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原作: 名探偵コナン 作者: takasu
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「そういうまぁ病気みたいなものなんだけど、子供にしては空気が読めたり、頭の良さは計り知れないIQをもって生まれた子なの。…まぁ、それが原因でいいことばかりじゃないんだけどね…」

コナン「そうだったのか…」

「ま、正直に空には話しても問題ないと思うよ?工藤新一と江戸川コナンが同一人物だって割と早い段階で気づいてたみたいだし^^」

コナン「ええ?!」

「それに、いい研究アシスタントになると思うよ」

灰原「でも…」

「大丈夫、あの子は既に組織からの目は削がれたから^^」

灰原「どうして?」

「それはまだ言えないかな^^ま、私がいる限りは組織からは何もされないようにするよ^^」

コナン「組織からは…?」


「じゃあ、暫く空のことお願いします」

昴「かまいませんよ^^」

「空、良い子にしててね?ちゃんとお手伝いするのよ?」

空「わかってるわ!」

昴「たまには会いに来てくださいね」

「ええ、勿論、空の学校の行事の把握もしないといけませんし^^」

昴「母親みたいですね」

「私にとって空は息子同然です^^この子は…………私が守らないといけませんから…」

昴「?」

「あ、じゃあそろそろ私行きますね!よろしくお願いします!」

ゆりはバイクに乗り込むとその場を後にした。


目暮「話が違うじゃないですか!」

小田切「それは重々承知している。…だが今回の件は…」

「失礼します^^」

目暮「椿くん!」

下っ端「来たぜ椿…」「あぁ、またへらへらしやがって気持ち悪ぃ。」「あんな奴に頼らなくても俺たちで…」




下っ端「いや、俺たちが死んだら困るから、あいつに頼んでんだろ」







「…っ………^^(大丈夫、まだ笑えてる)」

松本「お前ら!静かにしろ!」

「かまいませんよ^^慣れてますから^^」

下っ端「余裕かましやがって。」

小田切「君を呼んだ件についてだが…」

「下調べは終わっていますよ^^こちらが今回の報告書です^^」

ゆりは悪口を言っていた下っ端の分まできちんと用意しており、全員に配った。

佐藤「これが、下調べ…?」

高木「下調べの域を超えていますね…」

服部「夏休みの間だけ警察についてもらえへんか?」

「かまいませんよ^^」

綾小路「ちょっと待ってください!彼女を捜査に協力させるとろくなことありまへん!」

服部「気持ちはわかるが…部下を死なせるわけにいかへんやろ。」

遠山「服部!」

小田切「どうしてそんなに関西の方は彼女を嫌うんだ?」

綾小路「嫌うも何も彼女はこっちの捜査に乗り出して勝手に解決して警察やめてしもた奴らが何人もおるんです!そんな人を協力させるなんて反対です!」

「…あの件は申し訳無かったと思います^^;」

安室「待ってください、その話について少し調べさせていただきましたが、これを見てください…彼女は今も…」

「降谷さん、勝手に人の過去をどうこう話すのはよくないかと思います^^控えていただけますか?」

ゆりは安室がプロジェクターに映し出した写真を消した。

「お見苦しいものをお見せしてすみません^^」

笑顔でいることは確かだが手が震えているのが誰が見てもわかるほどだった。

安室「でもこれで…!」

「降谷さん、正義は時に人を混乱させかねないですよ。…さ、話を続けてください^^私は捜査の主要関係者の方が全員OKを出すまで協力してはいけない契約ですので^^」

小田切「まて、椿。今のは…」

「何のことです^^?今は私の事よりこの場の決断が大事だと思いますが^^」

小田切「しかし…」

「とにかく、私を使い捨て人材だと割り切って捜査に使うのか、使わずに捜査を進めるのか、決めて下さい^^」

大滝「使い捨てやなんて…」

「わたしはここ(警察)の人間じゃありませんから^^死んでも喜ぶ人の方が多いかと思いますが^^」

下っ端「へぇ、意外とわかってんじゃん。」「そうだな、俺たちが死ぬよりいいもんな」

白鳥「君たち…!」

「綾小路さん、服部さん、部下の方達はりょうしょうしているようですが^^?」

服部「そうやな。」

綾小路「服部さんがええ言うならええんとちゃいますか」

「なら決まりですね^^」


下っ端「使い捨てってことは何を頼んでもいいんですよね?」

「できることでしたら^^」

下っ端「なら報告書とかも全部やってくれます?」

「ええ、かまいませんよ^^」

小田切「調子にのるな!」

「小田切さん、彼らの言っていることは間違っていませんよ^^…まぁ、わたしが死ぬことがあればご自分でやって頂くことになりますが^^」

小田切「なるほどな…;」

下っ端の「じゃあ自分でやってやるよ」

「それはありがたいですね^^」

綾小路「囮捜査もしてもらえますね?」

「…ええ。そうですね^^」

遠山「こないだの件忘れたんか!」

「あぁ、わたしの不注意のことですね。すみません、今回はきちんとしますので^^」

小田切「落ち着かんか!話が進まん!」

「一度席を外しましょうか?」

小田切「いや、外されると収拾がつかんだろう。…ずっと立たせたままで悪かったな。そこに座ってくれ。」
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