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ないしょの恋人

ジャンル: 現実世界(恋愛) 作者: 護堂アオイ
目次

第33話「流香と勇介・4」

 廃墟になったホテル。暗い通路を走っているのはハヅキだ。

 白いポロシャツにジーパンという格好である。

 ハヅキは追われていた。追っているのは目出し帽で顔を隠した、体格はいいが背の低い男だ。

 すぐにハヅキに追いつく背の低い男。

「きゃあっ!」

 ハヅキは後ろから体を押さえられてしまう。

 暴れるハヅキの前に、やはり目出し帽で顔を隠した背の高い男が立つ。

 背の高い男は身を屈めると、ハヅキのジーパンに手を伸ばした。ジーパンのベルトとホックが外され、ファスナーが下げられる。

 男はジーパンの両端を掴み、一気に足首まで引き下げた。

「ああっ!」

 パンティを露わにされたハヅキの悲鳴が響く。

 露わになったハヅキのパンティは、水色と緑色のチェック柄というものであった。

 背の高い男はチェック柄のパンティの上から、ハヅキの股間を撫で回す。

「いやっ! やっ! ああ、いやっ!」

 抵抗するハヅキだが、無駄な抵抗でしかない。

 パンティの上から股間を撫で回され続ける。

 やがて背の高い男は、チェック柄のパンティの両端を掴んだ。

 ハヅキがあっと思ったときには、パンティはジーパンと同じように足首まで引き下げられていた。

「きゃあっ!」

 無毛の股間を露わにされて、ハヅキは羞恥の悲鳴を上げる。

 パンティを下げた背の高い男の手は、発毛の兆(きざ)しすらない股間……ただ、少女の証しであるスリットがあるだけの股間を撫で回す。

「やあっ! いやっ! やっ! いやあっ!」

 暴れて抵抗するハヅキだが、やはり無駄な抵抗でしかない。

 無毛の股間を撫で回され続けてしまう。

「いやっ! やっ! やあっ!」

 ハヅキの悲鳴が、むなしく通路に響いた……。



 下半身は裸で、ポロシャツだけを身に着けたハヅキが暗い通路を走っていた。

 目出し帽で顔を隠した背の高い男が、ハヅキを追っている。

「きゃあっ!」

 ハヅキはすぐに追いつかれ、背の高い男に後ろから体を押さえられてしまう。

 動けないハヅキの前に、背の低い男が立つ。

 背の低い男はポロシャツの裾を掴むと、無理やり脱がした。

「ああっ! いやっ!」

 ハヅキはポロシャツの下に、何も身に着けていなかった。

 ポロシャツを脱がされたことで全裸になるハヅキ。

 まだ膨らみのない、乳首がツンッと目立っているだけの胸が露わにされる。

 背の低い男はポロシャツを放り投げ、人差し指を伸ばした両手をハヅキの胸へと伸ばす。

 両手の人差し指が、ハヅキの乳首をツンツンとつっつき、くすぐってきた。

「いやっ! やめてっ! ああっ! いやっ!」

 ハヅキがいくら嫌がっても、背の低い男は乳首をいじるのをやめない。

 乳首はつっつかれ、くすぐられ続ける。

「ああっ! やっ! いやっ!」

 ハヅキにできるのは、嫌がって、悲鳴を上げることだけであった……。



 上半身は裸で、ジーパンだけを穿いたハヅキが階段を駆け上っていた。

 追われていて、逃げるために階段を駆け上っている。

 ハヅキを追っているのは、背の低い男だ。

 このまま逃げきれるかと思ったハヅキの視界に、上の階から背の高い男が下りてくるのが入ってきた。

 下からは背の低い男、上からは背の高い男……逃げ場はない。

 どうしようかと思っていると、

「ああっ!」

 ハヅキは踊り場で背の低い男に捕まってしまう。

 羽交い締めにされ、動けないハヅキの前に背の高い男が立つ。

 背の高い男はジーパンを脱がし、続けてパンティも脱がす。

「いやぁっ!」

 全裸にされるハヅキ。背の高い男は彼女の無毛の股間を撫で回した。

「いやっ! やっ! やだっ!」

 拒絶の言葉を発して暴れても、股間から男の手は離れない。

 ハヅキは無毛の股間を撫で回され続ける。

「やあっ! いやあっ! ああっ!」

 ハヅキにできるのは、悲鳴を上げることだけであった……。



 ハヅキはチェック柄のパンティを穿き、白いポロシャツを着た。

 身に着けるのは、それだけだ。次のシーンは、この格好で通路を走る。

 ハヅキの用意ができると、撮影が再開される。

 ポロシャツにパンティという格好のハヅキが通路を走り、それを目出し帽で顔を隠した背の高い男が追った……。



◇◇◇



 ジュニア・ヌードモデルとしての仕事を終え、帰宅した流香(るか)は浴室でシャワーを浴びていた。

 熱い湯を浴びて前進の肌をほんのりと赤く染めた流香は、シャワーヘッドをフックにかける。

 頭から熱い湯を浴びたときだった……浴室のドアが、いきなり開いた。誰かが入ってくる。だが、流香は驚かない。

 後ろをチラリと見ると、視界に入るのは勇介であった。

 流香と同じように裸である。そして股間では、少年の証しがそそり立っていた。

 肩越しに妖しげな笑みを浮かべた顔を勇介に見せ、流香は湯で濡れているプリンッとした可愛らしい形のお尻を小さく左右に振る。

 そして、

「一緒に浴びる?」

 と勇介に聞く。

 勇介は無言で流香に歩み寄ると、彼女を自分の方に向かせた。

 流香を抱きしめ、唇を重ねる勇介。

「んっ……」

 重なり合った唇のかすかな隙間から、流香の声が小さく漏れ出る。

 勇介の舌が流香の唇をノックした。それが合図だったかのように、流香は唇を小さく開けた。

 流香の口の中に、勇介の舌がヌルリと入り込む。

 入り込んだ勇介の舌は流香の舌に絡み付き、しごく。

「んっ、ふぅ……んっ」

 唇と唇の隙間から甘さが感じられる声を漏らす流香の頬が、舌から生じる快感で赤く染まっていく。

 舌を舌で愛撫しながら、勇介は片方の手を流香のお尻へと伸ばしていった。

「んふっ……」

 プリンッとしたお尻が、勇介の手のひらで撫でられる。流香はくぐもった声を漏らし、お尻を小さく跳ねさせた。

 勇介の手のひらは、スベスベとした感触を楽しむように何度も流香のお尻を撫で回す。

 それから脚の付け根と付け根の間から手を通し、手のひらを無毛の股間の方へと移動させる。

 無毛の股間を撫でる勇介の手のひら。流香の腰がピクンッと震えた。

 勇介の手のひらで股間を撫でられるたびに、流香は腰を震わせる。

 流香の唇と舌を充分に味わった勇介は、彼女をしゃがませた。流香の視界に、そそり立っている少年の証しが入り込んでくる。

 ソレを流香の顔に突き付ける勇介。流香はピンク色の舌を伸ばす。

「ん……ふ……」

 伸びた舌は、少しのためらいも見せず、勇介のモノに這った。

 根元から先端へ、先端から根元へと這う流香の舌。

 何度か往復させた後、流香は怒張しているモノの先端を口に含んだ。そして、チロチロと舌を踊らせる。

 右手は幹の部分を掴み、しごく。

 流香の舌と手で肉棒を愛撫されて快感が走り、勇介は満足そうな吐息をこぼした。

 そんな勇介の吐息を聞きながら、流香は肉棒の先端に踊らせる舌の力を強め、動きも速くさせる。

 幹の部分をしごく右手の動きも速くさせた。

 勇介が感じる快感が大きくなっていった。

 しばらくの間、舌と手で少年の証しを愛撫させると、勇介は流香を立たせる。

 壁に背中をつかせ、片方の脚を高く上げさせて脇に抱えた。

 いきり立っているモノの狙いを、無毛の股間へと定める勇介。

 股間に硬い肉の感触を受けると、流香の顔には期待するような表情が浮かんだ。

 その期待に応えるために、勇介は腰を突き出す。

 肉棒がスリットを左右に割り広げ、綺麗なピンク色の秘洞へと埋没した。

「ああぅっ!」

 快感の色で満ちた流香の声が浴室に響く。

 流香の秘洞は埋まってきた勇介のモノを、ギチギチとした締めつけで迎える。

 勇介を悦(よろこ)ばせてくれる締めつけ。

 そんな締めつけを楽しみながら、勇介は腰を動かしはじめる。

 出入りを繰り返す肉棒。そのたびに快感が走ってきて流香は、

「あっ、あっ! あふっ! あふぅっ! ああっ!」

 と甘い声を漏れ響かせた。

 勇介は夢中になって腰を動かし、流香の秘洞を肉棒でえぐり続ける。

 ガンガン、ガンガンと遠慮せずに秘洞を肉棒で突く。

 シャワーが流れる音と肉棒が秘洞をえぐる音に、

「ああっ! あふぅっ! ふぅあっ! あっ、あぁっ!」

 という流香の喘ぎ声が混ざる。

 勇介は流香の体勢を変えさせた。後ろを向かせ壁に手を付かせ、プリンッとしたお尻を突き出させた。

 お尻を掴み、後ろから流香を突く。

「あふっ! あっ、あぁっ! あっ、あっ!」

 流香の甘い喘ぎ声は、勇介を興奮させる材料となる。

 勇介の腰の動きが激しいものになった。

「あっ、ああっ!」

 流香の中を疾走する快感が大きくなる。

 勇介は興奮で呼吸を荒くして、秘洞を突き続けた。

 やがて彼のモノは脈動を開始する。流香の中で快感が風船のように膨らみ、破裂しそうになる。

 腰の動きを速くさせる勇介。流香が響かせる声は、切羽詰まったようなものになっていった。

 肉棒の脈動を大きくさせた勇介は、ソレが抜けるギリギリまで腰を引き、勢いを乗せて一気に根元まで秘洞へと叩き込んだ。

「はうぅんっ!」

 目を見開き、背中を大きく弓なりに反らす流香。

 破裂寸前だった快感が、破裂を起こした。

「ふあ……あふぅ……ふぅあああっ!」

 弓なりに反った裸身がビクビクと震える。肉棒が埋まる秘洞からは、少女の蜜が大量に噴き出した。

 噴き出した少女の蜜は、シャワーから流れる湯と混ざって排水口に流れていく。

 流香を絶頂させた勇介は、肉棒を秘洞から抜く。直後、ソレは弾けて白濁した体液を放った。

 流香のお尻が、白く汚されていった。

 勇介が手を離すと、流香はその場にズルズルと崩れ落ちる。

 彼が放ったもので白く汚された流香のお尻だが、シャワーの湯がすぐに洗い流していく。

 全身の肌を赤く染め、荒く呼吸をしている流香。そんな彼女の見下ろしている勇介は、満足な顔をしていた……。



◇◇◇



 廃墟になった洋館。そこでマリの踊りモノの撮影が行われる。

 亮一(りょういち)としては外でもマリに踊ってほしいと思うのだが、まだ屋外での撮影は無理だろうと判断した。

 なので、撮影は洋館の中だけで行う。

 最初は、元は食堂だったと思われる部屋で撮影する。

 ミュージックプレイヤーから流れる音楽に合わせ、マリは踊る。

 マリは白いブラウスにデニムのミニスカート、紺色のソックスという格好だ。

 音楽に合わせマリは腕を振り、ステップを踏み、腰を振る。

 踊るマリを見つめながら、監督である亮一はどういう順番で脱いでもらうかを考えた。

「マリちゃん、スカート脱ごうか」

 そう指示を飛ばす亮一。

 マリはミニスカートに手を伸ばす。ホックを外し、ファスナーを下げる。

 ストンと足元に落ちるミニスカート。露わになったパンティは、赤とピンク色のボーダー柄というものだ。フロントと両サイドが、ピンク色のリボンで飾られている。

 ブラウスとパンティ、ソックスだけになったマリは踊りを続けた。
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