始まりは···63話
アキオ「はい椿です。。」
砂原「砂原だ。椿今日何かあったか」
アキオ「何か所じゃない。智也!紗菜見たら絶対止めなさい!メチャクチャよ。もう少しで裕介さんと真琴さんつれてみんなより先に会社にいくから!」
と散々アキオが話して電話がきれた。
砂原「これじゃ状況がつかめん。」
楠本「俺も広瀬が詳細を言わないから分からん。」
砂原「どうしたらいいですか兄さん··」
楠本「俺が何とかしてやる。ここにいろ。皆来るんだろもうすぐ。」
砂原「はい。もし桜庭裕介君がいたらこちらに来させて下さい。」
楠本「わかった。事が収集ついたら椿と菊原さんもつれてくるよ。」
砂原「では、鷲尾 剛もお願いします。」
楠本「あー菊原さんの彼氏だったな。分かった。」
砂原「全員事情通でもあります。」
楠本「なるほどな。ちょっと休んでろ」
砂原「はい。」
紗菜「··(そこに部長おいていかないで下さいよ。←パーティションの陰から出られない)」
大会議室楠本が神妙な面持ちで座っている。
アキオ「裕介さん、真琴さんこちらに。失礼します。社長いらしたんですか。」
楠本「ああ結構深刻みたいだからな。」
裕介「初めてお目にかかります。桜庭裕介といいます。」
真琴「私は菊原真琴。何度かはお見かけしてますね。」
楠本「話しに方がついたら君達と鷲尾は社長室に来るように。第三ラウンドがある。」
アキオ「社長、広瀬は?辞めさせませんよね?」
楠本「一人だけの話では判断は下せない。関係する皆に事情を聞いてから返事をしようと思う。」
真琴「アキちゃん完全に男モード」
アキオ「当たり前よ!あの子辞めさせたりしたら末代まで呪うから」
楠本「分かった。が··広瀬にはちょっと休みが必要だ。それはいいだろう?」
アキオ「それは。とってくれなきゃ困りますが。」
楠本「だが覆せない物もある。広瀬は自分が犠牲になるなら構わないと思っている。福島に帰りたいとは行っていたが、帰したくはない。」
他の社員達に連れられた紗菜の両親、兄、女子社員Bとおじが入ってきた。
父「家の金のなるきなんでね、返してもらおうか?」
母「今まで勝手な事してさっさとあれを寄越しなさいよ」
女子社員B「せーっかく私の婚約発表のうらで感動の親子の再会させてあげたのに。ねー石子さんのおとーさん。」
楠本「そんな下らない事、椿が了承したのか?」
女子社員B「企画後の事ですし、それなら自由じゃないですかぁ。それに裕介に石子さんなんてあうと思います?」
真琴「少なくても貴女よりは似合っているわ。心優しい、いい子よ。貴女にプラスな所なんてあって?」
女子社員B「私の方が綺麗な体だしーあんな鶏ガラみたいな貧相じゃないし、それから私にはさっきも言ったとおり裕介を教授に出来る力もあるんで。」
裕介「俺はコネや誰かの力で教授になろうなんて思ってない。自分の力でなれないならそれまでだし、自分の好きな事でなら自分の力でのしあがるのが芸術の世界だから。」
楠本「でお前のコネとやらはなんだ?そこにいる常務のか?なら今すぐなくしてやる。二人とも今日付けでクビだ。」
常務「そんな俺は今日こんな事するなんて··」
楠本「文句があるならお前の馬鹿な姪にでも言うんだな。退職金がわりだ。(二人に十万渡す)二人ともここには二度と出入りするな。それからあんたら広瀬はうちの子だ金のなる木でも金を稼ぐ道具でもない。金輪際広瀬に関わるな。もしまた余計な事するようなら全面的に潰させてもらう。おいお前らこの人達を送っていけ。交通費はさっきのお前らの退職金から出せ。勝手に連れてきたんだからな。帰る場所なんてここにはない。さっさときえろ。」
常務「いいくぞ。広瀬君に謝って置いてくれ。」
女子社員B「何よただの石ころのくせになんで、あの人がかばわれるわけ?裕介は私と行くでしょ?私の方が魅力的だものね!」
裕介「俺は広瀬紗菜が好きなんだ。あなたじゃない。強がりで一人で抱え込んで、努力家で愛されるのが下手だけど、時々可愛い一面があって誰よりも誰かの事を思ってくれて、そんな優しい子だから俺は紗菜が好きなんだ。」
真琴「あなたじゃ紗菜ちゃんには敵わないわ。早く帰りなさい目障りよ?」
アキオ「以後ここに近づいたり、広瀬に手出しをするようなら即通報いたします。下まで送ります」
楠本「送ったら鷲尾と社長室にくるように。」
アキオ「はい。鷲尾君、斉藤君お客さまのお帰りよ見送り手伝って。」
二人「はい」
女子社員B「だからぁ裕介には私があってるって言ってるじゃない。石ころなんかじゃ裕介の足引っ張るだけよ。貧乏のくせに!」
最後の悪足掻きに騒いでいるのが紗菜の耳にも入った。
二人とアキオは半ば強制的に一階出入口につれていく。
コンコン。アキオが警備員室をノックした。
アキオ「お疲れ様です。お願いがあるんです。この顔見かけたら、即通報してください。写真貼っといてそれでは。」
警備員「了解しました。」
アキオ「常務だった方、あなた車でしょ。お送りして下さいね。福島に。それじゃ。」
常務の車まで連れていき置いてきた。
砂原「砂原だ。椿今日何かあったか」
アキオ「何か所じゃない。智也!紗菜見たら絶対止めなさい!メチャクチャよ。もう少しで裕介さんと真琴さんつれてみんなより先に会社にいくから!」
と散々アキオが話して電話がきれた。
砂原「これじゃ状況がつかめん。」
楠本「俺も広瀬が詳細を言わないから分からん。」
砂原「どうしたらいいですか兄さん··」
楠本「俺が何とかしてやる。ここにいろ。皆来るんだろもうすぐ。」
砂原「はい。もし桜庭裕介君がいたらこちらに来させて下さい。」
楠本「わかった。事が収集ついたら椿と菊原さんもつれてくるよ。」
砂原「では、鷲尾 剛もお願いします。」
楠本「あー菊原さんの彼氏だったな。分かった。」
砂原「全員事情通でもあります。」
楠本「なるほどな。ちょっと休んでろ」
砂原「はい。」
紗菜「··(そこに部長おいていかないで下さいよ。←パーティションの陰から出られない)」
大会議室楠本が神妙な面持ちで座っている。
アキオ「裕介さん、真琴さんこちらに。失礼します。社長いらしたんですか。」
楠本「ああ結構深刻みたいだからな。」
裕介「初めてお目にかかります。桜庭裕介といいます。」
真琴「私は菊原真琴。何度かはお見かけしてますね。」
楠本「話しに方がついたら君達と鷲尾は社長室に来るように。第三ラウンドがある。」
アキオ「社長、広瀬は?辞めさせませんよね?」
楠本「一人だけの話では判断は下せない。関係する皆に事情を聞いてから返事をしようと思う。」
真琴「アキちゃん完全に男モード」
アキオ「当たり前よ!あの子辞めさせたりしたら末代まで呪うから」
楠本「分かった。が··広瀬にはちょっと休みが必要だ。それはいいだろう?」
アキオ「それは。とってくれなきゃ困りますが。」
楠本「だが覆せない物もある。広瀬は自分が犠牲になるなら構わないと思っている。福島に帰りたいとは行っていたが、帰したくはない。」
他の社員達に連れられた紗菜の両親、兄、女子社員Bとおじが入ってきた。
父「家の金のなるきなんでね、返してもらおうか?」
母「今まで勝手な事してさっさとあれを寄越しなさいよ」
女子社員B「せーっかく私の婚約発表のうらで感動の親子の再会させてあげたのに。ねー石子さんのおとーさん。」
楠本「そんな下らない事、椿が了承したのか?」
女子社員B「企画後の事ですし、それなら自由じゃないですかぁ。それに裕介に石子さんなんてあうと思います?」
真琴「少なくても貴女よりは似合っているわ。心優しい、いい子よ。貴女にプラスな所なんてあって?」
女子社員B「私の方が綺麗な体だしーあんな鶏ガラみたいな貧相じゃないし、それから私にはさっきも言ったとおり裕介を教授に出来る力もあるんで。」
裕介「俺はコネや誰かの力で教授になろうなんて思ってない。自分の力でなれないならそれまでだし、自分の好きな事でなら自分の力でのしあがるのが芸術の世界だから。」
楠本「でお前のコネとやらはなんだ?そこにいる常務のか?なら今すぐなくしてやる。二人とも今日付けでクビだ。」
常務「そんな俺は今日こんな事するなんて··」
楠本「文句があるならお前の馬鹿な姪にでも言うんだな。退職金がわりだ。(二人に十万渡す)二人ともここには二度と出入りするな。それからあんたら広瀬はうちの子だ金のなる木でも金を稼ぐ道具でもない。金輪際広瀬に関わるな。もしまた余計な事するようなら全面的に潰させてもらう。おいお前らこの人達を送っていけ。交通費はさっきのお前らの退職金から出せ。勝手に連れてきたんだからな。帰る場所なんてここにはない。さっさときえろ。」
常務「いいくぞ。広瀬君に謝って置いてくれ。」
女子社員B「何よただの石ころのくせになんで、あの人がかばわれるわけ?裕介は私と行くでしょ?私の方が魅力的だものね!」
裕介「俺は広瀬紗菜が好きなんだ。あなたじゃない。強がりで一人で抱え込んで、努力家で愛されるのが下手だけど、時々可愛い一面があって誰よりも誰かの事を思ってくれて、そんな優しい子だから俺は紗菜が好きなんだ。」
真琴「あなたじゃ紗菜ちゃんには敵わないわ。早く帰りなさい目障りよ?」
アキオ「以後ここに近づいたり、広瀬に手出しをするようなら即通報いたします。下まで送ります」
楠本「送ったら鷲尾と社長室にくるように。」
アキオ「はい。鷲尾君、斉藤君お客さまのお帰りよ見送り手伝って。」
二人「はい」
女子社員B「だからぁ裕介には私があってるって言ってるじゃない。石ころなんかじゃ裕介の足引っ張るだけよ。貧乏のくせに!」
最後の悪足掻きに騒いでいるのが紗菜の耳にも入った。
二人とアキオは半ば強制的に一階出入口につれていく。
コンコン。アキオが警備員室をノックした。
アキオ「お疲れ様です。お願いがあるんです。この顔見かけたら、即通報してください。写真貼っといてそれでは。」
警備員「了解しました。」
アキオ「常務だった方、あなた車でしょ。お送りして下さいね。福島に。それじゃ。」
常務の車まで連れていき置いてきた。
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