ネット喫茶.com

オリジナル小説や二次創作、エッセイ等、自由に投稿できるサイトです。

メニュー

先輩が〇〇シリーズ

原作: その他 (原作: ペルソナ4) 作者: 雷鳴
目次

先輩と姫初め……?

社会人前提
攻めの♡喘ぎ注意です
※逆転はしてません

ーーーーーーーー


『明けまして〜おめでとうございまぁーーす!♡』
などと言う、超ハイテンションな声を前に鳴上は思った。
「帰れ」と——

年末年始の朝は早い。
仕事納めで休みに入ったかと思えばすぐ大掃除、買い出し(だけでなく職場の分も勿論させられている)。
一通り片付いたかと思えば年明け親戚に渡すためのお年玉のポチ袋を買い忘れてたのに気付き、また買い出しに行くハメになったり。とはいえ年末にかこつけて呑みたいし、忙しいばかりでなく楽しみもあるのだが…
年越し蕎麦を啜るのは実際年明けてすぐぐらいの時間になってしまった。
まだ独りだし、ほとんどスーパーで買ったような出来合いのものだが。
今年は両親の元には帰るつもりもないし、こんなものである。

もうほとんど虚無の顔で、テレビ特番を見ていれば、画面が急に揺らぎ、奇妙な音を立てる。
「……これは」
見覚えのある黄色味がかった画面へ変貌した。
マヨナカテレビだった。
「まさか、また何かが……っ!!」
思わずテレビに触れようとした瞬間、画面に見覚えのある人物が映る。
「完二!?…いや」
『こ〜んばんわぁ、鳴上先輩♡お久しぶりどぇす☆』
その格好はというと、画面に収まる範囲で見ても可笑しなもので。
頭には捻り鉢巻、法被と、腹部にはサラシを巻いて、いつか見た褌に足袋を履いて、御輿でも担ぎに行くのか、お前は。と言った様相であった。
完二のシャドウだった。

『新年〜…明けまして〜おめでとうございまぁーーす!♡』

——冒頭に戻る

「いや…おめでとうございますじゃない。何故此処にいる?」
『あーんセンパイ、つ・れ・な・い♡独りで寂しいだろうセンパイにテレビ使って逢いに来たに決まってるじゃない?♡』
はぁ〜〜と意識を彼方に飛ばす。
いつだったか、完二の元へ鳴上のシャドウが逢いに行ってしまった事がある。それと同じ事だろう…
だとして完二、何でたってこんな格好なんだ、何でシャドウベースなんだ……!
『ともかく…お邪魔しまぁす♡』
は!?いやいや待て待て
「出てくるな!!というか、出てこれるのか!?クマじゃないんだぞ!」
『ボクらの関係に不可能はない☆でしょう?♡』
「あれオレ完二にそんな事言った記憶は……」
『細かい事気にしないの!』
画面が波打ち、自称・特別捜査隊が戻ってくる時宜しく、人の手足がにゅるんと突き出てきて枠を跨いだ。
先程見ていた通りのシャドウの格好に違いなく、瞳も黄色く爛々としていた。
『やん先輩、お久しぶりどぇす♡ちょっと見ないうちに渋くなってない?ん〜〜チュッ♡』
「やめろ触るな頬にキスするなオレの半纏を捲るなセーターに手を突っ込むな寒い!コタツにも潜り込むな!」
『一人暮らしなのに大きいコタツ買うのが悪いんです〜あーあったかい♡』
「そんな格好で来るのが悪いんだ…」
こうなっては仕方ない、完二本人に電話でもして状況説明しておくか。今は気軽に逢うのは難しい。親戚に逢うのも時期を外す予定だし、都合が悪ければ…という状態なのだ。

と考え、鳴上が携帯を手にすると目敏くシャドウがはたき落とした。
「ちょっ、やめろ何するんだ」
『本体のことはいいでしょ〜〜もう。今はボクを見てよぉ…♡』
と言い、しなだれかかってくる。
(まずい、格好はトンチンカンだが、匂い体格は完二そのものだ…正直ムラッとくる…)
肩に腕を回すようにして抱きついてくるシャドウの背中側に自分は腕を浮かせたまま、顔中にリップを受けてしまう。
『んちゅ、ちゅちゅ、センパイ…♡ちゅっ』
「っ……は……や、やめ……」
『そんなこと言って、嬉しい癖に…突き飛ばしもしなければ避けもしないなんて…センパイの嘘つきさん♡ちゅっ!』
「…っ……う……♡」
シャドウの舌が丁寧に唇をなぞり、ノックする様に細かく突いてくる、息を吐いた瞬間にその舌がねじ込まれ、熱い吐息と体液を送り込んでくる。
ちゅちゅ…にゅるん、にちゅにちゅ、じゅるるるっ…
「は♡は♡んっ…くぅ……っつ……♡」
『んむ、ちゅるっ、ふ…ちゅちゅちゅ…』
(ま、まずい……やたらとキスが上手い…完二こんなに上手かったか?た…勃ってきたかも……)
鳴上はもはや脱力し、シャドウの腰に手を預けてされるがままになってしまっている。また彼の砲身も(彼自身感じた通り)、久しぶりの濃厚な愛撫に悦び震え上がり、既に下着を先走りで濡らしつつある。
『ふふ…センパイ、目が蕩けてるよ…♡コレ、舐めて良いでしょ?』
「……っ」
『あは、聞かなくたって止めないんだからやっちゃって良かったね、いただきま〜す♡』

シャドウは手際良く鳴上の砲身を取り出し、躊躇なく先から咥え込む。
ヌルヌルとして熱い咥内に取り込まれ、更に先から露を垂らした。

「……っ…は……♡う……っ♡」
じゅるじゅるじゅる…じゅぽじゅぽじゅぽじゅぽ……
『んふ…センパイ可愛い……ん……』
じゅぽじゅぽじゅるるるっ…れろぉーー……
「あ、あ!裏筋は…っくぅ…」
『ふふふ、センパイここ好きなの知ってるぅ〜♡』
ちろちろちろ…れろぉーー……

緩急つけて可愛がられ、オマケに蟻の門渡りも睾丸も空いた手で触られたり揉まれたりなどして、最早発射まで秒読みというところまで高められてしまった。
『顔トロトロだねセンパイ、可愛い。イきそう?♡』
「も、もう…イク、イクから…」
『か〜わいぃ♡ボクのナカにいっぱい出してね♡』
待てと止める術もなく、シャドウの後孔にズッポリ♡と根元まで呑み込まれてしまった。
「〜〜〜〜〜〜ッッ!!」
『あん……やだセンパイ、もう出しちゃった?そ・う・る・い♡』
「あぐ…お、お前が、散々…」
『負け惜しみだなぁ〜♡ボクまだまだ当然♡満足してないんだから付き合ってよね』
と言うと騎乗位で呑み込んだまま、腰を器用に振りたくるではないか。
キュウキュウと気持ちよく締め上げてくるナカに堪らず、一度出したにも関わらずまたも大きく膨らんでくる愚直に、鳴上はほぞを噛みつつ、この快楽に抵抗出来ないでいる。
せめてもとシャドウの腰に手を添えはしたものの、自分も動くには刺激が強すぎてどうにもならず、されるがままだ。
「あ♡あ♡うぐっ♡ひぅう♡」
『なっさけないカオ…♡それで本当にボクらのリーダーだったの?呆れちゃう〜♡鳴上先輩は後輩にマウント取られて食べられて興奮しちゃうヘンタイだってボク、"皆んな"に言っちゃおうかな〜…♡』
「み、皆んなって誰…あっあっあっ♡」
『口聞く余裕あるのぉ?♡もっとやっちゃお♡♡』
シャドウは更に腰をグラインドさせて、強い刺激を与えてくる。
「も、もう無理……ッッ!イクイクイク…!」
『いいよぉイッて♡マゾイキ射精しちゃえ♡♡』
「〜〜〜〜〜イクッ!!」
下半身をガクガクさせるだけでなく、顎を突き上げ仰け反りつつ、2度目の迸りをシャドウのナカに放った。
先程の比でない量が出たのを感じる。
流石に体力も使い果たし、徐々に意識が遠のく——————
ボヤけた視界の端で、シャドウが腹部を撫で幸せそうに笑い、
「楽しみにしててねセンパイ。"ボクら皆んなで"逢いに来るからね」
と呟いた。




ーーーーーーーー

多分他の特捜隊メンバーも来るんだと思います。^ ^
鳴上悠の明日はどっちだ。
目次

※会員登録するとコメントが書き込める様になります。