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他人の尻見て我が尻守れ!〜マイナージャンルなエロゲのクズ令嬢に転生しちゃいました〜

ジャンル: ハイ・ファンタジー 作者: シリウス
目次

幼少期編8

カタリーナ・ロード(アレンシア王国・公爵家長女・5歳)
レベル:15
HP:150
MP:150
SP:40
<ギフト>
召喚魔法(★★★★★)・万能(★★★★☆)・ワープ(★★★☆☆)
<スキル>
礼儀作法2
家事1
身体強化5(10+20+40+80+160)
俊足2(10+20)
気配遮断3(10+20+40)
短刀3(10+20+40)
夜目2(10+20)
イメージ投写MAX(100)


〜3日後〜

少し手間取ったけど、何とかゲーム知識の投写を終えた。シロもレイもレベル15に到達したし、これで昼間はダンジョンアタックに挑戦することができる!

最低でもMP恩恵のあるオークが狩れるようになるまでは、ハイペースで頑張らないと・・・。


このダンジョンは、1階ではラビットとシープが出てくる。どちらも弱いモンスターだし、肉もそんなに美味しいわけじゃないけど、手軽に売りさばけるのはありがたい。

あと、シープミルクは成長の為にも、カウミルクが手に入るようになるまでは毎日飲んでおきたいかも。

2階でもラビットとシープしか出ないけど、ややシープの割合が増え、複数匹で行動する確率が高くなる。

とはいえ、ここら辺の突破は楽勝な範囲内ではある。

3階のビックラビットもEランクモンスターだし、初期SPが高く探索に優れた、私たちのパーティーなら十分に倒せる。

4階のビックシープはDランクモンスターで、かつ群れで攻撃するから・・・ここが今の私たちの限界点になるだろう。

今の状態だと1体1体には勝てるけど、群れに押しつぶされそうってかんじかな。

5階に待ち受けるオーク肉の為にも、早いこと4階抜けないとだなぁ。


夜中のゴブリンレベリングから帰って、昼前までゆっくり休んでからダンジョンに潜る。

ダンジョン内は空間が歪んでいるため、目視でのワープ以外、ワープ能力は使えなくなるから、ゴブリンレベリングより慎重にいかなきゃね。


まあ、私の装備も日々の努力?の成果で、調理用ナイフ・フライパン・中古服から、質の良い短剣・バックラー(小型の盾)・レザーアーマー・ブーツに変わっている。

サイズ変更の付与が良い仕事してくれるおかげで、回収した物のうち、質の良い装備の大半は私も使えるのがありがたい。

サブ武器もアイテムボックスに入れてあるし、当分武器や防具の心配はしなくても大丈夫そう。


1階層は遺品の掃除場所として使ってたこともあり雰囲気も慣れているから、ボス部屋まで一直線で進み2階層に行くことにする。

3階層まではボスの間にいるボスも、その階層で出るモンスターが複数体襲ってくるだけだしね。


ラビット肉とシープ肉をじゃんじゃん回収しつつ2階層に進むとシープが増えてきたので、1階層よりは進むのに時間がかかる。

シープはラビットより大きいし角があるから、丁寧に倒さないと痛いしね。

それでもボス部屋まで5kmも距離がないこともあり、おやつの前には3階層に入れた。


ビックラビットは体長1m程もある巨大ウサギで跳躍力は凄いけど、私が噛まれさえしなければ、私たちのパーティーなら問題ない。

初期SPが普通の人から見ると、今の私たちのレベル帯だと、Eランクモンスターはやや格上のため、1体でも倒すと経験値が美味しい。

ついでにドロップされる肉もラビットより柔らかくて美味しいらしいから、ちょっとこの階でレベリングを頑張る!

・・・この世界の肉のドロップは、どんなに大きいモンスターでも1体で1kg分という悲しい設定だから、沢山狩らないと美味しい肉のストックが枯渇するしね・・・。


3人で2体以下になってるビックラビットを疲れるまでサーチ&デストロイした後、急いで迷宮から引き上げると、すっかり夜になっていた。

踏破済みの迷宮なら好きな階に転移できる権利が与えられるんだけど、踏破するまでは自力で戻らないといけない仕様なので、時間の管理には気をつけないといけないなぁ・・・。


ラビットとシープのドロップ品や低ランク魔石を卸した後帰宅し、ビックラビットの肉とシープミルクを堪能する。

シープミルクはちょっと薄い感じだけど、久しぶりのミルクだから幸せ。

ビックラビットの肉はラビットの肉と味は同じだけど、柔らかくて筋張ってないから、あまり沢山噛まなくても噛み切れた。

売れば一塊で4000円もする、ちょっと良いお肉だけはある。・・・5歳児だから売れないけどね。
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