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ドキドキッ!インタビュー

原作: 銀魂 作者: 澪音(れいん)
目次

第2回

新八「とにかくまず自己紹介しませんか!?せっかくインタビュー出来る機会ですし…ね?銀さん」

銀時「俺はさァ、インタビューする気満々でいたよぉ?けど向こうが髪の事で色々言ってきたから」

新八「いやアンタ相手を潰すだのなんだの言ってただろうが。なにサラッと善人側になってんの?」

銀時「それは銀さんの愛嬌ですぅ!銀さんもっと大人な対応しようと思ってましたー!」

新八「(絶対嘘だこの顔…)えーっと…そちらもそれでいいですか?何はともあれそちらも僕らの事何も知らないままだと怪しむのは当然でしょうし。まず僕から自己紹介させてもらいますね。万事屋で働いています、志村新八です」

銀時「万事屋社長坂田銀時でーす、好きな物は甘い物と結野アナ。よろしくー」

???「アイツ、羅刹じゃないんじゃねぇか…?普通に喋ってるし思考能力は…可笑しいが、普通ならああして冷静にしてられねぇよ」

???「あの2人も別段怖がってる様子もないみたいだしね。大丈夫なんじゃない?とりあえずは、だけど」

銀時「オイオイ、お宅ら聞こえてっからね。俺のどこが可笑しいってんだよ。髪だっていんだったらもう許さないからね、いくら心が琵琶湖くらい拾い銀さんでも限度があるからね。琵琶湖の水お前らの家に流して込んでやろうか?あん?」

新八「それ言ってる時点でそこら辺のみずたまくらい心狭いです、銀さん。あと恥ずかしいんで机の上に足乗っけたりしないでください。P●Aから苦情来ます。」

神楽「お前ら私の自己紹介まだだろうがヨ、銀ちゃんの心の広さがドブだろうが醤油皿だろうがどうでもいいネ。私は神楽、歌舞伎町を支配している女王とは私の事ヨ。だからせいぜい崇めろよ愚民共」

新八「最悪だ、ただの自己紹介でここまで険悪になれるの逆に才能だよあんたら…えっと、こちらは済んだのでそちらの自己紹介お願いします。」

???「ああ…俺は土方歳三だ、さっきは気にしてることいって悪かったな坂田。」

新八「ここでは見られない大人な対応だ…!って‥・ん?土方?さん?」

銀時「あん?土方だァ?何だコイツ多串君の身内かなんかか?通りでしけた面してると思ったぜ、おーこわ」

新八「銀さんんん!あんた何言ってんだ!?一瞬だけ優しく接してくれたのにもう極寒だよ!あんた人の神経逆撫でる天才だよ!」

???「白髪のお兄さん面白いね。土方さんにそこまで言う人とか、早々いないし僕は仲良くなれそうだよ。僕の名前は沖田総司、よろしくね」

神楽「ホワチャァァァ!」

新八「何やってんの神楽ちゃん!?せっかく順調に自己紹介が進んでたのに…何でいきなり蹴りかかるの!?」

神楽「沖田と言えば私の敵ネ!どうせ全員サドの手先に決まってるヨ、全員まとめて掛かって来るがいいアル!」

新八「全国の沖田さんすみませんンンン!」

沖田「あはは、初対面の女の子に敵扱いされるとは思わなかったなぁ。千鶴ちゃんみたいに素直な子はからかいたくなるけど、君みたいに無鉄砲な子は斬っちゃいたくなるね」

新八「ちょっとぉぉぉ!あんたら自己紹介すらまともに終われないのか!?いい加減に…いい加減…いい加減にしろヨークシャテリアァァァァ!」



銀時「……ちょっと、新八さんよぉ。もっと穏やかに事進めてくんない?あの二人机にめり込んだんだけど。机真っ二つに割れてんだけど。ぴくりとも動かないんだけど。これあれ、万事屋訴えられない?オ●メイトから慰謝料請求されたりしない?」

新八「す、すみません…つい…」

銀時「唯一ツッコミ役のお前まではっちゃけてどうすんの?これ。あーあ絶対あっち(沖田)のファン怒るよ、「素敵な沖田さんの顔に傷でも残ったらどうすんのよ!このメガネ!(裏声)」って毎日のように脅迫の電話と手紙の嵐だわこれ。」

新八「まだ女の子から手紙なんて貰ったことないのに最初がそんな脅迫状とかいやだァァァ」

銀時「まあ、しちゃったもんはしょうがねぇ。あれだろ、その辺に座らせておけばほら…見てみろ。なんかあれ、寝てるんじゃね?って勘違いしね?…ってこれあれか、画面ないから俺たちの顔見れねえのか。よし」

「か、神楽だよぉ~元気だから心配しないでアル~(裏声)」

新八「銀さん…ムリがあります…それ…見てる人なめない方がいいです…バレます」

銀時「行けるって。お前のそのバラしがなきゃいけたって。銀さんあれだもの、寺子屋通ってた時に、演劇部で最優秀新人賞もらった腕前だったらいいのになぁ」

新八「終わったぁぁ!全部おしまいだ!沖田さんのファンに消される運命なんだ僕は…!」

???「大丈夫だよ、志村君。僕は平気だよ(裏声)」

新八「…………」

土方「斎藤…なにしてんだ…」

???「すみません、副長。あまりにも、不憫で」

新八「終わりだ…もう終わりだ…オトメ●トの人気キャラにこんなことさせた僕は確実に消される。」

斎藤「大丈夫か、志村。気を確かに保て」

新八「ありがとうございます、えっと…斎藤さん。先程もお気遣いいただいて」

斎藤「いや。むしろ余計な世話だったな。すまぬ」

新八「斎藤さん…」

斎藤「紹介が遅れた、斎藤一という。よろしく頼む」

新八「いい人だ…!よろしくお願いします、斎藤さん…!」

銀時「はーい、ぱっつぁんと斎藤君とやらの仲が深まったとこで今回のインタビューはここまで。珍しいんじゃね?インタビュー企画でここまでインタビューしないの斬新じゃね?なうい?銀さんなうい?」

新八「インタビューの文字に惹かれてきてくださった方は心底がっかりだと思います。すみません…」

銀時「いやいやいや。銀魂の魅力はインタビュー出来るか出来ないかじゃないからね。むしろあれだよ、銀さんのこの、主人公に相応しい魅力的なあれだよ。それで8割のお客さん来てくれてるからね。あと2割は多分薄桜鬼連中だ。そんな感じで成り立ってるからここ。」

新八「僕と神楽ちゃんは!」

銀時「あーわりいわりい、2割の方に神楽もいる。ぱっつぁんの眼鏡もな。はい、前回は神楽が締めたから今日は銀さんが締めるぜ。あともう1回くらい薄桜鬼連中が出る予定だが、もしこの猛獣の中に放り込みたい奴がいたら気軽にコメントのほうくれや。銀さん達が知らない奴はわりいな、採用できねぇかもしれねぇ。その際コメントの末尾に「銀さん愛してる」って入れろよ。男子はいいから、うん」

新八「男性がいたらどうするつもりなんですか銀さん。」

銀時「いねぇよ多分。そもそも見てる人いるのかすら怪しいよ?ここ。俺たちここでインタビューとか撮らされてるけど、結局は踊らされて実は誰も見てない可能性だってあるからね?ランキング入ったからって浮かれてる場合じゃないからね。まぁとにかく、これからも「ドキドキッインタビュー」をよろしくー。ネーミングセンス抜群なやついたらこの名前も考えてくれや。合わせてよろしく」

新八「見てる方に丸投げ企画かここ」



藤堂「なぁ左之さん…俺たちいつ自己紹介できるんだ?
原田「さぁ…次回、多分出来るさ。タブンな」


つづく


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