180cm同士のカップルは結構目立つ
今日の受講が全て終わり、僕は一足先にバス停で待っていた、蒼ちゃんが来るのを。
蒼「先輩ー! お待たせしましたー!!」
急ぎ足で、蒼ちゃんがやってきた。
恭平「蒼ちゃん、お疲れ様。」
蒼「ハァ…ハァ…疲れた…。 バスが来るんじゃないかと思ってボク…急いできましたよ…。」
恭平「そりゃ、頑張ったね。」
こう見えても、彼女は遅刻とかあまり好きじゃないタイプの人間だ。
だから今日の朝、急ぐように僕に声を掛けたのだ。
ブロロロロロ…
恭平「あっ、バスが来たよ。 蒼ちゃん、乗ろう。」
蒼「分かりました!」
バスがやって来て、僕達は乗り込んだ。
空いてる席に二人で座り込む。
徐々にバスは、僕達の帰るべき家へと近づいていく。
そして、目的地のバス停に着き、僕らは降りた。
辺りが少し暗くなってる中、歩いていくと…周りの人達が僕達をジロジロと見ていく。
無理も無いだろう、僕みたいに180cmの男の人は頻度は少なくとも見掛ける機会は有るが、彼女の場合は全国でも約1万人ぐらいしかいないのだから、1万人いる町の中で1人見掛ければ奇跡と言える割合なのに、その奇跡の人がここにいるのだから…。
それがカップル…しかも身長差が全く無いとなれば尚更だ…。
こんな長身かつ身長差の無いカップルなんて、全国で探しても僕達くらいしかいないだろう。
蒼「ねぇ、先輩…ボク達結構目立つんですかね…?」
恭平「まぁ…僕のような人はたまに見掛けるとしても…蒼ちゃんの様な人なんて…そう簡単に見掛ける事は無いから…。」
蒼「そう言われれば…ボクよりも背高い人…バスケの選手かバレーの選手くらいしか…いないですよね…。」
恭平「まあ…言葉悪く言うと…蒼ちゃんは結構待ち合わせ場所にされたりとか大変な目に有ってるからね…。」
蒼「うぅ…。」
恭平「良く考えれば…蒼ちゃんがまだ高校生だった時、駅の前で話してたら、僕達の事を他の人の待ち合わせ場所の目印にされたりとかも有ったからね…。」
蒼「あぁ~あの時は大変でしたね~。」
それはまだ彼女が高校3年生の時、
彼女の卒業祝いの為に、旅行した時の事だ。
僕と蒼ちゃんが駅で少しばかり話をしてたら、近くで友達を待っていた女の人が…
『うん、うん。 えーと…あっ、近くに背の高いカップルがいるの。 その二人がいたら入り口だからー。』
まさかの僕らを待ち合わせ場所の目印に…。
恭平『(蒼ちゃん、どうする!?)』
蒼『(いや…これはどうしようも無いですよね…。 ボク達、その友達が来るまで待ってましょう…。)』
それを聞いてた僕らは、動くにも動けなかった…動いてしまえば、色々騒がれるかも知れないし…。
もはや、その友達が来るまで僕らも待ってしまうという始末…。
背が高いというのは色々と大変だ…。
しかも、僕らどっちも背が高く同じ身長だから、滅多に見られないカップルの画だ、よーく目立つ。
恭平「何か…町歩くのすらも一苦労だよね…。」
蒼「そうですね…。」
と、お互いの苦労話を話しながら歩き、気がつくと家に到着した。
ガチャ…
恭平「ただいまー。」
蒼「ただいまー、帰って来たよ~。」
ようやく着いた僕達の家。
ここに住むのは…確か光久君が中学2年生の頃だから…。
今、光久君は確か高2だったはず…となると3年ぐらいかなここに住むのは。
この家の間取りは2階建ての6LDKで中はかなりの広さ。
個人の部屋は…一つを除いて、大体6~7帖程の広さだけどそのうちの二つは少し広めの10帖の部屋と倍の12帖の部屋がある。
実はその一番広い部屋こそが、僕と蒼ちゃんが使っている部屋なのだ。
理由としては、僕らは仲良しだからという理由だから…何とも言えない複雑な理由…。
光久「あっ、お帰り。 そう言えば、お二人の噂僕の学校でも評判ですよ。」
蒼「みーくん…あんまりお姉ちゃん達をからかわないの。」
光久「いや、町中で歩いてもお二人は結構目立つ訳ですから…もう格好の的…。」
蒼「うぅ…大変だよ…もう…。」
光久「まあ、唯一救いと言ったら、良い評判である事かな?」
光久君の通ってる高校でも僕達は評判の格好になってるのか…。
良い評判だと言うなら、まあこんな仲良く歩いていりゃそう見えてもおかしく無いな。
秋恵「さ、もうそんな話よりも、ご飯にしましょう。 ほら、二人も早く荷物を部屋においてリビングに来て。」
恭平・蒼「「はーい。」」
僕と蒼ちゃんは、部屋に向かって荷物を置きに行く事に。
さっさと済ませて、皆の待つリビングに行く。
秋恵「さ、いただきましょう。」
全員「いただきます!!」
今日の夕飯は、ハンバーグとシーザーサラダ。
僕は、その出来た料理を口に運ぶ。
恭平「うん、もしかしてだけど、サイコロステーキが入ってるゴロゴロハンバーグかな?」
秋恵「あれ? 恭ちゃんはお気に召さないのかな?」
恭平「ううん、サイコロステーキの食感がジューシーで良いよ!! どんどんご飯が進むよ!!」
何と、今回のハンバーグはサイコロステーキがハンバーグの中に入ってるゴロゴロハンバーグだった。
食感もサイコロステーキとひき肉のハンバーグの食感が合わさって、別のジューシーさが味わえる。
今日の夕飯で、疲れが一気にぶっ飛んだ。
身長で悩み疲れた一日の疲れが癒えて最高!!
また作って欲しいな、このゴロゴロハンバーグ…。
蒼「先輩ー! お待たせしましたー!!」
急ぎ足で、蒼ちゃんがやってきた。
恭平「蒼ちゃん、お疲れ様。」
蒼「ハァ…ハァ…疲れた…。 バスが来るんじゃないかと思ってボク…急いできましたよ…。」
恭平「そりゃ、頑張ったね。」
こう見えても、彼女は遅刻とかあまり好きじゃないタイプの人間だ。
だから今日の朝、急ぐように僕に声を掛けたのだ。
ブロロロロロ…
恭平「あっ、バスが来たよ。 蒼ちゃん、乗ろう。」
蒼「分かりました!」
バスがやって来て、僕達は乗り込んだ。
空いてる席に二人で座り込む。
徐々にバスは、僕達の帰るべき家へと近づいていく。
そして、目的地のバス停に着き、僕らは降りた。
辺りが少し暗くなってる中、歩いていくと…周りの人達が僕達をジロジロと見ていく。
無理も無いだろう、僕みたいに180cmの男の人は頻度は少なくとも見掛ける機会は有るが、彼女の場合は全国でも約1万人ぐらいしかいないのだから、1万人いる町の中で1人見掛ければ奇跡と言える割合なのに、その奇跡の人がここにいるのだから…。
それがカップル…しかも身長差が全く無いとなれば尚更だ…。
こんな長身かつ身長差の無いカップルなんて、全国で探しても僕達くらいしかいないだろう。
蒼「ねぇ、先輩…ボク達結構目立つんですかね…?」
恭平「まぁ…僕のような人はたまに見掛けるとしても…蒼ちゃんの様な人なんて…そう簡単に見掛ける事は無いから…。」
蒼「そう言われれば…ボクよりも背高い人…バスケの選手かバレーの選手くらいしか…いないですよね…。」
恭平「まあ…言葉悪く言うと…蒼ちゃんは結構待ち合わせ場所にされたりとか大変な目に有ってるからね…。」
蒼「うぅ…。」
恭平「良く考えれば…蒼ちゃんがまだ高校生だった時、駅の前で話してたら、僕達の事を他の人の待ち合わせ場所の目印にされたりとかも有ったからね…。」
蒼「あぁ~あの時は大変でしたね~。」
それはまだ彼女が高校3年生の時、
彼女の卒業祝いの為に、旅行した時の事だ。
僕と蒼ちゃんが駅で少しばかり話をしてたら、近くで友達を待っていた女の人が…
『うん、うん。 えーと…あっ、近くに背の高いカップルがいるの。 その二人がいたら入り口だからー。』
まさかの僕らを待ち合わせ場所の目印に…。
恭平『(蒼ちゃん、どうする!?)』
蒼『(いや…これはどうしようも無いですよね…。 ボク達、その友達が来るまで待ってましょう…。)』
それを聞いてた僕らは、動くにも動けなかった…動いてしまえば、色々騒がれるかも知れないし…。
もはや、その友達が来るまで僕らも待ってしまうという始末…。
背が高いというのは色々と大変だ…。
しかも、僕らどっちも背が高く同じ身長だから、滅多に見られないカップルの画だ、よーく目立つ。
恭平「何か…町歩くのすらも一苦労だよね…。」
蒼「そうですね…。」
と、お互いの苦労話を話しながら歩き、気がつくと家に到着した。
ガチャ…
恭平「ただいまー。」
蒼「ただいまー、帰って来たよ~。」
ようやく着いた僕達の家。
ここに住むのは…確か光久君が中学2年生の頃だから…。
今、光久君は確か高2だったはず…となると3年ぐらいかなここに住むのは。
この家の間取りは2階建ての6LDKで中はかなりの広さ。
個人の部屋は…一つを除いて、大体6~7帖程の広さだけどそのうちの二つは少し広めの10帖の部屋と倍の12帖の部屋がある。
実はその一番広い部屋こそが、僕と蒼ちゃんが使っている部屋なのだ。
理由としては、僕らは仲良しだからという理由だから…何とも言えない複雑な理由…。
光久「あっ、お帰り。 そう言えば、お二人の噂僕の学校でも評判ですよ。」
蒼「みーくん…あんまりお姉ちゃん達をからかわないの。」
光久「いや、町中で歩いてもお二人は結構目立つ訳ですから…もう格好の的…。」
蒼「うぅ…大変だよ…もう…。」
光久「まあ、唯一救いと言ったら、良い評判である事かな?」
光久君の通ってる高校でも僕達は評判の格好になってるのか…。
良い評判だと言うなら、まあこんな仲良く歩いていりゃそう見えてもおかしく無いな。
秋恵「さ、もうそんな話よりも、ご飯にしましょう。 ほら、二人も早く荷物を部屋においてリビングに来て。」
恭平・蒼「「はーい。」」
僕と蒼ちゃんは、部屋に向かって荷物を置きに行く事に。
さっさと済ませて、皆の待つリビングに行く。
秋恵「さ、いただきましょう。」
全員「いただきます!!」
今日の夕飯は、ハンバーグとシーザーサラダ。
僕は、その出来た料理を口に運ぶ。
恭平「うん、もしかしてだけど、サイコロステーキが入ってるゴロゴロハンバーグかな?」
秋恵「あれ? 恭ちゃんはお気に召さないのかな?」
恭平「ううん、サイコロステーキの食感がジューシーで良いよ!! どんどんご飯が進むよ!!」
何と、今回のハンバーグはサイコロステーキがハンバーグの中に入ってるゴロゴロハンバーグだった。
食感もサイコロステーキとひき肉のハンバーグの食感が合わさって、別のジューシーさが味わえる。
今日の夕飯で、疲れが一気にぶっ飛んだ。
身長で悩み疲れた一日の疲れが癒えて最高!!
また作って欲しいな、このゴロゴロハンバーグ…。
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