始まりは···34話
和人「何かやらかしたのか?」
紗菜「免許はかろうじてとりましたが、バイクによってはスタンドたてられなかったり、起こせなかったりするので。あはは」
千尋「そんなの周りの奴にやってもらえばいいんだよ。」
和人「砂原もまぁ過保護だが、千尋それはどうだろうな?」
創一「ケガさえなきゃいいんじゃないすか?俺は車しか乗らないから分かんないけど。」
大輔「以外とバイカーって優しいんすよね。裕介さん。」
裕介「そうだねー。でも智兄が禁止してるなら後ろだねー。」
紗菜「人もバイクもお互いの支えがなきゃ立てないからね。」
文太「なるほど深いね。写真特大パネルにして飾るね。」
紗菜「駄目ですよ」
文太「大丈夫写真だから動いてるのなんかわからないからねー。」
千尋「リビングは駄目だぞ。砂原さんにすぐばれる。」
裕介「ならアトリエならいい?和兄」
和人「好きにしろ。」
紗菜「裕介さん!」
大輔「いいじゃないすか。アトリエちょっと殺風景だし。」
創一「パソコン置いてあるとこの壁丁度いいんじゃねーか?おれ、穴あけてやるぞ。」
文太「ならそこ場所確保。」
和人「決まったなら夕飯準備な。」
紗菜「私タルト作りながらやります。」
裕介「夕飯係り俺と大ちゃんだよ~紗菜は味見役ね」
この日は夕飯作りも夕飯も賑やかでした。更にデザートにサツマイモタルトも堪能したので。
創一「自分からタルト作るって言ったわりにはあんまり食わないな。」
紗菜「お芋お腹にたまるからあまり食べられません。」
裕介「これ、明日大学に持っていって食べていい?」
紗菜「はいどうぞ。」
で··結構量があったので切り分けて皆が仕事やらに持っていく事になりました。
次の日···
紗菜「私のも用意されてる··」
和人さんちゃんと全員分にしたみたいですね。
別の日、オフィス電話がなり
「広瀬··妹石子··石子」
数日の間に2~3度こんな電話が入った。
女子トイレ
女子社員B「何かキモい電話うけたんだけどー広瀬··妹とかいしこ?とかいっててさぁ」
女子社員E「なにそれやだ。でも広瀬ってあの人しかいなくない?」
女子社員B「石子ってなに?まさか名前じゃないでしょ?」
女子社員E「調べたら面白いかもよ。」
前回紗菜の陰口をいって他の女子社員数名にたしなめられていた二人が何か企み始めたみたいだ。
アキオ「紗菜ちゃん、個展の方の進展どう?」
紗菜「作品のイメージが出来てきてるからもう少しでアキちゃんがスケジュール押さえてくれたちぃさまだっけ?お願い出来そうだよ。」
アキオ「さすがねー。ならイメージをもってちぃさまの所に行くときは紗菜ちゃんもいきましょう。」
紗菜「私もいいの?」
アキオ「紗菜ちゃんの方が説得上手そうだもの。」
紗菜「そんなに厳しい方なの?」
アキオ「仕事とピアノにはね。」
紗菜「ならアキちゃんの元で勉強させて下さい。」
アキオ「あら嬉しいわ。」
アキちゃん満更でもないようです。
紗菜は鷲尾や大学と連絡をとり作品の細かい内容やこだわり、作者が込めた意味等をきき、音楽とあわせるならどんな感じがよいか丁寧に聞きちぃさまとの話し合いに備えた。まぁ··千尋さんなんですけどね。アキちゃんはもとより、砂原さんも裕介さんも鷲尾さんも教えないと言う··
話し合い当日
紗菜「ぇっ··初めまして··?広瀬紗菜と申します。」
千尋「じゃあ紗菜イメージ見せて。」
紗菜「はい。こちらです。」
アキオ「お二人は顔見知りで?」
千尋「ルームメイトだからね。」
紗菜「あっ菊原さん。私、ここにくるまではまったく菊原さんとは知りませんでした。」
アキオ「紗菜ちゃんの住んでるお家は凄いメンバー沢山ね。」
千尋「細かく丁寧に良く聞き取りされているな。これなら作品に対して音をつけやすい。椿さんも仕事しやすいが、紗菜もなかなかいいな。裕介と剛の適当さを聞かせてやりたい位だ。」
紗菜「でも芸術方面には厳しそうですが··」
千尋「この辺はガーっとしてこっちはしゅらーんとしてって説明される身にもなってくれ。それをイメージとして話を聞かされて頭をひねりながら俺の所にくる椿さんが余計可哀想だ」
アキオ「慣れてます。毎度まともに質問の答え返ってこないので。」
紗菜「私にもそうでしたよ。だから作品をきちんとそばで見て自分でも考えなければいけないのかと思って。」
千尋「根気強いな」
アキオ「それなのに昇格蹴っちゃうんだものびっくりですよ。」
紗菜「私はまだまだだから、当分は納得いきません。」
千尋「頭もかたいな。もう少しラフに考えてもいいと思うが··」
アキオ「謙虚でもあるようで、、」
千尋「これなら数日で仕上げて合わせ(作品と音)出来るよ。」
紗菜「ありがとうございます。」
千尋「ただ··報酬は上乗せしてもらおうかな?」
アキオ「あら遠慮なく仰って下さい。」
千尋「紗菜のタルト。」
アキオ「私も!紗菜ちゃんあれすごく美味しかったわよ。」
↑この間お昼ご飯の時に押し付けられた。
紗菜「分かりました。タルト上乗せしますね。」
千尋「ありがとう普段よりいい物が浮かびそうだ。」
上乗せ報酬サツマイモのタルトがいいなんて可愛い千尋さんでした。
紗菜「免許はかろうじてとりましたが、バイクによってはスタンドたてられなかったり、起こせなかったりするので。あはは」
千尋「そんなの周りの奴にやってもらえばいいんだよ。」
和人「砂原もまぁ過保護だが、千尋それはどうだろうな?」
創一「ケガさえなきゃいいんじゃないすか?俺は車しか乗らないから分かんないけど。」
大輔「以外とバイカーって優しいんすよね。裕介さん。」
裕介「そうだねー。でも智兄が禁止してるなら後ろだねー。」
紗菜「人もバイクもお互いの支えがなきゃ立てないからね。」
文太「なるほど深いね。写真特大パネルにして飾るね。」
紗菜「駄目ですよ」
文太「大丈夫写真だから動いてるのなんかわからないからねー。」
千尋「リビングは駄目だぞ。砂原さんにすぐばれる。」
裕介「ならアトリエならいい?和兄」
和人「好きにしろ。」
紗菜「裕介さん!」
大輔「いいじゃないすか。アトリエちょっと殺風景だし。」
創一「パソコン置いてあるとこの壁丁度いいんじゃねーか?おれ、穴あけてやるぞ。」
文太「ならそこ場所確保。」
和人「決まったなら夕飯準備な。」
紗菜「私タルト作りながらやります。」
裕介「夕飯係り俺と大ちゃんだよ~紗菜は味見役ね」
この日は夕飯作りも夕飯も賑やかでした。更にデザートにサツマイモタルトも堪能したので。
創一「自分からタルト作るって言ったわりにはあんまり食わないな。」
紗菜「お芋お腹にたまるからあまり食べられません。」
裕介「これ、明日大学に持っていって食べていい?」
紗菜「はいどうぞ。」
で··結構量があったので切り分けて皆が仕事やらに持っていく事になりました。
次の日···
紗菜「私のも用意されてる··」
和人さんちゃんと全員分にしたみたいですね。
別の日、オフィス電話がなり
「広瀬··妹石子··石子」
数日の間に2~3度こんな電話が入った。
女子トイレ
女子社員B「何かキモい電話うけたんだけどー広瀬··妹とかいしこ?とかいっててさぁ」
女子社員E「なにそれやだ。でも広瀬ってあの人しかいなくない?」
女子社員B「石子ってなに?まさか名前じゃないでしょ?」
女子社員E「調べたら面白いかもよ。」
前回紗菜の陰口をいって他の女子社員数名にたしなめられていた二人が何か企み始めたみたいだ。
アキオ「紗菜ちゃん、個展の方の進展どう?」
紗菜「作品のイメージが出来てきてるからもう少しでアキちゃんがスケジュール押さえてくれたちぃさまだっけ?お願い出来そうだよ。」
アキオ「さすがねー。ならイメージをもってちぃさまの所に行くときは紗菜ちゃんもいきましょう。」
紗菜「私もいいの?」
アキオ「紗菜ちゃんの方が説得上手そうだもの。」
紗菜「そんなに厳しい方なの?」
アキオ「仕事とピアノにはね。」
紗菜「ならアキちゃんの元で勉強させて下さい。」
アキオ「あら嬉しいわ。」
アキちゃん満更でもないようです。
紗菜は鷲尾や大学と連絡をとり作品の細かい内容やこだわり、作者が込めた意味等をきき、音楽とあわせるならどんな感じがよいか丁寧に聞きちぃさまとの話し合いに備えた。まぁ··千尋さんなんですけどね。アキちゃんはもとより、砂原さんも裕介さんも鷲尾さんも教えないと言う··
話し合い当日
紗菜「ぇっ··初めまして··?広瀬紗菜と申します。」
千尋「じゃあ紗菜イメージ見せて。」
紗菜「はい。こちらです。」
アキオ「お二人は顔見知りで?」
千尋「ルームメイトだからね。」
紗菜「あっ菊原さん。私、ここにくるまではまったく菊原さんとは知りませんでした。」
アキオ「紗菜ちゃんの住んでるお家は凄いメンバー沢山ね。」
千尋「細かく丁寧に良く聞き取りされているな。これなら作品に対して音をつけやすい。椿さんも仕事しやすいが、紗菜もなかなかいいな。裕介と剛の適当さを聞かせてやりたい位だ。」
紗菜「でも芸術方面には厳しそうですが··」
千尋「この辺はガーっとしてこっちはしゅらーんとしてって説明される身にもなってくれ。それをイメージとして話を聞かされて頭をひねりながら俺の所にくる椿さんが余計可哀想だ」
アキオ「慣れてます。毎度まともに質問の答え返ってこないので。」
紗菜「私にもそうでしたよ。だから作品をきちんとそばで見て自分でも考えなければいけないのかと思って。」
千尋「根気強いな」
アキオ「それなのに昇格蹴っちゃうんだものびっくりですよ。」
紗菜「私はまだまだだから、当分は納得いきません。」
千尋「頭もかたいな。もう少しラフに考えてもいいと思うが··」
アキオ「謙虚でもあるようで、、」
千尋「これなら数日で仕上げて合わせ(作品と音)出来るよ。」
紗菜「ありがとうございます。」
千尋「ただ··報酬は上乗せしてもらおうかな?」
アキオ「あら遠慮なく仰って下さい。」
千尋「紗菜のタルト。」
アキオ「私も!紗菜ちゃんあれすごく美味しかったわよ。」
↑この間お昼ご飯の時に押し付けられた。
紗菜「分かりました。タルト上乗せしますね。」
千尋「ありがとう普段よりいい物が浮かびそうだ。」
上乗せ報酬サツマイモのタルトがいいなんて可愛い千尋さんでした。
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