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ないしょの恋人

ジャンル: 現実世界(恋愛) 作者: 護堂アオイ
目次

第8話「少女娼婦・2」


 真理(まり)は葉月(はづき)からも『参考書』として映像ディスクを渡されていた。
 参考までに、それも見てみることにする。パソコンのドライブにディスクを入れ、再生させる。
 スピーカーからアップテンポの洋楽が流れてきた。
 画面は真っ白だ。その真っ白な中、作品のタイトルとモデル名が表示される。モデル名はハヅキ……葉月の芸名だ。
 画面の真っ白さは徐々に薄れていき、なにかが見えるようになってきた。
 それは無毛の股間のアップだ。
 白さは完全に消え、少女の無毛の股間のアップがハッキリと見えるようになった。
 洋楽に乗せて左右に揺れる股間がしばらく映っていたかと思うと、画面は少しずつ上がっていく。
 膨らみのない胸がアップになり、そして笑みを浮かべたハヅキの顔がアップになる。
 画面はズームアウトされ、ハヅキの全身が映った。彼女は全裸だ。なにも身に着けていない。
 裸の状態で洋楽に合わせて腕を振り、ステップを踏み、腰を左右に振っている。
 場所がどこなのか、真理には分からない。室内ということだけは分かる。ハヅキは大きな窓の前で踊っていた。
 やがて場面が変わる。室内から屋外になっていた。林だ。
 林の中で、ハヅキは踊っている。白いTシャツに白いパンティ、そしてスニーカーという格好だ。
 Tシャツは布地が薄く、乳首の形がポッチリと浮いて見えている。パンティも布地が薄い。少女であることを示すスリットの形が浮いて見えていた。
 数分ほど、そんな格好でハヅキは踊る。
 それから彼女はTシャツを脱ぎ捨て、パンティとスニーカーだけになった。
 上半身裸の状態で踊りを続けるハヅキ。彼女に恥ずかしがっている様子は、少しもない。
 堂々としている。
 しばらくして、ハヅキはステップを踏みながら半ターンし、背中を向けた。
 お尻を突き出したかと思うと、パンティの両端に指を引っかける。右に左にお尻を振りながら、パンティを下げていくハヅキ。
 パンティは膝まで下げられて、11歳にしては少々ボリュームが不足しているが、それでも可愛らしい形のお尻がむき出しとなった。
 ハヅキは膝にパンティを引っかけた状態で、お尻を左右に振り続ける。
 肩越しに見える彼女の顔には、笑みが浮かんでいた。
 画面は、ハヅキのお尻のアップになる。数分ほどお尻のアップが映っていたかと思うと、場面はまた変わる。
 屋内プールだ。ハヅキはそこのプールサイドで洋楽に合わせて体を動かしていた。
 彼女は赤いセパレートの水着という格好だ。
 水着はやはり布地が薄い。乳首の形、股間のスリットの形が浮き上がって見えている。
 ハヅキは腰を左右に振りながら、セパレートの水着のボトムスに手をかけた。
 少しのためらいも見せずに、スルリとボトムスを脱ぐハヅキ。脱いだそれを放り投げ、下半身裸の状態でステップを踏む。
 画面は彼女の無毛の股間のアップとなった。
 それから、上半身のアップとなる。
 ハヅキはセパレートの水着のトップスに手をかけると、ボトムスのときと同じように少しのためらいも見せずにスルリと脱いだ。
 乳首がツンッと目立っているだけで、膨らみのない胸がアップで映る。
 画面はズームアウトされ、全裸になったハヅキの全身が映った。
 プールサイドで全裸で踊るハヅキ。彼女は笑顔だ。
 笑顔で踊るハヅキを見て真理は、自分は笑顔で全裸を晒せるのだろうかと思った。
「スタッフの中には男の人もいるんでしょう? ……私には無理そうだわ」
 そんなつぶやきが、真理の口から溜め息とともに漏れていた。

◇◇◇

 少女娼婦のアイリスは、雅彦(まさひこ)の左腕を枕にしてベッドに横になっていた。
 雅彦は右手を、彼女の膨らみのない胸へと伸ばす。
 彼の手が胸に触れそうになると、アイリスは身をひるがえしてベッドから降りた。顔には、いたずらっぽい笑みが浮かんでいる。
「シャワーを浴びてくるわ」
 アイリスはそう言うと、バスルームへと姿を消す。すぐにシャワーが流れる音が聞こえてきた。
 裸のままの雅彦はベッドから降りると、アイリスがいるバスルームへと向かった。

 アイリスは熱いシャワーを浴び、汗や雅彦が放ったものを洗い流していく。
 シャワーヘッドをフックにかけて頭から湯を浴びていると、浴室のドアがノックもなしに開いた。
 肉棒をそそり立てた雅彦が入ってくるが、アイリスは驚いた様子を見せない。よくあること……そう言いたげな態度だ。
 彼女は肩越しに、妖しげな笑みを浮かべた顔を雅彦に見せる。
「一緒に浴びる?」
 そして、そう彼に聞く。
 雅彦はアイリスの言葉に応えず、黙って歩み寄る。
 彼女の後ろに立った雅彦は、右手を胸に、左手をお尻へと伸ばす。
「んっ……」
 湯で濡れている膨らみのない胸とプリンッとしたお尻に雅彦の手が触れて、アイリスは小さく声を漏らした。
 彼の手のひらは、アイリスの胸とお尻を撫で回す。
「ああ……」
 撫でられる胸とお尻から気持ちよさが走ってきて、アイリスは潤いのある声を雅彦に聞かせる。
「壁に手をついて、お尻を突き出して」
 手のひらで彼女の体を撫で続けながら、雅彦は耳元でささやくように言う。
 アイリスは言われたとおりにする。両手を壁につけ、お尻を突き出した。
「脚を広げて」
 言われたとおり、アイリスは細い脚を左右に広げる。
 股間のスリットだけではなく、その近くにある小さくてキュッとシワが寄っている可憐な穴も丸見えとなった。
 雅彦は顔を、アイリスの股間へと寄せていく。
 舌を伸ばし、少女の証しであるスリットに這わせる。
「あふ……ふぅ……」
 胸とお尻だけではなく、股間からも快感が走ってきて、アイリスは声の中にある潤いを濃くさせた。
 シャワーが流れると音とともに、アイリスの甘い声と雅彦が舌を這わせる音が混ざってバスルームに響く。
「あっ、あっ……あふっ」
 湯と雅彦の唾液で濡れるアイリスの股間。何度もソコに彼の舌が這い、お尻と胸を撫で回されているうちに、それら以外のものでも濡れるようになっていった。
 快感によって溢れるようになった、少女の淫らな蜜……それがシャワーの湯、雅彦の唾液と一緒になってアイリスの股間を濡らしていく。
 雅彦の手のひらと舌で愛撫され、快感を得ているアイリス。シワがキュッと寄っている小さな穴は、そこにも快感が欲しいと言っているかのようにヒクヒクとした蠢きを見せていた。
「こっちも可愛がってあげるよ」
 そう言って、雅彦は舌を股間のスリットからお尻の穴へと向ける。
 ヒクヒクと蠢くシワ穴に、舌先が触れた。ピクンッと跳ねるアイリスのお尻。
 雅彦は舌先を尖らせて、キュッとシワが寄っている穴を愛撫する。
「あっ、あっ……」
 ゾクッとする快感がお尻の穴から走ってきて、アイリスはお尻を跳ねさせながら喘ぎ声を漏らす。
 舌先で愛撫を受けるたびに、お尻の穴のヒクヒクとした蠢きは大きくなっていった。
「はあ、ああ……ふぅ……」
 お尻の穴からの快感で、アイリスは吐息を熱くさせていく。
 湯の熱さだけではなく、体の内側を走る快楽も混ざり、彼女の肌は赤く染まっていった。
 アイリスのお尻の穴を唾液で充分に濡らした雅彦は、舌を離す。お尻の穴からの快感が失せて、彼女はもどかしそうにお尻を左右に振る。
 そんなアイリスに小さく笑いかけ、雅彦は人差し指と中指をお尻の穴に当てた……かと思ったら、2本の指はシワを無理やり広げながら、穴の中へと埋まっていった。
「あうっ! うっ……あうぅっ!」
 圧迫感がお尻の穴から走ってくる。アイリスは苦しげな声を漏らしたが、それは一瞬のこと。すぐに声の中には甘い響きが混ざった。
 雅彦の2本の指が突入してきたお尻の穴から走ってくるのは、ただの圧迫感ではない。
 快感の混ざった圧迫感だ。快感があるため、口から漏らす声の中には甘い響きが混ざった。
 広げられたシワは元に戻ろうとして、雅彦の指をきつく締めつけてくる。
 雅彦は2本の指を出し入れさせた。
「ああっ! ふぅ……うっ、ああっ!」
 指でお尻の穴を愛撫され、アイリスは甘く喘ぐ。快感が、お尻の穴から全身へと広がっていく。
 喘ぎ、肩とお尻を震えさせるアイリスの姿を楽しそうに眺めながら、雅彦は指の出し入れを続けた。
「あっ、あっ! んくぅっ! あっ、くぅ……あっ!」
 アイリスの喘ぎ声を聞きながら指を出し入れさせている雅彦は、それだけではな満足できなくなってくる。
 自分も快感を得たいという欲求を抱く。
 雅彦はお尻の穴から指を抜く。そして両手でアイリスのプリンッとした可愛らしい形のお尻を掴むと、怒張しているモノの先端をシワ穴に触れさせた。
 ソコに硬い肉の感触を受けると、アイリスの顔には期待するような表情が浮かんだ。
 彼女に期待に応えるように、雅彦は腰を突き出した。
 2本の指より太いモノが、シワを広げながらお尻の穴へと突入する。
「ああっ!」
 大きな圧迫感混じりの快感がお尻から疾走してきて、アイリスは甘い声とともに背中を反らす。
 指による愛撫で高まっていた彼女の体。お尻の穴に肉棒が突入してきた衝撃で、彼女は軽く達してしまう。
 秘洞よりも強く、きつく締めつけてくるアイリスのお尻の穴。埋没してきた肉棒を食い千切らんばかりの締めつけであった。
 お尻の穴の締めつけは、雅彦に悦(よろこ)びを与えてくれる。
 悦びは興奮につながる。
 興奮で呼吸を荒くして、雅彦は腰を動かす。肉棒が、アイリスのお尻の穴をえぐった。
「あっ、あっ! くふぅっ! ふぅああっ!」
 快感の色で染まっている声を大きく響かせるアイリス。指による愛撫とは比べものにならないほど強烈な快感が、お尻の穴から走ってくる。
 赤く染まっているアイリスの裸身は、疾走する強烈な快感によって、さらに赤く染まっていった。
「あふぅっ! あっ、あぁっ! ふぅ……あうふぅっ!」
 バスルームにはシャワーが流れる音とアイリスの喘ぎ声の他、雅彦の腰と彼女のお尻がぶつかり合うパンパン、パンパンという音が大きく響く。
 興奮している雅彦は、夢中になって腰を振って怒張でアイリスのお尻の穴をえぐり続ける。
 一度絶頂したアイリスだが、すぐにまた快感が彼女の内側で大きく膨らんでいった。
 肉棒で一突きされるごとに、大きさを増していく快感という名の風船。
 どれほどの回数、雅彦は肉棒でアイリスのお尻の穴を突いたことだろうか。やがて彼のモノは脈動をはじめた。
 アイリスの中の快感と同じ。一突きするごとに、肉棒は脈動を大きくさせていく。
 雅彦はラストスパートをかけるかのように、腰の動きを速くさせた。
「ああっ! あっ、あぁっ! あふっ! ああぁっ!」
 アイリスが口からこぼす甘い声が、切羽詰まったようなものになる。
 彼女の中の快感が破裂寸前……肉棒を通じてそれを感じた雅彦は、肉棒が抜けるギリギリまで腰を引き、そして一気に根元まで叩き込んだ。
「ああぁっ! くぅあああっ!」
 アイリスの中の快感が破裂する。
 絶頂し、ビクビクと全身を震わせるアイリス。彼女のお尻の穴の中で、雅彦の肉棒も破裂を起こしていた。
 白濁した体液が、アイリスのお尻の穴の中に放たれる。
 肉棒を抜くと白濁液が溢れて、アイリスのお尻や内股を汚していった。
 雅彦が手を離すと、彼女はその場にズルズルと崩れ落ちる。
 熱い余韻の吐息をこぼすアイリスの顔には、満足そうな表情が浮かんでいた……。
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