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ないしょの恋人

ジャンル: 現実世界(恋愛) 作者: 護堂アオイ
目次

第45話「たわむれ・5」

 その日、葉月(はづき)は巧実(たくみ)の部屋で、いつものように秘密のデートをしていた。

 ベッドの端に腰を下ろしている巧実。その前に葉月が立っている。

 葉月はグレーのTシャツにジーパンという格好だ。巧実の前でさまざまなポーズをとった後、ジーパンに手を伸ばす。

 ベルトとホックを外し、ファスナーが下げられる。

 ジーパンの股間の部分がVの字に開いていき、そこからパンティが覗く。

 パンティの色は水色と緑色のチェック柄だ。

 葉月はジーパンの両端を掴んだかと思うと、それを一気に脱いだ。

 Tシャツとチェック柄のパンティだけとなる葉月。そんな格好で、またさまざまなポーズを披露していく。

 ポーズをとりながら、葉月は次はどっちを脱ぐかを考えた。

 先にTシャツを脱ぐことにする。

 Tシャツの裾に手をかけ、スルリと脱ぐ。

 葉月はTシャツの下に、裾の短い白いタンクトップを着ていた。

 布地の薄いタンクトップ。乳首の形がポッチリと浮き上がって見えている。見えているのは形だけではない。色もかすかに見えていた。

 続いて葉月はタンクトップも脱ぎ、上半身裸となる。

 チェック柄のパンティ1枚きりという格好の葉月は、少年的な顔に笑みを浮かべ、ポーズをとった。

 巧実の視線はパンティに向く。それを意識した葉月は、パンティの両端に指を引っかける。

 そして、ゆっくりとパンティを下げいった。

 もう少しで少女の証しであるスリットが見えるというところで、葉月は一気にパンティを膝まで下げる。

 巧実の視界に、葉月の無毛の股間……ただスリットがあるだけの股間が入ってきた。

 パンティを脱ぎ捨てる葉月。全裸となった彼女は、またさまざまなポーズをとっていく。

 しばらくの間、黙って葉月を眺めていた巧実は、

「葉月」

 と彼女の名前を口にする。

「こっちに来て」

 言われて、葉月は巧実が座っているベッドに向かう。

 巧実はジーパンと下着を下げた。彼の股間では、少年の証しが立ち上がっている。

 葉月は巧実の足元に座ると、ピンク色の舌を伸ばしながら顔を少年の証しに近づけた。

 巧実の少年の証しの先端に、葉月の舌が触れる。巧実の腰が、かすかに震えた。

 葉月は先端に、チロチロと舌を這わせる。

 敏感な先端に彼女の舌が這い、巧実は快感の溜め息を漏らす。

 それを耳にした葉月は、舌の動きを強くさせた。それに合わせるかのように、巧実が漏らす快感の溜め息が大きくなる。

 葉月は彼に、もっと快感を与えたくなった。

 先端以外の場所にも、舌を這わせる。

 根元から先端へ、先端から根元へと這う葉月のピンク色の舌。

 何度か舌を往復させた後、口を開け、少年の証しを含んだ。

 葉月は含んだモノに唇を密着させると、

「んっ、ふっ……ふぅ……」

 頭を前後に動かし、唇でしごいた。

 巧実が漏らす快感の溜め息は、ますます強くなっていく。

「んふっ……んむっ……んっ、んっ……」

 葉月は唇で少年の証しをしごきながら、右手をその下……シワだらけの肉袋に伸ばしていった。

 ソレを軽く握り、優しい力加減で揉む。

 巧実の腰の震えが大きくなる。

 葉月は唇の密着を強め、頭を前後させる動きを速くさせた。

 唇による愛撫を受け、巧実は快感で腰だけではなく少年の証しも震わせる。

 彼の腰と少年の証しは、唇の愛撫を受けるたびに、肉袋を揉まれるたびに、震えを大きくさせていった。

 やがて巧実は葉月の頭を掴み、自分の好きな速さで前後に動かした。

「んむっ……んっ……んむっ……」

 巧実のモノを口に含み、唇を密着させている葉月は、彼の好きにさせる。

 葉月の口に中で、少年の証しは震えをどんどん大きくさせていった。

 巧実の呼吸は、興奮で荒くなっていく。夢中になって、葉月の頭を前後に動かす。

「葉月……顔にかけるよ」

 少年の証しの震えをさらに大きくさせた巧実は、そう言って葉月の頭を大きく後ろに引いた。

 葉月の口から、ソレが抜ける。

 その直後、巧実の少年の証しは弾けた。

「んぷっ!」

 葉月の少年的な顔に、白濁した体液がかかる。

 強い匂いが鼻に漂ってくるが、葉月の顔に不快そうな表情は浮かばない。

 彼女の顔に浮かぶのは、どこか恍惚としたような表情であった……。



◇◇◇



 廃墟になったホテル。そこではマリの作品の撮影が行われていた。

 監督は亮一(りょういち)である。

 広いホールにマリと亮一、撮影スタッフたちがいた。

 マリは白いTシャツと水色のパンティという格好だ。

 そんな格好のマリは、大きな窓の前でさまざまなポーズをとっていく。

 白いTシャツの布地は薄いらしい。ジュニアブラの色が透けて見えている。

 Tシャツの下に着けているジュニアブラの色は、パンティと合わせた水色であった。

 亮一は、マリにTシャツを脱ぐように指示を出す。

 マリは言われたとおり、白いTシャツを脱ぐ。

 小さいが、もう成人型になっている乳房を覆うカップ付きのジュニアブラが露わになる。

 脱いだTシャツを放り投げ、水色の下着だけになったマリは、またさまざまなポーズをとっていく。

 次に亮一は、ジュニアブラを外すようにマリに告げる。

 Tシャツを脱いだときと同じように、マリは彼の言葉に従う。小さな乳房から、水色のジュニアブラを外した。

 ピンク色の突起で飾られた、愛らしい膨らみが露わになる。

 カメラマンの1人は、むき出しになったマリの小さな乳房をアップで撮った。

 トップレス姿になってポーズをとるマリ。

 しばらくして、亮一はパンティも脱ぐように指示を出した。

 後ろを向き、お尻を突き出すマリ。肩越しに笑みを浮かべた顔を見せ、パンティの両端に指を引っかける。

 水色のパンティが、ゆっくりと下げられていく。

 プリンッとしたお尻の割れ目が、徐々に見えてくる。

 半分ほどお尻の割れ目が見えたところで、マリはパンティを一気に膝まで下げた。

 お尻が露わとなる。カメラマンたちは、マリのお尻をさまざまなアングルで撮る。

 パンティを脚から抜いて全裸となったマリは前を向き、またいろいろなポーズをとっていった。



 撮影の場所が変わる。

 次の撮影の場所は客室の1つだ。

 マリはグレーのタンクトップとジーパンという格好である。

 布地の薄いタンクトップの下には、ジュニアブラを着けていないらしい。

 乳首の形がポッチリと浮き上がって見えていた。

 しばらくの間は、着衣でポーズをとってもらう。

 ポーズをとるマリを見つめながら、亮一はどうするか考える。

「マリちゃん……」

 考えたことを彼は口にした。

「ジーパンを脱いで。ゆっくりとね」

 マリは亮一に言われたとおりにする。

 ジーパンのベルトとホックを外し、ファスナーを下げていく。

 ファスナーを下げきると、ジーパンの両端を掴んでゆっくりと下げていった。

 パンティが露わになる。

 ジーパンの下に穿いているのは、白とピンク色のチェック柄のパンティであった。

 マリはジーパンを脱いで放り投げ、タンクトップとチェック柄のパンティだけという格好になる。

 そんな格好でポーズをとるマリ。

 亮一はパンティも脱ぐように指示を出す。

 マリはチェック柄のパンティをスルリと脱ぎ、下半身裸となった。

 カメラマンの1人が、露わになったマリの無毛の股間をアップで撮る。

(慣れたわね、私)

 そんなことをマリは思う。

 もうパンティを脱いで股間をアップで撮られても、特に恥ずかしさを感じることはなかった。

 普通になっている。

 慣れは怖いと思いながら、下半身裸のマリはポーズをとっていく。

 数分ほどタンクトップ1枚きりという格好でポーズをとっていると、亮一からの指示が飛んできた。

 タンクトップを脱ぐようにという指示。

 マリは亮一に言われたとおり、グレーのタンクトップを脱いだ。

 ジュニアブラを着けていないので、タンクトップを脱ぐとマリは全裸となる。

 カメラマンの1人が、小さな乳房をアップで撮った。



◇◇◇



 ジュニア・ヌードモデルとしての仕事を終えて帰宅した杏樹(あんじゅ)は、浴室でシャワーを浴びていた。

 シャワーヘッドをフックにかけ、頭から湯を浴びたときだった。

 浴室のドアが開き、誰かが入ってくる。

「信二さん……」

 それは、裸の信二であった。

 彼の股間では、肉棒がそそり立っている。

 信二は杏樹を後ろから抱く。

 片方の手が、小さいがもう成人型になっている乳房へと伸びた。

「あんっ」

 片方の乳房を握られ、揉まれて、杏樹は口から甘い声を漏れ響かせる。

 彼女の反応を楽しむかのように、信二は乳房を揉む指の力を強くさせた。

「ああ……」

 すると、杏樹の口から漏れる声の中にある甘さが濃くなっていく。

 信二はもう片方の手も彼女の胸に伸ばし、両の乳房を揉んだ。

「ああ、あっ……あっ」

 シャワーが流れる音に、杏樹の甘い声が混ざって浴室に響く。

 信二は小さな乳房を飾るピンク色の突起を親指と人差し指でつまんだ。

 つまんだ乳首を、優しい力でクリクリとひねる。

「あふっ……あんっ……あぁっ……」

 乳房を揉まれる以上の快感が、乳首から走ってきた。

 杏樹がこぼす声は、ますます甘さを増していく。

 信二は片方の手で杏樹の胸を愛撫しながら、もう片方の手を無毛の股間へと伸ばしていった。

 少女の証しであるスリットをスーッと指でなぞると、

「あぅんっ」

 杏樹は声を漏らしながら、腰を小さく震わせた。

 信二はスリットを何度かなぞった後、人差し指と薬指をスリットの左右に当てる。

 広げられる杏樹のスリット。綺麗なピンク色の秘洞がむき出しとなった。

 信二の中指が、秘洞に入り込む。

「んっ……」

 杏樹は声とともに肩をピクンッと跳ねさせた。

 中指が、ピンク色の秘洞を愛撫する。

「あ、あんっ……」

 杏樹の声を聞きながら、信二は乳首と秘洞をいじり続けた。

 体の内側を疾走する快感により、やがて杏樹の秘洞は少女の蜜で濡れていく。

 信二は杏樹に、壁に両手を付かせてお尻を突き出す姿勢をとらせる。

 プリンッとした可愛らしい形のお尻が、信じに向かって突き出された。

 杏樹の腰を掴むと、信二はいきり立っているモノの先端をスリットに当てる。

 そして、信二は腰を突き出した。

「ああぁっ!」

 秘洞に埋没する肉棒。

 杏樹は股間から走ってきた快感で、声を響かせながら首を反らす。

 ギチギチと肉棒をきつく締めつける、杏樹の秘洞。

 その締めつけは信二に、悦(よろこ)びを与えてくれる。

 秘洞の締めつけを楽しみながら、信二は腰を動かした。

「あっ、ああっ! あふっ……ふぅあっ!」

 シャワーが流れる音、肉棒が秘洞をえぐる音……そして、快感の色に染まっている杏樹の声が浴室に大きく響いた。
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