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原作: 名探偵コナン 作者: takasu
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安室「さあ、寝てください。」

「はい…」

そう言うとゆりはゆらゆらとソファーに寝転んだ。

安室「ゆりさん…ベッド使ってください…」

「…Zzz」

安室「はぁ、もう寝てる…」

安室はゆりをお姫様抱っこをするとベッドに寝かせた。

安室「熱いな…熱が上がったのか…」

「…Zzz…ハァッ…ハァッ…」

安室「…辛そうだな…」

「…風……雷………ごめん…」

…ポロっ…

安室「!!」『僕はなんて酷いことを…』


「…んっ…」

安室「Zzz…」

「あ、むろさん…?!」

安室「…ん、あぁ、おはようございます。」

「す、すみませんっ!ベッドお借りしてしまってこんな所で寝かせてしまって…」

安室「いえ…夜中に熱が上がって辛そうでしたので…」

「あ…タオル…」

安室「熱も下がったみたいですね^^
今日ゆっくり休んだら明日、必要なものだけでも買いに行きましょうか。」

「え、あ、はい…」


安室「ん…、あれ…?ゆりさん…?」

「あ、おはようございます^^」

安室「どうですか、具合は…」

「お陰様でピンピンしてます^^…あ、勝手に冷蔵庫拝借させて頂きました…」

安室「いえ、かまいませんよ、自由に使って頂いて…」

「お口に合うかわかりませんが…」

安室「すみません、作らせてしまって…ありがとうございます。遠慮なくいただきますよ」

「はい^^」

安室「もしかして洗濯までして下さったんですか?」

「あ、ええ…勝手にすみません…;」

安室「いえ、こちらこそすみません、ありがとうございます^^」

安室「掃除までいいですよ!」

「いえ、居候させて頂きますからこれくらい…」

安室「ありがとうございます…」

「お待たせしました!」

安室「いそがなくてもよかった…………///」

「な、何か変ですかっ…?」

安室「あ、いや…///…………い、行きましょうか。」『化粧をしただけでこんなに色っぽく…///ベルモットさえも超える美貌だ…///」

「はい^^」


店員「お会計68,000になります」

安室「カード…」

「はい。」

安室「とっておいてください。僕が払いますから。」

「いえ、じぶんのものですから。」

安室「いえ!ここはカードで。」

「じゃあ、このお金は安室さんが持っててくださいね!」

安室「女性がお財布を出すものではないですよ、なおしておいてください。」

「………すみません…あ、ありがとうございます…」

安室「それでいいんですよ^^…家で家具が届く時間まで食事でもしてから帰りましょうか^^」

「はいっ」

安室「部屋らしくなりましたね^^」

「はい^^…ありがとうございます…沢山買っていただいて…ご馳走もしていただいて…」

安室「僕に気を使わないでください^^」

「いえ…」

安室「さ、明日も早いですから、今日はもう休んでください^^」

「はいっ…おやすみなさい…


安室「おはようございます^^」

「…ん…」

安室「朝食を作って洗濯と掃除までして下さって、ありがとうございます。…でも、こんな所で寝ていては制服に皺が寄りますよ」

「…え…あ!お、おはようございます!」

安室「さ、そろそろ行きましょうか^^」

「あ、はい…!」

安室「ではまた帰る時間に連絡ください^^蘭さんたちとどこか行かれるならそこまで迎えに行きますから^^」

「あ、ありがとうございますっ」


園子「で、どういうことよ?」

「あ、えと…安室さんの家に居候することになりまして…」

真澄「はぁぁぁあ?!大丈夫なのか?!」

「だ、大丈夫っ…」

真澄「そりゃあ倉庫の家よりかはましだけど!一緒に住んでる奴がなぁ…」

「え、いや…その…」

蘭・園子「倉庫の家?!」

「出張とかもあるし、いつでもでていけるようにと思って…」

世良「それでもせめてホテルにするとかあるだろ!!まったくー」

「いや、お金がもったいないし…」

世良「君は人より稼いでるくせに何を言ってるんだ!!」

「え…そんなことは…」

世良「気を付けないとだめだろ!」

園子「んもう!いいじゃないのよ!今は安室さんが養ってくれ?んだから♪」

世良「その安室さんが心配なんだろ!怪しいじゃないか!」

「ま、まぁ、それについては…大丈夫…;」『組織の中では私の方が上だしな…;』

世良「いいか!君は美人なんだからもっと自覚を持つべきだよ!」

「いや、そんなことないし…」

園子「そうね…たしかに…」

蘭「隙はあるっちゃあるような…」

世良「よし、今日はポアロに行くぞ!本当に安心か確かめてやる!」

「えええ…;」


安室「いらっしゃいませ………!!!」

世良「おい!本当にゆりに何もしていないんだろうな?!」

「ちょっと…真澄…本当に何も…」

安室「そうですね…」

「あ、家具も揃えてもらって、お食事にも連れて行ってもらって、送り迎えもして頂いてる…かな…」

真澄「へ?」

その後・蘭『まさか安室さん貢いでるんじゃ…』

安室「あの時のことは本当に僕が軽率でした」

真澄「わ、かわってるならいいんだよ!」

安室「ご注文は何にしますか?」

園子・蘭「ケーキセットで!」

真澄「僕はサンドイッチとケーキセット!」
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