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原作: 名探偵コナン 作者: takasu
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コナン「手を借りるって?…どういうこと?」

空「ねーちゃんのバイト、警察の手伝いなんだ。」

平次「はぁ?!んな一般人に出来ることやないで?!それに女の子やろ?!死体もころがっとんのに…」

空「そうだよ。ねーちゃんは…SVRの一員だから。」

コナン「SVRって!!」

平次「あの裏警察の別称の…」

コナン「でもそこは壊滅したしたはずじゃ…」

空「よく知ってんな?ねーちゃんはその中でもずば抜けて何でもできたから…ねーちゃんを襲わせてそれを仲間に助けさせる様に仕向けたら捕まっちまって。それを解放する代わりにねーちゃんは警察の手伝いをしていて、解放されたメンバーはねーちゃんとの関わりを断たれて今はそれぞれ警察署、FBI、CIAで働いてる。そのあと親戚にあたる人は黒の組織に手を染めてて、下っ端なんだけど俺の頭脳を利用しようとしてるのをねーちゃんが助けてくれて、だからねーちゃんは叔母さんが自分に逆らわない様にする為と警察からのお願いで黒の潜入捜査をしていて、今はNo.3。」

コナン「黒に?!」

平次「それってお前を…」

空「でもねーちゃんが警察で働きながらなのは…俺のことを見てくれてたから、俺を不自由なく育てる代わりに預からせてくれって頭下げてくれて…ねーちゃんはいつも頭を下げて、誰にでも笑って、辛いのに辛いって言わないし、それをいいことに警察たちは皆…みんなみんな利用するんだ!今回の件だってねーちゃんがダメなのに…」

「空!」

空「ねーちゃん…」

「ごめんねっ…」

ゆりはそらに抱きつくと空に何度も謝った。

空「なんで…ねーちゃんが謝るんだよーっ」

空は抱きつかれたまま泣き出した。

「空、帰ろっか^^」

空「うん」


平次「あ!ちょおまてや!」

「ん?」

平次「その…親父が…」

「ごめんね、迷惑かけちゃって^^空を預かってくれててありがと^^」

コナン「あのさ!」

「ん?」

コナン「SVRって本当?」

「いくら工藤新一君でも教えられないよ^^」

コナン・服部「!!」

「じゃあまたね^^」


…pipipi…

「あ!蘭ちゃん?ごめん!ちょっと急用ができちゃって先に東京に帰ってるっの!ごめんね!」

蘭「大丈夫だよ!あ、ちょっとまって!和葉ちゃんが電話かわってって!」

「うん^^」

和葉「もう帰ってまうん?!」

「うん^^急用ができちゃって…」

和葉「残念やなぁ。また遊びに来てな!着物の着付けもありがとう!」

「ううん、こちらこそありがと^^……また、遊びに行くね^^」

和葉「うん!待ってるで!」

蘭「あ、もしもし?帰り気をつけて帰ってね??」

「うん^^ありがとう^^蘭ちゃんもね^^じゃあ新幹線来ちゃったから切るね」

蘭「うん!じゃあまたね!」

…pi…

空「ねーちゃんはいつからコナンが工藤新一だって気づいてたん?」

「最初からだよ^^空もいつから?」

空「俺は大阪来てから!平次にーちゃんがコナンのこと工藤てよう呼んでたし、推理の理論の立て方が工藤新一そのもの!わっかりやす!」

「ふふっ、本当だね^^;」

空「ねーちゃんさ、あんまり関西行かないほうがいいんちゃう?」

「子供が気を使わないの!大丈夫!たまには帰りたいでしょ^^」

空「でも、ねーちゃん…」

「もう、この話は終わり!あ、帰ってポアロでサンドイッチ食べよっか!」

空「うん…」


…カランコロン…

安室「いらっしゃいま…ゆりさんじゃないですか^^そちらの子は前に言ってた子ですか?」

「はい^^コナン君と仲良くしてもらってるみたいで^^空って言います^^」

空「こんにちは。」

「空、元気ないね?」

空「別に…」

「そう?…あ、安室さん、サンドイッチ1つと、オレンジジュースとコーヒー下さい^^あ、空デザートも食べよっか^^」

安室「ならさっき梓さんが作ったガトーショコラが出来たてですよ^^」

空「ほんまに?!」

「よかった、元気だね^^じゃあそれも1つ下さい^^」

空「♪♪♪」


安室「お待たせしました^^」

「ありがとうございます^^」

空「うまそーっ!」

空は美味しそうに食べていた。

安室「今日は荷物が多いんですね^^」

「蘭ちゃん達に誘われて大阪に行ってたんですけど、用があって先に帰ってきてそのまま来ちゃったので^^」

安室「だから空君は関西弁を話しているんですか^^?」

「あ、いえ、空は関西の子なので^^」

安室「でもゆりさんは関西弁使わないですよね?」

「私はこっちの生活が長いので自然と^^」

空「にーちゃん、あんまりねーちゃんに…」

「空。…気にしないでください^^;」

安室「いえ、すみませんいきなり聞いてしまって」

「かまいませんよ^^あ、空、口に付いてるよ。」

そう言って空の口元を拭いてあげるゆりの腕が見えて安室は顔をしかめた。

安室「ゆりさん、腕になにか…」

空「あかん!」

安室「え…?」

空「ねーちゃんに気安く触ったらあかん!」

「もう、空。」

空「ねーちゃん、危機感なさすぎや。探られてんのわからんかったん?」

「探られてなんか…」

空「この人探偵やで」

「あぁ。」
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