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ないしょの恋人

ジャンル: 現実世界(恋愛) 作者: 護堂アオイ
目次

第31話「少女娼婦・6」

雅彦(まさひこ)はいつものように、休日を利用して東アジアの某国を訪れていた。

 いつも使っている娼館兼ホテルに向かい、いつものように10歳から12歳の少女を注文する。

 地下の一室に、注文した少女たちが集まった。

 さまざまなプロポーションの、10歳から12歳の少女娼婦。皆、全裸である。何も身に着けていない。

 堂々と全裸を晒している少女もいれば、恥ずかしそうにしている少女もいる。

 雅彦はどの少女娼婦で楽しむか選ぶ。

 選ぶ視線が、1人の少女で止まった。

 それは、知っている少女である。少し恥ずかしそうにしている、やや癖のある髪をショートにしている少女娼婦。

 雅彦は、その少女娼婦に歩み寄った。

 まだ胸に膨らみのない少女に、

「やあ、キミはエルだったね。俺のこと、覚えている?」

 そう聞くと、

「はい」

 と少女はうなずいた。

「覚えています」

 ショートヘアの少女エル。雅彦は彼女で楽しむことにした。

 ようやくくびれはじめた感じのエルの腰を抱き、一緒に奥にあるエレベーターに向かった。



「少しは慣れたのかな?」

 部屋に入ると、雅彦はエルに聞く。

 彼女は「少しだけ……」と答えた。

「じゃあ、どれだけ慣れたか試すとしよう」

 言いながら雅彦は服を脱いで裸になり、ベッドの端に腰を下ろす。

「こっちに来て」

 エルは言われたとおりにする。

 雅彦は脚を広げると、彼女をその間にしゃがませた。

「口でするんだ」

 エルの視界に入るのは、まだ力が入っていないモノ。

 頬を赤く染めると、エルは顔を雅彦の股間に近づけた。

 ピンク色の舌を伸ばし、少しためらいを見せながらも、それでも力が入っていないモノに這わせる。

 エルの舌が何度か這うと、雅彦のモノはすぐに力が入った。

 硬く立ち上がったモノを見ると、エルは赤くなっている頬をさらに赤く染める。

「続けて」

 雅彦の言葉に小さくうなずくと、エルは肉棒に舌を這わせることを続けた。

 根元から先端へ、先端から根元へと這うエルの舌。数度往復させた後、エルは先端だけをチロチロと舐めた。

 肉棒に舌を這わせるエルを見下ろす雅彦の顔には、満足そうな表情が浮かぶ。

「いいよ、上手だ」

 ショートにされている髪を撫でる。

 先端にチロチロと舌を踊らせていたかと思うと、エルは口を大きく開けた。そして、

「ん、んむ……」

 雅彦の怒張を口の中に含んだ。

 エルの口には太すぎるモノ。唇の端から唾液をこぼしながらも、エルはソレを懸命に頬ばり、唇を密着させた。

「んじゅ、んむ……んじゅ、んじゅむ……」

 頭を前後に動かし、密着させた唇で肉棒をしごくエル。

 快感が、肉棒から走ってくる。

 雅彦の顔に浮かぶ満足そう表情が強まった。

 またエルの髪を撫でるが、彼女は集中しているようで気づいていないようだ。

「もう少し速く頭を動かすんだ」

 言われて、エルは頭を前後させる動きを速めた。

「んじゅる……んじゅっ、んむ……んじゅっ」

 唇の端からこぼれる唾液が、エルの顎(あご)を濡らしていく。

「手も使って」

 エルは雅彦の指示に従う。

 口から肉棒を抜くと、先端にチロチロと舌を踊らせながら、右手で幹の部分を握ってしごいた。

 快感が倍増し、雅彦は満足そうな吐息をこぼす。

「もっと舌を強く動かすんだ」

 エルはその指示にも素直に従って、肉棒の先端に踊らせる舌の力を強める。

「それでいい」

 舌と手で愛撫される雅彦のモノは、いつしか脈動をはじめていた。

 エルの舌が踊るたびに、右手が動くたびに、肉棒の脈動は大きさを増していく。

「顔にかけてあげるよ」

 そう言った直後、雅彦のモノは弾けて白濁した体液を放った。

「わぷっ!」

 肉棒から放たれた白濁液は、エルの顔にかかる。

 強い匂いが鼻に漂ってきて、エルの顔がしかめられた。だが、彼女はすぐにその表情を消す。

 雅彦の肉棒は、まだそそり立ったままだ。

 エルをベッドの上に乗せ、四つんばいの姿勢をとらせる。雅彦は彼女の後ろに膝立ちとなり、高く上げさせたプリンッとした可愛らしい形のお尻を両手のひらで撫でた。

「んっ……」

 くすぐったそうな声を漏らし、エルはお尻を小さく跳ねさせる。

 雅彦の手のひらは、何度も何度も彼女のお尻を撫で回す。

 お尻を撫で回されているうちに、エルの口からはくすぐったそうな声ではなく、

「ああ……」

 と甘さを感じさせるものに変化していた。

 くすぐったさではなく、快感を感じるようになったエル。

 そんなエルを見て小さく笑うと、雅彦は顔を無毛の股間へと寄せていった。

 舌を伸ばし、ペチャペチャと音を立てて少女の証しであるスリットに沿って這わせる。

「あふっ、あっ、あっ」

 お尻だけではなく、股間からも快感が走ってきて、エルが口からこぼす声の中にある甘さが濃くなっていった。

 手のひらでお尻を、舌で股間を愛撫されて快感を得ているうちに、エルの少女の証しであるスリットからは淫らな蜜が溢れるようになっていた。

 それを舌で感じ取った雅彦は、顔をエルの股間から離す。

 股間からの快感が失せ、エルはもどかしそうにお尻をモジモジさせる。

 そんなエルのお尻を掴んだ雅彦は、怒張しているモノの先端を彼女の股間に当てた。

 そして一気に腰を突き出す。

 肉棒が、スリットを左右に割り広げながら秘洞へと埋没する。

「ああうっ! ああぁっ!」

 衝撃……快感の混ざった衝撃が秘洞から走ってきて、エルは声を響かせながら首を反らした。

 少女の蜜で濡れている秘洞が、突入してきた肉棒をギチギチときつく締めつけてくる。

 雅彦に悦(よろこ)びを与えてくれる締めつけ。

 そんな締めつけを楽しみながら、雅彦は腰を動かして怒張しているモノでエルの秘洞をえぐった。

「ああっ! あっ、あっ! ああぁっ!」

 肉棒が出入りを繰り返すたびに、エルの内側を快感が疾走していく。

 エルは顔を赤く染め、喘ぎ声を雅彦に聞かせた。

 そんな声を聞くと、雅彦の腰の動きは激しくなっていった。

「あぁうっ! ふぅあっ! あっふぅっ!」

 エルの内側を疾走する快感が強まり、口から響く声が大きくなる。

 少女の蜜で熱く濡れている秘洞は、エルが強い快感を得ているのを示すかのように、ウネウネと妖しく蠢いた。

 秘洞の蠢きで肉棒を刺激され、雅彦の腰の動きはさらに激しくなる。

「あっ、あっ! あうっ! ふぅあっ!」

 雅彦が怒張で突くたびに、四つんばいになっているエルの裸身が前後に揺れた。

 肉棒が出入りする秘洞からは少女の蜜が滴となって飛び散り、ベッドのシーツに点々としたシミを作っていく。

 何度も雅彦のモノで突かれているうちに、エルの中の快感は破裂寸前まで膨れ上がっていた。

 そして、雅彦の肉棒は再び脈動を開始していた。

「ああっ! あぅふっ! ふぅ、ああ……あふぅっ!」

 エルが響かせる声が、切羽詰まったようなものになる。

 雅彦の肉棒の脈動は大きさを増していく。

 エルの切羽詰まった声を聞きながら、雅彦は肉棒が抜けるギリギリまで腰を引いた……かと思うと、勢いを乗せて一気に根元まで秘洞へと叩き込んだ。

「ふぅああっ!」

 目を見開き、背中を弓なりに反らすエル。

 快感が、彼女の中で爆発を起こした。

「あっ、あっ……あああーっ!」

 エルは声を響かせながらビクビク、ビクビクと裸身を震わせる。

 肉棒が埋まる秘洞からは大量の少女の蜜が噴き出し、シーツに黒いシミを広げていった。

 雅彦は性の高みに達したエルの秘洞から肉棒を引き抜く。

 直後、ソレは弾けてエルのお尻に白濁液を降りかけた。

 お尻を白く汚されたエルはベッドに崩れ落ちる。荒い呼吸をしている彼女の見下ろす雅彦の顔には、満足したような表情が浮かんでいた。



 エルは頭から熱いシャワーを浴び、汗と白濁液を荒い流していた。

「ふうっ」

 と息をついたとき、ガチャリと音を立ててシャワールームのドアが開く。

 エルはハッとなり、ドアの方に顔を向ける。

 肉棒をそそり立てた雅彦が、シャワールームに入ってきた。

「お、お兄さん」

 突然のことに、エルは驚く。

 彼女が驚いている間に雅彦は後ろに立つ。雅彦の両手が、エルの体の前に移動する。

 右手は膨らみのない胸に、左手は無毛の股間へと伸びた。

 胸と股間に雅彦の手のひらが触れて、エルは「あっ……」と声を漏らす。

 雅彦がエルの胸と股間を撫で回すと、彼女はすぐに「ああ……」と熱い吐息をこぼした。

 熱い吐息をこぼし、快感で裸身を震わせるエルの片方の手が股間へと伸びる。

 そそり立つ肉棒を逆手で握り、そしてしごく。

 なにも言わないでも自分から肉棒を握ってきたエルに、雅彦は小さく笑った。

「もっと強く握るんだ」

 胸と股間に愛撫を加え続けながら、雅彦はエルの耳元でささやく。

 彼女は言われたとおりした。肉棒を握る右手の力を強める。

 雅彦もエルの胸と股間を撫でる手のひらの力を強めた。

「あっ、あっ……ああ……あっ」

 快感で喘いで裸身を震わせながらも、エルは肉棒をしごく手の動きを止めない。

 雅彦は彼女の手を肉棒から離させると、壁に両手を付かせてお尻を突き出す姿勢をとらせた。

 プリンッとしたお尻を掴み、雅彦は肉棒の狙いを定める。

 腰を突き出し、後ろからエルを肉棒で突き刺す。

「ああっ!」

 甘い声を上げるエル。

 シャワールームに、シャワーが流れる音とともにエルの喘ぎ声と肉棒が秘洞をえぐる音が混ざって響いた……。



◇◇◇



 夜、信二はリビングのテレビでアンジュの出演作品を見ていた。

 スピーカーからはアップテンポの音楽が流れ、画面の中のアンジュはそれに合わせて体を動かしていた。

 アンジュは水色のカップ付きのジュニアブラと、それと色を合わせたパンティという下着姿である。

 ジュニアブラはカップとカップの間を緑色のリボンで飾られ、パンティもやはり緑色のリボンで飾られていた。

 彼女が踊っているのは、街が一望できる大きな窓の前だ。ホテルかどこかの一室であろう。

 顔に笑みを浮かべて踊るアンジュ。やがて彼女は両手を背中に回した。ジュニアブラのホックを外すためだろう。

 水色のジュニアブラは、胸から離される。

 まだ小さいが、それでももう成人型になっている乳房が露わになった。ジュニアブラを放り投げ、アンジュはパンティ1枚きりという格好で踊りを続けた。

 フルフルと愛らしく弾む小さな乳房がアップになったとき、

「信二さん、お風呂あいたよ」

 とリビングのドアが開き、杏樹が入ってきた。

 杏樹はパジャマ姿で、髪の毛と肌がしっとりと濡れている。今まで風呂に入っていたため、肌はほんのりと紅潮していた。

 信二はリモコンで映像ディスクを停止させる。

 杏樹はなにか飲もうと、ダイニングへと向かおうとする。信二の目は、パジャマ姿の彼女に向く。

 パジャマの布地は薄いようで、ハーフトップタイプのジュニアブラとパンティのラインが浮き上がって見えていた。

 紅潮させた肌をしっとりと濡らしている杏樹からは、なんとも言えない色気が漂ってきている。

 立ち上がった信二はソッと彼女の背後に近づき、左手で腰を抱き、右手でパジャマの上から乳房になっている胸の膨らみを掴んだ。

 突然のことに杏樹は、

「きゃっ」

 と驚いたような声を短く上げる。

「し、信二さん?」

 顔を後ろに向ける杏樹。信二は彼女の唇を唇でふさいだ。
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