんなさい。勝手な事ばかりして、ケガまでして本当にごめんなさい。それから愛がわからなくてごめんなさい」
と一頻り泣きながら沢山謝った。赤井はそれを抱き締めながらしっかり聞いた。
赤井「分かった。いい子だ零」
とキスをした。
降谷「ゲホッ・・赤・・秀一さん。秀一さん。ごめんなさい」
赤井「もう泣くな。キスが涙の味になってしまう。さっきは痛かったな。」
と降谷の頬をさすった。
降谷「痛くない・・心の方が痛いです。」
赤井「そう思って貰えたなら叱ってよかったよ。」
降谷「僕も。あのまま素っ気なくされたら不安になる所でした。」
赤井「元気になったらとは思ったが、やはりただ待たずに、こんな時だからこそ君を泣かせてやらないとと思ってな。」
降谷「小さなバディなかなかやりますね」
赤井「そうだな。いつも一本取られてばかりだ」
降谷「心配してくれてありがとうございます。それから名前・・」
赤井「君の可愛らしい顔には似合わない名前になってしまったな」
降谷「いえ。コナン君から意味を聞きました。いい名前つけてくれてありがとうございます。」
赤井「名字は母の旧姓だから若干お嫁に来て貰った様だな」
降谷「僕がお嫁さんですか?あっそういえば・・」
降谷にはここ数日の疑問があった。
車の中
灰原「あの二人大丈夫かしら?」
コナン「あの二人だから大丈夫なんだよ。それより、お兄ちゃんね、おめーもなかなかうまいなぁ」
灰原「長男の懐に入る最強ワードじゃないの」
毛利「オメーらは一人っ子じゃねーのか?」
灰原「私には姉さんがいるし、最強の従兄弟もいるわよ」
毛利「そうなのか。安室君はどうだ?回復してるのか?」
コナン「うん。差し入れの飲み物とか、食べ物口にしてたよ。」
毛利「そっか。またポアロのモーニングくいてーな」
灰原「真下がポアロっていいわね。」
毛利「赤井君と博士つれて来い。」
コナン「ミートボールのミルクトマト煮美味しいよね」
毛利「トーストもな」
灰原「じゃー透さんが完全復帰したら行くわ」
と色々報告したり、次の約束をして帰宅した。
世良公平の病室
降谷「赤井さん・・本当にごめんなさい。僕ちゃんと・・はなっゲホッ話すから。」
泣きながら降谷が訴えた。
降谷「だから・・ンクッ・・きちんと叱って下さい。赤井さんの話し・・全部きくから」
言葉にもまともにならない位泣いている。
赤井「分かった。ゆっくりでいい。だがまだその謝罪は受け入れる事は出来ない。いいね?」
と背中をさすって落ち着かせた。
降谷「本当は、これ位ならいけると思ってしまったんです。」
赤井「爆発が重ならなかったらと言う事か?」
降谷「人を殺す訳じゃない、情報を盗んで操作するだけだからって過信していました。」
降谷「それにジンの命令ではなく、RAMの命令だったので、慎重に裏切らない様に動かないとnoc(←組織の敵)だと思われかねません。」
赤井「やり方はあっただろう?他にも」
降谷「巻き込みたくなかったんです」
赤井「俺はそんなに頼りないか?」
降谷「そんな事ありません。それにあの日、あなた何かを嗅ぎとったように僕に牽制しようとしたから。」
赤井「心配だからに決まっているだろう?」
降谷「僕は・・愛するのも下手です。愛されるのは不安にあります。でもあなたは海より深い愛があって、こんな僕に・・」
赤井「一度愛したら例えどんな事をされても信じるものだよ。だからこそ君が一人で行動に出た事が許せない。」
降谷「何も言う事は出来ません。自分から背いてしまったのと一緒です。」
赤井「さっき俺はまだ君の謝罪は受け入れられないと言ったよな?どうしてか分かるか?」
降谷「どうして?わかりません。」
赤井「謝罪に対しては許しと言うものが必要になる。」
降谷「許して貰えるとは思っていません。組織で動いている内はあなたを裏切ってしまってるのと同じです。」
赤井「組織はどうだろうと構わない。そんな物、俺の事だって巻き込んでくれていい。俺が許せないのは、君が無茶をした挙げ句に大ケガした事だ。」
降谷「ケガなら公安の仕事でもあります」
赤井「違う。もしあの時ベルモットが助け出せなかったら?一人だったら?君はここにいたのか?」
降谷「いな・・いです。」
赤井「俺は棺桶に入った君と対面するつもりはしばらくない。」
降谷「はい。自分の力を見誤っていました。」
赤井「キールからメールを貰って君の顔を見るまで生きた心地がしなかった。意識がないままの君が戻って来なかったらと不安にすらなったよ」
降谷「はい・・でもその時は僕何か忘れて・・」
バシッ
赤井が降谷の頬を平手打ちした。
降谷が頬をおさえている。
赤井「君は自分から俺の中に入ってきてしっかり愛の形も残さないまま消えるのか?」
降谷「い・・いやだ。」
また泣き出してしまった。
降谷「赤井さんと・・ちゃんと向き合いたい。不安にさせてごめんなさい。勝手な事ばかりして、ケガまでして本当にごめんなさい。それから愛がわからなくてごめんなさい」
と一頻り泣きながら沢山謝った。赤井はそれを抱き締めながらしっかり聞いた。
赤井「分かった。いい子だ零」
とキスをした。
降谷「ゲホッ・・赤・・秀一さん。秀一さん。ごめんなさい」
赤井「もう泣くな。キスが涙の味になってしまう。さっきは痛かったな。」
と降谷の頬をさすった。
降谷「痛くない・・心の方が痛いです。」
赤井「そう思って貰えたなら叱ってよかったよ。」
降谷「僕も。あのまま素っ気なくされたら不安になる所でした。」
赤井「元気になったらとは思ったが、やはりただ待たずに、こんな時だからこそ君を泣かせてやらないとと思ってな。」
降谷「小さなバディなかなかやりますね」
赤井「そうだな。いつも一本取られてばかりだ」
降谷「心配してくれてありがとうございます。それから名前・・」
赤井「君の可愛らしい顔には似合わない名前になってしまったな」
降谷「いえ。コナン君から意味を聞きました。いい名前つけてくれてありがとうございます。」
赤井「名字は母の旧姓だから若干お嫁に来て貰った様だな」
降谷「僕がお嫁さんですか?あっそういえば・・」
降谷にはここ数日の疑問があった。
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