第14話 「宮藤からの手紙」
次の日
倒れた方の宮藤(コアを持っていた方)は、次の日は、医者により体調が万全ではないことから会議に参加不可ということで、今までのことを再度、紙に書いて今後自分に起きることを知っている限りのことを書いて夕方に、坂本少佐に渡した。もしもの時の際の為のお母さんとお祖母ちゃんへの手紙は、みっちゃんこと山川に渡そうとしたが、断られたため、服部に渡しておいた。その夜大会議が行われた。
坂本「皆、良く集まってくれた。」
ミーナ「坂本少佐、宮藤少尉から手紙をもらっているそうですね?」
ラル「そうなのか?」
ロスマン「本日は体調がすぐれなかったのでは?」
リーネ「私や、サーニャサン・エイラさん達で止めたのですが、聞く耳持たずでした。」
山川「おまけの果てに、何かあったらコレを母さんたちにと、私に手紙を渡してきたので、
少し私が怒りました!」
服部「すみません!その手紙今、私が持っています!!」
山川「え~!!」
服部「本当に申し訳ございません!!」
坂本「そう怒らないでくれ、服部も思うところがあるのだろう。」
バルクホルン「この手紙には何が書かれているのだ?」
坂本「私宛は、おおよそ察しはつくが、親御さん宛は全くわからん。」
ミーナ「それで坂本少佐の方に届いた内容とは?」
坂本「ふむ、早速だが読むとするか。」
ハルトマン「まだ封開けていなかったんだ?」
坂本「ドタバタ騒ぎでこの状態だからだったもんでな。よっと!」
坂本は、手紙の中を開けた。
坂本「これは思っていたより多いな。」
バルクホルン「体調が悪いのにこんなのを書いて…。」
ミーナ「せっかく書いてくれたのだから読んでみましょう。」
坂本「そうだな…うん?」
ミーナ「どうしたの!?」
坂本「文字が読めん…。これは何語だ?」
リーネ「え?」
バルクホルン「私に見せてくれ。…確かに我々が使用する言語ではなさそうだ。」
ミーナ「まって、どこでそんな言葉を覚えたの?」
ハルトマン「ああ、これ医者達がカルテに書く隠語だね。私が読もうか?」
ラル「少し待て、手紙なのになぜその書き方なのだ?」
ロスマン「宮藤さんは、いつも医者の言葉の文字を書く癖があるのでしょうか?」
坂本「いや、ないし、ハルトマン。ある意味、この文字の配列は無茶苦茶か?」
ハルトマン「その通り。医者の言葉がないものもあるから当て字というのがあるよ。だけど、ここまで警戒されるということはここにそれだけのことが書いてあって、それをここのメンバーのだれかに見られたくないか…。」
バルクホルン「上層部に出されるとまずい内容というわけか。」
ハルトマン「そのどちらかだろうね。」
マルセイユ「まて、ハルトマン。」
ハルトマン「何?ハンナ?」
マルセイユ「それ以外の文字もあるぞ?」
周り「え!?」
ミーナ「すべての文字をチェック!この手紙に使われている言語をすべて調べるのよ!」
周り「了解!」
そして小2時間ほど
坂本「調べつくしたか。しかし、宮藤はいったいどこでこれほどまでの言語を身についたのだ?」
ウルスラ「理由は不明ですが、翻訳の方は同時作業で行いましたので、すぐに読める状態です。」
ラル「どんなことが書いてあったのだ?」
ウルスラ「すべてが驚くことばかりです。」
そして、ウルスラは、翻訳されたものをウィッチーズのみんなに見せた。
書いてあったのは、今回の主犯のこと。主犯は、マロニー自身だっていうことだ。
又、今回のコアはすでに各地方にばらまかれた模様だということ。
しかしそれを止める手段があり、メインコンソールにあるコアを壊せば世界にばらまかれたものも壊れるということ。
しかし、メインコンソールの場所はおそらくあの実験場の可能性大。
それ以外の場合は、移動型の物のを疑うべしと書かれていた。
又、自分が二人になっている状態については、詳しく書かれていた。
これを書いてある方が、分裂する前の平和主義を持った方で、分離した方が戦い主義を持った方だという。戻る方法はいたって簡単。先ほど書いてあったメインコンソールを破壊すればいいだけだ。しかし、2つのタイムリミットがある。1つは、片方がネウロイ化になってしまうことだ。これだけはどうなるかはわからない。もう一つは、両方の魔力切れによる衰弱による死亡というものだ。片方が死んだらもう片方も死ぬ可能性もなくはないが、動物実験では、1~3年が関の山だったらしい。
周り「…。」
バルクホルン「なんだこれは…。」
シャーリー「マロニーはとっ捕まったはずだろ!なぜこんなことに!?」
ミーナ「わかっているわ!とにかくその説明を求めてみるわ!」
坂本「ミーナ!それはだめだ!」
ミーナ「なんで美緒!」
坂本「なぜ、宮藤が苦しんでまで、それも回りくどい方法をしてもまで、書いたと思うのだ?」
ミーナ「上層部にばれないため…。」
ラル「それがある以上、マロニー元空軍大将の居場所は請求できんな。」
フェルナンディア「それより、私は宮藤ちゃんが心配よ。ネウロイかなんてさせたくないからね。」
山川「ネウロイ化…、この可能性があるから芳佳ちゃんは…」
服部「山川さん…。」
坂本「とにかく、後手に回るのはこれで最後にしよう!」
バルクホルン「うって、でるか?」
坂本「宮藤が危ない以上、このメインコンソールの場所を一刻も早く見つけるのが我々の当面の使命になりそうだ。」
ミーナ「そうね。そうしたら、基地に帰って、あの秘密基地の再調査と行きましょう。」
マルセイユ「欠航はいつにする?」
バルクホルン「早い方がいいから明日からでいいだろう。問題はあの宮藤の見張りと看病だが…。」
リーネ&山川&服部「私たちが行います!」
フェルナンディア「私も残りたいものね。治療ができるものとしては。」
マリア「では私も残りましょう。竹井さんは、坂本少佐について行ってください。」
竹井「了解しました!」
ミーナ「メンバーの割り振りも大体決まったところで、この事件を解決するべく、頑張っていきましょう!」
皆「了解!」
はたして、この問題をタイムリミットまでに解決できるのか?
続く
倒れた方の宮藤(コアを持っていた方)は、次の日は、医者により体調が万全ではないことから会議に参加不可ということで、今までのことを再度、紙に書いて今後自分に起きることを知っている限りのことを書いて夕方に、坂本少佐に渡した。もしもの時の際の為のお母さんとお祖母ちゃんへの手紙は、みっちゃんこと山川に渡そうとしたが、断られたため、服部に渡しておいた。その夜大会議が行われた。
坂本「皆、良く集まってくれた。」
ミーナ「坂本少佐、宮藤少尉から手紙をもらっているそうですね?」
ラル「そうなのか?」
ロスマン「本日は体調がすぐれなかったのでは?」
リーネ「私や、サーニャサン・エイラさん達で止めたのですが、聞く耳持たずでした。」
山川「おまけの果てに、何かあったらコレを母さんたちにと、私に手紙を渡してきたので、
少し私が怒りました!」
服部「すみません!その手紙今、私が持っています!!」
山川「え~!!」
服部「本当に申し訳ございません!!」
坂本「そう怒らないでくれ、服部も思うところがあるのだろう。」
バルクホルン「この手紙には何が書かれているのだ?」
坂本「私宛は、おおよそ察しはつくが、親御さん宛は全くわからん。」
ミーナ「それで坂本少佐の方に届いた内容とは?」
坂本「ふむ、早速だが読むとするか。」
ハルトマン「まだ封開けていなかったんだ?」
坂本「ドタバタ騒ぎでこの状態だからだったもんでな。よっと!」
坂本は、手紙の中を開けた。
坂本「これは思っていたより多いな。」
バルクホルン「体調が悪いのにこんなのを書いて…。」
ミーナ「せっかく書いてくれたのだから読んでみましょう。」
坂本「そうだな…うん?」
ミーナ「どうしたの!?」
坂本「文字が読めん…。これは何語だ?」
リーネ「え?」
バルクホルン「私に見せてくれ。…確かに我々が使用する言語ではなさそうだ。」
ミーナ「まって、どこでそんな言葉を覚えたの?」
ハルトマン「ああ、これ医者達がカルテに書く隠語だね。私が読もうか?」
ラル「少し待て、手紙なのになぜその書き方なのだ?」
ロスマン「宮藤さんは、いつも医者の言葉の文字を書く癖があるのでしょうか?」
坂本「いや、ないし、ハルトマン。ある意味、この文字の配列は無茶苦茶か?」
ハルトマン「その通り。医者の言葉がないものもあるから当て字というのがあるよ。だけど、ここまで警戒されるということはここにそれだけのことが書いてあって、それをここのメンバーのだれかに見られたくないか…。」
バルクホルン「上層部に出されるとまずい内容というわけか。」
ハルトマン「そのどちらかだろうね。」
マルセイユ「まて、ハルトマン。」
ハルトマン「何?ハンナ?」
マルセイユ「それ以外の文字もあるぞ?」
周り「え!?」
ミーナ「すべての文字をチェック!この手紙に使われている言語をすべて調べるのよ!」
周り「了解!」
そして小2時間ほど
坂本「調べつくしたか。しかし、宮藤はいったいどこでこれほどまでの言語を身についたのだ?」
ウルスラ「理由は不明ですが、翻訳の方は同時作業で行いましたので、すぐに読める状態です。」
ラル「どんなことが書いてあったのだ?」
ウルスラ「すべてが驚くことばかりです。」
そして、ウルスラは、翻訳されたものをウィッチーズのみんなに見せた。
書いてあったのは、今回の主犯のこと。主犯は、マロニー自身だっていうことだ。
又、今回のコアはすでに各地方にばらまかれた模様だということ。
しかしそれを止める手段があり、メインコンソールにあるコアを壊せば世界にばらまかれたものも壊れるということ。
しかし、メインコンソールの場所はおそらくあの実験場の可能性大。
それ以外の場合は、移動型の物のを疑うべしと書かれていた。
又、自分が二人になっている状態については、詳しく書かれていた。
これを書いてある方が、分裂する前の平和主義を持った方で、分離した方が戦い主義を持った方だという。戻る方法はいたって簡単。先ほど書いてあったメインコンソールを破壊すればいいだけだ。しかし、2つのタイムリミットがある。1つは、片方がネウロイ化になってしまうことだ。これだけはどうなるかはわからない。もう一つは、両方の魔力切れによる衰弱による死亡というものだ。片方が死んだらもう片方も死ぬ可能性もなくはないが、動物実験では、1~3年が関の山だったらしい。
周り「…。」
バルクホルン「なんだこれは…。」
シャーリー「マロニーはとっ捕まったはずだろ!なぜこんなことに!?」
ミーナ「わかっているわ!とにかくその説明を求めてみるわ!」
坂本「ミーナ!それはだめだ!」
ミーナ「なんで美緒!」
坂本「なぜ、宮藤が苦しんでまで、それも回りくどい方法をしてもまで、書いたと思うのだ?」
ミーナ「上層部にばれないため…。」
ラル「それがある以上、マロニー元空軍大将の居場所は請求できんな。」
フェルナンディア「それより、私は宮藤ちゃんが心配よ。ネウロイかなんてさせたくないからね。」
山川「ネウロイ化…、この可能性があるから芳佳ちゃんは…」
服部「山川さん…。」
坂本「とにかく、後手に回るのはこれで最後にしよう!」
バルクホルン「うって、でるか?」
坂本「宮藤が危ない以上、このメインコンソールの場所を一刻も早く見つけるのが我々の当面の使命になりそうだ。」
ミーナ「そうね。そうしたら、基地に帰って、あの秘密基地の再調査と行きましょう。」
マルセイユ「欠航はいつにする?」
バルクホルン「早い方がいいから明日からでいいだろう。問題はあの宮藤の見張りと看病だが…。」
リーネ&山川&服部「私たちが行います!」
フェルナンディア「私も残りたいものね。治療ができるものとしては。」
マリア「では私も残りましょう。竹井さんは、坂本少佐について行ってください。」
竹井「了解しました!」
ミーナ「メンバーの割り振りも大体決まったところで、この事件を解決するべく、頑張っていきましょう!」
皆「了解!」
はたして、この問題をタイムリミットまでに解決できるのか?
続く
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