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原作: 名探偵コナン 作者: takasu
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園子「じゃあ駅前のムーンバックスに行きましょう!」

蘭「あ、新作出たもんね♪」

「…;」

世良「ふふーん♪」

…そして放課後、4人はムーンバックスに来ていた…

世良「レオは工藤くんに会ったことがあるんだろ?」

蘭「え?新一に?そんな話聞いたことないけど…」

「あぁ、大分昔のことだし、話すような面白いことがあったわけじゃねーからな…」

園子「どうやって知り合ったのよ?」

「え?あぁ、向こうで事件に巻き込まれたのを助けてもらってさ…」

蘭「え?でも男の子を助けた話なんて聞いたことないよ?」

世良「くくくっ」

「言ってねーだけじゃね?」

蘭「レオくんみたいに特徴あるこの話なら言いそうだし私も忘れないんだけどなぁ…」

世良「ぷっ」

「たまたま言い忘れてただけじゃね?」

クールに返すが内心同様しているのは世良にはばれていた。

世良「なぁ、もういいじゃん!言ってもさ!」

「よくねーよ!FBIのやつらにあったらどうすんだよ!」

蘭・園子「FBI?!」

世良「ぷっ…くくく♪…正しくは元FBIなんだけどね♪」

「あ…」

世良「もうここまで言っちゃったならいいよね?元FBIで、なぜか急にやめて日本に来たんだけど、元の姿だとまずいことがあるみたいでさ♪」

蘭「元の姿ってどういうこと?」

園子「まさか本当は超不細工とか??」

世良「まさか!その反対!むしろ美人なくらいだよ!」

園子・蘭「美人…?」

「おい世良!」

世良「もういいじゃんかー♪本当はね、超お嬢様気質で品が良くて美人なのに男装してFBIで働いてたんだけど、本来の女の子の姿の時はいろいろ事件に巻き込まれやすくてFBIに守られてたってこと!」

蘭「えっ?じゃ、じゃあ、本当は女の子なの?」

世良「そうだよ!」

「いや、これは…その…」

世良「で、なんで日本に来てまで男装してるわけ?」

「そりゃあ…FBIに会えばまた1人で出歩くなとかなんとか言われるだろうし…」

世良「でもFBIが見てるのって君が髪色を変えて黒のカラコンしてる時くらいだろ?ばれるはずないじゃないか!」

「あ…それもそうか…」

園子「ねえ!ちょっと、その変装とってみてよ!」

「いやだ!」

蘭「…;」

世良「えー、もうとりなよー、僕は君の本来の姿を知ってるから何だか変な感じなんだよなぁ~、The 女の子!なのに今はThe 男の子!って態度だしさー」

「だって女だとなめられんだろ。」

世良「まーたそんなこと気にしてるのかー」

「とにかく!俺はレオだ!誰にも言うなよ!」

そう言うとレオはそそくさと帰ってしまった。

世良「あー、怒っちゃったかなー」

園子「でも女だなんて全然思わなかったわ…」

蘭「そうだねー。でも言われてみればずっと長袖だし腕とかも私達より細いくらいだもんねっ」

園子「しかも胸もないし…」

世良「彼女なら超巨乳だよ!」

園子・蘭「え…」

世良「サラシを巻いて隠してるんだ!」

蘭「そこまでして…;」

園子「そのままの姿を見てみたいわね…」

世良「写真とかも一切残してくれなかったからなー」

「はい、これ頼まれてた資料と、薬。」

ジン「あぁ。」

「あ、これはベルモットに頼まれてた薬。」

ベルモット「ありがとう^^」

「あと、コルンとキャンティのライフル、点検終わらせといた。」

キャンティ「流石だね!ありがと!」

コルン「しごと、はやい、ありがとう」

「あぁ、またなんかあったら言ってくれ」

ウォッカ「それにしても仕事がはやいっすね。」

「遅いとジンに脳天ぶち抜かれっからなー」

ジン「よくわかってるじゃねーか。」

「で、次の仕事って何」

ジン「あぁ、ここでは何だ。ベルモットとついて来い。」

「はーい」

…別室…

ジン「今回はベルモットと一緒にあるパーティーに行ってもらう。」

「あぁ、そこで男共を騙して情報を仕入れて来いってやつね?」

ジン「あぁ、あと、始末して欲しいやつがいる。」

「ピスコ。かしら?」

ジン「あぁ、あの方からの命令だ。」

ベルモット「OK」

ジン「ただし手をかけるのは…モルト、お前だ。お前の能力を確かめたいらしい。疑いをかけられてはいけないから何も持ち込まずにとのことだ。」

「あ、俺か。OKあいてから奪えば問題ない。」

ベルモット「じゃあ私は彼の護衛ね。」

ジン「あぁ。」

「んじゃ、要件それだけなら俺は帰るわ」

ジン「気をつけろよ」

「はーい、じゃーなー、また」

そう言うとレオは部屋を出て先程の部屋にいたメンバーに挨拶をすると男装時の愛車、ドラッグスターに乗って帰った。


翌日は学校を休みパーティーへと参加していた。

ピスコ「君は美しいね」

「そんなことないですよ…///」

嘘で頬を赤らめる。

ピスコ「どうだい?これを飲んでみては」

差し出されたシャンパン。

「ありがとうございます^^」
にっこり微笑んで受け取るとすぐに口へと運ぶ。…薬が入ってることはすぐにわかったが訓練しているのでおおよその薬は効かない。

「…なんかふぁふぁしてきました…酔っ払っちゃったのかな…叔父様、どこか休めるところはありませんか?」
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