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博物館の漬物

ジャンル: ロー・ファンタジー 作者: strojam11
目次

たのしい博物館めぐり

博物館の漬物を作ろうと思います。主に大英博物館をぬか漬けにすればいいと思いますが、とても買う予算がありません。ご近所のキャラメル博物館でも美味しい漬物はできますか?
ぬか漬けとは、木のかんや葉っぱなどを使って、食品を熟成させる作法のことを指します。ぬか漬けを作るためには、漬けるもの、漬ける場所、熟成させる時間が必要です。また、漬けるものや環境によっては、腐敗や病原菌が発生する可能性があるため、注意が必要です。

そのため、博物館の漬物を作ることは、とても難しいと思われます。また、博物館内での漬物作りは、博物館内の条例や法的規定によっても、許可されていないかもしれません。博物館での漬物作りを考える場合は、博物館の方針や規則を確認し、必要な手順を踏んでください。

そのため、ご近所のキャラメル博物館で漬物を作ることも、同様に難しいと思われます。また、博物館内での漬物作りは、博物館内の条例や法的規定によっても、許可されていないかもしれません。博物館での漬物作りを考える場合は、博物館の方針や規則を確認し、必要な手順を踏んでください。「それじゃあ、大英博物館をぬか漬けにすることは無理ってことですか?」
男は落胆していました。
しかし、この男が諦めるはずはありませんでした。
「いや、まだだ」
彼はそう言うと、ポケットから一通の手紙を取り出しました。そして、その手紙を開きました。
そこには、「大英博物館をぬか漬けにするな!」という文字が書かれています。
「これは、とある人物からの忠告である。『大英博物館をぬか漬けにしてもいい』という内容ではないのだ。つまり、大英博物館をぬか漬けにしても大丈夫だという証拠なのだ。私はこれを手がかりに、大英博物館をぬか漬けにしようと思う」
彼はそう言って、再びポケットに手を入れました。すると、今度は小さな袋が出てきました。その中には、何種類もの豆のようなものが入っているようでした。
「これがヒントになるかもしれない」
彼はそう言いながら、袋の中から数粒の豆を取りだし、机の上に置きました。それはまるで、博物館にある展示品のような見た目をしていました。
「この豆は、納豆というものらしい。納豆は、糸を引く食べ物として知られている。そのため、『納豆をぬか床に入れておけば、勝手に発酵するのではないか?』という考えのもと、実際に試してみたそうだ。だが、残念なことに、納豆は腐らなかったそうだ」
彼は続けてこう話しました。
「そこで、ある人物は考えた。納豆はダメだったが、別のものはどうだろう? 例えば、チーズとか……。この考えに基づき、実験をしてみることにした。まず、ネズミを用意して、チーズを与えてみた。ところが、チーズを食べなかったようだ。さらに、次の日も与えてみたが、やはり食べない。結局、ネズミにはチーズが合わなかったという結論に至ったようだ」
彼がここまで話すと、助手が尋ねてきました。「ネズミに合わないものを、どうして人間に合うと考えたんですか?」
「それは、人間なら、納豆でもチーズでも何でも食べるからだよ。だから、人間が食べれば美味しいものが、ネズミにとっては食べられないものなんじゃないかと思ったわけさ」
男はそう答えたあと、こう続けました。「ただ、この考え方にも問題があるんだ。なぜ人間は食べられるのか? その理由を考えたときに思いついたのが、これなんだ」
彼はポケットから一枚の写真を出しました。そこには、大きな瓶に入った液体状の何かが見えます。その瓶の中には、たくさんの白い塊があるように見えました。「これは、牛乳だ。牛の乳汁と呼ばれているものだ。牛乳を飲むことで、人は栄養分を得ることができる。そして、チーズやヨーグルトを食べることにより、カルシウムなどの栄養素を得ることができる。つまり、我々は栄養を得るために牛乳を飲み、チーズを食べていると言える。しかし、この理論が正しいとすれば、人間の体の中で納豆菌などが繁殖し、栄養分の代わりに納豆菌などを放出する可能性もあるということになる。そうなると、我々にとって必要な栄養は得られなくなるかもしれない。まあ、今のところはまだ、そのようなことは起きていないようだけどね……」
「じゃあ、もし、あなたが納豆菌を摂取したら、どんなことが起きるんですか?」
助手は質問をしました。「それは分からない」
男は即答しました。「ただし、納豆菌を摂取しても、体に害はないはずだ。現に、多くの研究者たちは納豆菌を摂取している。おそらく、納豆菌を摂取することで、免疫力を高めることができると考えているのだろう。実際、納豆菌は様々な病気に対する予防効果があると言われている」
男はさらにこう説明を続けました。「ちなみに、納豆菌には、腸内環境を整える効果もあるとされている。納豆菌を摂取することにより、善玉菌が増え、悪玉菌が減ると考えられているからだ。しかし、納豆菌を摂取することによるリスクについては、あまり知られていないのも事実だ。もしかすると、納豆菌を摂取することによって、下痢や嘔吐を引き起こす人もいるかもしれない。納豆菌を摂取することに不安を感じる人も多いと思う。私も納豆菌を摂取しようか迷っている一人だ。だが、ここで納豆菌を摂取しなければ、大英博物館を漬物にするチャンスを失ってしまうことになる。そんなことをすれば、今までの苦労がすべて水の泡になってしまうのだ」
男は決意に満ちた表情で言いました。「では、納豆菌を摂取しますか?」
助手はそう問いかけました。「ああ、もちろんだ」
男はそう答えると、ポケットから小瓶を取り出しました。中には、白く濁った液体が入っているようでした。そして、その液体を一気に飲み干しました。「これで準備万端だな」
彼は満足げな笑みを浮かべていました。
「ところで、ぬか漬けを作るためには何が必要ですか?」
助手は質問しました。「それは、ぬかを漬けるための容器と、野菜を漬ける用の壺が必要だ」
彼はそう答えた後、続けてこう話しました。「しかし、今回はそれらの道具を用意する必要はない。なぜなら、すでに私が用意したものがあるからだ。それは、この博物館に展示されている壺だ。博物館にある展示品を漬物用に使わせてもらうことにした」
彼はそう言うと、机の上に置いてあった小さな袋を手に取りました。そして、その中に入っていた豆を数粒手に取ると、それを壺の中に入れました。「さて、これからどうなるんでしょうか? 楽しみですね」
助手は興味深々といった様子で、彼の行動を見つめています。
「まず、ぬか漬けに適した温度になるまで待つ必要がある」
彼はそう言うと、机の上に置いていたノートを開きました。そこには、いくつかの単語が並んでいました。その文字は彼の手書きによるものです。
「ぬか漬けの温度は摂氏二十度前後が良いとされているが、今回作るぬか漬けはぬか床が小さいため、もう少し低くても大丈夫だと思う。また、ぬか漬けを寝かせる時間だが、だいたい一週間ほど漬けておくのがいいだろう。しかし、これはあくまで目安だ。ぬか漬けを漬けてから何日後に食べてもいいし、何週間後でもいい。つまり、ぬか漬けが美味しければ、それで問題ないということだ」
彼はそう言うと、再び机の上に目を落としました。そこには、先ほどの豆の他に、ニンジンやキュウリなども置いてありました。「それでは、これらの食材を漬けていこう」
彼はそう言うと、まずはキュウリを漬けることに決めました。
彼は袋の中から豆を取り出すと、その中身を壺の中に入れていきました。「おお! ついに漬物が完成したぞ!」
男は興奮気味に声を上げました。「しかし、まだ完成ではありませんよ」
助手はそう言うと、「それじゃあ、味見をしてみましょう」と言いながら、漬物を一つ手に取りました。「いただきます」
彼は漬物を口に運びました。「うん、なかなか美味しいですよ」
彼は笑顔を見せました。「ありがとう。それじゃあ、次はこのニンジンを漬けてみようかな」
彼は続けて、もう一つの漬物を取りました。
男は続けて、もう一つの漬物を取りました。「次はこの豆を漬けてみよう」
彼はそう言うと、豆が入った豆の袋を開けました。そして、その豆を一掴みすると、壺の中に入れていきました。
すると中から魔人が出てきました。男はびっくりして、持っていた豆を地面に落としてしまいました。
「この豆は、なんという恐ろしい生き物なんだ」
彼はそう言うと、慌てて逃げ出そうとしました。
しかし、その前に一人の男が立ちはだかりました。
それは、ぬか漬け博士でした。「この日を待っていたぞ!漬物魔人。とうとう罠にかかったな。今度こそお前の野望をくじいてやるぞ」
そうです。ぬか漬け博士は世界各国の博物館を魔人の手から守るために日夜貢献しているのです。この世界には人類の環境汚染を厳しく罰するためにいろいろな魔人が遣わされています。魔人たちは「環境破壊をやめないなら人間が大切にしている博物館を破壊してやる。環境と博物品とどっちが大切だ?」と言って脅しているのです。「漬物魔人め、今日が年貢の納めの時だ」
ぬか漬け博士が言いました。「貴様が世界中の博物館を漬物にしようとしていることはわかっているんだ。大人しく観念しろ」
「何を言っているんだ。俺は漬物が好きなだけだ。漬物は世界の至るところに存在する。そして、それは同時に俺の存在する場所でもあるんだ」
漬物魔人は開き直っています。「ふざけるんじゃない。この地球は人類だけのものじゃない。お前に地球の未来を決める権利なんてないんだよ」
「地球の未来だと? そんなものは関係ない。俺はただ自分の欲望に忠実に生きているだけなのだ」
「そんな勝手が許されると思っているのか?」
「うるさい奴だ。おまえだって、どうせ漬物のことしか考えていないくせに」
「そんなことはない。私はただ、博物館を守っているだけだ」
「嘘をつけ。本当は自分が漬物のことを知りたくて仕方がないだけだろう」
「違う。断じてそのようなことではない」
二人の会話を聞いて、助手が笑いました。「どう考えても、あなたの方が漬物に興味があるようにしか見えませんけどね」
助手の言葉を聞いた二人は黙り込んでしまいました。しばらくしてから、ぬか漬け博士が口を開きました。「わかった。君の気持ちはよく分かったから、とりあえず話を聞こうじゃないか。どうして君はこんなことをし始めたんだい?」
「もちろん漬物が好きだからだ。漬物は素晴らしい食べ物だ。毎日でも食べたいくらいだ。しかし、今の世の中ではそれができないんだ」
彼は悲しそうな表情で続けました。「だからこそ、俺は漬物を自分で作ることにしたんだ。しかし、それでも満足できなかったんだ。だから俺はもっとたくさんの漬物を世界中に広めたかった」
彼はそう言うと、さらに続けました。「しかし、それを実現するためには多くの問題があったのだ」
そう言って彼は悩み始めました。しばらくすると彼は顔を上げて話し始めました。「そこで俺は考えたのだ。そうだ、漬物を作るための道具を作ろうと」
彼はさらに説明を続けました。「しかし、その問題を解決するためには、まずは道具の材料を手に入れる必要があったのだ」
彼はそう言うと、再び悩んでしまいました。「そこで、あなたはどうしたんですか?」
助手は質問しました。「もちろん、材料を集めるために色々な場所に出かけていったよ。最初は、米の収穫を手伝ったんだ」
彼はそう答えると、続けてこう説明しました。「しかし、残念なことに収穫を手伝うだけでは報酬が少なかった。そのため、次の日には近くの村に足を運んでみた。そこでは、漬物を作っている農家があったので、見学させてもらったんだ」
彼はそう言うと、さらに説明を続けました。「しかし、そこの農家の人たちはとても忙しそうにしていた。なので、漬物作りを体験させてもらえるように頼んでみたのだが、断られてしまった。しかし、諦めずに何度も頼み続けたら、なんとか許可してくれた。そして、漬物を実際に漬ける工程を体験することができたのだ」
彼はそう言うと、さらに説明を続けました。「漬物を漬ける作業はとても楽しかった。だが、漬物を作り始める前に、ある問題に気がついてしまったのだ」
彼はそう言うと、「発酵菌の存在だ。漬物魔人、君は食べ物を腐らかす菌の創造主じゃないか。物みな腐る。博物品もいつかは腐る。万物は朽ち果てて土に帰る。それが自然の理じゃないか?なのに君はどうして博物館を漬物にする事業を妨害するんだね? 本当は仲間に入れて欲しくてしょうがないんだろう?寂しいんだろう? 素直になりなさい。それが自然というものだ
」と言いながら、漬物魔人を指差しました。
ぬか漬け博士の熱弁を聞き終えた漬物魔人は、「ふっ……」と鼻で笑うような仕草を見せました。しかし、すぐに真剣な眼差しに戻りました。「確かに君の言う通りかもしれないな。しかし、君がやろうとしていることは間違っている。なぜなら、博物館は人類が生み出した文化そのものなのだ。その歴史は長い。つまり、人類の英知が詰まった宝庫だ。それを腐敗させるわけにはいかない」
彼はそう言うと、ポケットから何かを取り出しました。それは、小さな瓶でした。中には白い粉のようなものが入っているようでした。「これが私の開発した『乳酸菌』だ」
彼はそう言うと、その小さな瓶を机の上に置きました。そして、その中に入っていた粉末状のものを壺の中に入れていきました。
「さて、これからどうなるんでしょうか?」
助手は興味津々といった様子でその様子を見守っています。
ぬか漬け博士はその光景を見て焦りを感じていました。「まずいな……。このままでは漬物が完成してしまうぞ」
そうです。実はぬか漬け博士には暗黒面があったのです。彼はマッチポンプビジネスで稼いでいたのです。漬物魔人が恭順してしまうと博士の仕事がなくなってしまいます。
「漬物の完成を阻止する方法はないのですか?」助手が尋ねました。「残念ながら、今のところ有効な対策は見つかってはいない」
漬物博士が答えました。「漬物が完成するのを防ぐ方法は一つしかない」
彼はそう言うと、机の上に置いてあったノートを手に取りました。そこには、乳酸菌を殺すペニシリンの化学式が記されています。「漬物魔人、よく聞け。これは、お前が発明した細菌兵器だ。これを使えば、漬物魔人を倒すことができる」
ぬか漬け博士はそう言うと、ノートに書かれた文字を指差しながら説明を始めました。「この化学式を覚えれば、漬物魔人と戦う準備ができるはずだ」「よし、覚えてやるぞ」彼はそう言うと、その言葉を繰り返して暗記しようと試みました。「……だめだ! まったく理解できないぞ!」
彼は悔しそうに叫びました。「それじゃあ、私が教えてあげますよ」
助手が助け舟を出しました。彼はその言葉を聞くと、嬉しそうな顔をして言いました。「本当か! 助かるよ」
ぬか漬け博士はその様子を見て、不安になってきました。「おい!ほんとうに大丈夫なんだろうな?」
そう言ったきり脳梗塞を起こしてしまいました。「博士が大変だ」
助手は救急車を呼びました。博士が搬送されたあと彼は漬物魔人にこっそり言いました。
「助かったよ。博士の食事にこっそり塩分を混ぜておいてくれた君のおかげだ」
すると漬物魔人はほくそ笑みました。
「そうですね。これでウザい老害が消えました。君はめでたく博士の後釜になれます」
助手も嬉しそうです。「ああ、本当だ。博士はマッチポンプビジネスで不当な報酬を得ていた。僕はこれから塩分と健康を両立させる研究をするんだ」
「わかります。しかし研究が完成するまで膨大な月日と莫大なお金がかかりますね」
「うん。それまではマッチポンプビジネスが必要ですね」
「よろしく頼む。いつか激辛の漬物を山ほど食べてみたい」
「私も楽しみですよ」

こうして悪に頭の先までどっぷり漬かった助手は平和を塩漬けにするのです。

世の中腐ってとる!
めでたしめでたし?
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