79
シーバス「テメェら、ピーチクパーチクうるせんだよ!!」
…バンバンバンバン!!…
銃声とともに目の前の子供達は動かなくなってしまった。
雪にじわじわと自分たちの血液を染み込ませ、まるで、風と雷を殺された時のように…
「!!」
シーバス「さぁて。お前達も始末するか。…お前達が妙な動きをしてるのは薄々気づいていたんだ。…お前達は…ノックだろ?」
『あの時と…同じ…』
シーバス「裏切り者は…はやく…死ね!」
安室「ミスティ!」
「…ぃゃ…ハァッ…」『何をしたらいいの?どうすればいいの…?』
…ズバンッ…
「…秀…一…さん…?」
赤井「バーボン、彼女に死体を見せるな。」
安室「赤井秀一…!!なぜお前が…!!」
赤井「君は矛盾している。弱いから無理をするなと彼女に言っておきながら、彼女を危険に晒している。…それに、彼女の過去を話すのはご法度だ。…わかったら早く彼女をここから離れさせることだな。」
「…ぃ…ゃ…ハァッ…ハァッ…ごめんね…ごめん…ごめん…助けてあげられなくて………ごめ…っハァッ…ハァッ…ぃゃ…」
バーボン「ッチッ…。」
赤井「大丈夫か。…はやく、バーボン、このままではおかしくなってしまうぞ。…お前が連れて行かないなら俺が連れて行く。」
「…ぃゃ…ぃゃょ…一人でいい…っ!!…ハァッ…ハァッ…」
安室「帰れ。赤井…!」
赤井「なら、彼女をちゃんと連れ戻すことだ。」
安室「言われなくてもな!」
「…ハァッ…ハァッ…」『あの時のことがフラッシュバックする…』
安室「まて!ミスティ!」
「………触らないで!!………一人にして…!!…ハァッ…」
安室「だから一人で…!!」
…ドクンッ…
「ぅっ…ハァッハァッ…っぅ…」
安室「どうしたんですか?!」
「……ぅっ」『ダメだ…息が…』
和葉「なぁ、遅ない?あの2人。」
蘭「ほんとだね…迷っちゃったのかな…」
ジョディー「何か、嫌な予感がするわね…」
コナン「探しに行こうよ!」
平次「せやな…あのにいちゃんもこの辺詳しないやろし」
和葉「あ、うちもいく!」
蘭「私も!」
ジョディー「車を出すわ」
灰原「ちょっと、工藤くん…」
コナン「どうした?」
灰原「大阪に…組織がいるって聞いたんだけど…何だかその胸騒ぎがするのよ…」
コナン「!!」
灰原「彼女、大丈夫かしら…」
コナン「わかった、灰原はここで…!」
灰原「私も行くわ…」
「…ハァッハァッ…」
安室「ミスティ…?!」
「…私の…ハァッハァッ…せい…で…!!」
…バタンっ…
安室「ミスティ!」
「…っ」
安室「起きましたか。」
「…。」
安室「悪かっ…」
「あやまらないで下さい。…すみません。迷惑かけてしまって…。…降ります。…ありがとうございました。」
…ガチャ…
安室「あっ、ちょっと…!」
…Puuuuu!!!…
安室「チッ…」
…寒っ…
「上着車の中だ…」
子供「ママ~!はやくー!こっちだよー!」
…Puuuu!!!…
「危ない!!」
キューッ!…ガンッ!…
運転手「大丈夫ですか?!」
「え、ええ…」
子供「うわぁぁあん!!ママー!」
母親「風太くん!!…ありがとうございます!すみません!ありがとうございます!!」
「あ、いえ…大丈夫?」
子供「うん…ありがと!お姉ちゃん…」
「飛び出しちゃだめだよ?」
子供「うん…!」
運転手「大丈夫ですか…」
「はい、あなたも、大丈夫ですか?」
「運転手「はい…。あ、貴方怪我を…血が…」
「ああ、大丈…」『嫌だっ…雪に…血が…』
「ほ、ほんとっ、大丈夫なので、失礼します…!」
安室「事故…?………あれは…!!ミスティ!!」
「…ハァッハァッ…ハァッハァッ…っぅ…」
『どうしよう…このままじゃ…大した怪我でもないのに…いや…っ』
安室「ゆりさん!!」
「…安室…さん…」
安室「こんな薄着で!!…早く戻りますよ!!」
「…あなたは、バーボン…」
安室「何を今更…」
「…いい…1人でも…いい…ハァッハァッ…うっ………助けて…赤井…さ…ん…」
安室「!!」
…バタン…
安室「ゆりさん?!」
蘭「あれ?安室さんの車じゃない?」
ジョディー「戻ってきたのね…よかったわ…」
コナン「服部!」
平次「あぁ、わかってる、いくで!」
和葉「ちょおまち!今ええところかもしらんから邪魔したらあかん!」
平次「せやかてな…!」
…ガタンッ…
安室「皆さんお揃いで、どうかしたんですか?これからお出かけにでも?」
ジョディー「あなた達が遅いから道に迷ったんじゃないかと思って探しに行こうとしてたところよ。」
「………すみません………ただいま帰りました…^^;………あ、安室さんとのデート楽しくて……つ、つい、時間を忘れてしまって…^^;………幸せに浸りたいんでちょっと部屋に篭ります^^;」
…ポタッ…
和葉「なぁ、蘭ちゃん、ゆりちゃんの様子おかしない?…振られてもーたんかな…」
蘭「和葉ちゃん…^^;…でもどっちかというと安室さんの方が追いかけてた感じはするけどね…?」
平次「おい!あんた。何したんや、ゆりの様子おかしいやろ!」
安室「…っ…」
…バンバンバンバン!!…
銃声とともに目の前の子供達は動かなくなってしまった。
雪にじわじわと自分たちの血液を染み込ませ、まるで、風と雷を殺された時のように…
「!!」
シーバス「さぁて。お前達も始末するか。…お前達が妙な動きをしてるのは薄々気づいていたんだ。…お前達は…ノックだろ?」
『あの時と…同じ…』
シーバス「裏切り者は…はやく…死ね!」
安室「ミスティ!」
「…ぃゃ…ハァッ…」『何をしたらいいの?どうすればいいの…?』
…ズバンッ…
「…秀…一…さん…?」
赤井「バーボン、彼女に死体を見せるな。」
安室「赤井秀一…!!なぜお前が…!!」
赤井「君は矛盾している。弱いから無理をするなと彼女に言っておきながら、彼女を危険に晒している。…それに、彼女の過去を話すのはご法度だ。…わかったら早く彼女をここから離れさせることだな。」
「…ぃ…ゃ…ハァッ…ハァッ…ごめんね…ごめん…ごめん…助けてあげられなくて………ごめ…っハァッ…ハァッ…ぃゃ…」
バーボン「ッチッ…。」
赤井「大丈夫か。…はやく、バーボン、このままではおかしくなってしまうぞ。…お前が連れて行かないなら俺が連れて行く。」
「…ぃゃ…ぃゃょ…一人でいい…っ!!…ハァッ…ハァッ…」
安室「帰れ。赤井…!」
赤井「なら、彼女をちゃんと連れ戻すことだ。」
安室「言われなくてもな!」
「…ハァッ…ハァッ…」『あの時のことがフラッシュバックする…』
安室「まて!ミスティ!」
「………触らないで!!………一人にして…!!…ハァッ…」
安室「だから一人で…!!」
…ドクンッ…
「ぅっ…ハァッハァッ…っぅ…」
安室「どうしたんですか?!」
「……ぅっ」『ダメだ…息が…』
和葉「なぁ、遅ない?あの2人。」
蘭「ほんとだね…迷っちゃったのかな…」
ジョディー「何か、嫌な予感がするわね…」
コナン「探しに行こうよ!」
平次「せやな…あのにいちゃんもこの辺詳しないやろし」
和葉「あ、うちもいく!」
蘭「私も!」
ジョディー「車を出すわ」
灰原「ちょっと、工藤くん…」
コナン「どうした?」
灰原「大阪に…組織がいるって聞いたんだけど…何だかその胸騒ぎがするのよ…」
コナン「!!」
灰原「彼女、大丈夫かしら…」
コナン「わかった、灰原はここで…!」
灰原「私も行くわ…」
「…ハァッハァッ…」
安室「ミスティ…?!」
「…私の…ハァッハァッ…せい…で…!!」
…バタンっ…
安室「ミスティ!」
「…っ」
安室「起きましたか。」
「…。」
安室「悪かっ…」
「あやまらないで下さい。…すみません。迷惑かけてしまって…。…降ります。…ありがとうございました。」
…ガチャ…
安室「あっ、ちょっと…!」
…Puuuuu!!!…
安室「チッ…」
…寒っ…
「上着車の中だ…」
子供「ママ~!はやくー!こっちだよー!」
…Puuuu!!!…
「危ない!!」
キューッ!…ガンッ!…
運転手「大丈夫ですか?!」
「え、ええ…」
子供「うわぁぁあん!!ママー!」
母親「風太くん!!…ありがとうございます!すみません!ありがとうございます!!」
「あ、いえ…大丈夫?」
子供「うん…ありがと!お姉ちゃん…」
「飛び出しちゃだめだよ?」
子供「うん…!」
運転手「大丈夫ですか…」
「はい、あなたも、大丈夫ですか?」
「運転手「はい…。あ、貴方怪我を…血が…」
「ああ、大丈…」『嫌だっ…雪に…血が…』
「ほ、ほんとっ、大丈夫なので、失礼します…!」
安室「事故…?………あれは…!!ミスティ!!」
「…ハァッハァッ…ハァッハァッ…っぅ…」
『どうしよう…このままじゃ…大した怪我でもないのに…いや…っ』
安室「ゆりさん!!」
「…安室…さん…」
安室「こんな薄着で!!…早く戻りますよ!!」
「…あなたは、バーボン…」
安室「何を今更…」
「…いい…1人でも…いい…ハァッハァッ…うっ………助けて…赤井…さ…ん…」
安室「!!」
…バタン…
安室「ゆりさん?!」
蘭「あれ?安室さんの車じゃない?」
ジョディー「戻ってきたのね…よかったわ…」
コナン「服部!」
平次「あぁ、わかってる、いくで!」
和葉「ちょおまち!今ええところかもしらんから邪魔したらあかん!」
平次「せやかてな…!」
…ガタンッ…
安室「皆さんお揃いで、どうかしたんですか?これからお出かけにでも?」
ジョディー「あなた達が遅いから道に迷ったんじゃないかと思って探しに行こうとしてたところよ。」
「………すみません………ただいま帰りました…^^;………あ、安室さんとのデート楽しくて……つ、つい、時間を忘れてしまって…^^;………幸せに浸りたいんでちょっと部屋に篭ります^^;」
…ポタッ…
和葉「なぁ、蘭ちゃん、ゆりちゃんの様子おかしない?…振られてもーたんかな…」
蘭「和葉ちゃん…^^;…でもどっちかというと安室さんの方が追いかけてた感じはするけどね…?」
平次「おい!あんた。何したんや、ゆりの様子おかしいやろ!」
安室「…っ…」
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