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ないしょの恋人

ジャンル: 現実世界(恋愛) 作者: 護堂アオイ
目次

第23話「凌辱モノ」

 巧実(たくみ)の股間に顔を寄せた葉月(はづき)は、ピンク色の舌を伸ばす。

 伸びた舌は、硬く立ち上がっている少年の証しに這う。

 根元から先端へ、先端から根元へと這う葉月の舌。

 少年の証しから快感が走ってきて、巧実は熱くなった吐息をこぼす。

「葉月、先っちょだけ舐めて」

 自分のモノに舌を這わせている葉月を見下ろして、巧実は言う。

 彼女は小さくうなずくと、言われたとおりにする。

 少年の証しの先端に、チロチロ、チロチロと舌を踊らせる葉月。

 敏感な先端に葉月の舌が這うと、股間から走ってくる快感が倍になる。巧実がこぼす吐息は、熱さを増していった。

「手も使って」

 言われて、葉月は巧実のモノを右手で握った。

 先端に舌を踊らせながら、幹の部分を手でしごく。

 葉月の舌と手で少年の証しを愛撫され、巧実の顔には満足そうな表情が浮かんだ。

「気持ちいい?」

 葉月は巧実の顔を見上げて聞く。

 彼はうなずいて答えた。

「よかった」

 嬉しそうな表情を浮かべて、葉月は愛撫を続ける。

 先端を舐められ、幹の部分を手でしごかれるだけでは物足りなくなっていく巧実。

 舌を動かしている葉月の顔を見下ろしながら、

「くわえてよ」

 と告げる。

 葉月は手でしごくのをやめ、口を開けた。

 そして、

「んっ……ふぅ……」

 巧実のモノを含んだ。

 唇を密着させ、葉月は頭を前後に動かす。

「んっ、んふ……んじゅ……んっ……」

 葉月の唇が、巧実の少年の証しをしごく。

 巧実の吐息は、ますます熱いものになっていった。

「ああ、いいよ葉月」

 熱い吐息とともに、そんな言葉を漏らす巧実。

 彼にもっと快感を与えようとでも思ったのか、葉月の頭の動きが速くなる。

「んじゅ……んむっ、ん……んじゅ、んじゅっ……」

 少年の証しから走ってくる快感が強まっていく。

 葉月の唇で、どれほどの回数しごかれたことだろうか。

 出し入れされる巧実の少年の証しは、やがて脈動をはじめていた。

 巧実は葉月の頭を両手で掴むと、自分の好きな速さで前後に動かした。

 少年の証しの脈動が大きさを増していく。今にも弾けそうになる。

「葉月……顔にかけるよ」

 そう言って、巧実は葉月の頭を大きく後ろに引かせた。彼女の口から、少年の証しが抜ける。

 その直後、巧実の少年の証しは弾けた。

「わぷっ!」

 葉月の少年的な顔に、白濁した体液が降りかかる。

 顔を巧実のもので白く汚された葉月の鼻孔に、強い匂いが漂ってきた。

 葉月はその匂いを不快には感じない。それの匂いを嗅いだ彼女の顔には、恍惚としたような表情が浮かんでいた……。



◇◇◇



 経営難などの理由で廃墟になったホテル。

 そこではアスミの出演作品の撮影が行われていた。



 白いポロシャツにジーパンという格好のアスミが、廃墟と化したホテルの薄暗い廊下を走っている。

 目出し帽で顔を隠した背の高い男が、アスミを追っていた。

 必死になって逃げるアスミ。だが、すぐに追いつかれてしまう。

「きゃあっ!」

 後ろから体を押さえられ、悲鳴を上げるアスミ。彼女の前に、体格はいいが背の低い男が立つ。

 背の低い男はポロシャツの裾を掴んだかと思うと、無理やり脱がした。

「ああっ!」

 小さいが、もう成人型になっているアスミの乳房。そんな胸の膨らみを覆うカップ付きのジュニアブラの色は白だ。

 カップとカップの間を、水色のリボンが飾っている。

 背の低い男はジュニアブラの上から乳首の位置を探り当て、人差し指の先でツンツンとつっついた。

「やっ! いやっ! やめてっ!」

 アスミが嫌がり、拒絶の言葉を発しても背の低い男は乳首をつっつくのをやめない。

 しつこくつっつき、そしてくすぐる。

「ああっ! いやっ!」

 やがて背の低い男はジュニアブラを掴み、アスミの胸から引き剥がした。

 小さな乳房がフルッと弾みながら露わになる。

「やあっ! いやああっ!」

 アスミの羞恥の悲鳴が大きく響いた……。



 アスミは再び薄暗い廊下を走っていた。

 上半身は裸だ。ジーパンだけを身に着けている。

 アスミが走るのに合わせて、小さな乳房がフルフルと愛らしく弾んだ。

 角を曲がろうとしたアスミだが、その足が止まる。角から人影が出てきた。

 目出し帽で顔を隠した背の低い男だ。

 背を向け、男から逃げようとするアスミ。だが遅かった。

「きゃあっ!」

 アスミは後ろから背の低い男に体を押さえられてしまう。

 小さな乳房を弾ませながら暴れるアスミの前に、目出し帽で顔を隠した背の高い男が立つ。

 背の高い男は、フルフルと弾んでいるアスミの乳房へと両手を伸ばした。

「ああっ!」

 乳房を握られ、アスミは声を響かせる。

 背の高い男の手によって揉まれる小さな乳房。

「いやっ! ああ、いやっ!」

 アスミは上半身を暴れさせて乳房から男の手を離そうとするが、それは無駄な抵抗でしかなかった。

 男の手は乳房から離れない。

 アスミは小さな乳房を揉まれ続ける。

 やがて背の高い男は、乳房から手を離した。そして背を屈めると、ジーパンのベルトとホックを外した。

 ゆっくりとファスナーを下げる男の手。

 ジーパンの股間の部分が、少しずつVの字状に広がっていく。その部分から覗くパンティの色は白であった。

 ファスナーを下げきった男はジーパンの両端を掴み、一気に膝まで下げる。

「ああっ! いやっ!」

 水色のリボンで飾られた白いパンティが露わにされた。

 背の高い男はパンティの上からアスミの股間を撫で回す。

「やっ! いやっ! ああっ、いやっ!」

 いくら嫌がっても、無駄なことであった。

 アスミの股間はパンティの上から、背の高い男の手によって撫で回され続けた……。



 ポロシャツ1枚で、下半身は裸のアスミが階段を駆け下りている。ポロシャツの裾は、それほど長くない。

 そのため無毛の股間とプリンッとした可愛らしい形のお尻がむき出しであった。

 踊り場まで駆け下りたとき、アスミはハッとなる。

 下から背の高い男が上がってくるのが見えたためだ。

 アスミは回れ右をして、階段を駆け上った。しかし、途中で足が止まってしまう。

 上から背の低い男が下りてくる。

 どうすればいいのか……そう思ったとき、

「きゃあっ!」

 背の高い男に捕まってしまった。

 後ろから体を押さえられたアスミの前に、背の低い男が立つ。

 背の低い男は、ポロシャツの上からアスミの小さな乳房を揉み、無毛の股間を撫で回す。

「ああ、いやっ! やっ! いやっ!」

 体を暴れさせて抵抗するアスミだが、それは無駄な抵抗にしかならない。

 彼女は乳房を揉まれ、股間を撫でられ続ける。

 やがて背の低い男はポロシャツの裾を掴み、無理やり脱がした。

「ああっ!」

 アスミの上半身は、カップ付きの白いジュニアブラだけにされてしまう。

 背の低い男の手は、ジュニアブラの上から乳房を揉んだ。

 何度か乳房を揉んだ後、男は白いジュニアブラをアスミの胸からはぎ取る。

 ピンク色の乳首で飾られた、愛らしい乳房が露わになった。

「いやっ!」

 乳房を隠したくても隠せない。男たちの視線に晒される。

 背の低い男は人差し指の先で、ピンク色の乳首をツンツンとつっついてきた。

「やっ! いやっ! やめてぇっ!」

 嫌がっても、悲鳴を上げても、男はやめない。

 アスミは乳首をいじられ続けた……。



 薄暗い廊下を白いカップ付きのジュニアブラと白いパンティだけという格好のアスミが走っていた。

 背の低い男に追われている。

 懸命に逃げるアスミだが、すぐに追いつかれてしまう。

「いやっ!」

 後ろから背の低い男に体を押さえられてしまうアスミ。

 暴れるアスミの前に、背の高い男が立った。

 背の高い男はジュニアブラの上から小さな乳房を揉み、パンティの上から股間を撫で回す。

「やっ! ああ、いやっ! やめてっ!」

 アスミが悲鳴を上げても、男の手の動きは止まらない。

 背の高い男の手は、パンティを掴んできた。

 一気に膝まで下ろされるパンティ。

「い、いやっ!」

 アスミの無毛の股間がむき出しとなる。

 背の高い男の手はパンティ越しではなく直接、アスミの股間を撫で回した。

 ジュニアブラの上から乳房を揉まれ、無毛の股間を撫で回されてアスミは、

「いやっ! やっ! いやぁっ!」

 悲鳴を上げ続ける。

 小さな乳房を揉んでいた手が、ジュニアブラを掴む。白いジュニアブラは強引に引き剥がされ、乳房がフルッと愛らしく弾みながら露わとなった。

「ああ、いやっ!」

 ジュニアブラ越しではなく直接、男の手で揉まれる小さな乳房。

 アスミは体を暴れさせて抵抗するが、背の高い男の手は乳房と股間から離れることはなかった。

「いやっ! ああ、やっ! やっ、いやぁっ!」

 アスミの悲鳴は、むなしく廊下に響いた……。



 アスミは衣装係が用意した衣装を受け取り、それを身に着けていく。

 用意された衣装は水色と白のボーダー柄のジュニアブラとパンティ、そしてジーパンだ。

 シャツは用意されていない。

 次の撮影は、上半身はジュニアブラだけという格好でスタートだ。

 アスミを襲う役である2人の男の準備はできていた。アスミの方も準備はできた。

 撮影が再開される。

 ジュニアブラとジーパンという格好のアスミは、薄暗い廊下を走った……。



◇◇◇



 ジュニア・ヌードモデルとしての仕事を終え、帰宅した杏樹(あんじゅ)はバスルームでシャワーを浴びていた。

 シャワーヘッドをフックにかけ、頭から熱い湯を浴びる。

 セミショートにされている髪が湯に濡れたとき、浴室のドアが開いた。

 ドアが開く音を聞いて、ハッとなる杏樹。

 顔を後ろに向け、ドアの方を見る。浴室のドアを開けたのは、信二(しんじ)だ。

「し、信二さん」

 杏樹は小さいが、もう成人型になっている乳房と無毛の股間を手で隠していた。

 無言で浴室に入ってくる信二は裸だ。股間では、肉棒が隆々とそそり立っている。

 信二は杏樹の肩を掴むと、自分の方に体を向けさせた。

 そして彼女と唇を重ねる。

「んっ……」

 小さく声を漏らす杏樹の口の中に、ヌルリと信二の舌が入り込む。

 信二の舌でしごかれる杏樹の舌。

「ん、ふぅ……」

 口の中から快感が広がっていく。

 舌で舌を愛撫しながら、信二は片方の手を杏樹のプリンッとしたお尻へと伸ばしていった。

 手のひらが、お尻を撫で回す。

「あふ、んっ……」

 口の中だけではなく、お尻からも快感が走ってきて、杏樹は唇と唇のかすかな隙間から甘い声を漏れ響かせる。

 くすぐったそうにモジモジと小さく動くアンジュの可愛らしい形のお尻。

 その動きは、もっと撫でて欲しいと信二に伝えているようにも見えた。

 杏樹のお尻を撫でる信二の手のひらの動きが速くなる。

「あふんっ! ふぅ……あっ!」

 甘い声を漏らす杏樹の腕は、胸と股間から離れていた。

 信二のもう片方の手は、ピンク色の乳首が愛らしい小さな乳房を揉む。

「んふぅっ! ふうっ!」

 お尻だけではなく胸からも快感が走ってきて、杏樹がこぼす声の中にある甘さが濃くなっていった。

 充分に杏樹の舌を味わい、お尻と乳房の感触を楽しんだ信二は、唇を離すと彼女をその場にしゃがませる。

 杏樹の視界に入るのは、怒張している肉棒。

 信二は杏樹の頭を軽く掴むと、股間へと導いた。

 怒張しているモノを熱く見つめる杏樹。舌を伸ばし、ソレに触れさせた……。
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