幼少期編10
久しぶりのMP肉にワクワクしつつ、たっぷりと塩胡椒を振りオーク肉のステーキを作る。
収入が入ったので胡椒を買えたのはラッキーだった。
1瓶で3万バレルもするかなりの高級品だし、ダンジョンの下層階には「胡椒の実」がなってるから、それを採集出来る様になるまで我慢すればいいんだけど、日本での前世の記憶が塩のみの食事を許容できなかったんだから仕方ない。
遺体剥ぎ取りのお陰で大分お金にも余裕ができたし・・・これくらいの贅沢ならいいよね?
オーク肉は取引価格が1塊7万バレルを超える上、市場に出たら(MPを上げたい魔法持ちの)貴族が速攻で買い占めるため、自分で狩らなきゃ食べるのは難しい。
味わいはイベリコ豚って感じだなぁ。肉の味はしっかりしてるけど、臭みのないあっさりした豚肉って感じの味だ。
1kg食べるごとにMP上限値が1上がるので、良いことづくめのお肉だし値段が高いのも分かる。
「エンペラーゴブリンの肉」の様に、MP増加の効果がある肉でも、食えたもんじゃない味のせいで、魔法師奴隷専用肉扱いされる肉もあるわけだし・・・。
久しぶりの美味しいお肉に舌鼓を打った後、野営の冒険者が寝静まる時間帯まで仮眠に入る。
明日からもオーク狩りをするから、オーク肉の在庫に余裕が出るまでゴブリン狩りはお休みにする。
代わりに夜中はワープの拠点を作る時間にあてる。
そろそろ本格的にアイテムボックスの容量が厳しいし、国外に拠点つくって大人の奴隷でも買って、素材を売ってもらわないといけないからねぇ。
目指すはレントから西に200km程いったところにある大国ドラム。
あの国は海に面してる上に、超高難度ダンジョン含む大型ダンジョンが多数あるし、王族が優秀だから安全度が高い筈。
アレンシア王国とはあまり仲は良くないけど、そこそこの大国同士不可侵の協定を結んでいて、ゲームでも戦争にはなってなかった。
子供の元気な体のお陰で、2時間程度の仮眠でも疲れが全回復するのはありがたい。
冒険者達も寝静まったし、モンスターを避けながらひたすら街道を突っ走る。MPが増えたお陰で目視ワープなら何回でも使えるし、進むのがかなり楽になったなぁ。
この分だと3日もあれば国境越えられそうだわ。
途中でオーク肉の串焼きとビックシープのミルクで休憩を挟みながら、朝日が昇るまでひたすらダッシュ!
身体強化とアクティブな子供の身体のお陰で、50km以上進んでもそんなにぐったりはしない。
時々足が痛くなるけど、その度にシロにヒールをかけてもらって無理やり回復してるってのもあるが・・・ね。
明るくなってきたら、家に戻って2時間ほど仮眠。またオーク狩りに向かう。
オークは経験値としても十分美味しいし、今は司令塔兼アタッカー役でもある私に経験値を集めてるだけあって、良い感じにレベルも上がる。
終盤では3体までなら確実に倒せる様になったし、オーク肉も5つゲットできた!明日も頑張る!
ようやくドラムとの国境に着いた。
壁が高くて夜じゃ目視ワープが使えない上に、昼間は監視の目がキツくて、ワープした先で目撃されること請け合い状態だったので、微妙に焦った。
子供が国境越えようとしてるのがバレると驚かれるので、こっそり商人さんの荷馬車の下に、シロ・レイに手伝ってもらい張り付いて、無理やり通過した。
幸い戦時中ではないので確認も雑で、あっさりくぐり抜けることができた。
この作戦を失敗すると実力もない内にステータスがアレンシア王国にバレて囲われかねないので、成功して良かったよホント。
ダンジョンがある街だと、どうしても肉の単価が下がるので、まずは司法の街エスタリカに向かった。
司法の街エスタリカには奴隷が多い。国中の犯罪者(平民)が集められて裁判にかけられる街だけに、犯罪奴隷は毎日補充されるし、戦争捕虜奴隷もエスタリカでのみ売買が認められているからだ。
それにエスタリカは国境に近い街だから、家からでもギリギリワープで行ける距離だから、安全が確保できる分気が楽だし。
ゲームでは国外の目玉都市の1つ・・・刑罰で老若男女の尻叩きが見れる聖地wwでもあったから、しょっちゅう巡礼wwしてたせいで、街の事にも詳しいしね。
移動はめちゃくちゃ頑張ったよ!
ダンジョン内では積極的な狩りは避けてるとはいえ、最短距離をモンスター避けずに狩りながら走るせいで、すでにアイテムボックスはドロップ品で一杯。ちゃんとローガン(家のあるロード公爵領の名前)とレントで売り捌いても、増える一方だった。
星2アイテムボックスの容量は所詮中型トラック1つ分くらいしかないので、ホントにもう限界だったんだ。
収入が入ったので胡椒を買えたのはラッキーだった。
1瓶で3万バレルもするかなりの高級品だし、ダンジョンの下層階には「胡椒の実」がなってるから、それを採集出来る様になるまで我慢すればいいんだけど、日本での前世の記憶が塩のみの食事を許容できなかったんだから仕方ない。
遺体剥ぎ取りのお陰で大分お金にも余裕ができたし・・・これくらいの贅沢ならいいよね?
オーク肉は取引価格が1塊7万バレルを超える上、市場に出たら(MPを上げたい魔法持ちの)貴族が速攻で買い占めるため、自分で狩らなきゃ食べるのは難しい。
味わいはイベリコ豚って感じだなぁ。肉の味はしっかりしてるけど、臭みのないあっさりした豚肉って感じの味だ。
1kg食べるごとにMP上限値が1上がるので、良いことづくめのお肉だし値段が高いのも分かる。
「エンペラーゴブリンの肉」の様に、MP増加の効果がある肉でも、食えたもんじゃない味のせいで、魔法師奴隷専用肉扱いされる肉もあるわけだし・・・。
久しぶりの美味しいお肉に舌鼓を打った後、野営の冒険者が寝静まる時間帯まで仮眠に入る。
明日からもオーク狩りをするから、オーク肉の在庫に余裕が出るまでゴブリン狩りはお休みにする。
代わりに夜中はワープの拠点を作る時間にあてる。
そろそろ本格的にアイテムボックスの容量が厳しいし、国外に拠点つくって大人の奴隷でも買って、素材を売ってもらわないといけないからねぇ。
目指すはレントから西に200km程いったところにある大国ドラム。
あの国は海に面してる上に、超高難度ダンジョン含む大型ダンジョンが多数あるし、王族が優秀だから安全度が高い筈。
アレンシア王国とはあまり仲は良くないけど、そこそこの大国同士不可侵の協定を結んでいて、ゲームでも戦争にはなってなかった。
子供の元気な体のお陰で、2時間程度の仮眠でも疲れが全回復するのはありがたい。
冒険者達も寝静まったし、モンスターを避けながらひたすら街道を突っ走る。MPが増えたお陰で目視ワープなら何回でも使えるし、進むのがかなり楽になったなぁ。
この分だと3日もあれば国境越えられそうだわ。
途中でオーク肉の串焼きとビックシープのミルクで休憩を挟みながら、朝日が昇るまでひたすらダッシュ!
身体強化とアクティブな子供の身体のお陰で、50km以上進んでもそんなにぐったりはしない。
時々足が痛くなるけど、その度にシロにヒールをかけてもらって無理やり回復してるってのもあるが・・・ね。
明るくなってきたら、家に戻って2時間ほど仮眠。またオーク狩りに向かう。
オークは経験値としても十分美味しいし、今は司令塔兼アタッカー役でもある私に経験値を集めてるだけあって、良い感じにレベルも上がる。
終盤では3体までなら確実に倒せる様になったし、オーク肉も5つゲットできた!明日も頑張る!
ようやくドラムとの国境に着いた。
壁が高くて夜じゃ目視ワープが使えない上に、昼間は監視の目がキツくて、ワープした先で目撃されること請け合い状態だったので、微妙に焦った。
子供が国境越えようとしてるのがバレると驚かれるので、こっそり商人さんの荷馬車の下に、シロ・レイに手伝ってもらい張り付いて、無理やり通過した。
幸い戦時中ではないので確認も雑で、あっさりくぐり抜けることができた。
この作戦を失敗すると実力もない内にステータスがアレンシア王国にバレて囲われかねないので、成功して良かったよホント。
ダンジョンがある街だと、どうしても肉の単価が下がるので、まずは司法の街エスタリカに向かった。
司法の街エスタリカには奴隷が多い。国中の犯罪者(平民)が集められて裁判にかけられる街だけに、犯罪奴隷は毎日補充されるし、戦争捕虜奴隷もエスタリカでのみ売買が認められているからだ。
それにエスタリカは国境に近い街だから、家からでもギリギリワープで行ける距離だから、安全が確保できる分気が楽だし。
ゲームでは国外の目玉都市の1つ・・・刑罰で老若男女の尻叩きが見れる聖地wwでもあったから、しょっちゅう巡礼wwしてたせいで、街の事にも詳しいしね。
移動はめちゃくちゃ頑張ったよ!
ダンジョン内では積極的な狩りは避けてるとはいえ、最短距離をモンスター避けずに狩りながら走るせいで、すでにアイテムボックスはドロップ品で一杯。ちゃんとローガン(家のあるロード公爵領の名前)とレントで売り捌いても、増える一方だった。
星2アイテムボックスの容量は所詮中型トラック1つ分くらいしかないので、ホントにもう限界だったんだ。
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