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原作: 名探偵コナン 作者: takasu
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もう彼は助からない。

倒れこんだ彼の胸ポケットからUSBを取り出し、身体中のポケットの中からそれらしい物を全て抜き取ってその場をあとにする。

「自業自得ね。」

馬鹿馬鹿しいと思いながらもジンに任務完了と連絡を入れ、帰ろうと外に出た。

「うっわ、雨~」

ゆりはどうせ濡れるものだと歩いて帰った。


…家…

「うー寒っ。お風呂…」

…pi…

「何?バーボン」

バーボン「いえ、今バイトが終わったので合流しようかと…」

「あぁ、それなら終わったから大丈夫だぜ。」

バーボン「?!…そう、ですか…」『こんなたんじかんで…』

「んじゃーな」

…pi…

…pi…

「今度は誰だよ!」

赤井「俺だ。」

「新手のおれおれ詐欺か?」

赤井「違う。レオ、お前、なぜ日本に戸籍を置いていない」

『あ、やべ…』「あー、めんどいから偽名なんだよ、んじゃーな!」

赤井「あ、おい…」

…pi…

「なんでこんな因縁の2人から電話くるかなぁ…さ、お風呂入ろ」

##NAME1##はゆっくりお風呂で雨に打たれた体を温める…暇もなく次の電話に慌ててお風呂を出た。

「まったく、今日はなんなの?!」

…pi…

「もしもし。」

安室「あ、さっき切られてしまったので…。あなたの事について少々調べさせてもらいましたが、あなたの戸籍がありません」

「ん?それを言えばバーボン、いや安室さんもだろ?」

安室「ええ…ですが…」

「組織内で本名教えるなんて馬鹿じゃねーの?ま、ていっても本名なんだけどなー。」『男装用のね☆』

安室「何者、なんですか?」

「聞く必要ある?組織にいる殺し屋。ただそれだけだろ。んじゃあな」


「え、ここ?」

蘭に誘われて晩御飯を毛利一家と食べに来たレオは嫌な予感を感じながら扉に手をかけた。

安室「毛利さんじゃないですか!」

蘭「あ、こんばんは^^」

小五郎「でよぉ、あの探偵ボウズがな…」

「そうなんですか!それは父親としては心配っすよねー」

レオは上手く小五郎と仲良くなっていた。

コナン「おめぇ、スゲーな…。あ!安室さん!」

安室「コナン君^^」

安室「蘭さん、この人としりあいだったんですか?」

蘭「はい^^同じクラスの子で…」

安室「へぇー」

蘭「お知り合い、ですか?」

安室「先日いらっしゃったんですよ、1人で」

蘭「そうなの?」

「あぁ、まぁ、急にコーヒーが飲みたくてな!」『…ったく、その日の仕事帰りに雨に打たれるは電話のせいでゆっくり風呂にも浸かれないわで散々だったけどな…』

安室「あ、ご注文は何にしますか?」

小五郎「俺はカレー」

コナン「僕ナポリタン!」

蘭「じゃあ、私はオムライスで^^」

安室「君は、何にしますか?」

「俺は………っくちゅっ…!」

全員「・・・;」

「///ホットコーヒー…」

蘭「何か、可愛いくしゃみだね^^;」

「うるせっ」

コナン「…ププっ…」

「オイ、クソガキ、お前、全てを話してやろうか?」

コナン「ああああ!ごめんなさい!!」

小五郎「それにしてもよぉ、お前コーヒーだけなのか?晩飯は」

「あ、はい、今日昼メシ食いすぎてあんまり腹減ってないんすよ」

蘭「そういえばレオくんっていっつも何食べてるの?ずーっと教室でブラックコーヒーしか飲んでないイメージあるけど…」

「あー、なんか適当に?」

コナン「ちゃんと食べたほうがいいよ!」

「食ってるよ。」

小五郎「それにしてもお前細えなぁ?女見たいな腕してやがる」

「失礼な!これから成長期でもっとズーンと!」

コナン「いや、無理だろ…;」

「このクソガキ…」

安室「お待たせしました」


コナン「わぁ!おいしそう!レオにいちゃん僕の食べる??」

「大丈夫、いっぱい食ってでかくなれー?クソガキ☆」

コナン「怒」『こいつ、調子に乗りやがって…』

「…くっしっ…へっくしっ…」

蘭「レオくん、風邪?さっきからクシャミばっかりしてるけど…」

「ん?あぁ…、まぁ大したことねーよ…っくし!」

小五郎「お前、何か女みてぇだな…」

「だから!これから成長期で…へっくしっ…」

コナン「ちゃんと食べないと成長期なんかこないんじゃなーい?」

「うるせー…っくしっ…あー、わり、なんか食事中にクシャミばっかしてわりいから帰るわ。…釣りはこのボウズの小遣いにてもしてやってくれ。んじゃ、小五郎さんもお邪魔しましたっくしっ」

全員「・・・;お大事に~;」

そう言ってレオは千円札をおいてさっさと帰って行った。

「っくそ、さみーっ。」

そんなに寒くない気温にせよ、風邪を引き始めているようで…

「へっくしっ!」

さっさと歩いて帰るとすぐに風呂に入り、風邪薬を探した。

「あれ、ないや…ま、いっか、っくちゅっ!…早く寝よー」

そう思いながらも布団に入ろうとした時だった。

…pi…

安室「ジンからの連絡きましたか?」

「…くしっ!あ?あ、きてる…っくしっ…え?は?今から?っくしっ!…だりっ。」

安室「あの、僕1人でいきましょうか?」

「あー、それだめなんだよ、お前1人でっくしっいかせるなってっくしっ!言われてっからっくしっ!あー、いままだポアロか?」
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