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ストライクウィッチーズ(ワールドウィッチーズ)501・502・赤ズボン隊・アフリカの星が集まってしまった!?

原作: ストライクウィッチーズ 作者: はやぶさ
目次

第13話「真相」

それから数日。



坂本「起こしてしまったか?」

宮藤1「大丈夫です。そろそろ、みっちゃんが食事を持ってきてくれますから。それより、皆さんの食事は大丈夫ですか?」

坂本「こんな時まで人の心配か。お前は本当に大したもんだな!はっははは!」

宮藤1「笑いごとではないですよ…。ミーナ中佐の食事だと…。」

坂本「それは、最初の日に止めた。安心していいぞ。今のメンバーだとミーナのことをよく知っている人がかなりいるからな。」

宮藤1「ところで、坂本さん。」

坂本「なんだ?」

宮藤1「今日から、私の軍事聴取をお願いします。」

坂本「わかった。無理はいけないから時間はこちらで止めるぞ!」

宮藤1「はい。」



~聴取~



ミーナ「宮藤少尉、あなたに軍事聴取を行います。ここでの発言はすべて証拠になりますのでご注意を。」

宮藤1「はい!」

坂本「おい、ミーナ。さすがに硬すぎるぞ!それでは、宮藤の体がもたないぞ。」

ミーナ「わかっているよ、美緒。宮藤さん。」

宮藤1「はい?」

ミーナ「堅い決まり文句は、ここまで、お互いに楽に話しましょう。でも、言葉一つ一つが証拠になるのは忘れないでね。ただ、嫌味を言う上官は一人ぐらいいた方がいいと思ったからよ!」

バルクホルン「ミーナ、さすがにそれはどうかと思うぞ。」

ハルトマン「はぁ、ミーナはマイペースだからな。」

ラル「だな。」

ミーナ「まぁ、私のことは置いておいて…、宮藤さん。」

宮藤1「はい」

ミーナ「あなたは、何時このコアを手に入れたのですか?」

宮藤1「そのコアを最初に手に入れたのは、坂本さんに助けられた時の後です。」

坂本「ということは、大和に戻ってからか?」

宮藤1「はい、衛生兵と一緒に医務室に移ろうとしたら、謎の男の人がいたのです。」

ラル「謎?」

ロスマン「具台的に説明できるかしら?」

宮藤1「一言でいえば、人型ネウロイです。」

坂本「!!!」

ミーナ「なんですって!」

バルクホルン「本当か!?宮藤!?」

サーシャ「皆さん落ち着いてください。宮藤さんの体調はまだ万全ではありません。」

バルクホルン「そうだったな、すまない宮藤。」

宮藤1「いいえ、私がストレートに言い過ぎたと思いますが表現は正しいと思います。あの時の人型ネウロイとそっくりでしたから。」

ラル「あの時…、501部隊が最初見つけた時か。」

宮藤1「私のせいで、坂本さんが撃墜されたときです。」

坂本「あれはお前が、気にすることはない。逆に言えば今から思えば私が、もう少し冷静で宮藤の言葉を聞いていれば、この戦況も変えれたかもしれない。」

宮藤1「あの状況では無理ですよ!坂本さん。その状況とほぼ似ていました。違うのは本当に大人の男性で軍服まで似ていましたがすべて黒でした。」

バルクホルン「その後どうした?衛生兵がいたはずだが?」

宮藤1「真実を言いますので驚かないでください…。」

ミーナ「これ以上驚くこと?」

宮藤1「はい。」

坂本「覚悟はできている。」

宮藤1「その衛生兵は、その男性に私を預けようとしました。」

サーニャ&リーネ&服部「え?」

バルクホルン「なぁに!?」

坂本「その後はどうした。」

宮藤1「さすがに抵抗しました。なので、衛生兵から拳銃を奪い取り男のネウロイが攻撃してきたので、反撃しました。」

黒江「バカな。銃撃音もビームの音も聞こえなかったぞ!」

マリア「それは私も証言しましょう。あの状況ではどこから音が出てくるかすぐにわかりましたから。」

フェルナンディア「私たちも船に居たけど、そんな音がしたらすぐに駆け付けたね。」

ラル「では、なんでそれができなかったかだが。」

宮藤1「フェルさん。あの衛生兵のこと覚えていますか?」

フェルナンディア「ええ、しっかりとした扶桑の男性だとお持ったけど?」

宮藤1「国まではわかりませんが、あの人はウィッチです。」

周り「え~!」

マルセイユ「ウィッチがこの件を支援したのか?」

バルクホルン「破滅を呼ぶだけなのに、なぜわからん。」

坂本「ウィッチまで敵の人がいるか…、世界大戦でもする気か相手は?」

宮藤1「冗談ではないと思います。信じれないと思いますが、黒いネウロイの男がしゃべっていました。」

竹井「そのネウロイは喋れるの!?」

宮藤1「はい、確かに“人間同士を戦い合わせるのがこれで現実味になった”って言っていました。」

リーネ「ちょっと待って!なんで芳佳ちゃんを襲えば世界大戦なんてできるの?」

ラル「逆に考えれば、排除すればだが…。」

坂本「希望か。」

皆「?」

坂本「宮藤の功績は今まで数多くのウィッチたちがいる中でも今ですら、ずば抜けている。そして、マロニーによる無茶な作戦まで止めてしまった。いわば…」

ミーナ「希望の光。いいえ、平和の旗印というわけね。」

坂本「実際に宮藤が入隊してからのウィッチたちの実績は比べるまでもなく良くなっている。解放された戦線はいくつもある。この短期間では驚く成果だろう。これも、宮藤博士の娘ではなく、宮藤由佳という子の明るさと諦めなさが周りを引っ張ろうとしている。しかし、これが無くなればどうなる?個人の主張ばかりで、行き場を失うものもいれば暴走するものもいるだろう。特に今回の場合、暴走が目当てではないのか?」

宮藤1「正直、そこまで言われると照れてしまいますが、ほぼ同じことをつぶやいていました。坂本さんはわかっていたのですね。」

坂本「予想はしていたがな。」

宮藤1「ここからは完結的に言うと、戦いの時にウィッチの子がおそらくあれは固有魔法ですね。それで音を遮断して、私との戦闘音を消した後、何とか私はコアを削ることに成功しましたが、弾切れで立てこもりました。そのコアがそれです。そしてそれを握っていたら、またあの時と同じくいろんな背景が見えてきて、今回のことが分かりました。それと、私が分裂したのは、すみません…、私がドジったのです。」

バルクホルン「ドジった?そんな風には思えないが…。」

宮藤1「そのコアが膨張してきたので、爆発の危険があったので、何とか食い止めようとっしたらあの状態というわけです。」

坂本「どうすれば元に戻る。」

フェルナンディア「スト~プ!」

周り「???」

宮藤1「時間ですか?」

フェルナンディア「時間の前に、ウルスラさんが作った魔力反応が薄くなったよ。宮藤ちゃんが。」

バルクホルン「それはまずい!!!」

ミーナ「ええ、ここまででもおさらいする点はいくつでもある。宮藤さん。今日は本当にありがとう。ゆっくり休んで!」

宮藤1「でもこれだけ言わせてください。」

坂本「ん?なんだ?」

宮藤1「ここまでくると、あのもう一人の宮藤由佳のどちらかを殺すしかないもしくは両方殺すしかないと思ってください。」

周り「ええええ!!!!!!!!!!!!!!!!」





いきなりの宮藤による爆弾発言によりみんなが凍り付く。果たしてどうなることか?

続く
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