高杉×銀時
「これはどうゆうことだ、高杉」
「てめぇこそどうゆうことだよ」
「俺はいつも通りだろうが」
「そうだな、テメーはいつも通りだ」
目を覚ましたら、俺の手首には鎖が繋がれていて、目の前にはこいつがいて……
どういうことだと問いただしてみても、高杉はずっとこんな調子で。
「何で俺がこんな目に合わなきゃならねぇんだよ……」
「こうでもしねぇとお前は俺を見ないだろう」
「いやいや見てるだろが」
「俺だけを見ないだろう」
「そりゃ当たり前……っつーか、マジでどうしたんだよ、高杉」
「てめぇはここでずっと俺とだけ過ごせばいい」
「あぁ?」
「ここで俺だけ見て俺のことだけ考えて生きればいい」
「落ち着けよ、高杉」
「俺はいつだって落ち着いてるぜェ」
「いやいや冷静に見えるけど十分狂ってやがる」
「そうかァ?ククッ」
「そうだよ。まあ狂ってるのはいつものことだけどよ……」
「俺だけを見ろ、俺だけを考えろ。てめぇはこれからずっとそうやって生きてけばそれでいいんだ。銀時ィ……それじゃダメか?ククッ」
「駄目ってか無理」
「あ゛?なんでだよ」
「……」
「黙ってちゃわかんねぇぜ?」
そう言うと高杉は銀時の自身を服の上から優しく撫でる。
「や、マジ辞めろ。そーいうの」
「だから、どうしてだァ?」
「俺、いつか言ったよな。『魂が折れる方が心臓が止まるより恐ろしい』って。そういうことだ」
「銀時ィ」
「お前は俺をどうする気なんだ、どうしたいんだ」
「ククッ……」
「俺にだけ自分を見ろと迫るのか」
「クックック、俺はお前だけでもいいからな」
「俺は、よくねぇんだよ。わかったら鎖外せ」
「……クク、クククク」
「何がおかしいんだよ、高杉」
「俺は……先生を失ってから、かつての仲間を失くしてから……腐った世界をぶっ壊すことだけをずっと考えていた」
「……」
「でも、今は。てめぇごとこの世界を壊してぇんだよ、ぐちゃぐちゃにしてやりてェんだ……」
「バッ、辞めろ。てめぇざけんな。どこ触って……」
「俺のこの衝動をわからせてやんだよ。お前の身体にな」
高杉はそう言うと銀時の中に玩具を入れる。
「……ッ」
銀時の苦しそうな声が漏れる。
――
―
「高す、ぎ……はぁん、お願いだからやめっ……いやぁ」
「ククッ、ここはこんなになってんのになァ……?」
「てめぇこそどうゆうことだよ」
「俺はいつも通りだろうが」
「そうだな、テメーはいつも通りだ」
目を覚ましたら、俺の手首には鎖が繋がれていて、目の前にはこいつがいて……
どういうことだと問いただしてみても、高杉はずっとこんな調子で。
「何で俺がこんな目に合わなきゃならねぇんだよ……」
「こうでもしねぇとお前は俺を見ないだろう」
「いやいや見てるだろが」
「俺だけを見ないだろう」
「そりゃ当たり前……っつーか、マジでどうしたんだよ、高杉」
「てめぇはここでずっと俺とだけ過ごせばいい」
「あぁ?」
「ここで俺だけ見て俺のことだけ考えて生きればいい」
「落ち着けよ、高杉」
「俺はいつだって落ち着いてるぜェ」
「いやいや冷静に見えるけど十分狂ってやがる」
「そうかァ?ククッ」
「そうだよ。まあ狂ってるのはいつものことだけどよ……」
「俺だけを見ろ、俺だけを考えろ。てめぇはこれからずっとそうやって生きてけばそれでいいんだ。銀時ィ……それじゃダメか?ククッ」
「駄目ってか無理」
「あ゛?なんでだよ」
「……」
「黙ってちゃわかんねぇぜ?」
そう言うと高杉は銀時の自身を服の上から優しく撫でる。
「や、マジ辞めろ。そーいうの」
「だから、どうしてだァ?」
「俺、いつか言ったよな。『魂が折れる方が心臓が止まるより恐ろしい』って。そういうことだ」
「銀時ィ」
「お前は俺をどうする気なんだ、どうしたいんだ」
「ククッ……」
「俺にだけ自分を見ろと迫るのか」
「クックック、俺はお前だけでもいいからな」
「俺は、よくねぇんだよ。わかったら鎖外せ」
「……クク、クククク」
「何がおかしいんだよ、高杉」
「俺は……先生を失ってから、かつての仲間を失くしてから……腐った世界をぶっ壊すことだけをずっと考えていた」
「……」
「でも、今は。てめぇごとこの世界を壊してぇんだよ、ぐちゃぐちゃにしてやりてェんだ……」
「バッ、辞めろ。てめぇざけんな。どこ触って……」
「俺のこの衝動をわからせてやんだよ。お前の身体にな」
高杉はそう言うと銀時の中に玩具を入れる。
「……ッ」
銀時の苦しそうな声が漏れる。
――
―
「高す、ぎ……はぁん、お願いだからやめっ……いやぁ」
「ククッ、ここはこんなになってんのになァ……?」
※会員登録するとコメントが書き込める様になります。