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321…

原作: 名探偵コナン 作者: takasu
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皆んなそれぞれ遊んでいたがゆりだけ隙を見て小五郎の元へ戻ってきた。

小五郎「あれ?ゆりちゃんもういいのかよ?」

「やはり直射日光は苦手で…;」

小五郎「そうか、あ、ビール飲むか?」

「頂きたい所ですが海は慣れていないもので、やめておきます^^;…ちょっと涼しい所にでも入って休憩してきます」

小五郎「大丈夫か?顔色も悪そうだが」

「ええ、少し休めば大丈夫ですよ^^」

小五郎「気をつけてな!」

平次「おい、工藤、ゆりおらんなっとるけど」

コナン「そういやそうだな」

灰原「彼女なら暑いからおじさんの所に戻るって言ってたわよ。蘭さんに言えばあの仲の悪い2人が気付いて付いてくるからってね」

平次・コナン「ハハ…;」

そんな会話をよそにゆりは一人で海の家に行くとコーヒーを注文してタバコを吸っていた。

「ふぅ。疲れる…。寝たいんだけどなぁ…」

が、皆に見つかる前に戻ることにした。

小五郎「大丈夫か?」

「大丈夫です。あ、これ差し入れです。ビールとおつまみです^^」

小五郎「おおお!!ありがとう!!」

「私ちょっとここで寝ますけど気にしないで下さいね」

小五郎「おう!」

『差し入れ買っといてよかった。これで気にしないでしょ』

ゆりは寝れるわけもないが眩しさに慣れていない目を休めるために目を瞑った。


ゆりが眠っていると声をかけられた。

ベル「Excuse me?」

『ベルモット…;』「Ah?」

ベルモット「You are so beautiful. Don't shoot together ?」

カメラマン「すみません、この女優の人があなたを見つけて一緒に撮影をしたいと言われまして…」

「………Sorry… I cannot even as a foil for you.」

ベル「Don't be silly! Let's!」

「……Oh…」

ゆりはベルモットに連れられると直ぐに撮影が始まった。

ベル「やるからにはしっかりお願いよ^^」

「はいはい…;」

…カシャッ…カシャッ…

カメラマン「いやぁ、すごいね君!素人とは思えないくらいだったよ!よかったら本格的に契約しない?」

「いえ…。ありがとうございました。」

ベル「少しいいかしら?」

「?」

ベル「あなた、気をつけたほうがいいわ。狙われてるから。」

「誰に?」

ベル「わからない。でも何か嫌な予感がするの。私はこの後も仕事があるからついていけないけど、とにかく気をつけて。」

「わかった。…ありがと。」


ゆりは小五郎の元へと戻ると皆んなが戻ってきていた。

蘭「ご飯にしよっか!」

子供達「BBQだ!!わーい!」

灰原「あなた、大丈夫?」

「あぁうん、大丈夫、ありがとう。」

灰原「ま、さっきよりは顔色良くなったみたいだし」

「やっぱり暑いところはなれないわ。」

灰原「確かに、暑い上に暑苦しい男たちもいるからね。」

「あはは…;」『火花散らしてるあの二人か…;』

そしてその後BBQも終わり、全員宿に向かうことになった。


ゾロゾロと皆んなが宿に入って行った。

一番最後に入るゆりは玄関でふらつき、平次がそれを支えてあげた。

平次「おっと、大丈夫かいな?」

「ええ、ちょっと足元が安定しなかっただけ…」

そう言いつつもゆりは咄嗟に頭に片手を当て、額からは汗が滲み出ていた。

平次『なんや体調悪そうやな…』「荷物かしっ、持ったるわ」

「いいよ、大丈夫」

平次「荷物持ったままやと上がる時こけられても困るからな!ほら、かしてみっ」

「あっ…。ありがとう。」

平次「かめへんかめへん」

和葉『なんなん、平次ゆりちゃんに優しくして…』

平次『意外と大人しゅう荷物持たせてくれたっちゅうことはまぁしんどいんやろな』

若女将「まぁ!貴女さっきのモデルの方!近くで見てもすっごくお綺麗です!」

「あれはたまたま知り合いの手伝いでして…」

大女将「八重さん、ちゃんとあいさつしなさい。お客様にそういったことをペラペラと話すのは失礼です。」

若女将「す、すみませんっ!」

和葉「モデルってどういうこと?」

「あ、あぁ、知り合いの人が手伝ってほしいって無理矢理連れて行かれちゃって…」

大女将「すみません、若女将が失礼しまして…」

「あ、いえ…」

若女将「あまりに綺麗だったのと…昔見た憧れのモデルさんに似ていたものでして…」

安室「どんな方ですか?」

若女将「クラウディーエンジェルと名付けられた海外を拠点として活躍してたんですけど、その時私も中学生で、そのクラウディーエンジェルも中学生だったみたいで…」

安室「あぁ、確かに良く似ていますね。もしかして、ご本人とか?」

「ハハ…昔の話ですよ。」

全員「「「本人?!?!?!」」」

「親の趣味でやらされてたの…」『本当は前もベルの意向でやらされたけど…」

大女将「八重さん、若女将なんやから一緒に驚いてないで早くお客様をお部屋にご案内しなさい。…すみません、まだ未熟なものでして。」

若女将「す、すみません!」


若女将「部屋は3部屋ご用意致しましたのでお好きにお使いください^^ではごゆっくりお過ごし下さいませ。」
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