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321…

原作: 名探偵コナン 作者: takasu
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「え!うそ!今何時?!」

安室「21:00前ですが…」

「やっばい!安室さん、車かして!」

安室「送りますよ」

「あ、米花ホテルまでお願い!」

安室「米花ホテル…?」

「いいからいそぐわよ!」

安室「はいっ」

安室「仕事、ですか?」

「まぁね。」

安室「そのままで行くんですか…?」

「あ…。ごめん、ちょっとそこの服屋よってほしい!」

ゆりは車が止まるとさっさと服屋に入り、5分も経たないうちに服を選んで着替えて出てきた。

黒のAラインのワンピースにに黒ののハイヒールを履いて出てきたゆりはとても美しく、かつ可愛かった。

安室「///」

「ごめん!また急いで!」

安室「あ、はいっ///」

「ごめん!横で化粧するけど気にしないで!」

ゆりは器用にも揺れる車の中で手早くメイクアップし、髪の毛も軽くアレンジしてアップにするととても高校生とは思えないほどの美しさだった。

「あ、ここでとめて!」

安室「はい///」

「ごめん!ありがとう!たすかったわ!じゃ!」

車から降りたゆりは見る人の視線を集めていた。

安室『綺麗だ…///』

安室は一人ゆりに魅了されたままその場をあとにした。


「ベル!」

組織は嫌いと言いつつ組織の人間とはそれぞれ個人的に仲良しだった。

ベルモット「あら、今日は大人っぽくてかわいいのね」

「ありがとう」

ベルモット「ただ、少し美しすぎるわ」

「それを言うならベルでしょ。」

ベルモット「あなたにはかなわないわ。あ、それで今回のターゲットはね…」

と しているうちに仕事は終わった。

ベル「あなた、今日はそのままであまり男と会っちゃダメよ。」

「何で」

ベル「少しは自分の容姿を理解しなさい。あなたに見惚れて事故起こされるか、男がはまりすぎてストーカーでもされかねないからね。」

「そんな、私なんかに見惚れる人はいないわよ。」

ベル「はぁ…鈍感すぎて心配。まぁいいわ、それよりあなたちょっと痩せすぎよ?忙しいなら私が仕事を…」

「大丈夫!ちょこっとダイエットしただけだから!」

ベル「ダイエットって…それ以上痩せちゃだめよ。女の魅力がなくなるわ。」

「ベルに言われると説得力がすごい…。ま、そんなに心配しないで、大丈夫だから」

ベル「ねぇ、一つ聞いていいかしら」

「何」

ベル「貴女はシルバーブレッドに興味、ある?」

「いてほしいわね。…ま、そんなの幻想にすぎないわ」

ベル「そう…」

「じゃあ、私次の仕事あるから」

ベル「あなたまだ働くの?!」

「いろいろと探るためにね…」

ベル『ぶっ倒れなきゃいいけど…』


『さすがにもう寝てるか…』

赤井「遅かったな。ぎりぎり朝帰りにはならなくて済んだみたいだな。」

「起きてたの?」

赤井「あぁ。」

空「腹減ったぁ~夜食夜食っと~…ってあれ、おかえり!」

「夜食食べるの?今作るから待ってて」

空「あ、いいよ!これくらい…それに仕事終わりだろ?疲れてるだろうし…」

「大丈夫。むしろ変に体に悪いもの食べられる方が心配だから。」

赤井「一体そんな格好でどこに行ってたんだ?」

空「あ、確かに!めかしこむなんてらめずらしいな!」

「あぁ、仕事でね…」

赤井「それならいいが、あまり男の前にそういう服を着てうろつかない方がいい」

「ベルモットにも同じこと言われたわ。ま、意味はちがうでしょうけど。…とりあえず着替えてくるわ。私もあまりこういう格好は好きじゃないの。」

赤井「似合ってはいるが、悪い狼がほいほいついてきそうだからな。」

「?ま、いいや空、ちょっと待っててね」

空「うん!」

「さ、できたよっ」

空「わー!うまそー!」

「秀も食べる?」

赤井「あぁ。」

「…じゃ、洗い物は流しのところに置いといてね」

そういうとゆりはお風呂に入り、暫くして出てきた。

夜食を食べてから空も赤井も起きて何やら外で話しているようだった。ゆりはそれを横目にソファに座ると軽く目を閉じた。


空「あれ、ゆり、寝てる…?」

赤井「髪が濡れたままだ。…仕方ない起こそう。…起きろゆり」

「…ん…」

赤井「そのままでは風邪をひく。…髪を乾かせ」

「はぁい。」

ゆりは何ともゆるゆるとした足取りで洗面所で髪の毛を乾かすとそのままおやすみーと言いながら自室へと向かった。

後で二人が覗きに行くとスヤスヤと眠っていた。

そして翌朝ゆりは早くに起き朝食の支度をしていた。

…そして作り終えて制服に着替えると学校に向かった。


園子「よっしゃー!終わった!ようこそ私の夏休み!!!」

世良「ねえ!今日はポアロでお疲れ会しようよ!」

蘭「あ、いいね!」

『だめだ、睡魔が限界だ、ここのところ仕事詰めてたしな…でもここで断っても…』「^^」

全員おきまりのメニューを頼むとゆりはまたみんなの話を聞きながらねむってしまっていた。

園子「また寝てるね…;」

安室「僕が起こして送りますよ」

蘭「なんども悪いです…」

世良「じゃあお願いするよ!」

蘭「ちょちょっと…」

世良「ありがとう!じゃあ僕達帰るね!」

安室「ゆりさん、ゆりさん」

「…ん」

安室「起きてください、家まで送ります。」
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