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ないしょの恋人

ジャンル: 現実世界(恋愛) 作者: 護堂アオイ
目次

第18話「流香と勇介・3」


 流香(るか)の唇から唇を離した勇介は、彼女に万歳のポーズをとらせた。

 勇介の手で脱がされるポロシャツ。流香の上半身は水色のハーフトップタイプのジュニアブラだけにされる。

 脱がしたポロシャツを放り投げた勇介の手は、デニムのミニスカートに伸びた。

 ホックを外してファスナーを下げると、ミニスカートはすぐにストンッと足元に落ちる。

 いま流香が穿いているのは、先ほどまで勇介が見ていたイメージビデオと同じボーダー柄のパンティ。

 だが色が違う。いま穿いているのは、水色と緑色のボーダー柄のパンティだ。

 流香を下着姿にさせた勇介は、彼女をあお向けの状態でカーペットが敷かれた床に押し倒した。

 ハーフトップを掴み、たくし上げる。

 膨らみのない、ただ乳首がツンッと目立っているだけの胸が露わになった。

 勇介は流香の胸に顔を寄せ、舌を伸ばす。

 伸びた舌は、ピンク色の乳首をペロリと舐める。

「あんっ!」

 敏感な乳首を舐められ、快感が走ってきた。流香の口からは、甘い声が漏れ出る。

 勇介は何度か彼女の乳首を舐め、そして唇を吸い付いた。

 乳首を吸い、舐める勇介。

「あっ、あっ……んっ、あっ……」

 勇介の口で乳首を愛撫されるたびに流香は快感を得て、甘く潤っている声を彼に聞かせる。

 流香のそんな声を聞いていると、勇介はもっと快感を与えたくなった。

 片方の乳首を吸い続けながら、もう片方の乳首に手を伸ばす。

 膨らみのない胸を手のひらで撫で回し、人差し指の先で乳首をくすぐる勇介。

「あっ、あふっ! あんっ!」

 胸からの快感が倍になる。流香が口から響かせる声は甘さを濃くしていく。

 勇介は片方の手で胸を愛撫しつつ、もう片方の手を流香の下半身へと伸ばしていった。

 その手はボーダー柄のパンティの中に入り込み、無毛の股間を愛撫する。

「ああ……んっ……あっ、あっ……」

 胸と股間からの快感で喘ぐ流香は、顔をほんのりと赤く染めていった。

 勇介は膨らみのない胸から顔を離すと、流香の肌に舌を這わせながら顔を下げていく。

 視界にボーダー柄のパンティが入ってくる。パンティの両端を掴み、一気に脱がす。

 脱がされたパンティは放り投げられ、天井近くまで舞い上がり、パサリと床に落ちた。

 ソックスで覆われた足首を掴み、勇介は流香の両脚を大きく広げる。

 そのまま無毛の股間に顔をうずめ、少女の証しであるスリットに沿って舌を這わせた。

 ペチャペチャ、ピチャピチャと舌がスリットに這う音に混ざって、

「あっ、あっ! あふんっ! ふあ……あぁっ!」

 という流香の潤っている声が響く。

 勇介は何度も何度も、彼女のスリットを舐めた。勇介の唾液で濡れる流香の無毛の股間。

「あっ、あふ……んっ……あんっ!」

 甘い声を勇介に聞かせる流香の股間は、自身がこぼす少女の淫らな蜜でも濡れていった。

 勇介は流香の少女の証しであるスリットを舐めながら、服と下着を脱いで裸となる。

 彼の股間では、少年の証しが隆々とそそり立っていた。

 無毛の股間から顔を離し、流香の両脚を脇に抱える。そそり立つモノの先端が、唾液と淫蜜で濡れる流香の股間に触れた。

 そして、そのまま腰を突き出す。

 いきり立っているモノがスリットを左右に割り広げながら、淫蜜で濡れている秘洞へと埋没する。

「あふぅっ!」

 快感が混ざった衝撃が走ってきて、流香は声を響かせながら首を反らした。

 淫蜜で熱く濡れている彼女の秘洞は、突入してきた勇介のモノをきつく締めつけくる。

 勇介は腰を動かし、少年の証しで流香の中をえぐった。

「あぅんっ! あっ、あっ!」

 えぐられる秘洞から、快感が疾走してくる。喘ぐ流香の全身の肌が、赤く染まっていく。

 締めつけ、そしてウネウネと蠢いて勇介を刺激する流香の秘洞。

 肉棒に刺激を受け、勇介は興奮で呼吸を荒くし、腰の動きを激しいものにさせた。

「あぁっ! あふっ、あっ、あぁっ!」

 勇介の腰の動きが激しくなると、流香の内側を疾走する快感も強くなっていく。

 全身の肌が、快楽の汗でしっとりと濡れていった。

 肌を紅潮させ汗で濡らす……そんな流香の姿も、勇介を興奮させる材料となる。

 勇介の腰の動きは、無意識のうちに激しさを増し、荒々しいものになった。

「くぅああっ! あっふううっ!」

 ガンガン、ガンガンと怒張しているモノで秘洞を突かれ、流香が感じる快楽はさらに強くなっていった。

 勇介のモノが出入りを繰り返すたびに、秘洞を濡らす淫蜜が滴となって飛び散ってカーペットに点々としたシミを作っていく。

 流香が強い快感を得ているのを表すように、秘洞のウネウネとした蠢きは妖しくなる。

 勇介の中の興奮が高まる。腰の動きはどんどん激しく、そして荒々しくなっていった。

「あっ、ああっ! あふうぅっ! くぅああっ!」

 流香の中を疾走する快感は、体の中心へと集まっていく。風船のように膨らんでいく快感。勇介の怒張で突かれるたびに、快感の風船はどんどん大きくなっていく。

 喘ぐ流香は、自分を突く勇介のモノが脈動をはじめるのを意識した。

 一突きするごとに、大きさを増していく肉棒の脈動。

 そして流香の内側で膨らんでいる快感の風船は、今にも破裂を起こしそうであった。

 勇介は肉棒が抜けるギリギリまで腰を引いたかと思うと、勢いを付け、一気に根元まで秘洞に叩き込んできた。

「くぅああっ! あっくううううっ!」

 その衝撃で、破裂しそうだった快感が、流香の中で破裂を起こす。

「あっ、あっ……あふううううっ!」

 背中を反らし、全身をビクビクと震わせる流香。肉棒が埋まる秘洞からは、大量の淫蜜が噴き出した。

 流香の淫蜜で股間を濡らされる勇介。彼女が絶頂した直後、肉棒が弾ける。

 秘洞に放たれる、白濁した体液。流香はそれを熱く感じた。

 かなりの量を放ったが、勇介のモノはまだ力を失っていない。もっと流香の体を味わいたいと言わんばかりに、そそり立ったままである。

 勇介は流香の体勢を変えさせた。

 あお向けからうつ伏せにさせる。

「んくうっ!」

 肉棒を押し込まれたまま体勢を変えさせられた流香。秘洞を強くねじられる形となった。

 絶頂し、敏感になっている肉体。秘洞をねじられた衝撃で、彼女はまた達してしまう。

 勇介は流香の両手首を掴んで、彼女の裸身を前後に揺さぶった。

「あっ、あっ! んくっ! ああっ!」

 肉棒で秘洞をえぐられ、新たな快感が流香の中を走り回る。

 勇介は流香の体を前後に揺さぶりながら、自分も腰を動かして怒張で彼女を突いた。

 ギチギチと締めつけ、ウネウネと蠢く流香の秘洞。勇介は興奮し、夢中になって流香の秘洞を肉棒で突く。ガンガンと突く。

「くふぅっ! ふああっ! ああっ! あっ、あっ!」

 肉棒が秘洞をえぐる音と、快楽の色で染まっている流香の声が、リビングに響き渡った。



◇◇◇



 東アジアの某国を、雅彦(まさひこ)はいつものように訪れていた。

 いつも使っている娼館でもあるホテルに向かい、いつものように少女を注文しようとしたが、その日は違った。

「乾(いぬい)さんに頼みがあるんですよ」

 受付で、そんなことを言われた。

「頼み?」

「ちゃんと礼はしますよ。乾さんにとっても悪い話じゃないと思うんですよ」

 自分にどんな頼みがあるというのか……そんなことを思いながらも、雅彦は何を頼みたいのか聞いてみる。

「仕込みを頼みたいんですよ」

 そんな言葉が返ってきた。



 しばらく部屋で待っていると、ドアがノックされる。

 ドアを開けると、2人の少女がいた。2人とも全裸……何も身に着けていない。

「誰かと思ったら、お兄さんだったんだ」

 2人のうち片方は、雅彦が知っている少女であった。

 少女娼婦のアイリスだ。彼女は待っていたのが雅彦だと知ると、顔に笑みを浮かべる。

 もう1人は知らない少女……初めて見る少女だ。

 やや癖のある髪をショートにしている、アイリスと同じ年齢……11歳くらいと思われる少女。

 胸に膨らみはない。腰は、ようやくくびれを見せはじめたという感じ。そしてお尻はプリンッとしており、可愛らしい形であった。

 顔もアイリスと同じくらい可愛い。

 アイリスは堂々と裸を雅彦に見せているが、もう1人の少女は恥ずかしそうな顔で、両手を使って胸と股間を隠していた。

「この子はエルよ」

 アイリスは恥ずかしそうにしている少女を、雅彦に紹介する。

 エルと呼ばれた少女は小さな声で、

「エ、エルです……」

 モジモジしながら自己紹介する。

「もうお客は取っているんだけど、まだ慣れていないのよ」

 アイリスは恥ずかしそうにしているエルを見て、小さく肩をすくめた。

 雅彦はアイリスとエルを部屋の中に招く。

 雅彦が頼まれたことは、まだ慣れていない少女娼婦の仕込みだ。アイリスも言ったが、確かにエルはまだ慣れていないらしい。

 彼女の様子を見れば分かる。

 両手を使い、胸と股間を隠しているエル……娼婦として、合格とは言えないだろう。

 そんなエルを仕込むのが、頼まれたことだ。

 エルは雅彦の好みだ。金を払うのではなく、金を払ってもらえる。

 金をもらえて少女を抱ける……悪い話ではなかった。

 雅彦はベッドの端に腰を下ろす。アイリスとエルは、並んで彼の前に立った。

 胸も股間も隠そうとしないアイリス。彼女とは逆に、胸と股間を隠し続けているエル。

 雅彦はエルに顔を向け、

「隠さないで見せて」

 と言う。

 そう言われても、エルは視線をさまよわせるだけで、胸と股間から手を離そうとはしない。

「ダメよエル。ほら、手を離して」

 アイリスはエルの手を掴み、無理やり体から離した。

 乳首がツンッと目立っているだけで膨らみのない胸と、無毛の股間が露わになる。

 雅彦に見られている……それを意識すると、エルの顔は真っ赤に染まった。

「お兄さん、エルにいろいろと教えてあげてね」

 アイリスに言われ、雅彦は「ああ」とうなずき、エルの手を掴んだ。

 そして彼女を引き寄せる。

「あっ……」

 とエルが声を漏らしたときには、雅彦に抱きしめられ、唇を唇でふさがれていた。

 唇で唇の感触を楽しみながら、雅彦は片方の手を彼女のプリンッとしたお尻へと伸ばす。

 雅彦の手のひらでお尻を撫でられてエルは、

「んっ……」

 重なり合った唇の間から、くすぐったそうな声を漏らす。

 エルのお尻を撫で回しながら、雅彦は唇を離した。そして、

「舌を伸ばして」

 と、ささやくように告げる。

 くすぐったそうにお尻をモジモジさせているエルは、言われたとおりに舌を伸ばした。

 雅彦はエルの舌に吸い付く。

「っ!?」

 舌を吸われて驚くエル。彼女が驚いている間に、雅彦は舌を舌で愛撫した。

「んっ、んふぅ……ふっ」

 舌を吸われて、舐められて、エルは快感の色が感じられる声を漏らす。

 舌を舌で愛撫し、お尻を撫で回す雅彦は、もう片方の手を膨らみのない胸へと伸ばした。

 手のひらが、乳首がツンッと目立っているだけの胸を撫で回す。

「あふ……」

 雅彦に舌を吸われているエルは、上半身をくねらせながら甘さが感じられる声を聞かせる。

 舌、お尻、そして胸から走ってくる気持ちよさで、エルの顔は赤く染まっていった。

 上半身をくねらせ、お尻をモジモジさせているエルの耳元に顔を寄せるアイリス。

「どう? 気持ちいい?」

 と、ささやくアイリス。

 エルは顔をさらに赤く染め、何も答えない。そんな彼女に、アイリスはクスッと笑った。

「自分だけが気持ちよくなっちゃダメよ、エル。お兄さんのことも、気持ちよくさせてあげないと」

 アイリスのその言葉を聞くと雅彦はエルを、広げた脚の間にしゃがませる。

 そしてズボンのファスナーを下げ、いきり立ったモノを抜き出した。

 視界にソレが入ってくると、エルの顔に驚いたような表情が浮かんだ。その後に、どうすればいいのか分からないと、迷うような表情を浮かべた。

「こうするのよ」

 アイリスはエルの横にしゃがむと、顔を雅彦のモノに寄せていく。

 舌を伸ばし、怒張に這わせるアイリス。彼女の舌は先端から根元へ、根元から先端へと這う。

「エルもやるのよ」

 アイリスに言われ、エルはためらいながらも舌を伸ばし、顔を雅彦の股間へと近づけた。

 エルもアイリスと同じように、いきり立っているモノに舌を這わせる。

 2人の少女の舌が怒張に這い、雅彦は満足そうな吐息を漏らす。

「アイリス」

 雅彦はアイリスの顔を見下ろして言う。

「口の中に入れるんだ」

 言われて、アイリスは舌を這わせるのをやめて口を大きく開けた。

 アイリスは、そのまま雅彦のモノを口の中に含む。

 ためらうことなく肉棒を口に含んだアイリスに、エルは驚きの表情を向ける。そんな彼女に笑みを見せ、

「ん、んじゅ……んじゅぅ、んじゅるっ……」

 アイリスは唇を密着させて含んだモノを出し入れさせた。
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