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原作: 名探偵コナン 作者: takasu
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「まぁいいわ。貴方が出て行かないなら私が出るまでよ。」

ゆりはそう言うと制服を鞄に詰めてバイクに乗った。

「学校があるので。じゃ。」

安室「あ…ちょっと…。まってください!」

「さよなら。仕事以外の付き合いは勘弁よ。」


世良「ああああ!!!」

蘭「ちょっと!心配したんだよ?!今朝病院から居なくなったって電話があって…」

「もう治ったから大丈夫。それよりコナン君にお礼しなくちゃ」

園子「あのガキンチョも頼りになるときは頼りになるのねー」

「ほんと、命拾いしたわ。」

蘭「コナン君なら帰ったらいると思うし、よかったらうちに来る?」

「うん、ありがとう。」

園子「じゃあ私も!」

世良「僕も!」

「;;…なんかごめんね、蘭ちゃん…」

蘭「ううん!いいよ!みんな来てくれる方が楽しいだろうし!」

蘭「ただいまー、コナン君いる?」

コナン「どうしたの?蘭ねえ…ああああ!!!病院勝手に抜け出して…!!」

「あ、コナン君、ありがとうね、お礼に推理小説新しいのが出てたから…」

コナン「!!♪♪♪あ、ありがとう、♪♪♪」

蘭「よくコナン君が推理小説好きだってわかったね?」

「あ、だってコナン君って…」

コナン「ああああ!!!ちょちょっとゆりねえちゃんいいかな?!」

「??」

コナン「な、なんで知ってるんだよ;」

「え、だって小さい時の写真そっくりだし推理の口調も変わってない…」

コナン「…このこと、誰にも言わないでほしい。灰原と博士くらいしかしらないから…」

「あ、そうなの?てっきり蘭ちゃんにはいってるとおもってて…」

コナン「とにかく内緒だから!」

「じゃあそのかわりなんでこうなったか今度じっくり話聞かせてね?」

コナン「…あ、あぁ…」

『ま、知ってるんだけどね。』


世良「2人でなんの話してたんだ??」

コナン「え、えっと、その…す、推理小説についてだよね!」

「そうそう、前に推理小説について話してたから^^」

コナン「ねーっ^^」

蘭「いつの間にそんなになかよしになってたの?」

「ま、まぁ共通の趣味があったから^^;」

蘭「そうなんだ!あ、じゃあ今度大阪に遊びに行くのゆりちゃんもどうかな??」

「え?」

コナン「そ、そうだね!行こうよ!!」

「んー、予定が合えば…」

世良「みんなで行こうよ!」

「そ、そうだね…」

園子「来週の連休に行くからあけときなさいよ♪」

「あ、うん^^…あ、大阪集合でもいいかな??私用事終わらせてから行かなきゃいけないかもしれないから…^^;」

蘭「そうなの?」

コナン「じゃあ大阪についたら連絡してよ!ね!蘭姉ちゃん!」

蘭「そうだね^^」

「ありがとう^^じゃあ今日は用が済んだし私は帰るね^^お邪魔しました^^」


「あ、もしもし、蘭ちゃん?今どこに…」

蘭「あ、えっと今関西空港なんだけど…」

「あ、わかった^^ちょうど近くにいるから車止めたらいくね^^」

蘭「うん!気をつけてね!って車って…?」

「お待たせ!ごめんね、遅くなって…」

コナン「ねぇ、ゆりねえちゃんはどうして車の免許もってるの?」

「あ、ちょっと親の知り合いで以前送り迎えさせてもらったこととかあって…」

全員「送り迎え?!」

「あ、海外行ってたこともあったから免許を警察の人を通してもらって特別にとらせてもらったからそのお礼みたいなもので^^;」

蘭「それでさっき車って言ってたんだね^^」

「う、うん^^;…あ、それよりこの人達は…?」

コナン「平次にいちゃんと和葉ねえちゃんだよ!新一にいちゃんの友達で…」

「あれ、もしかして西の高校生探偵の服部平次くんとその彼女さん?」

平次「高校生探偵はあっとるけどこいつは彼女やない!ただの幼馴染や!」

和葉「せっ、せやで!べつに平次のことなんか…」

「^^;…仲良しさんなんですね^^;私、椿ゆりと申します、好きなように読んでください^^」

和葉「ゆりちゃんやな!よろしく!うち遠山和葉!和葉でええよ!」

平次「俺は西の高校生探偵の服部平次や、平次でえーで!敬語もいらんしな!」

「和葉ちゃんと平次くんだね、よろしくね^^」

平次「おう、あ、そーいや皆荷物持ったままやな、一旦置きにいこか」

「それなら私の車で送るよ」

平次「ほんまか?おおきに!」


和葉「へーっ!左ハンドル!」

蘭「すごいねー!さすが海外」

「たまたまだよ」

平次「高校生が…」

コナン「ベンツ…」

「どうぞ^^荷物は後ろに乗せるから置いといて^^」

…ガコンッ…

平次「俺やるで」

「いいよ、こんなのたいした重さじゃ………ん………」

平次「やからゆーたやろ、ほれっ」

「ありがとう」

平次「そーいやゆりは宿とってへんやろな?」

「あ、うん、蘭ちゃんが取らなくていいって言ってたし、まぁ最悪ビジネスホテルでもとればいいかなって」

平次「あぁ、宿なら俺ん家あるさかいな、そのまま案内するとこまで送ってや」

「いいの?私がお邪魔しても…」

平次「かまへんかまへん、1人や2人増えたとこで変わらへんからな」

「じゃあお言葉に甘えて、ありがとうございます」
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