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ドキドキッ!インタビュー

原作: 銀魂 作者: 澪音(れいん)
目次

第16回 荒川

銀時「はいどうも、万事屋銀ちゃんです。第16回インタビューを始めて行こうと思いまーす。
前回はね、なんていうか、もうグダグダでしたね。すみませんでしたー」

新八「僕らがきちっとインタビュー決められるようになるまで何年かかるんでしょうか」

銀時「安心しろ新八、そんなもん一生来ねぇ」


銀時「じゃあね、今回は神楽が友達と出掛けるってことで代わりに俺たちと一緒にインタビュー進めてくれる人をお呼びしています。はい、山崎退くんです」

山崎「急に旦那に腹部殴られて気付いたらここに座っていたんですが。訴えていいですか?」

銀時「いいけどお前、万事屋訴えたって一銭の金にもならねぇよ?いいの?」

新八「多分取れるのはあそこの資源ごみの日に出し忘れたジャ●プだけです」

山崎「訴えてジャン●渡すってどういうこと?」

銀時「まあいいじゃねぇか。今回は地味なお前ら向けのゲストらしいから、何か色々学んでいってくれや。出演料は何かうまいもんくれりゃいいから」

山崎「出演料俺が渡すんですか?貰うんじゃなくて?」

銀時「何寝言言ってんだコイツ。出演料はもちろん君が払うんだよ?なに?お宅田舎者?ジャングルの奥地でひっそりとひとり生きてきた人?」

山崎「その田舎への偏見なんなんですか。仕方ないなぁ…じゃあこれでいいですか?真選組屯所の冷蔵庫にあった真選組ソーセージ。結構人気です」

新八「それただのソーセージじゃないですか」

銀時「今日のゲストは素敵な人が来るって言ってたけどあれか?もしかしてついに大物きちゃうの?卍解とかってしちゃう人達?それとも忍びの人達来ちゃう?」

新八「いや、今回はそういう系統の人達じゃないみたいです。でも人気は相当あるみたいですよ」

銀時「マジかよ、とうとうこのコーナーでもそんな有名キャラが来るようになったのか。んじゃゲストの方入ってきてくださーい」




銀時「いや誰」

山崎「失礼ですよ万事屋の旦那…ほら、あの有名な人ですよ。きっと…いや誰?」

新八「山崎さんまで失礼なこと言わないでください…いや、マジで誰?」

村長「だれだれだれってうるせぇな…見ての通り、村長だよ」

銀時「いや何処から見ても細目で見てもどう抗ってもカッパの着ぐるみ来たおっさんだよ」

村長「おっさんじゃねぇ!カッパさんだァ!」

銀時「待って待って。聞いてないよ銀さん。こんな破天荒な人来るだなんて全然聞いてない。可愛い子が来るって言うから張り切ってきたら何だよこいつ等。カッパと星の被り物したやつと…サムライじゃねぇか。あれ、あの人銀さんよりサムラってない?」

新八「サムラってるってなんですかそもそも。確かに髷を結わえているからそう見えますが」

村長「何だよお前ら知り合いか?それにそっちの頭にたわし乗っけてるお兄さんは星のやつと同じような声してやがるし。なに、お前ら実は双子?生き別れた系双子?」

銀時「誰がたわしだコラァァ!」

村長「いだだだだ!やめろ取れる!村長の大事な何かが取れるゥゥゥ!」

山崎「大人げないことやめてくださいよ万事屋の旦那ァ!」

新八「何だかこの人達僕らの他人とは思えないんですけど。ノリも一緒だし実はこの世界の住人なんて落ちないですよね?」

星「俺はお前らなんて知らねぇよ。それより俺はニノがいるって言うから着たのになんで地味2人とたわしのおっさんがいる場所に来なきゃならねぇんだ」

銀時「誰がたわしだコラァァァ!」

新八「ああ…もう…カッパさんと星さんまで銀さんの餌食に…」

山崎「僕らが地味って言われたことについて反論する間もなかったね、新八君」

新八「そうですね、山崎さん。取り合えずあの星かぶった人が銀さんに声が似てるだの言われてた人って言うのは分かりました。ノリも一緒だし多分あれ双子です」

山崎「君が認めちゃうんだね。ならもう公認双子ってことでいいんじゃないかな」

新八「だってほら見てくださいよ、あのカッパさん、銀さんと星さんが2人同時に喋るもんだからどっちが何喋ってるんだか分からなくて2人の間で右往左往してますよ」

山崎「シャウトの声とか特に似てるもんね。どっちが叫んでるんだか分からないよね。それと始まった時から何となく予感はしてたけど僕ら空気だよね」

ラストサムライ「拙者はもっと空気でござる」

新八「あ…(忘れてたこの人もいたんだった…)初めまして、志村新八です。」

ラストサムライ「拙者はラストサムライでござる」

山崎「(ペンネームか何かかな)ラストサムライさんっていうんですねぇ…僕らどうしましょうねぇ。何か今被害を受けないように部屋の片隅で体操座りしながら喋ってる地味な存在ですけど」

新八「ソファやら机が舞うあそこに戻る勇気はないです。命いくつあっても足りません」

山崎「そうだよね…これ締めちゃっていいよね新八君。えぇ…今回のゲストは「荒川アンダー/ザブリッジ」からお越しの、村長さん、星さん、ラストサムライさんという方のようです。早速第一回でもうお手上げ状態ですが、次回はきちんとね、会話していこうと思います」

新八「もう目標がインタビューをすることじゃなくて会話することになってしまいますよね。じゃあまた次回お会いしましょう」



つづく
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