始まりは···19話
警察署
砂原「すみません。事情聴取で伺いました。」
警官1「ご足労いただきありがとうございます。」
警官2「お三方と妹さんは別々の部屋を用意しました。」
婦警「妹さんはこちらでどうぞ。オレンジジュースでいいかしら?」
紗菜「はい。」
鷲尾「あの妹じゃ··」
警官1「お三方はここの部屋へどうぞ。ただいまお茶をお持ちしますので。」
警官1「おかけ下さい。では昨日の説明をお願いできますか?」
砂原「昨日は終業時間過ぎに◇◇芸術大学の**教授から渡したい資料があると電話がありそれをうけたのが部下の広瀬です。私は上司で砂原と言います。」
警官1「大学へは?」
砂原「私が広瀬をおくり、資料の受け取りだけなので広瀬だけでいいと教授が言っていたとの事で、校内の教授のもとへは広瀬がむかいました。そして私は元々の担当であるこちらの鷲尾に連絡をいれ、教授のもとを広瀬が訪ねているとつたえました。」
鷲尾「砂原さんから連絡うけたのが俺です。鷲尾剛といいます。教授には陰でセクハラの噂があったので、広瀬の元へ行って欲しいといいました。」
裕介「校内に入ってきた砂原さんと会ったのが俺です。◇◇芸術大学絵画科で講師をしています。桜庭裕介です。」
砂原「桜庭君と会ってそのまま教授のいる教室へむかいました。」
警官1「教室での状況は?」
砂原「見た限り見当たりませんでした。」
裕介「なので、広瀬さんの携帯をならし、隣の部屋より聞こえたので、部屋に入り、その時口をテープで塞がれ、ネクタイで手を拘束された彼女を発見しました。」
鷲尾「その後に駆けつけたのが俺です。教授に関するセクハラの証言やメモなどを持っていましたので、砂原さんが携帯で録音していた物とあわせつきつけました。」
警官1「セクハラの証拠にするには少々弱い物がありますね。そこまで巧妙なやり方をしていたんだと思いますが。」
警官2「遅くなりました。お茶です。それから妹さんしっかりしてますね。物怖じすることなく、婦警達に話をしてくれてまして、少々聞かせて頂きましたが、携帯にあるデータと説明が合致しています。」
裕介「そうですか。彼女様子は?本当に大丈夫ですか。」
警官2「まだ話しを聞いてる途中ではありますが、感情を露にしたりすることなく、進んでいるようです。」
婦警1「広瀬さんのお話終わりました。」
警官1「ご苦労様。」
と入口でなにやら話している。
婦警1「教授の元へ資料を取りに行った所、体を執拗に触られ、口頭にて反論した所、頬を殴られたとのことです。それから上着を脱がされ胸を掴まれた時に砂原さんと、桜庭さんがいらしたと。それで自身はテープで口を塞がれ、ネクタイで手を縛られ、隣の部屋にいるように言われたそうです。」
警官1「それも携帯にとられていたんですか?」
婦警1「仕事の時のクセでそうしているとの事で全部供述共にあっていました。」
警官1「分かりました。彼女のケアお願いします。」
警官1「広瀬さんの聴取が終了しました。携帯の内容、証言共に有効であると思われます。皆さんもありがとうございました。」
と全員奥の部屋をでる。
紗菜相変わらずオレンジジュースのんでいる。
そこへチンピラが近づいてきた。
チンピラ「はなせやコラーっあんっ?」
警察官が一人で連行してきたようだ。
チンピラの抵抗で警察官が手を離してしまった、そして紗菜に一目散に近づく。
婦警がとめに入る前に紗菜が仁王立ち。向かって来たチンピラのアゴに回し蹴りがヒット。
紗菜がすかさず背後を押さえ込み、手首を捻りあげた。
紗菜「二人で連行して来るか、腰ひもしないと危ないですよ。」
警察官「申し訳ありません。」
警官1「君強いんだね。警察官にならないかい」
紗菜「警察官の採用欄に女性は身長155センチ以上とあるので、私は無理です。」
警官2「君は福島の人?福島県警は女性の身長155以上だけど、他はだいたい150以上だよ。警視庁は154だけどね。」
紗菜「今は仕事にやりがいを持っているのでそれでもできませんね。では失礼します。」
四人は車に帰った。鷲尾が運転。
裕介「紗菜、どうしてあんな無茶したんだ!もし、ケガしたり、人質にてもされたら··」
紗菜「私空手は黒帯の有段者です。それに現行犯なら逮捕の権利はあります。行き過ぎなければ実力行使も正当防衛です。」
裕介「それは分かってるよ。」
砂原「広瀬、それはちょっと違うんじゃないか?裕介がなぜ心配しているのか小鳥遊邸に帰ったら考えなさい。分かったか?」
紗菜「はい。」
そして小鳥遊邸についた。
砂原「鷲尾運転お疲れ。忘れ物するなよ。」
若干二人は深刻な顔である。かたやはこの世の終わり、かたやは地獄の入口みたいな顔をしている。
鷲尾「鍵閉めるぞ?」
裕介「うん。」
そして小鳥遊邸に帰ってきた。
砂原「すみません。事情聴取で伺いました。」
警官1「ご足労いただきありがとうございます。」
警官2「お三方と妹さんは別々の部屋を用意しました。」
婦警「妹さんはこちらでどうぞ。オレンジジュースでいいかしら?」
紗菜「はい。」
鷲尾「あの妹じゃ··」
警官1「お三方はここの部屋へどうぞ。ただいまお茶をお持ちしますので。」
警官1「おかけ下さい。では昨日の説明をお願いできますか?」
砂原「昨日は終業時間過ぎに◇◇芸術大学の**教授から渡したい資料があると電話がありそれをうけたのが部下の広瀬です。私は上司で砂原と言います。」
警官1「大学へは?」
砂原「私が広瀬をおくり、資料の受け取りだけなので広瀬だけでいいと教授が言っていたとの事で、校内の教授のもとへは広瀬がむかいました。そして私は元々の担当であるこちらの鷲尾に連絡をいれ、教授のもとを広瀬が訪ねているとつたえました。」
鷲尾「砂原さんから連絡うけたのが俺です。鷲尾剛といいます。教授には陰でセクハラの噂があったので、広瀬の元へ行って欲しいといいました。」
裕介「校内に入ってきた砂原さんと会ったのが俺です。◇◇芸術大学絵画科で講師をしています。桜庭裕介です。」
砂原「桜庭君と会ってそのまま教授のいる教室へむかいました。」
警官1「教室での状況は?」
砂原「見た限り見当たりませんでした。」
裕介「なので、広瀬さんの携帯をならし、隣の部屋より聞こえたので、部屋に入り、その時口をテープで塞がれ、ネクタイで手を拘束された彼女を発見しました。」
鷲尾「その後に駆けつけたのが俺です。教授に関するセクハラの証言やメモなどを持っていましたので、砂原さんが携帯で録音していた物とあわせつきつけました。」
警官1「セクハラの証拠にするには少々弱い物がありますね。そこまで巧妙なやり方をしていたんだと思いますが。」
警官2「遅くなりました。お茶です。それから妹さんしっかりしてますね。物怖じすることなく、婦警達に話をしてくれてまして、少々聞かせて頂きましたが、携帯にあるデータと説明が合致しています。」
裕介「そうですか。彼女様子は?本当に大丈夫ですか。」
警官2「まだ話しを聞いてる途中ではありますが、感情を露にしたりすることなく、進んでいるようです。」
婦警1「広瀬さんのお話終わりました。」
警官1「ご苦労様。」
と入口でなにやら話している。
婦警1「教授の元へ資料を取りに行った所、体を執拗に触られ、口頭にて反論した所、頬を殴られたとのことです。それから上着を脱がされ胸を掴まれた時に砂原さんと、桜庭さんがいらしたと。それで自身はテープで口を塞がれ、ネクタイで手を縛られ、隣の部屋にいるように言われたそうです。」
警官1「それも携帯にとられていたんですか?」
婦警1「仕事の時のクセでそうしているとの事で全部供述共にあっていました。」
警官1「分かりました。彼女のケアお願いします。」
警官1「広瀬さんの聴取が終了しました。携帯の内容、証言共に有効であると思われます。皆さんもありがとうございました。」
と全員奥の部屋をでる。
紗菜相変わらずオレンジジュースのんでいる。
そこへチンピラが近づいてきた。
チンピラ「はなせやコラーっあんっ?」
警察官が一人で連行してきたようだ。
チンピラの抵抗で警察官が手を離してしまった、そして紗菜に一目散に近づく。
婦警がとめに入る前に紗菜が仁王立ち。向かって来たチンピラのアゴに回し蹴りがヒット。
紗菜がすかさず背後を押さえ込み、手首を捻りあげた。
紗菜「二人で連行して来るか、腰ひもしないと危ないですよ。」
警察官「申し訳ありません。」
警官1「君強いんだね。警察官にならないかい」
紗菜「警察官の採用欄に女性は身長155センチ以上とあるので、私は無理です。」
警官2「君は福島の人?福島県警は女性の身長155以上だけど、他はだいたい150以上だよ。警視庁は154だけどね。」
紗菜「今は仕事にやりがいを持っているのでそれでもできませんね。では失礼します。」
四人は車に帰った。鷲尾が運転。
裕介「紗菜、どうしてあんな無茶したんだ!もし、ケガしたり、人質にてもされたら··」
紗菜「私空手は黒帯の有段者です。それに現行犯なら逮捕の権利はあります。行き過ぎなければ実力行使も正当防衛です。」
裕介「それは分かってるよ。」
砂原「広瀬、それはちょっと違うんじゃないか?裕介がなぜ心配しているのか小鳥遊邸に帰ったら考えなさい。分かったか?」
紗菜「はい。」
そして小鳥遊邸についた。
砂原「鷲尾運転お疲れ。忘れ物するなよ。」
若干二人は深刻な顔である。かたやはこの世の終わり、かたやは地獄の入口みたいな顔をしている。
鷲尾「鍵閉めるぞ?」
裕介「うん。」
そして小鳥遊邸に帰ってきた。
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