寄るな友!ホモとなるよ
少し前から気になっていることがある。
「ほら達海、これ飲んで一息つけよ」
目の前に押し付けられた大好きな炭酸。
それよりも気をとられるのは後藤の爪。
後藤の爪は不思議。
いつ見ても、ぴかぴか光ってる。
なんで?
なんか塗ってんの?
俺がよく知っている後藤は、たとえるなら朝のハンバーガーのCMみたいな感じ。好青年。みずみずしくて笑うと見える歯が真っ白で、すごくさわやかだった。
俺を迎えに来た時も、大きく印象が変わることはなかったけれど、どこか違和感があった。40を目前にした男ならではの自信とか威厳とか、やさしさ、しなやかさ、渋み深み。そんなもんがいろいろ備わったのかなと思ってた。
なにせ俺たちは10年会ってない。連絡も取り合っていない。どう暮らしてきたのか、何をしてきたのか、何があったのか、お互い知らない。
「なんだ、いらないのか?」
「ううん、飲む。ちょうだい」
「ほら」
後藤は俺が抱える違和感に全然気づいてないようだ。立場は違えど、これまで通りに振る舞ってるつもりらしい。
でも俺は気になってる。じわじわ気になってる。
本当にささいな、ふとした瞬間だ。後藤が違和感の片鱗をのぞかせるのは。
はじめはハンカチ。この間、後藤はピンクのハンカチで汗を拭いてた。その時見えたワンポイントがハート。「お前、ずいぶんかわいーの持ってんのね」って茶化したら、後藤はぎょっとした顔で俺を見て、口ごもって、さらに汗を噴き出した。
次は居酒屋。後藤はサラダばっかり注文した。「どっか調子悪いの?」って聞いたら「ダイエットしてるんだ」と苦笑いしてた。なんだか白けちゃって「アボカドなんてさ、なんか女子みたいじゃん」って文句言うと、やっぱり口ごもってた。
有里とはハーブティー話をしたり、パッカのぬいぐるみデコったりしてるみたいだし、ダンボールを運ぶ後ろ姿は、有里とおんなじで微妙な内股だった。
それで今、爪が光ってる。
「達海、よかったら、これからウチ来ないか?」
「なんで?」
「メシ食べてないんだろ?俺作るよ」
「お前、料理できたっけ?」「引退してからすっかりハマッちゃってな。オフの日はけっこう凝ったもの作るんだ」「ふーん」
「味の保証はできないけど、どうだ?」
「行く」
いくら付き合いが長いからと言っても、踏み込んじゃいけない領域はある。言いたくないことや隠したいことなんて山ほどある。そこにズカズカ土足であがり込むなんて、関係を壊したくない相手ならなおさら避けたい。
でも俺は、あえて踏み込む。
後藤をもっと知りたいから。
できるだけ。できるなら全部。
俺は後藤を知りたい。
「へえ、いい部屋じゃん」
「ああそっか。ウチ来るの初めてだったな」
「キレイにしてるね」
「そうか?」
「うん、後藤の部屋キレイ」
俺は今日、この関係を壊したいから。
(2)
後藤のメシはうまかったけど、ちょっと物足りなかった。
アスパラとベーコンのリゾット、フリッタータ、パンプキンサラダ。あれはカフェメシってやつなのかな。大食いじゃない俺が足りねーって感じるくらいだから、後藤のダイエットはどうやら本気っぽい。
「食器洗い終わるまで、テレビでも観てろよ」
「......うん」
ここに来て、メシ食って、俺はあの違和感の正体を知った。
後藤のキレイな部屋。
インテリアの色づかい。
食器のデザイン。
本棚のタイトル。
隠しきれていない、たくさんのぬいぐるみたち。
「......達海、ラデュレのマカロンあるぞ......あっ!そ、それは!」「なに?触っちゃだめなの?」
「い、いやっ、そ、その」
「俺さー、ずっと気になってたの」
棚の隙間からウサギのぬいぐるみを引き寄せてみせると、案の定、後藤はうろたえた。ぬいぐるみはふわふわで、ガキの頃に触った本物の感触を思い出させる。
「その爪」
「......」「削ったり塗ったり、そーゆーのが身だしなみとか言って、男の間でも流行ってるんでしょ?」
「......あ、そう!そう!そうなんだよ!」「てっきりお前も仕事柄そうなのかなーって思ったんだけど」
「あ、ああ」
「違うよね」
「え?」
「お前のは、そうじゃないんでしょ?」
「......い、いや、その」
「要はさ、後藤って女子なんだよね」
「......」
「女子っぽいやつとか、かわいいモンが好きなんでしょ?」
「......」
後藤は観念した。小さく「そうだ」とも「うん」とも聞き取れる妙な声を出して頷いた。それから下向いたまま黙った。へたすりゃ、泣いちゃうかもしれない。
でも、後藤の好みを否定するつもりはない。むしろホッとしてる。
時々俺は後藤から放たれる女の気配を察してイライラした。結局、何年経っても俺は後藤を手に入れられないのかよって内心焦ってた。
でも、これならもう安心だ。後藤は女みたいになっちゃったけど、女のものにはなってない。
「ねえ後藤、お前の中で俺ってどうなの?」
「......ん?」
「俺じゃだめ?」
「え?」
「俺はかわいくないからだめ?」
「......なに、」「お前が隠してるあーゆーやつの中に、俺も入れてほしいんだけど」「......ええ!?」
「やっぱ、かわいくないか、俺おとこだし」
「あ、あの」「俺さ、お前にかわいがられたくて、結構がんばってたんだけど」「違う達海!」
怒鳴った後藤に引き寄せられた。力が強くて苦しい。
「達海は十分かわいいよ」
耳にかかる息が細い。髪をなでる指はやさしい。
後藤の気持ちが伝わってきた。
「俺も達海のこと、ずっと手に入れたかったんだ」
「ホント?」
「ああ。本当だ。......こういうのが好きな俺は、気持ち悪いか?」
「......」「あんまり目立たないように、いろいろ気をつけてるんだけどダメなんだ。つい集めてしまう」
俺の体を抱きしめながら語った話によれば、後藤が女子っぽいものに興味を持ち始めたのは、GMになってから。ストレス発散のために買い物しまくったそうだ。そん時、ひと目ぼれしたバッグがレディースで、それを手に入れてから、興味の対象を広げていったらしい。
で、気づいた頃には――
「これは『シュシュ』って言って、女の子が髪につけるんだ」
こんなモンまで買っているそうだ。
「このリバティプリントがすごくいいんだ。おそろいのカードケースも持ってる」「......そう」
俺の頭をごそごそやってる後藤は、俺の適当に打った相槌なんてもう耳に入ってない。
「ほらできた、どれどれ」
「......」「ああ達海!やっぱり思ってた通りだ。すごくかわいいよ、ああ......」「......」
「よし達海!次はあれ、あのワンピースだ」
「はあ?」
「ずっと達海に着せてみたかったんだよ」「えっ、なに、お前まさか」
「服もいろいろあるんだ」
意気揚々とクローゼットを開ける後藤の背中越しに、やたらビラビラした洋服が見えた。
「......なあ、後藤」「ええっと、後藤ってさ、もしかして、ちょっとオネエ入ってる?」「うーん、はっきり否定はできないな」
とか真面目に答えたくせに、男しか出せない腕力で無理やり服を脱がされ、ワンピースを着せられ、また頭に飾りをつけられ、その姿を見て興奮度マックスになった後藤に、俺は掘られた。
(3)
「ねえ、後藤」「ん?」
満足気に天井を見上げている後藤のパンツは、ところどころレースがあしらわれている。それを引っ張りながら俺は聞いた。
「このパンツって男用なんだよね?」「ああ、意外に人気あるらしいぞ。俺みたいな連中が世の中にはけっこういるんだな」「......あのさ、お前って、もともとホモだったの?それともオネエになっちゃったの?」「うん、俺にもよく分からないんだ」「まさかお前がこういうパンツはくようになるとはね、そのくせ俺に入れたがるし」「......ごめん、でも、お前に入れられるのは、どうしてもいやだ」「もういいよ、気持ちよかったし」
「俺もよかった、すごく」
「あーあ、なんか俺いろいろびっくり」
「達海、誰にも言うなよ、俺の趣味」「言えねーよ。でも有里あたりは気づいてるんじゃない、その気があることぐらい」「......そうかな」
「そうだよ」
後藤は手のひらを天井にかざして、もう一度「そうかな」って言ってる。ぴかぴかの爪は磨いたらしい。
「ねえ、後藤さ」
「ん?なんだ?」
「さすがに下着は持ってないよね、女物の」
「......」「......」
後藤は勢いをつけて起き上がり、ベッドを降りて、再びクローゼットを開き、振り向いた。
「達海」
「......やだ」
「たのむ」
「......やだよ、無理無理」
「俺じゃあ小さすぎるんだ、頼む!」
「は?お前それ履いたの?」
「お願いだから履いてみせてくれ」
「やめろって、おい!後藤!」
違和感の正体を知りたかったのも俺、関係を壊したいと願ったのも俺だ。後藤の秘密を暴いて安心したのも俺。だが、まさかこんなことになるなんて。
俺はいま、後藤のかわいいコレクションの中でも特にお気に入りというラベンダー色のブラジャーとパンツを装着させられ、いいようにされてる。
平べったい胸でしぼんだ風船みたいに浮いてるブラジャー、小さいパンツからはみ出す俺のモノ。
それをうっとり眺めて触る後藤。
こんなのただの変態じゃん、と言いたい。
でも、俺が言うセリフじゃない。
「かわいいよ達海、かわいい」
その言葉に、俺のモノはうれしそうにじんわり濡れた。
パンツを汚す俺も、同類だ。
「ほら達海、これ飲んで一息つけよ」
目の前に押し付けられた大好きな炭酸。
それよりも気をとられるのは後藤の爪。
後藤の爪は不思議。
いつ見ても、ぴかぴか光ってる。
なんで?
なんか塗ってんの?
俺がよく知っている後藤は、たとえるなら朝のハンバーガーのCMみたいな感じ。好青年。みずみずしくて笑うと見える歯が真っ白で、すごくさわやかだった。
俺を迎えに来た時も、大きく印象が変わることはなかったけれど、どこか違和感があった。40を目前にした男ならではの自信とか威厳とか、やさしさ、しなやかさ、渋み深み。そんなもんがいろいろ備わったのかなと思ってた。
なにせ俺たちは10年会ってない。連絡も取り合っていない。どう暮らしてきたのか、何をしてきたのか、何があったのか、お互い知らない。
「なんだ、いらないのか?」
「ううん、飲む。ちょうだい」
「ほら」
後藤は俺が抱える違和感に全然気づいてないようだ。立場は違えど、これまで通りに振る舞ってるつもりらしい。
でも俺は気になってる。じわじわ気になってる。
本当にささいな、ふとした瞬間だ。後藤が違和感の片鱗をのぞかせるのは。
はじめはハンカチ。この間、後藤はピンクのハンカチで汗を拭いてた。その時見えたワンポイントがハート。「お前、ずいぶんかわいーの持ってんのね」って茶化したら、後藤はぎょっとした顔で俺を見て、口ごもって、さらに汗を噴き出した。
次は居酒屋。後藤はサラダばっかり注文した。「どっか調子悪いの?」って聞いたら「ダイエットしてるんだ」と苦笑いしてた。なんだか白けちゃって「アボカドなんてさ、なんか女子みたいじゃん」って文句言うと、やっぱり口ごもってた。
有里とはハーブティー話をしたり、パッカのぬいぐるみデコったりしてるみたいだし、ダンボールを運ぶ後ろ姿は、有里とおんなじで微妙な内股だった。
それで今、爪が光ってる。
「達海、よかったら、これからウチ来ないか?」
「なんで?」
「メシ食べてないんだろ?俺作るよ」
「お前、料理できたっけ?」「引退してからすっかりハマッちゃってな。オフの日はけっこう凝ったもの作るんだ」「ふーん」
「味の保証はできないけど、どうだ?」
「行く」
いくら付き合いが長いからと言っても、踏み込んじゃいけない領域はある。言いたくないことや隠したいことなんて山ほどある。そこにズカズカ土足であがり込むなんて、関係を壊したくない相手ならなおさら避けたい。
でも俺は、あえて踏み込む。
後藤をもっと知りたいから。
できるだけ。できるなら全部。
俺は後藤を知りたい。
「へえ、いい部屋じゃん」
「ああそっか。ウチ来るの初めてだったな」
「キレイにしてるね」
「そうか?」
「うん、後藤の部屋キレイ」
俺は今日、この関係を壊したいから。
(2)
後藤のメシはうまかったけど、ちょっと物足りなかった。
アスパラとベーコンのリゾット、フリッタータ、パンプキンサラダ。あれはカフェメシってやつなのかな。大食いじゃない俺が足りねーって感じるくらいだから、後藤のダイエットはどうやら本気っぽい。
「食器洗い終わるまで、テレビでも観てろよ」
「......うん」
ここに来て、メシ食って、俺はあの違和感の正体を知った。
後藤のキレイな部屋。
インテリアの色づかい。
食器のデザイン。
本棚のタイトル。
隠しきれていない、たくさんのぬいぐるみたち。
「......達海、ラデュレのマカロンあるぞ......あっ!そ、それは!」「なに?触っちゃだめなの?」
「い、いやっ、そ、その」
「俺さー、ずっと気になってたの」
棚の隙間からウサギのぬいぐるみを引き寄せてみせると、案の定、後藤はうろたえた。ぬいぐるみはふわふわで、ガキの頃に触った本物の感触を思い出させる。
「その爪」
「......」「削ったり塗ったり、そーゆーのが身だしなみとか言って、男の間でも流行ってるんでしょ?」
「......あ、そう!そう!そうなんだよ!」「てっきりお前も仕事柄そうなのかなーって思ったんだけど」
「あ、ああ」
「違うよね」
「え?」
「お前のは、そうじゃないんでしょ?」
「......い、いや、その」
「要はさ、後藤って女子なんだよね」
「......」
「女子っぽいやつとか、かわいいモンが好きなんでしょ?」
「......」
後藤は観念した。小さく「そうだ」とも「うん」とも聞き取れる妙な声を出して頷いた。それから下向いたまま黙った。へたすりゃ、泣いちゃうかもしれない。
でも、後藤の好みを否定するつもりはない。むしろホッとしてる。
時々俺は後藤から放たれる女の気配を察してイライラした。結局、何年経っても俺は後藤を手に入れられないのかよって内心焦ってた。
でも、これならもう安心だ。後藤は女みたいになっちゃったけど、女のものにはなってない。
「ねえ後藤、お前の中で俺ってどうなの?」
「......ん?」
「俺じゃだめ?」
「え?」
「俺はかわいくないからだめ?」
「......なに、」「お前が隠してるあーゆーやつの中に、俺も入れてほしいんだけど」「......ええ!?」
「やっぱ、かわいくないか、俺おとこだし」
「あ、あの」「俺さ、お前にかわいがられたくて、結構がんばってたんだけど」「違う達海!」
怒鳴った後藤に引き寄せられた。力が強くて苦しい。
「達海は十分かわいいよ」
耳にかかる息が細い。髪をなでる指はやさしい。
後藤の気持ちが伝わってきた。
「俺も達海のこと、ずっと手に入れたかったんだ」
「ホント?」
「ああ。本当だ。......こういうのが好きな俺は、気持ち悪いか?」
「......」「あんまり目立たないように、いろいろ気をつけてるんだけどダメなんだ。つい集めてしまう」
俺の体を抱きしめながら語った話によれば、後藤が女子っぽいものに興味を持ち始めたのは、GMになってから。ストレス発散のために買い物しまくったそうだ。そん時、ひと目ぼれしたバッグがレディースで、それを手に入れてから、興味の対象を広げていったらしい。
で、気づいた頃には――
「これは『シュシュ』って言って、女の子が髪につけるんだ」
こんなモンまで買っているそうだ。
「このリバティプリントがすごくいいんだ。おそろいのカードケースも持ってる」「......そう」
俺の頭をごそごそやってる後藤は、俺の適当に打った相槌なんてもう耳に入ってない。
「ほらできた、どれどれ」
「......」「ああ達海!やっぱり思ってた通りだ。すごくかわいいよ、ああ......」「......」
「よし達海!次はあれ、あのワンピースだ」
「はあ?」
「ずっと達海に着せてみたかったんだよ」「えっ、なに、お前まさか」
「服もいろいろあるんだ」
意気揚々とクローゼットを開ける後藤の背中越しに、やたらビラビラした洋服が見えた。
「......なあ、後藤」「ええっと、後藤ってさ、もしかして、ちょっとオネエ入ってる?」「うーん、はっきり否定はできないな」
とか真面目に答えたくせに、男しか出せない腕力で無理やり服を脱がされ、ワンピースを着せられ、また頭に飾りをつけられ、その姿を見て興奮度マックスになった後藤に、俺は掘られた。
(3)
「ねえ、後藤」「ん?」
満足気に天井を見上げている後藤のパンツは、ところどころレースがあしらわれている。それを引っ張りながら俺は聞いた。
「このパンツって男用なんだよね?」「ああ、意外に人気あるらしいぞ。俺みたいな連中が世の中にはけっこういるんだな」「......あのさ、お前って、もともとホモだったの?それともオネエになっちゃったの?」「うん、俺にもよく分からないんだ」「まさかお前がこういうパンツはくようになるとはね、そのくせ俺に入れたがるし」「......ごめん、でも、お前に入れられるのは、どうしてもいやだ」「もういいよ、気持ちよかったし」
「俺もよかった、すごく」
「あーあ、なんか俺いろいろびっくり」
「達海、誰にも言うなよ、俺の趣味」「言えねーよ。でも有里あたりは気づいてるんじゃない、その気があることぐらい」「......そうかな」
「そうだよ」
後藤は手のひらを天井にかざして、もう一度「そうかな」って言ってる。ぴかぴかの爪は磨いたらしい。
「ねえ、後藤さ」
「ん?なんだ?」
「さすがに下着は持ってないよね、女物の」
「......」「......」
後藤は勢いをつけて起き上がり、ベッドを降りて、再びクローゼットを開き、振り向いた。
「達海」
「......やだ」
「たのむ」
「......やだよ、無理無理」
「俺じゃあ小さすぎるんだ、頼む!」
「は?お前それ履いたの?」
「お願いだから履いてみせてくれ」
「やめろって、おい!後藤!」
違和感の正体を知りたかったのも俺、関係を壊したいと願ったのも俺だ。後藤の秘密を暴いて安心したのも俺。だが、まさかこんなことになるなんて。
俺はいま、後藤のかわいいコレクションの中でも特にお気に入りというラベンダー色のブラジャーとパンツを装着させられ、いいようにされてる。
平べったい胸でしぼんだ風船みたいに浮いてるブラジャー、小さいパンツからはみ出す俺のモノ。
それをうっとり眺めて触る後藤。
こんなのただの変態じゃん、と言いたい。
でも、俺が言うセリフじゃない。
「かわいいよ達海、かわいい」
その言葉に、俺のモノはうれしそうにじんわり濡れた。
パンツを汚す俺も、同類だ。
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