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園子「そうよ!まぁ、ここはからくり屋敷と言っても規模がそんなに大きくないから貸切にしようと思ったんだけど、予想外にも他に付いてるスポンサーの家族が来たがってたみたいで、そこの家族と私たちだけの貸切になったのよ」
和葉「それでも!普通に行くより絶対人少ないやん!ありがとうな!園子ちゃん!」
園子「いーのよいーのよ!こんなのすぐにできるもの」
「園子って本当にすごいんだね…;」
蘭「うん…;」
園子「じゃあ服部君、和葉ちゃんのことたのんだわよ!私たちはがきんちょ達のあいてしなくちゃいけないから、折角大阪から来た二人組さんで楽しんできてよっ!」
蘭「そうね!ほら、コナン君も服部君にばっかりひっついてないで!」
コナン「えっ、やだぁー!平次にいちゃんと遊ぶー!」『このままのりきるぞ!服部!』
蘭「こら!コナン君!」
平次「おうおう!ほなわいと遊ぼかー!^^;」
和葉「ええよ!コナン君は平次とまわりっ!ほら、蘭ちゃん達、行こ?」
園子「でも…」
和葉「あのあほはコナンくんばっかりやならな!ほっとこ!しゃーなしうちらでこの子らの面倒見たるし!」
「…和葉ちゃん…」
園子「それじゃあ皆んなで周りましょ!」
こうして全員でからくり花屋敷に入る事になった。
謎解きばかりの細い路地や斜めになった部屋。全ての謎は服部とコナンと灰原達でクリアされていた。
そこしてたどり着いたのは不自然な部屋。
斜めになった部屋にピアノ、そしてスピーカーが置いてあった。
この部屋から出るには聞こえるものをそのまま弾け。
その部屋だけ謎解きではなかった。
園子「なにこれ…?元の聞いてたものとちがうわ…」
灰原「ここだけ謎解きじゃないみたいね。…妙だわ。鍵もかけられて…閉じ込められたみたいね。」
あゆみ「こわいよーっ!」
蘭「大丈夫よ、あゆみちゃん!」
服部「どーやらここから出る方法は一つみたいやな。…誰かがあのスピーカーから流れる音楽を弾かなあかんっちゅうことやな。…お嬢やったらピアノの一つくらいひけるんとちゃうんか?」
園子「ま、まぁ、少しなら…」
服部「ほなかけるで。」
…幻想即興曲が流れ出した。
園子「こ、こんなの無理に決まってんでしょ!」
服部「難しすぎるわ…こんなんむりや!」
「アレンジが加えられてるから難しいな…。」
服部「わかるんか?!」
「ダメ元で…っ危ない!」
服部「え…?」
コナンとか「服部!後ろだ!…くそ!間に合わねぇ!」
和葉「平次!!」
…ガバッ…
「…っ」
服部「大丈夫か?!」
「うん。…大丈夫。」
灰原「今、手を…」
「何でもないよ。さ、」
服部「おおきに。」
「ダメ元だけど…仕掛けがわかったから、皆伏せといてね…」
コナン「仕掛け…?」
~♪♪♪~
スパンッ…スコンっ…ドンッ…
あゆみ「キャァァァ!!!」
げんた「あの姉ちゃん大丈夫なのかよ?!」
光彦「お姉さん…」
服部「…!!………あれは、ただの身のこなしやない…あいつ…弾きながらよけとる…」
ピアノを弾くたびにからくり屋敷っぽいクナイや手裏剣、が弾き手の方に飛んでくるという仕組みなのだ。
そして弾き終わった時、彼女は無傷で、扉も開かれた。
「…ったっ…」
彼女は誰にも気づかれないように右手を抑えた。
そこは出口ではなく、また部屋になっていた。
「まって…!血の匂いが…!!」
ゆりの声は聞こえていないようで
服部「なんや、最後のだけまるで俺らを殺そうと…っ!!あかん!見るな!!」
服部がそう言うと同時に蘭があゆみを、和葉が光彦を、園子がげんたの目を塞いだ。
コナン「おまえら、こっちを向くなよ!」
あゆみ「うん…」
「和葉ちゃんも、蘭も園子も、子供達の目を塞いだままこっちを振り返らないでね。」
最後に部屋から出てきた##NAME1##はそう言って服部とコナン、灰原がいる所へと駆け寄った。
和葉「なぁ!平次、なにがあったん?!」
園子「こんな仕掛け、聞いてないわよ…!」
蘭「コナン君とあいちゃんは?!」
「いくら死体を見慣れてても、これは見せられないね…」
服部「はよ!警察!」
「警察なら呼んだよ。もう一度電話してみる。まず、そこにいる6人を先にここから出てもらって帰らせるのがいいよ。」
コナン「…あぁ。」『蘭にこんなの見せるわけにいかねぇ…』
服部「ほな、悪いけどそうしてくれ」
「うん。…もしもし、あ、高木刑事さん、目黒警部に電話変わってもらえますか?………すみません、何度も。…子供達と女性が3人居るのですが、さっき話した通りなので先に帰らせたいのですが…それもそうですね。…そうしてもらえると助かります。…はい、ありがとうございます。」
服部「なんやて?」
「帰らせていいって、でも、全員警察が来るまで1人で行動しないこと。犯人が何してくるかわからないから、とりあえず警察の車で送り届けるって。」
服部「ああ、わかった。そのほうがええな。」
和葉「なぁ、なにがあったん?」
蘭「大丈夫…だよね…?」
「あ、もうすぐ犯人が出てくる頃かな。」
服部「なんやて?!」
和葉「それでも!普通に行くより絶対人少ないやん!ありがとうな!園子ちゃん!」
園子「いーのよいーのよ!こんなのすぐにできるもの」
「園子って本当にすごいんだね…;」
蘭「うん…;」
園子「じゃあ服部君、和葉ちゃんのことたのんだわよ!私たちはがきんちょ達のあいてしなくちゃいけないから、折角大阪から来た二人組さんで楽しんできてよっ!」
蘭「そうね!ほら、コナン君も服部君にばっかりひっついてないで!」
コナン「えっ、やだぁー!平次にいちゃんと遊ぶー!」『このままのりきるぞ!服部!』
蘭「こら!コナン君!」
平次「おうおう!ほなわいと遊ぼかー!^^;」
和葉「ええよ!コナン君は平次とまわりっ!ほら、蘭ちゃん達、行こ?」
園子「でも…」
和葉「あのあほはコナンくんばっかりやならな!ほっとこ!しゃーなしうちらでこの子らの面倒見たるし!」
「…和葉ちゃん…」
園子「それじゃあ皆んなで周りましょ!」
こうして全員でからくり花屋敷に入る事になった。
謎解きばかりの細い路地や斜めになった部屋。全ての謎は服部とコナンと灰原達でクリアされていた。
そこしてたどり着いたのは不自然な部屋。
斜めになった部屋にピアノ、そしてスピーカーが置いてあった。
この部屋から出るには聞こえるものをそのまま弾け。
その部屋だけ謎解きではなかった。
園子「なにこれ…?元の聞いてたものとちがうわ…」
灰原「ここだけ謎解きじゃないみたいね。…妙だわ。鍵もかけられて…閉じ込められたみたいね。」
あゆみ「こわいよーっ!」
蘭「大丈夫よ、あゆみちゃん!」
服部「どーやらここから出る方法は一つみたいやな。…誰かがあのスピーカーから流れる音楽を弾かなあかんっちゅうことやな。…お嬢やったらピアノの一つくらいひけるんとちゃうんか?」
園子「ま、まぁ、少しなら…」
服部「ほなかけるで。」
…幻想即興曲が流れ出した。
園子「こ、こんなの無理に決まってんでしょ!」
服部「難しすぎるわ…こんなんむりや!」
「アレンジが加えられてるから難しいな…。」
服部「わかるんか?!」
「ダメ元で…っ危ない!」
服部「え…?」
コナンとか「服部!後ろだ!…くそ!間に合わねぇ!」
和葉「平次!!」
…ガバッ…
「…っ」
服部「大丈夫か?!」
「うん。…大丈夫。」
灰原「今、手を…」
「何でもないよ。さ、」
服部「おおきに。」
「ダメ元だけど…仕掛けがわかったから、皆伏せといてね…」
コナン「仕掛け…?」
~♪♪♪~
スパンッ…スコンっ…ドンッ…
あゆみ「キャァァァ!!!」
げんた「あの姉ちゃん大丈夫なのかよ?!」
光彦「お姉さん…」
服部「…!!………あれは、ただの身のこなしやない…あいつ…弾きながらよけとる…」
ピアノを弾くたびにからくり屋敷っぽいクナイや手裏剣、が弾き手の方に飛んでくるという仕組みなのだ。
そして弾き終わった時、彼女は無傷で、扉も開かれた。
「…ったっ…」
彼女は誰にも気づかれないように右手を抑えた。
そこは出口ではなく、また部屋になっていた。
「まって…!血の匂いが…!!」
ゆりの声は聞こえていないようで
服部「なんや、最後のだけまるで俺らを殺そうと…っ!!あかん!見るな!!」
服部がそう言うと同時に蘭があゆみを、和葉が光彦を、園子がげんたの目を塞いだ。
コナン「おまえら、こっちを向くなよ!」
あゆみ「うん…」
「和葉ちゃんも、蘭も園子も、子供達の目を塞いだままこっちを振り返らないでね。」
最後に部屋から出てきた##NAME1##はそう言って服部とコナン、灰原がいる所へと駆け寄った。
和葉「なぁ!平次、なにがあったん?!」
園子「こんな仕掛け、聞いてないわよ…!」
蘭「コナン君とあいちゃんは?!」
「いくら死体を見慣れてても、これは見せられないね…」
服部「はよ!警察!」
「警察なら呼んだよ。もう一度電話してみる。まず、そこにいる6人を先にここから出てもらって帰らせるのがいいよ。」
コナン「…あぁ。」『蘭にこんなの見せるわけにいかねぇ…』
服部「ほな、悪いけどそうしてくれ」
「うん。…もしもし、あ、高木刑事さん、目黒警部に電話変わってもらえますか?………すみません、何度も。…子供達と女性が3人居るのですが、さっき話した通りなので先に帰らせたいのですが…それもそうですね。…そうしてもらえると助かります。…はい、ありがとうございます。」
服部「なんやて?」
「帰らせていいって、でも、全員警察が来るまで1人で行動しないこと。犯人が何してくるかわからないから、とりあえず警察の車で送り届けるって。」
服部「ああ、わかった。そのほうがええな。」
和葉「なぁ、なにがあったん?」
蘭「大丈夫…だよね…?」
「あ、もうすぐ犯人が出てくる頃かな。」
服部「なんやて?!」
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