始まりは···4話
大輔「あっあのセナさんじゃないっすか?」
紗菜「あっこの前の。朝比奈さんでしたっけ?」
大輔「慌ててどうしたんすか?あっすみませんメール··」
紗菜「ごめんなさい。急いでるから。それじゃ」
と駅に走った。
和人→大輔、海南ホテルの近くは規制がかかって通れない場所があるそうだ。紗菜も足止めさるているはずなんだが··無事にバイト向かえているか?
大輔→大丈夫ですけど、ホテル何かあったんですか?
和人→脅迫電話が入ってな、ホテルのどこかに毒物を仕掛けたとゆう内容で、今警察が隈無くさがしてるそうだ。
大輔→すみません。セナさん、さっき会ったんですが、急いでいた様で話が出来なくて、すぐに走っていってしまいました。
和人→どっちに向かった?
大輔→ホテル近くの通りを歩いていて左にいったみたいです。
和人→悪い。大輔に地図の説明求めたのが悪かった。
大輔方向音痴です。
和人→今何処だ?
大輔→さっきより移動はしてますが、山さ来の近くです。
和人→なら駅に向かったのかもしれないな。もうすぐ終電だし、駅もしまっちまうからな。わかった。バイトきをつけるんだぞ。
大輔→はい。いってきます。
和人「おーい悪い誰か六本木駅に紗菜迎えにいけないか?」
文太「それなは裕くんが最終で帰ってくる。」
創一「やっぱり宿泊客でもホテルに荷物取りに行けなかったか。」
和人「あの時、駅のロッカーに預けたのはよかったかもしれないが、、」
創一「何やってんだよアイツ」
千尋「とにかく裕介には連絡したから、彼女連れて帰らせましょう。」
和人「流石千尋。仕事が早い。」
創一「問題は来るかどうかだと思いますが··」
文太「以外と裕くんって心配して怒ったりするんだよ。」
和人「普段おちゃらけてる分効果抜群だっりするんだな。」
和人携帯に電話
裕介「和兄、紗菜ちゃん見当たらないんだけど?」
和人「見当たらない?ロッカー近くにもいないか?」
裕介「探したけどいない。」
和人「入れ違いになっちまったか。」
裕介「紗菜ちゃんの携帯は?」
和人「多分充電が切れている。つながらないんだ。」
駅員「お客様申し訳ありません。終了時刻ですので閉めさせていただきます。」
と駅から裕介は出された。
裕介「駅も閉まっちゃった。」
和人「近くを探してくれるか?疲れてるのに悪いな。」
裕介「疲れてないよ。ちょっと酔ってるけどねーん。」
和人「皆はメシ食ったから茶漬け用意しておくな。」
裕介「ありがとう。あっ発見。じゃーその内帰るね。」
道の片隅のガードレールに腰掛けていた。
和人「とりあえず発見したようだ。お前達は心配せず寝ろ」
三人「おやすみなさい。」
駅近くの二人。
裕介「紗菜!何やってるんだ?」
紗菜「桜庭さん?」
裕介「足どうした?」
紗菜「何でもないです。」
裕介「俺が叱る前に言いなさい。」
紗菜「··ちょっと挫いただけです。」
裕介「ちょっとには見えないけど?見せて」
紗菜「大丈夫です。これ位なら··」
裕介「捻挫は治しかたが悪いと少しの事でまた同じようになる。無理して歩くな。小鳥遊邸帰ったら応急処置するから、明日病院にいきなさい。」
紗菜「ですが··」
裕介「駅ならとっくにしまったよ。」
紗菜「そんな」
裕介「話し聞いてるのか?」
紗菜「明日も仕事あるなに。」
裕介「身体大事に出来ないのに勤まる仕事があるのか?帰るぞ。ほらおぶってくからのりなさい。」
紗菜「歩けます。」
裕介「紗菜。自分を苦しめる嘘はだめだ。いくぞ。」
紗菜「はい。。」
裕介の指示に従いやっと背中に身体を預けた。
裕介「小鳥遊邸に連絡すれば良かったでしょ。」
紗菜「こんな事で連絡なんて··」
裕介「こんな事じゃない!自分で解決てきてないだろうが。あのまま朝までガードレールに腰掛けてるつもりだったのか?」
紗菜「朝なんてすぐじゃないですか。」
裕介「小鳥遊邸に帰ったら説教。」
紗菜「今も大分怒ってるじゃいですか。」
裕介「ああ怒ってるよ。自分を蔑ろにするなんて当然だ。」
ガチャ。裕介「ただいま」
小鳥遊邸に二人が帰ってきた。
紗菜「お邪魔します··」
裕介「ソファーにおろすから。」
紗菜「はい。ありがとうございます。」
裕介「まず足アイシングしよう。」
和人「裕介お疲れ。紗菜足捻挫したのか?」
裕介「うん。アイシングして応急処置してから明日病院行かせようと思って。」
和人「ならその間に茶漬け作ってやる。紗菜はメシ食ったのか?」
紗菜「はい。食べました。」
裕介「ありがとう。パンスト足首から下切るね」
紗菜「えっでも替え··」
裕介「紗菜!」
紗菜「ごめんなさい」
口調と顔はいつもより怖いが丁寧に足に湿布し、テーピングをまいてくれた。
紗菜「ありがとうございます。」
裕介「明日ちゃんと病院行くこと。あと自分の事を大切にしない。暫く反省タイム。いいね?」
紗菜「はい。」
裕介のお茶漬けタイム中反省タイムになった紗菜。
和人「カモミールティでも飲んでおちつけ。」
裕介「あっ和兄、まったく甘いんだから。」
和人「フォローに回っだけだ。」
裕介「俺としてはまだまだ叱り足りないけど?」
和人「普段とはえらいギャップだな。」
裕介「ちょっとは反省してる?自分に負担になる無理とか嘘はだめたからな。わかった?」
紗菜「はい。。気をつけます。」
裕介「気をつけるんじゃないの直しなさい。」
紗菜「はい。」
和人「寝るぞ。紗菜は足治るまで一階のこの前の部屋使え。」
紗菜「ありがとうございます。」
和人「明日病院連れていくからな。」
紗菜「お手数おかけしてすみません。」
やっと小鳥遊邸の皆が寝静まったようです。
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