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「じゃ、何かあったら呼んで。リビングでテスト勉強させてもらうから。」
安室「ゴホッ、ありがとうございます。」
そう言うとゆりは安室のおでこにハンカチを置いてまた部屋を出た。
安室「っ///」
『ま、気を使って寝れないだろうからとりあえず今だけ出てやるか。』
…朝…
安室「しんどくない…って、えっ?!」
「…ん…あ、もう起きたの?具合はどう?」
安室「お陰様で…って、朝までずっとここに?!」
そう言いつつハンカチを触るとまだ冷たくて、夜な夜な冷やし直してくれたんだと思うと安室は申し訳ない気持ちになりつつ、嬉しくもあった。
「あぁ、昨日夜中に熱上がって苦しそうだったから。でもその様子じゃ治ったみたいでよかったわ。…ま、念のため今日1日大人しく寝てるのよ。…じゃ、私は学校あるから。」
そう言うとゆりはすっと立ち上がったが目眩がして壁に手をついた。
安室「ゆりさん?!…寝てないから…僕のせいで…」
「痺れた。」
安室「へ?」
「足、痺れた…」
ゆりは目眩がしたことがばれないようにそう言い、ゆっくり壁伝いにわざと足を庇うような歩き方をして寝室を出ようとした。
安室「あの…ありがとうございました」
「これで前にお世話になったのチャラにしてよね…じゃ、お大事に」
そう言ってゆりは家に帰って行った。
赤井「高校生が朝帰りとは感心しないな。」
「げっ。起きてたの?」
赤井「まあな。」
「ごめん、朝ごはんすぐ作る。」
赤井「いや、無理をするな、学校に遅れるだろう」
「私がそんなヘマするはずないでしょ。簡単なものだけどちゃんと居候としてのしごとくらいするわよ。」
赤井「ありがとう。」
「はいっ、できたっ。」
赤井「ありがとう。…ゆりは食べないのか?」
「ええ、まあね。」
ゆりはご飯を作り終えるとシャワーを浴び制服に着替え「行ってきます」と家を出た。
『あー、寝てないのは辛いなぁ。まぁテストだけだし早く終わるかっ』
そう思いゆりはさっさと教室に向かった。
園子「あー!もうまじやばい!」
蘭「難しかったねー、今回のテスト!」
世良「僕は手応えあったよ!ゆりは??」
「あ…!」
世良「どおしたの?」
「名前…名前忘れたかも…」
3人「えええええ?!」
「書いたかな…あんま覚えてないや」
園子「名前書いたか覚えてないって…;」
世良「でも珍しいね、ゆりらしくないミス…」
蘭「本当だね、勉強しすぎて疲れてたのかな?」
「あーまぁ…徹夜したから…」
世良「それも珍しいね!」
「そうなのかな…」
園子「あっそーだ!今日ポアロで勉強しない?この後!」
蘭「いいね^^お腹すいちゃったし」
世良「賛成!」
『寝たいところだけど…』「いいよ、行こう」
安室「いらっしゃいませ…っあ…」
「あれ、治ったの?ちゃんと寝てなきゃダメじゃない。…熱は…」
…コツ
「ないみたいね。…ならいいわ」
安室「っ///」
園子「あの子、無自覚に恥ずかしいことしてる?」
蘭「う、うんっ…///」
世良「あれ、ゆりにされたら誰でもドキドキするよね」
「ん?読んだ?」
3人「あ、うううん!!!さ、なにたべようかなぁぁぁあ?!」
安室「昨日はありがとうございました。」
「いえいえ。ま、ちゃんと帰ったら休んでよね。」
安室「はい…」『それよりゆりさん全然寝てないはずじゃ…。しんどくないのかな』
蘭「今日は、ナポリタンにしようかな^^」
園子「あ、私サンドウィッチ!」
世良「僕もナポリタンとサンドウィッチ!」
「アイスコーヒーで。」
園子「あんた空腹って言葉知ってる?」
「知ってるよ。」
蘭「いつもコーヒーで食事済ませて…;」
世良「痩せすぎもよくないぞ!」
「コーヒーが一番美味しいし」
3人「…;」
安室「お待たせしました^^」
園子「ゆり~ここなんだけどさぁ~…………ってゆり??」
…コクンッ…コクンッ…
蘭「あれ、寝てる…?」
世良「寝顔、かわいいね♪」
蘭・園子「///」『確かに…』
「…!!あ、ん?何?呼んだ?」
蘭「珍しいね、居眠りなんて^^」
「あ、えへへ…」
園子「ここ、わかる?」
「あ、それはこの定義を使って…」
世良「んー!つかれた!」
園子「あら、もうこんな時間!」
蘭「ほんとだ、そろそろ晩御飯作らないと!…ってゆりまた寝てる…?」
世良「今度はがっつり机に張り付いて寝てるよ」
園子「ゆり、帰るわよ、起きて」
安室「あ、待ってください、後少しでお店も閉めますし起こして家まで送り届けますから寝かせてあげましょう。」
蘭「でもそんなの悪…」
「んー。」
園子「あ!起きた!」
「…んー。ぅー。」
全員「///」
寝ぼけたゆりが可愛くて全員が不覚にも見とれてしまった。
蘭「す、すみません、ゆりをお願いします…;」
安室「あ、はい^^ではテスト頑張ってください^^」
安室は蘭達が出て行くのを見ると自分のジャケットを持ってきてゆりにかけた。
安室「ゆりさん、ゆりさん」
「…んー?」
安室「っ///」
「あれ、蘭ちゃん達がいない……………え!私寝ちゃってた?!」
安室「凄く疲れていたようでしたので起こさずに…」
安室「ゴホッ、ありがとうございます。」
そう言うとゆりは安室のおでこにハンカチを置いてまた部屋を出た。
安室「っ///」
『ま、気を使って寝れないだろうからとりあえず今だけ出てやるか。』
…朝…
安室「しんどくない…って、えっ?!」
「…ん…あ、もう起きたの?具合はどう?」
安室「お陰様で…って、朝までずっとここに?!」
そう言いつつハンカチを触るとまだ冷たくて、夜な夜な冷やし直してくれたんだと思うと安室は申し訳ない気持ちになりつつ、嬉しくもあった。
「あぁ、昨日夜中に熱上がって苦しそうだったから。でもその様子じゃ治ったみたいでよかったわ。…ま、念のため今日1日大人しく寝てるのよ。…じゃ、私は学校あるから。」
そう言うとゆりはすっと立ち上がったが目眩がして壁に手をついた。
安室「ゆりさん?!…寝てないから…僕のせいで…」
「痺れた。」
安室「へ?」
「足、痺れた…」
ゆりは目眩がしたことがばれないようにそう言い、ゆっくり壁伝いにわざと足を庇うような歩き方をして寝室を出ようとした。
安室「あの…ありがとうございました」
「これで前にお世話になったのチャラにしてよね…じゃ、お大事に」
そう言ってゆりは家に帰って行った。
赤井「高校生が朝帰りとは感心しないな。」
「げっ。起きてたの?」
赤井「まあな。」
「ごめん、朝ごはんすぐ作る。」
赤井「いや、無理をするな、学校に遅れるだろう」
「私がそんなヘマするはずないでしょ。簡単なものだけどちゃんと居候としてのしごとくらいするわよ。」
赤井「ありがとう。」
「はいっ、できたっ。」
赤井「ありがとう。…ゆりは食べないのか?」
「ええ、まあね。」
ゆりはご飯を作り終えるとシャワーを浴び制服に着替え「行ってきます」と家を出た。
『あー、寝てないのは辛いなぁ。まぁテストだけだし早く終わるかっ』
そう思いゆりはさっさと教室に向かった。
園子「あー!もうまじやばい!」
蘭「難しかったねー、今回のテスト!」
世良「僕は手応えあったよ!ゆりは??」
「あ…!」
世良「どおしたの?」
「名前…名前忘れたかも…」
3人「えええええ?!」
「書いたかな…あんま覚えてないや」
園子「名前書いたか覚えてないって…;」
世良「でも珍しいね、ゆりらしくないミス…」
蘭「本当だね、勉強しすぎて疲れてたのかな?」
「あーまぁ…徹夜したから…」
世良「それも珍しいね!」
「そうなのかな…」
園子「あっそーだ!今日ポアロで勉強しない?この後!」
蘭「いいね^^お腹すいちゃったし」
世良「賛成!」
『寝たいところだけど…』「いいよ、行こう」
安室「いらっしゃいませ…っあ…」
「あれ、治ったの?ちゃんと寝てなきゃダメじゃない。…熱は…」
…コツ
「ないみたいね。…ならいいわ」
安室「っ///」
園子「あの子、無自覚に恥ずかしいことしてる?」
蘭「う、うんっ…///」
世良「あれ、ゆりにされたら誰でもドキドキするよね」
「ん?読んだ?」
3人「あ、うううん!!!さ、なにたべようかなぁぁぁあ?!」
安室「昨日はありがとうございました。」
「いえいえ。ま、ちゃんと帰ったら休んでよね。」
安室「はい…」『それよりゆりさん全然寝てないはずじゃ…。しんどくないのかな』
蘭「今日は、ナポリタンにしようかな^^」
園子「あ、私サンドウィッチ!」
世良「僕もナポリタンとサンドウィッチ!」
「アイスコーヒーで。」
園子「あんた空腹って言葉知ってる?」
「知ってるよ。」
蘭「いつもコーヒーで食事済ませて…;」
世良「痩せすぎもよくないぞ!」
「コーヒーが一番美味しいし」
3人「…;」
安室「お待たせしました^^」
園子「ゆり~ここなんだけどさぁ~…………ってゆり??」
…コクンッ…コクンッ…
蘭「あれ、寝てる…?」
世良「寝顔、かわいいね♪」
蘭・園子「///」『確かに…』
「…!!あ、ん?何?呼んだ?」
蘭「珍しいね、居眠りなんて^^」
「あ、えへへ…」
園子「ここ、わかる?」
「あ、それはこの定義を使って…」
世良「んー!つかれた!」
園子「あら、もうこんな時間!」
蘭「ほんとだ、そろそろ晩御飯作らないと!…ってゆりまた寝てる…?」
世良「今度はがっつり机に張り付いて寝てるよ」
園子「ゆり、帰るわよ、起きて」
安室「あ、待ってください、後少しでお店も閉めますし起こして家まで送り届けますから寝かせてあげましょう。」
蘭「でもそんなの悪…」
「んー。」
園子「あ!起きた!」
「…んー。ぅー。」
全員「///」
寝ぼけたゆりが可愛くて全員が不覚にも見とれてしまった。
蘭「す、すみません、ゆりをお願いします…;」
安室「あ、はい^^ではテスト頑張ってください^^」
安室は蘭達が出て行くのを見ると自分のジャケットを持ってきてゆりにかけた。
安室「ゆりさん、ゆりさん」
「…んー?」
安室「っ///」
「あれ、蘭ちゃん達がいない……………え!私寝ちゃってた?!」
安室「凄く疲れていたようでしたので起こさずに…」
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