95
「ジン、タバコ1本頂戴。」
ジン「ほらよ。」
「ありがとう。…ふぅーっ」
ジン「どうかしたか」
「いいえ、別に。ただ、気になることがあるとしたら…最近ダブルフェイスが多いわね。」
ジン「お前も気付いていたのか。」
「まぁね。…ま、妙な動きをしたら確実に殺してやればいいんだもの。」『そんなこと、出来るはずないんだけどね。』
ジン「フッ…流石だな。…だが、少し働き過ぎだ。」
「大丈夫よ。」
ジン「お前が俺のタバコを欲しがる時は大抵疲れているときかぶっ倒れる直前くらいだからな。」
「そうかしら。」
ジン「暫く新しくコードネームを貰ったやつがいる。そいつの監視係だけでいい。」
「でもそれだとみんなの負担が多すぎるわ。監視係と、ちょっと組織を嗅ぎ回っている犬達の調査でもしてくるわ。…向こうはやたらむやみに私を殺せないだろうからね。」
ジン「あぁ、そうだな。無理はするな。」
「えぇ。ありがとう。…じゃ、また」
ジン「あぁ。」
バーボンは知らない。この待ち合わせ場所には彼女が家の代わりにしている倉庫があるということ。
「待たせてごめんなさい。初めまして………バーボン」
安室「貴女は、誰ですか?」
「ミスティ。それが私のコードネーム。」
安室「!!」『まさかこんなに早く接触できるとは…。最近組織に入ったのにすぐにNo.2まで上り詰めた女…」
「そんなに恐い顔をしないで。…降谷零さん。」
安室「なぜその名前を…!」
「大丈夫、知ってるのは私だけ。貴方の邪魔はしないわ。…その為に貴方の教育係として監視役に回ったんだから。」
安室「………あなたは、味方ですか、敵ですか。」
「…中で話しましょう。」
安室「…」
「こんな所でごめんなさいね。…ウィスキーしかないんだけど…いいかしら。」
安室「おかまいなく。」
…コトン…
「毒なんか入ってないから安心して。」
安室「………僕のことはどこまで知っているんですか?」
「公安警察から来た組織のダブルフェイス。…コードネームをもらってからすぐにジンが目をつけていたから調べただけ。」
安室「…僕をどうするんですか。」
「どうもしない。」
安室「そう言って油断させてきたんですか?」
「…?………あぁ、私が急激に出世したから新人を調べては突き出してたって考えかもしれないけど、私はそっちより研究や情報収集の方が向いてるからね。」
安室「…貴女は敵ですか、味方ですか。」
「…どちらでもないわ。…ただ、貴女の邪魔はしない。………椿ゆりよ。…よろしく。」
安室「…」
世良は気になっていた。同じクラスにいる彼女の存在が…
きっかけは廊下でぶつかった時。…確かにぶつかったのに殆ど感覚はなかった。それに、彼女はわざと顔を隠すようにするためのようなメガネと、カラーコンタクト。不自然だった。何もかも。
そこで世良は蘭たちと蘭の家へ行く時、##NAME1##を呼ぶとこにした。
世良「ねえ!椿さんだよね!ずっと話してみたかったんだ!この間廊下でぶつかってごめんね!」
「こちらこそ。」
世良「ねぇ、今度の日曜日、蘭くんの家に行くんだ!一緒に行こう!」
「毛利さんとそこまで親しくない私が行くわけにはいきませんよ。楽しんで来てください。」
世良「えー!そんなこと言わずにさぁ!いいよね!蘭くん!」
蘭「うん!私は構わないよ!椿さんと話してみたかったし^^」
「…」
世良「ってことだから!(その変装はやめてありのままで来てね?じゃないと…)」
「(…はぁ。)………毛利さん、急に私もお邪魔することになってすみません。よろしくお願いします^^」
世良「やったーっ!じゃあね!」
…日曜日…
「すみませーん。」
世良「あ!やっときたかな!」
コナン「僕でるよ!」
…ガチャ…
「あれ、工藤く…」
コナン「!!(しーっ!)こ、こんにちは!!!お姉さん、おじさんに用があるの??」
「いえ…。蘭さん達と会う約束をしていて…。私、椿ゆりと言います」
蘭・園子・コナン「ええええええ?!」
園子「何でガキンチョも驚いてんのよ」
コナン「あ、えと…蘭姉ちゃん達につられて…^^;」
「あ、これ、お口に合うかわかりませんが、よかったらどうぞ。」
蘭「あ、ありがとう!さ!はいって!」
世良「それが本当の姿なんだ♪」
「…まぁ。」
園子「ちょっと!何でそんなに美人なのにいつもださいメガネしてるのよ!」
「そんなことないですよ。…でも、あっちの方が面倒なことに巻き込まれないかなって思いまして…」
世良「それより敬語なんて見ずくさいじゃないか!タメ語呼び捨てね!」
「世良ちゃん、蘭ちゃん、園子ちゃん、これでいいよね?」
世良「むむ、まぁしょうがない!それでいいとしよう!…で?君ってさ…」
…コンコン…
安室「失礼します」
蘭「安室さん!」
安室「これ!差し入れです^^」
蘭「わぁ!ありがとうございます!」
安室「あれ、お友達ですか^^?一人見かけない方がいらっしゃいますが」
蘭「あ、彼女は椿ゆりさんで、同じクラスなんです^^世良さんが声かけて…」
安室『椿…ゆり…?』
ジン「ほらよ。」
「ありがとう。…ふぅーっ」
ジン「どうかしたか」
「いいえ、別に。ただ、気になることがあるとしたら…最近ダブルフェイスが多いわね。」
ジン「お前も気付いていたのか。」
「まぁね。…ま、妙な動きをしたら確実に殺してやればいいんだもの。」『そんなこと、出来るはずないんだけどね。』
ジン「フッ…流石だな。…だが、少し働き過ぎだ。」
「大丈夫よ。」
ジン「お前が俺のタバコを欲しがる時は大抵疲れているときかぶっ倒れる直前くらいだからな。」
「そうかしら。」
ジン「暫く新しくコードネームを貰ったやつがいる。そいつの監視係だけでいい。」
「でもそれだとみんなの負担が多すぎるわ。監視係と、ちょっと組織を嗅ぎ回っている犬達の調査でもしてくるわ。…向こうはやたらむやみに私を殺せないだろうからね。」
ジン「あぁ、そうだな。無理はするな。」
「えぇ。ありがとう。…じゃ、また」
ジン「あぁ。」
バーボンは知らない。この待ち合わせ場所には彼女が家の代わりにしている倉庫があるということ。
「待たせてごめんなさい。初めまして………バーボン」
安室「貴女は、誰ですか?」
「ミスティ。それが私のコードネーム。」
安室「!!」『まさかこんなに早く接触できるとは…。最近組織に入ったのにすぐにNo.2まで上り詰めた女…」
「そんなに恐い顔をしないで。…降谷零さん。」
安室「なぜその名前を…!」
「大丈夫、知ってるのは私だけ。貴方の邪魔はしないわ。…その為に貴方の教育係として監視役に回ったんだから。」
安室「………あなたは、味方ですか、敵ですか。」
「…中で話しましょう。」
安室「…」
「こんな所でごめんなさいね。…ウィスキーしかないんだけど…いいかしら。」
安室「おかまいなく。」
…コトン…
「毒なんか入ってないから安心して。」
安室「………僕のことはどこまで知っているんですか?」
「公安警察から来た組織のダブルフェイス。…コードネームをもらってからすぐにジンが目をつけていたから調べただけ。」
安室「…僕をどうするんですか。」
「どうもしない。」
安室「そう言って油断させてきたんですか?」
「…?………あぁ、私が急激に出世したから新人を調べては突き出してたって考えかもしれないけど、私はそっちより研究や情報収集の方が向いてるからね。」
安室「…貴女は敵ですか、味方ですか。」
「…どちらでもないわ。…ただ、貴女の邪魔はしない。………椿ゆりよ。…よろしく。」
安室「…」
世良は気になっていた。同じクラスにいる彼女の存在が…
きっかけは廊下でぶつかった時。…確かにぶつかったのに殆ど感覚はなかった。それに、彼女はわざと顔を隠すようにするためのようなメガネと、カラーコンタクト。不自然だった。何もかも。
そこで世良は蘭たちと蘭の家へ行く時、##NAME1##を呼ぶとこにした。
世良「ねえ!椿さんだよね!ずっと話してみたかったんだ!この間廊下でぶつかってごめんね!」
「こちらこそ。」
世良「ねぇ、今度の日曜日、蘭くんの家に行くんだ!一緒に行こう!」
「毛利さんとそこまで親しくない私が行くわけにはいきませんよ。楽しんで来てください。」
世良「えー!そんなこと言わずにさぁ!いいよね!蘭くん!」
蘭「うん!私は構わないよ!椿さんと話してみたかったし^^」
「…」
世良「ってことだから!(その変装はやめてありのままで来てね?じゃないと…)」
「(…はぁ。)………毛利さん、急に私もお邪魔することになってすみません。よろしくお願いします^^」
世良「やったーっ!じゃあね!」
…日曜日…
「すみませーん。」
世良「あ!やっときたかな!」
コナン「僕でるよ!」
…ガチャ…
「あれ、工藤く…」
コナン「!!(しーっ!)こ、こんにちは!!!お姉さん、おじさんに用があるの??」
「いえ…。蘭さん達と会う約束をしていて…。私、椿ゆりと言います」
蘭・園子・コナン「ええええええ?!」
園子「何でガキンチョも驚いてんのよ」
コナン「あ、えと…蘭姉ちゃん達につられて…^^;」
「あ、これ、お口に合うかわかりませんが、よかったらどうぞ。」
蘭「あ、ありがとう!さ!はいって!」
世良「それが本当の姿なんだ♪」
「…まぁ。」
園子「ちょっと!何でそんなに美人なのにいつもださいメガネしてるのよ!」
「そんなことないですよ。…でも、あっちの方が面倒なことに巻き込まれないかなって思いまして…」
世良「それより敬語なんて見ずくさいじゃないか!タメ語呼び捨てね!」
「世良ちゃん、蘭ちゃん、園子ちゃん、これでいいよね?」
世良「むむ、まぁしょうがない!それでいいとしよう!…で?君ってさ…」
…コンコン…
安室「失礼します」
蘭「安室さん!」
安室「これ!差し入れです^^」
蘭「わぁ!ありがとうございます!」
安室「あれ、お友達ですか^^?一人見かけない方がいらっしゃいますが」
蘭「あ、彼女は椿ゆりさんで、同じクラスなんです^^世良さんが声かけて…」
安室『椿…ゆり…?』
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