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ストライクウィッチーズ(ワールドウィッチーズ)501・502・赤ズボン隊・アフリカの星が集まってしまった!?

原作: ストライクウィッチーズ 作者: はやぶさ
目次

第1話「謎の扉出現」

~サン・トロン基地~

今日も朝から、宮藤は朝ご飯をリーネと一緒に作っていた。

宮藤「リーネちゃん。ここにきてもう半月ね~。」

リーネ「そうだね。芳佳ちゃん。」

そうやって会話していると、誰かが私のことを呼ぶ声が聞こえてきた。

坂本「宮藤~!」

宮藤「あ、坂本さん!おはようございます!ご飯ですか?」

坂本「おはよう。あ、いや、朝食も欲しいが、この後、ミーナとバルクホルン&ペリーヌとで本部に行ってくるから、何かあった時は頼むぞ。」

私の頭の中は真っ白になった。

宮藤「あれ?シャーリーさんとハルトマンさんは残られないのですか?」

坂本「シャーリーとルッキーニ―&ハルトマンは買い物だ。だから、夜間哨戒以外でのメンバーで一番上の上官は、宮藤、お前になる。」

宮藤「え~?」

私は直さら頭の中が真っ白になった。

リーネ「芳佳ちゃん。私もいるから!」

坂本「そうだぞ!服部もいるしな。まあ、今日は、出撃予想もされていないから大丈夫だろう。気楽にな。」

宮藤「そんな~!」

そこにミーナ中佐がやってきた。

ミーナ「3人ともおはよう!どうしたの?」

坂本「ミーナ、宮藤に今日のことを話したのだが…。」

ミーナ「ああ、大丈夫だよ。宮藤さん!シャーリーさんたちはすぐに帰ってくる買い物だから。何かあれば私たちもすぐに帰れるし、何かあれば、時間稼ぎをしてもらえればいいわ。」

私は少しは安心した。余りにもいきなりの話だったからだと思う。心臓がバクバクしている。

宮藤「わかりました!頑張ります!!」

坂本「まあ、何かあれば私がゼロ戦と大和を引き連れて何とかするがな。はっはっはっは!」

ミーナ「美緒。もうそれだけはやめて。いくら何でも無茶しすぎ。」

宮藤「そうですよ!坂本さん!大和はやりすぎです!」

リーネ「芳佳ちゃん、ゼロ戦は止めないの?」

宮藤「そこまで止めると坂本さんは、もっとすごいことするから。」

坂本「よくわかっているな!宮藤!」

ミーナ「美・緒!?」

坂本「わかっているよ。それより朝食にするか。」

宮藤「はい~今、用意しますね!」

こうして、朝食を取って、皆さんは各地へ出かけていきました。



~数時間後~

私は、リーネちゃんと静夏ちゃんとで基地内の掃除をしていました。

リーネ「芳佳ちゃん!ここの場所はすべて終わったよ!」

服部「宮藤さん!こっちも終わりました!」

宮藤「了解~!こっちも終わったから、休憩にしようか!」

リーネ「うん、わかった」

服部「了解です!」

こんな会話をしていた時だった。

宮藤「あれ?地面が揺れている?」

服部「珍しいですね。地震が起こるのは。」

リーネ「珍しい…のかな?扶桑では当たり前かもしれないけど、こっちではめったには…。」

揺れが大きくなり、立って入れなくなるぐらいだった。

宮藤「二人とも!姿勢を低くして!!通路の真ん中に!壁が崩れるかもしれないから!!」

2人「はい!」

数分後、揺れが収まった。かなりの揺れだったが…?

宮藤「二人とも大丈夫?」

リーネ「私は大丈夫!服部さんは?」

服部「怪我はありませんが、こんな大きな地震は初めて体験しました。」

リーネ「私は地震というものその物が初めてだよ。」

宮藤「とりあえず、基地の安全確認をしようか。あんなにも、揺れたら壊れているところもあるかもしれないし、それと夜間哨戒のエイラさんとサーニャちゃん・ハイデマリーさんの様子も見ておこう!棚などの下敷きになっているといけないから。」

服部「それと、ミーナ中佐への連絡はどうしますか?」

宮藤「じゃあ、役割分担をしよう!リーネちゃんが、基地の安全確認。静夏ちゃんが、エイラさんたちの確認。私はミーナ中佐に報告の連絡をしに行ってくるね。」

リーネ「了解!芳佳ちゃん!」

服部「了解しました!」

宮藤「それと、また地震が起こるかもしれないから、その時はインカムで連絡で!」

そのまま2人と別れた後、私は、通信室に向かいミーナ中佐に連絡を取った。

宮藤「こちら、サン・トロン基地の宮藤です。ミーナ中佐応答をお願いします。」

数秒後

坂本「こちら坂本だ。済まん、今、ミーナが手が離せなくてなかわりに私が出たが何かあったか?」

宮藤「坂本さん!そちらは大丈夫ですか!?」

坂本「???何かあったようだが、こっちは特に何も起きていないぞ!」

バルクホルン「こちらバルクホルンだ!宮藤、ネウロイが出たか!?」

坂本「!本当か!?宮藤!?」

坂本さんとバルクホルンさんの間で緊張感が走っている。

宮藤「ネウロイとは関係があるかどうかはわかりませんが、こちらで大きいな地震がありました。」

バルクホルン「地震だと?」

坂本「被害は!?」

宮藤「通信室などの施設は私が見たところありませんし、けが人も多分いないと思いますが、かなり大きな地震だったので。」

バルクホルン「坂本少佐、これは一度戻った方が…。」

坂本「宮藤、心して聞け。」

宮藤「は、はい!」

一体なんだろうと思った。

坂本「宮藤、この地方では地震など起きないんだ。だから、もし起きたとしても、この本部も揺れることになる。それほど、近いからな。基地と本部が。地震が起きる原因が今のところ、私の頭ではネウロイの大型が出たかもしれん。だから私たちが戻るまで警戒を怠るな!」

宮藤「は、はい!了解しました!」

バルクホルン「それと、夜間哨戒のメンバーもできれば起こせ、それだけの大事だ。」

宮藤「わかりました。」

坂本「最後にシャーリーたちにこの後同じないようを伝えろ。そして基地に今すぐに戻れと言っておいてくれ。これは上官命令だと。」

宮藤「わかりました。」

バルクホルン「ハルトマンがぐずったら殴ってでもいいから連れて蹴って来いと言っておいてくれ。」

坂本「負担をかけて済まんがよろしく頼む。」

そう言って、通信が途切れた。そのままシャーリーさんに連絡したら…。

シャーリー「それは、ほんとか!?」

宮藤「はい、こっちの皆さんは何事かと思っています。」

シャーリー「今から帰るから、少し待っていてくれ!無茶はするなよ!宮藤??」

宮藤「了解!」

その後、静夏ちゃんとリーネちゃんたち含めて食堂に集まった。

エイラ「まったく、もう少しで死ぬところだったよ!」

サーニャ「エイラが守ってくれなかったら、クローゼットの下敷きだったね。私たち。」

ハイデマリー「私は何とか無事です。」

静夏「この後どうしましょうか?」

宮藤「坂本さんからは、現場待機だし…。」

リーネ「ねえ、芳佳ちゃん。」

宮藤「な~に?リーネちゃん。」

リーネ「あんなところに扉ってあった?」

リーネちゃんがさしたのは食堂の奥の壁だったはずのところに扉があった。

宮藤「ホントだ。」

サーニャ「なんだろうあの扉?」

エイラ「昨日まではなかったよな?」

ハイデマリー「はい、ありませんでした。」

果たしてこの扉はいったい何だろう。ネウロイと関係性があるのか?



続く。
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