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ないしょの恋人

ジャンル: 現実世界(恋愛) 作者: 護堂アオイ
目次

第42話「企画」

「あっ、あっ……んっ……ああ……あんっ」

 真理(まり)の部屋。潤いのある声が響いていた。

 ベッドの上にあお向けになっている真理。

 ブラウスの前を広げ、カップ付きのジュニアブラを小さいがもう成人型になっている乳房の上にたくし上げている。

 目を閉じている真理は露わにした小さな乳房を、自分の手で揉んでいた。

 真理の頭に浮かんでいるのは、亮一(りょういち)の姿だ。

 彼の姿を思い浮かべながら、真理は乳房を揉んでいる。

 乳房を揉むだけでは物足りない。片方の乳房を揉み続けながら、もう片方の乳房を飾る小さなピンク色の突起……乳首を二本の指でつまむ。

 つまんだ乳首を、キュッと軽くひねる。

「あふっ」

 軽くひねっただけでも、強い快感が乳首から走ってくる。

 真理は何度も乳首をひねった。

「あっ、あっ……あふっ……ふぅ……あっ」

 ひねるたびに乳首から快感が走り、口から漏れる声の中にある潤いが濃くなっていく。

 もっと快感がほしくなる。

 真理はショートパンツとパンティを膝まで下げ、無毛の股間を露わにさせた。

 少女の証しであるスリットを、右手の中指でスーッとなぞる。

「んっ……」

 声とともにピクンッと跳ねる腰。軽くスリットをなぞっただけでも、今の真理は快感を感じた。

 乳首をいじり、スリットをなぞる真理。

「あふっ……んっ……んん……あんっ」

 甘い声をこぼす真理の肌は、快感によってほんのりと赤く染まっていった。

 右手の人差し指と薬指を使い、スリットを広げる。綺麗なピンク色の秘洞がむき出しになる。

 真理は中指を、秘洞の浅い部分に差し入れた。

「んっ……」

 人差し指の先が軽く入ってきただけでも、敏感な秘洞は真理に快感を与えてくれた。

 そのまま、真理は中指を動かす。

「ああ……」

 秘洞からの快感で、真理は熱い吐息をこぼした。

 もっと快感が欲しくなり、乳首をひねる指の力を強め、秘洞をいじる中指の動きを速くさせた。

「あっ、あふ……んっ……ああっ……」

 中指でいじられる秘洞は、すぐに淫らな蜜で濡れるようになる。

 真理は少女の蜜を指に絡めるようにして、中指で秘洞をいじり続けた。

「んっ、あっ……ああっ! あふぅっ!」

 甘い声が大きくなる。

 中指の動きが激しくなっていく。

 小さな乳房を五本の指でグイグイと揉む。

「あっ、あっ! あふっ! ああっ!」

 乳房と秘洞からの快感で喘ぐ真理。

 夢中になって乳房と秘洞をもてあそぶ。

 喘いでいるうちに唇が乾いたので、舌先で唇をなぞる。

「んっ……」

 舌を使って唇を湿らせるだけでも、真理は快感を感じた。

 秘洞をいじっているうちに蜜の量が増え、中指はベトベトに濡れていた。

 乳房を揉む指の動きが、秘洞をいじる中指の動きが、どんどん激しくなっていく。

「あっ、あぁっ! あふ、ああっ!」

 感じるのは、快感だけとなる。

 どれほど乳房を揉み、秘洞をいじったことだろうか。

 やがて真理の背筋を、ゾクゾクとした寒気にも似た感覚が走るようになっていた。

 乳房を揉むたびに、秘洞をいじるたびに、その感覚は大きくなっていく。

 抱いた感覚をさらに大きくさせるかのように、真理は乳房を揉む指の動き、秘洞をいじる指の動きをもっと激しくさせた。

「ああっ! あふぅっ! あっ、あっ……あふあっ!」

 声を大きく響かせる真理の中で、ゾクゾクとした感覚が破裂を起こしそうであった。

 秘洞を引っかくように中指を動かした直後、

「あふぅっ!」

 真理はベッドの上で背中を弓なりに反らす。

 ゾクゾクとした感覚が、彼女の中で破裂を起こした。

 弓なりに反った真理の体がビクビクと震える。

「あっ、あっ……ああああっ!」

 淫蜜が噴き出し、手首までベトベトに濡らす。

 真理はクタッと脱力し、ハアハアと荒く呼吸をする。

 手首を拭こうとティッシュペーパーに伸ばそうとするが、腕に力が入らない。

 衣服と下着を乱した格好のまま真理は荒い呼吸を繰り返し、崩れ落ちた姿勢のまま力が戻るのを待った……。



◇◇◇



 パソコンのモニターの中では、音楽に合わせてハヅキとアンジュが踊っている。

 場所は屋内プール。ハヅキもアンジュも水着姿だ。

 ハヅキは赤いセパレートの水着、アンジュは水色のビキニの水着だ。

 どちらも布面積は少なく、布地も薄い。

 2人のジュニア・ヌードモデルは音楽に合わせて腕を振り、ステップを踏み、腰を振る。

 しばらくは水着姿で踊る。やがて2人はトップスを脱いだ。

 ハヅキの膨らみのない胸……ただ乳首がツンッと目立っているだけの胸が露わになる。

 まだ小さいが、それでももう成人型の乳房になっているアンジュの胸も露わになる。

 トップレスになった2人の少女は踊りを続けた。

 ステップを踏みながら半ターンし、背中を向けるハヅキとアンジュ。

 水着のボトムスに包まれたお尻を突き出し、音楽に乗せて右に左に振る。

 数分ほどして、2人はボトムスの両端に指を引っかけた。

 そしてお尻を左右に振り続けながら、ボトムスを下げていった。

 一気には下げない。ゆっくりと下げていく。

 お尻の割れ目が、少しずつ見えてくる。半分ほどお尻の割れ目が見えたところで、ハヅキとアンジュはボトムスを一気に膝まで下げた。

 2つのプリンッとした可愛らしい形のお尻が露わとなる。

 少女たちは肩越しに笑みを見せ、むき出しにしたお尻を左右に振り続けた。



 ハヅキとアンジュの共演作品を見ている亮一は、パソコンを操作して映像を変えた。

 モニターに表示されるのは、ルカとアスミだ。

 どこかの廃墟の一室に、2人はいる。白いタンクトップとパンティだけという格好だ。

 パンティの色はルカが白地に水色のドット柄、アスミは淡いピンク色だ。

 作品の内容は、ハヅキとアンジュの共演作品と同じように踊りモノであった。

 ルカとアスミは音楽に合わせ、モニターの中で踊っている。

 タンクトップに手をかけたルカとアスミは、腰を左右に振りながら脱いだ。

 上半身ジュニアブラだけとなる2人の少女。

 ルカはパンティと合わせたドット柄のハーフトップ、アンジュもパンティと合わせた淡いピンク色のカップ付きのジュニアブラだ。

 下着姿になった少女たちは、踊りを続けた。

 数分ほど下着だけで踊った後、ルカもアスミもジュニアブラに手をかけ、脱いだ。

 上半身は裸となり、パンティ1枚きりという格好になる2人のジュニア・ヌードモデル。

 ルカの胸は膨らみがなく、ただ乳首がツンッと目立っているだけ。

 アスミの胸はまだ小さいながらも、もう成人型の乳房だ。

 上半身裸で踊り続けるルカとアスミ。

 亮一は映像を停止させ、「ふむ」と小さく声を漏らして考える。

「真理ちゃん、流香(るか)ちゃん、葉月(はづき)の3人はクラスメイトか……」

 テキストエディタを起動させ、亮一は素早くキーボードに指を走らせた。

 ある企画が思い浮かび、それを文字にしていった……。



◇◇◇



 その日、流香はジュニア・ヌードモデルとしての仕事は休みであった。

 自宅の部屋のベッドに寝転び、雑誌を読んでいる白いタンクトップのホットパンツという格好の流香。

 部屋のドアがノックされる。流香は「どうぞ」と声をかけ、体を起こした。

 勇介が、部屋の中に入ってくる。

「どうしたの?」

 流香が聞くと、彼は黙って歩み寄ってきた。流香の肩を抱き、唇を重ねる勇介。

「流香を抱きたくなった」

 そう言うと、勇介は流香に万歳のポーズをとらせ、タンクトップを脱がした。

 流香はタンクトップの下に、白いハーフトップタイプのジュニアブラを着けていた。

 勇介の手は続けてハーフトップも脱がし、流香の上半身を裸にさせる。

 そのまま流香をベッドに押し倒す勇介。流香はされるがままだ。

 勇介は流香の片方の乳首にむしゃぶりついた。

「あんっ……」

 乳首から快感が走ってきて、流香は小さく声を漏らす。

 勇介は乳首を吸い、舌先でツンツンとつっつく。

 もう片方の乳首を、勇介は人差し指でくすぐり、爪の先でつっついた。

「あっ、あっ……んっ……」

 愛撫される乳首から快感が走ってきて、流香の口からは甘い声がこぼれる。

 勇介は空いている方の手を、ホットパンツへと伸ばしていく。

 ホットパンツのホックを外し、ファスナーを下げる勇介の手。そのままホットパンツを脱がす。

 露わになるパンティは、ハーフトップと色を合わせたもの……白であった。フロントを赤いリボンが飾っている。

 ホットパンツを脱がした勇介の手は、白いパンティの中に入り込む。

 中指が、少女の証しであるスリットをスーッとなぞる。

「あふっ……」

 股間から快感が走ってきて、流香は甘い声とともに腰を小さく跳ねさせた。

 勇介の指は。何度もスリットをなぞる。

 そのたびに、流香は声をこぼしながら腰を跳ねさせた。

 何度、流香のスリットをなぞったことだろうか。

 やがて勇介の中指が、濡れるようになっていった。

 愛撫を受けているうちに、流香の股間のスリットからは、快感の蜜が溢れはじめていた。

 それが勇介の中指を濡らす。

 勇介は少女の蜜を絡めるようにして、流香の股間を愛撫し続ける。

「あふっ……あっ、あっ……」

 流香の甘い声を聞きながら、勇介は白いパンティの中から手を抜く。

 そしてパンティの両端を掴み、脱がした。

 全裸となる流香。彼女の裸身を眺めながら、勇介は脱がしたパンティを放り投げる。

 勇介は自分も服と下着を脱ぎ、裸となった。

 流香の視界には、股間でそそり立っている少年の証しが入ってくる。

 勇介は流香の両脚を脇に抱えると、ソレの先端をスリットに当てた。

 そして、そのまま一気に腰を突き出す。

「あふうっ!」

 秘洞に勇介のモノが突入してきて、流香は疾走する快感で声を漏らしながら首を反らした。

 ギチギチときつく勇介の肉棒を締めつける流香の秘洞。

 勇介は腰を動かし、肉棒で流香の中をえぐった。

「あっ、あっ! あふっ! ふあっ! あっ、ああっ!」

 怒張しているモノで秘洞を突かれるたびに快感が生じ、流香は裸身を小刻みに震わせて喘ぐ。

 快感が秘洞を妖しく蠢かす。

 秘洞の蠢きで肉棒を刺激され、勇介は腰の動きを激しくさせた。

 すると、流香の内側を疾走する快感が強まっていく。

「あっ、あっ! ああっ! あふううっ!」

 流香が口から響かせる甘い声が大きくなる。

 部屋の中には流香の声と、勇介の肉棒が秘洞をえぐる音が響いた……。
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