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ないしょの恋人

ジャンル: 現実世界(恋愛) 作者: 護堂アオイ
目次

第32話「杏樹と信二・3」

 信二の右手は、パジャマの上から杏樹(あんじゅ)の乳房を握って揉んだ。

「んっ、んん……」

 重なり合った唇の、かすかな隙間から杏樹の声が漏れ出る。

 左右交互に小さな乳房を揉みながら、信二は舌先で杏樹の唇をつっつく。

 それが合図だったかのように、杏樹は唇を小さく開けた。

 彼女の口の中に、信二の舌がヌルリと入り込む。

 入り込んだ信二の舌は、杏樹の舌に絡み付き、しごいてきた。

「んっ、ふぅ……」

 信二の舌でしごかれる舌から快感が走ってきて、唇と唇の隙間から漏れる杏樹の声に甘い響きが混ざるようになる。

 杏樹の唇と舌を味わった信二は、舌と唇を離すと、彼女に万歳のポーズをとらせた。

 パジャマのシャツが脱がされ、杏樹の上半身は白いハーフトップタイプのジュニアブラだけになる。

 信二の手は、続けてパジャマのズボンも脱がしていた。ハーフトップに合わせた、白いパンティが露わになる。

 下着姿になった杏樹は、床に押し倒された。

 信二の両手が、ハーフトップの上から杏樹の小さな乳房を揉む。

「あっ、あっ……あんっ」

 ハーフトップ越しに揉まれる乳房から快感が走ってきて、杏樹は甘い声を信じに聞かせる。

 信二の手は、何度も何度もハーフトップの上から小さな乳房を揉んだ。

 ハーフトップの布地を、ツンッとしたものが押し上げる。

 それは、快感で硬く立ち上がった乳首だ。

 白い布の上から、信二は指先で乳首をくすぐり、ツンツンとつっつく。

「あんっ……あっ、あっ」

 敏感な乳首をいじられて、杏樹は快感を得る。声の中にある甘い色が、濃さを増していった。

 信二の片方の手が、ハーフトップの中に入り込む。

 布越しではなく直接、乳房を揉む信二の手のひら。

 乳房を揉むだけではなく、親指と人差し指で乳首をつまんでクリクリとひねる。

「あふんっ! あっ、あぁっ!」

 胸からの快感で喘ぐ杏樹の声を聞きながら、信二はもう片方の手をパンティの中に差し入れた。

 信二の手のひらが、杏樹の股間を撫で回す。

「ああ……」

 胸だけではなく、股間からも快感が広がってきて、杏樹がこぼす声は熱っぽくなっていった。

 信二は片方の乳房を揉み続けながら、顔を杏樹の股間へと寄せていった。

 パンティの股間の部分を横にズラす。無毛の股間……杏樹が少女であることを示すスリットがあるだけの股間が露わとなる。

 舌を伸ばした信二は、杏樹の少女の証しであるスリットに沿って這わせた。

 リビングにピチャピチャ、ペチャペチャと舌が股間を舐める音が静かに響く。

 手のひらで撫で回されるよりも強い快感が、舌で舐められる股間から広がってきて、

「あふぅっ! あふっ! あっ、あっ!」

 杏樹は半裸を震わせながら、甘く熱く喘いだ。

 信二は乳房を揉む指の力を、スリットを愛撫する舌の動きを強くさせる。

 それに合わせるかのように、

「ああっ! あっ、ああっ! あふぅっ!」

 杏樹は口から響かせる声を大きくさせた。

 彼女の股間は、快感によって溢れる少女の蜜で濡れるようになっていく。

 信二は杏樹の蜜をすくい取るように舌を動かす。彼には杏樹の蜜が甘く感じられた。

 少女の証しであるスリットから溢れる蜜をもっと味わうかのように、信二の舌の動きは激しくなっていく。

「んくぅっ! あうふぅっ!」

 杏樹が感じる快感は強くなり、声がさらに大きくなる。スリットから溢れる少女の蜜の量が増えていく。

 杏樹の甘い声を聞いていると、乳房を揉む信二の手のひらの力は無意識のうちに強くなる。舌の動きも、もっと激しくなっていった。

「はあ、ああ……あふぅっ……ふうっ!」

 杏樹が漏れ響かせる甘い声が、熱を帯びていく。

 信二がギュッと乳房を握り、舌全体を使ってスリットを舐め上げた瞬間、

「んくううっ!」

 杏樹は背中を反らし、半裸の体をビクビクと震わせる。

 少女の証しであるスリットから蜜が噴き出し、信二の顔を濡らした。

 愛撫で性の高みに達した杏樹。

「ああ……」

 熱い吐息をこぼしながら、彼女はクタッと脱力する。

 信二はそんな杏樹を抱え上げ、リビングから出ていった。



 杏樹をベッドに横たわらせた信二は、自分もベッドに乗る。

 服を脱ぎ、裸になる信二。彼の股間では、肉棒が隆々とそそり立っていた。

 信二は杏樹に手を伸ばす。

 彼女がまとっていたハーフトップとパンティが天井近くまで舞い上がり、そして床に落ちる。

 信二の手で全裸にされた杏樹。信二は彼女の両脚を脇に抱えた。

 そそり立つ肉棒の先端が、少女の証しであるスリットに触れる。

 信二は腰を突き出す。肉棒がスリットを左右に割り広げながら、秘洞へと埋没した。

「んくううっ!」

 快感の混ざった衝撃が体の内側を疾走し、杏樹は声を響かせながら首を反らす。

 杏樹の秘洞は、突入してきた信二のモノをギチギチと締めつける。

 信二はそんな締めつけを楽しみながら、腰を動かした。肉棒が、少女の蜜で濡れている秘洞をえぐる。

「ああっ! あっ、あっ!」

 怒張しているモノが出入りを繰り返すたびに、杏樹の中を快感が疾走していく。

 彼女の口からは、甘く潤った声が響いた。

 秘洞の締めつけと甘い声は、信二を興奮させる。腰の動きが激しいものになる。

「あふぅっ! あうっ! あっ、あぁっ!」

 ガンガン、ガンガンと秘洞を突かれて、杏樹の内側を疾走する快感が強まった。

 口から響く声は、さらに甘く潤っていく。

 肉棒が秘洞を突くたびに、ソコを濡らす少女の蜜が滴となって飛び散り、ベッドのシーツに点々としたシミを作っていった。

 信二は、あぐらをかくような姿勢をとる。

 杏樹は彼の股間の上にまたがるような体勢になった。

「あうんっ!」

 自分の体重で体が沈み、信二との結合が深まる杏樹。疾走する快感もさらに強まる。

 快感で全身を真っ赤に染めている杏樹は、信二の首に抱きつく。

 信二は杏樹の腰を抱いて上下に揺さぶりながら、彼女と唇を重なる。

 すると杏樹の方から、唇をグイグイと強く押し付けてきた。

 重なり合った唇と唇の間で、信二と杏樹の舌が激しく絡み合い、しごき合う。

 信二が杏樹の裸身を上下に揺さぶるたびに、

「んふ……ふぅ……んっ、あふ……」

 唇と唇のかすかな隙間から、彼女の甘い声が漏れ出る。

 何度も何度も杏樹の裸身を上下に揺さぶっているうちに、彼女の秘洞の中で信二のモノは脈動を開始していた。

 最初は小さかった脈動だが、徐々に大きさを増していく。

 そして快感で喘ぐ杏樹の中では、快感が破裂しそうになっていた。

 信二は杏樹を上下に揺さぶる動きを激しくさせる。

「んふぅっ! んんっ! んんふぅっ!」

 快感で酔ったような表情を浮かべる杏樹。彼女が漏れ響かせる声は、切羽詰まったようなものになっていく。

 杏樹のそんな声を聞きながら、信二は彼女の裸身を高く持ち上げた。

 勢いを乗せ、一気に杏樹を落とす。肉棒が根元まで秘洞へと埋まる。

「んふううううっ!」

 すさまじい衝撃が秘洞から走ってきて、杏樹は大きな声を響かせた。

 赤く染まっている裸身が、ビクビクと震える。肉棒が埋まる秘洞からは大量の淫蜜が噴き出し、信二の股間を濡らす。

 性の高みに達した杏樹。

 信二のモノも、弾けていた。

 弾けて、白濁した体液を秘洞へと放つ。

 秘洞をかき回す信二の白濁液を、杏樹は熱く感じた。

 信二は肉棒を抜き、手を離すと、杏樹はベッドの上に崩れ落ちる。

 彼女は今にも意識を失いそうであった。そんな杏樹の頬にキスをする信二。

 絶頂して敏感になっている杏樹は、くすぐったそうに首をすくめた。



 朝になる。信二と一緒に眠っていた杏樹は目を覚まし、上半身を起こした。

「んーっ」

 と体を伸ばすと、小さな乳房が愛らしくフルッと弾んだ。

 汗を流すためにシャワーを浴びようと思った。まだ眠っている信二を起こさないように、ソッとベッドから降りようとしたときだった。

 眠っていると思っていた信二の手が伸びて、手首を掴まれた。

「きゃっ」

 まだ横になっている彼の元に引き寄せられ、杏樹は短く声を上げる。

 杏樹と軽くキスをする信二は、掴んだ彼女の手をタオルケットの中……自分の股間へと導いた。

「あっ……」

 杏樹の手は、硬く立ち上がっている信二のモノに触れる。

 信二はソレを握らせた。頬を少し赤く染めた杏樹は、握らされた肉棒をしごく。

 しごきながら、杏樹はタオルケットの中に潜り込む。

 プリンッとしたお尻をタオルケットの外に出した杏樹は、しごいている肉棒の先端にチロチロと舌を踊らせる。

 手と舌で肉棒を愛撫される信二は、満足そうな吐息をこぼす。そして、杏樹のお尻へと両手を伸ばした。

 可愛らしい形のお尻を撫でながら、無毛の股間へと顔を寄せる。

 舌を伸ばし、少女の証しであるスリットに這わせた。

「あんっ……」

 股間からの快感でお尻を小さく跳ねさせ、声を漏らす杏樹。だが、肉棒への愛撫は止めない。

 手でしごき、舌を踊らせ続ける。

 信二も杏樹のお尻を撫で回し、スリットに舌を這わせ続ける。

 やがて杏樹は、肉棒を半分ほど口の中に含んだ。根元の方を手でしごきつつ、密着させた唇でも肉棒をしごいた。

 杏樹から大きな快感を与えてもらっている信二は、彼女にも大きな快感を与えたくなる。

 信二は杏樹の下から抜け出ると、四つんばいになっている彼女の腰を掴み、肉棒を秘洞へと押し込んだ。

「あふぅっ!」

 タオルケットの中から、杏樹の快感の色で満ちた声が響いてくる。

 信二は腰を動かし、ギチギチと締めつけてくる杏樹の秘洞をえぐった。

「あっ、あっ! あふっ! あっ、ああっ!」

 タオルケット越しに聞こえる声ではつまらない。信二はタオルケットを掴み、放り投げる。

「あふぅっ! ああっ! あっ、あっ!」

 杏樹の甘い声が、ハッキリと聞こえるようになった。

 疾走する快感で、杏樹の全身の肌はすぐに赤く染まっていった。

 信二はガンガン、ガンガンと激しい勢いで秘洞を突く。

 突くたびに杏樹の四つんばいの裸身は前後に揺れ、それに合わせて小さな乳房がフルフルと愛らしく弾んだ。

 杏樹の口と手で愛撫されていた信二のモノは、すぐに脈動を開始する。

 信二の舌による愛撫を受けていた杏樹の中の快感も、すぐに破裂寸前まで膨れ上がった。

 信二は腰の動きをさらに激しくさせる。

「ああっ! あくぅっ! くぅあっ!」

 杏樹の声が切羽詰まったようなものになる。

 信二は腰を後ろに大きく引き、勢いを乗せて一気に根元まで肉棒を秘洞へと叩き込む。

「くふぅあああっ!」

 その一撃が、とどめとなった。破裂寸前だった杏樹の快感が、破裂を起こす。

「あっ、あっ……あああああっ!」

 背中を弓なりに反らし、裸身をガクガクと震わせる杏樹。肉棒が埋まる秘洞からは、大量の少女の蜜が噴き出した。

 彼女を絶頂させた信二は、肉棒を秘洞から抜く。ソレは弾け、杏樹のプリンッとしたお尻に白濁液を降りかける。

 腰から信二の手が離れると、杏樹はベッドに突っ伏す。信二の顔には、満足したような表情が浮かんでいた。
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