ネット喫茶.com

オリジナル小説や二次創作、エッセイ等、自由に投稿できるサイトです。

メニュー

ラブライブ短編集

原作: ラブライブ! 作者: エミーールにハマーール
目次

3話

そのあと、穂乃果がやってきて同じことを伝えた。

「えっ すごい おめでとう 今日は穂乃果の家でぱーちーだねっ 」と大騒ぎしていた。4人で遊びたいだけなんじゃない かこいつ..





放課後
穂乃果「じゃあ穂乃果と海未ちゃんは部活行ってくるね また帰ってきたらラインするから穂乃果の家集合ね 」

裕「おーう。じゃあ帰ろっか、ことり」

ことり「うんっ♡」



帰り道

裕「(気まずいな.なんか)」 ことり「.ねえ、裕くん.」


裕「な、なに 」

ことり「穂乃果ちゃん達が帰って来るまでさ、ことりのお家でお話しない 昨日作ったケーキでも食べながら.」
裕「良いよ ことりが作ったスイーツは何でも美味しいからなあ。」

ことり「それにね、美味しい紅茶もあるの 」

裕「本当にことりは女子力高いな~。男子にもモテるし.」


ことり「そ、そんなことないよ~//」


裕「ことりは気付いてないだろうけど、俺結構周りの男子から怖い視線向けられてるんだぞ 」

ことり「そ、そうなの ごめんね、ことりのせいで.」

裕「謝ることじゃないよ ことりみたいな可愛い女の子と幼馴染で、俺も鼻が高いっていうか むしろ自慢 」


ことり「えへへ.//照れるよ.//」

ことり「裕くんは本当に.優しいね。それに格好良いし.//」



裕「いや.俺なんて下の中くらいだよ。よく言われるよ、『なんでお前があんなに可愛い幼馴染3人もいるんだよ 』っ て.」


ことり「ううん、裕くんは格好良い。私を助けてくれるし、みんなに凄く優しいし.」

ことり「それに.」

裕「それに 」


ことり「今私がこうやって幸せに暮らせてるのは、裕くんのおかげだもんっ 」


裕「ことり.」


ことり「だから.裕君のことを悪く言ってくる人がいたら私.」


ことり「絶対許しませんっ ♪」

ことり「それに.ことりは穂乃果ちゃんや海未ちゃんみたいに、可愛くないし.」 




この子は本気でそう思ってるから困る。
あざといが、天然のあざとさなのだ。 俺は可愛さという点においては、この子が世界一位だと思うんだけど..



裕「.あのな、ことり。それ本気で思ってるの 」


ことり「だって.」








むにゅっ

ことり「ちゅんっ //」


裕「ことりは世界一可愛い 可愛さなら.海未と穂乃果より可愛い だからそろそろ自信持って、私がナンバーワンくら い言って欲しいな」



ことりの顔を両手で挟んだ。



ことり「あ、ありがとう.//」



裕「お、おう.//」
なんだよ、やった俺が恥ずかしくなるって。

気まずいムードのまま歩いてると、家が見えた。


裕「あ じゃ、じゃあ家帰って用意したらすぐ行くよ そ、それじゃ 」



ことり「う、うんっ 」













ことり「ズルいよ。」
ことり「裕くんは本当に.ずるい。」











ことり家



裕「うん、美味しい 流石ことり 」


ことり「良かったあ.これ、自信作だったの。」

裕「しかしことりの部屋はなんでこんな良い匂いするんだ いやまあ、穂乃果も海未も良い匂いするんだけど.」


裕「ことりもいつもいい匂いするしな。身だしなみもいつも綺麗にしてるし.」スンスン

ことり「あんまり嗅がないで~//」


裕「なんか変な中毒性あるんだよなあ.ことりが抱き枕だったらぐっすり寝れそうな.」


ことり「裕くんの匂いが私は1番好きかなあ.」


裕「いや、俺男くさいし.」



ことり「裕くんの匂いは、安心できる匂いだから.」



裕「あはは.確かにことり、俺が汗かいてても御構い無しにくっついてくるもんな」




ことり「裕くんの汗の匂いも、大好きですっ ♡」



裕「恥ずかしい.//」



ことり「裕くんのためなら私.なんでもできるよ 」



ことり「それくらいあなたの事が.好き」



ズキン










あれ





裕「.」

ことり「.どうしたの 」



裕「いや、なんでもないなんでもない.」

なんか心が.ズキンってした。


裕「なんか、ちょっと心が痛くてさ.なんでだろ、風邪かも」ハハ 



ことり「.ことり、その痛みの正体知ってるよ 」









ことり「罪悪感.って言うんだよ ♡」クスクス
裕「.っ 」


ことりが耳元で囁く



ことり「.裕くんもとっくに.気付いてたんだよね 」









ことり「ことりが裕君のこと.とーーーっても大好き、ってこと」




ことり「裕くんは優しいから.ことりの気持ちを見て見ぬ振りしてくれたんだよね 気付いてしまったら.次の関係に進むしかなくなるから。」



ことり「本当は海未ちゃんと付き合ったこと、伝えるかどうか.凄く悩んでくれたんだよね。」





ことり「ううん、それ以前の問題だね。優しいから、海未ちゃんの告白を受け入れたんでしょ 」


ことり「本当は穂乃果ちゃんもことりも海未ちゃんも.優劣つけられないくらい好きなはずだったのに.」 



いつの間にか俺は、壁際までことりに迫られていた。









ことり「だから.優しい裕くんなら.」











ことり「私と.付き合ってくれるよね ♡」


ことり「海未ちゃんと裕くんが付き合ったって聞いて.ことり本当に気がおかしくなりそうなくらい嫉妬しちゃったん だ。」

ことり「優しい裕くんなら.ことりの気持ち、受け入れてくれるよね ♡♡

」

裕「で、でも.海未が.」


ことり「大丈夫だよ.ことりがうまくやるから.これで海未ちゃんも傷つかない。ことりも助けられる。」



裕「で、でも.」




ことり「ふーん.裕くんは」








ことり「ことりより、海未ちゃんの方が大事なんだ。」
裕「. ち、違うよ 」 






ことり「良かったあ~♡それが本当だったらことり」





ことり「自殺してたかも。」
裕「. 」ゾクッ 


ことり「だからことりの愛を.受け止めて ♡」 








裕「.うん。」


ことり「裕くんなら、そう言ってくれると思ったよ ♡」



ことり「んっ.♡」


ことり「ファーストキスは、ことりが貰っちゃった.♡」 



ことり「これから.よろしくね ♡」





ファーストキスは、甘くて苦くて、暖かかった。



裕「あのさ.」


ことり「どうしたの ♡」


裕「そろそろ離れてくれない. 」


ことり「.なんで 」


裕「いや.その、暑いしいい匂いするし恥ずかしいし。(胸当たってるし」

ことり「.ことりと裕君は恋人なんだよ ちゃんと場はわきまえるつもりだから、2人きりのときは、許してよ.」


裕「.わかった。」



ことり「ありがとう.//」


困った。非常に困った.
ことりに言われたことは、図星だった。
俺は幼馴染に優劣なんてつけれない。みんな平等に大好きなんだ。

目次

※会員登録するとコメントが書き込める様になります。