21
和葉「ゆりちゃんすごいな!!」
蘭「うんうん、冷静に指示してたもん!」
「そんなことないよ^^あ、ごめんね?手伝ってもらっちゃって…」
蘭「ううん!大丈夫!」
「凛さんの…その、大丈夫だった?」
和葉「ずっと泣いてはったけど今は落ち着いてるで!ほら、あそこに京香さんと女将さんとおるし!」
「よかった^^ありがとう^^」
空「あ、ねーちゃんそれも食べてええ?」
「いいよ^^はい」
空「ありがとう!」
和葉「それにしても空くんよく食べんなぁ笑」
空「頭使ったあとはお腹減るねん!」
「推理ごっこ大好きだからね^^」
空「それよりさ、ねーちゃんは犯人解ったんやろ?警察に教えてあげへんの?」
「私の話なんて聞かないよきっと^^」
空「てか、平次とにーちゃんとコナンが来るまでにわけとかへんくてええの?」
「あ!そうだった!ちょっと行ってくるね!」
ゆりは何人かに適当に声をかけると襖を外した隣の部屋に移動させた。それと同時に戻ってきたコナンたちは早速事情聴取をはじめており、終わる頃に…
…ガラッ…
「ほらね。」
空「おじゃるだ笑」
「こら笑綾小路警部でしょ笑」
京都府警が駆けつけた。
平次「わかったで!犯人が!」
綾小路警部が来てすぐに平次とが大声で叫んだ。
平次「犯人は、あんたやな?初音さん?」
初音「…証拠は?」
平次「あんたの着物にのこっとるやろ?引っ掛けたあとがな?それ軽トラにも残っとったで。あんたは客室に用があるて言うて行ったはずやのにその客室の人はあんたが来てへんゆーてたわ。その時間、何しとったん?」
初音「お手洗いに行ってたのよ、初舞台で緊張してたから。…悪い?」
平次「へぇ。そんならおかしいなぁ?その時間にトイレにこもっどった人は自分以外に誰もおらんゆーとったで?普通下駄はいとったら足音聞こえるはずやないか?」
初音「それだけで私が犯人だと?」
平次「ほなみせよか?あんたが軽トラ運転すんのにっこた靴と、そこにのこってるもん調べたら出て組んで、あんたが犯人やって証拠がな?」
初音「ふっ…」
雛子「勝手なこと言わんといて下さい!初音はんは私と稽古もしてきて今日が晴れ舞台やのにそんなことするはずあらしまへん!初音はん!初音はんやないよな?!動機は?!動機かてわかってへんのやろ?!初音はんは去年から…」
平次『やばっ、動機調べんの忘れとったで!』「あ、椿!あんたやったらわかってるやろ?動機!」
『あーぁ、京都府警が見てるよー、おじゃる嫌そうな顔してるし…』
雛子「ゆりはんなら初音はんが犯人やないって証明してくれますよね?!」
女将「雛子、少し黙りなさい。」
雛子「でもっ!」
「伊賀さんがここに来たのは1年前。貴女と同時期にここに来たらしいわね。私とは面識がないけど、あなたの身のこなしを見ていたらわかったわ^^お母様そっくりね^^」
初音「っ…」
「伊賀さんがあなたのお母様にお金をせびっていたようだけど、あなたのお母様は渡せるお金が無くなると伊賀さんに追い詰められて自殺したのよね。首を吊って。」
初音「あいつが母を殺したのよ…」
「違うわよ?たしかにお金をせびっていたのは事実。でも伊賀さんはすべて返済し終えてる。あなたのお母様が自殺したのは、10年前に見捨てた弟が死んだということを聞きつけて、それを悔やんで自ら命を絶ったの。」
初音「どうしてそんなことがわかるのよ!」
「あなた、わからなかったの?遺書を読まなかったのかしら?第一発見者のあなたならあなたへ残した遺書と伊賀さんに残した遺書どちらも読んでいると思ったけど」
初音「読んだわよ!償って死ぬって意味合いの言葉が書かれていたわ!」
「それを横に読んだことはないでしょ?」
初音「え?」
「あの遺書には伊賀さんへ初音をたのむと書いていたのよ。だから伊賀さんは初音さんのお母様に借りたお金で立て直した会社の会長を降りてここにわざわざ来てたのよ。」
初音「うそよ!」
女将「伊賀はんは誰よりも初音の晴れ舞台を楽しみにしてはった。」
初音「なんでよ!なんでそんなこと!」
女将「その上、いつか殺されることもわかっとってここに来た時に遺書まで私に託してはる。」
「しかもあなたのトリックは不完全。伊賀さんは最後の力でカッターの刃をもう一本のロープに当てて自殺に見せるトリックを続行したの。だから遺体の指には切り傷があったの。」
初音「なんで…」
「いかなる時も、復讐は何も生みませんよ。」
初音「いやぁぁぁあ」
平次「それにしてもあんたようわかったな?いつの間に調べたんや?」
「女将さんに話を聞いた時に教えられたの^^女将さんはトリックまではわからないから確実じゃないけど動機ならわかるからって^^」
綾小路「何であなたが京都にいるんですか?何処かへ逃げたって聞きましたけど。」
「今日は彼の友人に誘っていただいたので^^」
綾小路「そうですか。遊びで来てたなら捜査に口出しせんといてもらえますか?あなたがいなくても警察はうごけますから」
蘭「うんうん、冷静に指示してたもん!」
「そんなことないよ^^あ、ごめんね?手伝ってもらっちゃって…」
蘭「ううん!大丈夫!」
「凛さんの…その、大丈夫だった?」
和葉「ずっと泣いてはったけど今は落ち着いてるで!ほら、あそこに京香さんと女将さんとおるし!」
「よかった^^ありがとう^^」
空「あ、ねーちゃんそれも食べてええ?」
「いいよ^^はい」
空「ありがとう!」
和葉「それにしても空くんよく食べんなぁ笑」
空「頭使ったあとはお腹減るねん!」
「推理ごっこ大好きだからね^^」
空「それよりさ、ねーちゃんは犯人解ったんやろ?警察に教えてあげへんの?」
「私の話なんて聞かないよきっと^^」
空「てか、平次とにーちゃんとコナンが来るまでにわけとかへんくてええの?」
「あ!そうだった!ちょっと行ってくるね!」
ゆりは何人かに適当に声をかけると襖を外した隣の部屋に移動させた。それと同時に戻ってきたコナンたちは早速事情聴取をはじめており、終わる頃に…
…ガラッ…
「ほらね。」
空「おじゃるだ笑」
「こら笑綾小路警部でしょ笑」
京都府警が駆けつけた。
平次「わかったで!犯人が!」
綾小路警部が来てすぐに平次とが大声で叫んだ。
平次「犯人は、あんたやな?初音さん?」
初音「…証拠は?」
平次「あんたの着物にのこっとるやろ?引っ掛けたあとがな?それ軽トラにも残っとったで。あんたは客室に用があるて言うて行ったはずやのにその客室の人はあんたが来てへんゆーてたわ。その時間、何しとったん?」
初音「お手洗いに行ってたのよ、初舞台で緊張してたから。…悪い?」
平次「へぇ。そんならおかしいなぁ?その時間にトイレにこもっどった人は自分以外に誰もおらんゆーとったで?普通下駄はいとったら足音聞こえるはずやないか?」
初音「それだけで私が犯人だと?」
平次「ほなみせよか?あんたが軽トラ運転すんのにっこた靴と、そこにのこってるもん調べたら出て組んで、あんたが犯人やって証拠がな?」
初音「ふっ…」
雛子「勝手なこと言わんといて下さい!初音はんは私と稽古もしてきて今日が晴れ舞台やのにそんなことするはずあらしまへん!初音はん!初音はんやないよな?!動機は?!動機かてわかってへんのやろ?!初音はんは去年から…」
平次『やばっ、動機調べんの忘れとったで!』「あ、椿!あんたやったらわかってるやろ?動機!」
『あーぁ、京都府警が見てるよー、おじゃる嫌そうな顔してるし…』
雛子「ゆりはんなら初音はんが犯人やないって証明してくれますよね?!」
女将「雛子、少し黙りなさい。」
雛子「でもっ!」
「伊賀さんがここに来たのは1年前。貴女と同時期にここに来たらしいわね。私とは面識がないけど、あなたの身のこなしを見ていたらわかったわ^^お母様そっくりね^^」
初音「っ…」
「伊賀さんがあなたのお母様にお金をせびっていたようだけど、あなたのお母様は渡せるお金が無くなると伊賀さんに追い詰められて自殺したのよね。首を吊って。」
初音「あいつが母を殺したのよ…」
「違うわよ?たしかにお金をせびっていたのは事実。でも伊賀さんはすべて返済し終えてる。あなたのお母様が自殺したのは、10年前に見捨てた弟が死んだということを聞きつけて、それを悔やんで自ら命を絶ったの。」
初音「どうしてそんなことがわかるのよ!」
「あなた、わからなかったの?遺書を読まなかったのかしら?第一発見者のあなたならあなたへ残した遺書と伊賀さんに残した遺書どちらも読んでいると思ったけど」
初音「読んだわよ!償って死ぬって意味合いの言葉が書かれていたわ!」
「それを横に読んだことはないでしょ?」
初音「え?」
「あの遺書には伊賀さんへ初音をたのむと書いていたのよ。だから伊賀さんは初音さんのお母様に借りたお金で立て直した会社の会長を降りてここにわざわざ来てたのよ。」
初音「うそよ!」
女将「伊賀はんは誰よりも初音の晴れ舞台を楽しみにしてはった。」
初音「なんでよ!なんでそんなこと!」
女将「その上、いつか殺されることもわかっとってここに来た時に遺書まで私に託してはる。」
「しかもあなたのトリックは不完全。伊賀さんは最後の力でカッターの刃をもう一本のロープに当てて自殺に見せるトリックを続行したの。だから遺体の指には切り傷があったの。」
初音「なんで…」
「いかなる時も、復讐は何も生みませんよ。」
初音「いやぁぁぁあ」
平次「それにしてもあんたようわかったな?いつの間に調べたんや?」
「女将さんに話を聞いた時に教えられたの^^女将さんはトリックまではわからないから確実じゃないけど動機ならわかるからって^^」
綾小路「何であなたが京都にいるんですか?何処かへ逃げたって聞きましたけど。」
「今日は彼の友人に誘っていただいたので^^」
綾小路「そうですか。遊びで来てたなら捜査に口出しせんといてもらえますか?あなたがいなくても警察はうごけますから」
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