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原作: 名探偵コナン 作者: takasu
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コナン「ぼんぼん?」

平蔵「名前の通りぼんぼんの坊ちゃんがやっとるからアホみたいにうまいけどごっつ安いんや。多分そこやろ。」

平次「へぇー。」

コナン「あ!平次にいちゃん!僕前に行ってた大阪で唯一星のきれいなところ、連れて行ってよ!」

平次「?…お、おう!ほな今日いこか!」

和葉「え!うちらも行きたい!な!蘭ちゃん!」

蘭「そうだね!どんな所かなー?」

平次「あかん、男同士の話するんや、なぁ、コナンくん??」

コナン「う、うん!ね!平次にいちゃん!」

平次「っちゅうことやから和葉らは大人しゅうしとき」

和葉「ケチー!大体小学生と高校生で何が男同士の話やねん!」

平次「また連れてったるわ。」

コナン「あのね、今日は僕と下見だからまた平次にいちゃんと行って来なよ!蘭ねえちゃんは今度僕が案内するからさ!」

平次「おい、何勝手に…」

和葉「ほんまなん?平次」

平次「…ま、まぁ。」

平蔵「ほな家ん中は女だけにしよか。わいもゆりちゃんと話したいことあるさかい、大滝はんとこまざってくるわ」

平次「えっ!お、親父も行くんか?!」『こら見つかったら厄介や…』

平蔵「なんや文句でもあるんか?」

平次「せ、せやないけど…女だけ家に残すのも…」

平蔵「あほう、この子らなら大丈夫や。ほなわしは大滝はんに連絡してくるさかいな」


大滝「遅なってしもたわ!堪忍な!」

「いえ、そんなに待ってませんよ。ぼんさんと喋っていましたから。」

大滝「ほーか、おおきに、あ、ビールと…何飲む?」

「ウィスキーロックで」

大滝「いやぁ、やっぱ洋酒しかのまんのやなー」

「これが一番慣れていますので」

大滝「ウィスキーロックゆうたらやっぱあの恐ろしい運転思い出すわー」

「やめてくださいよ^^;酔っててああなったわけじゃありませんし^^;」

大滝「せやかて公道であないスピード出して車ぶつけてとめるやつなんて初めて見たわ!」

「いやぁ、あれはそうするしか…」

…カランコロン…

平蔵「お、もう飲んどったか」

「あ、お先です。」

大滝「すんません、待たせすぎるんも思いまして…」

平蔵「かめへんかめへん、先飲んどってゆーたんはわいやしな。それにしてもまたロックで…あん時のこと思い出すなぁ…」

「もう、2人してやめてくださいよ^^;」

平蔵「いやぁ、あんなん一般人やったら1発で免許取り上げやで?」

「そうですけど;…あ、何飲みますか」

平蔵「ビールで」

大滝「何食べる?」

「おまかせします」

ぼん「ゆりちゃんはあんま食べへんもんねー」

平蔵「しっかり食べやー、いっつも酒とあてばっかりで」

「あはは…;」

大滝「まぁいつもみたいにつまめるもんあったらつまみ」

「ありがとうございます」

平蔵「ほんでな、ちょっと相談があるんや」

「何でしょう?」


平蔵「潜入捜査してくれんか?」

大滝「またそのことですか…!」

「かまいませんよ。」

大滝「いや、せやかてそんなあっさり…」

平蔵「そない大したヤマやないんやけど、なんやひっかかるんや…」

「あぁ、近頃暴れてる暴走軍団ですね。」

大滝「なんや知ってたん?!」

「ええ、大阪に来る前に予想はしていたので調査済みですよ。」

平蔵「さすがやな」

「それで?そこに潜入して証拠さえ押さえればいいんですよね。麻薬密輸の」

大滝「ほー、やっぱゆりちゃんには敵わへんなぁ」

「まぁ、そこの頭が組織のヨギーってやつだと思うので、組織からもヨギー始末の指令も出ていましたし私が適任かと。」

平蔵「そうか。ほなお願いできるか?」

「かまいませんよ。…その代わり、公安の安室透という人物についての情報を頂ければありがたいのですが。」

大滝「安室透?」

平蔵「あぁ、組織に潜入捜査しとるっちゅうやつか。」

「はい。まぁそうなんですけど、少し厄介でどんな人物か知りたくて。」

平蔵「自分でもう調べとるやろうからそれ以上の情報っちゅうことやな。」

「はい。」

平蔵「それなら上に話つけてみるわ。」

「お願いします。…特に人間関係を調べていただきたいです。…例えば、同僚が同じような仕事をしていて殺害された、とか…」

平蔵「なるほど。わかったわ。調べたらすぐに連絡するわ。」

「お願いします。…それから、安室透という人物含め、私の情報を漏らさないように注意して頂けるとありがたいです。」

平蔵「それはかまへんで。」

「ありがとうございます。」

平蔵「ほなそれで話つけるわ…ほんでもって…平次、ばればれや。」

平次「げっ!…ばれとったんかいな!」

「やっぱり…;」

大滝「平ちゃん!なんでこないなとこに…」

「盗み聞きとは趣味が悪いですね。」

平次「いや、これは…」

「はぁ…。聞いちゃったのならもうあんまりこれ以上首は突っ込まないでね。」

平次「あ、ああ…^^;」

コナン『こいつが組織に潜入捜査…?』

「ま、彼らが邪魔しなければ予定通り任務は遂行しますよ。」

大滝「お、おん…^^;」

平蔵「ちょっとこいつら邪魔やしわいは連れて帰るわ。邪魔してすまんなぁ、ほんならごゆっくり」

「はい。ありがとうございます。」
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