ネット喫茶.com

オリジナル小説や二次創作、エッセイ等、自由に投稿できるサイトです。

メニュー

始まりは···

原作: その他 (原作:ルームシェア素顔の彼love days) 作者: WMW
目次

始まりは···71話

紗菜の携帯に楠本から電話。

楠本「すまない。広瀬出先にタクシー出来たんだが、予定より早くくりあがってしまって、もし大丈夫であればランクルに乗って今から言う場所まで来て欲しいんだが··」

紗菜「はい。では、資料室に資料を戻しましたら、お伺いします。」

砂原のデスク。

紗菜「部長お忙しい所失礼します。社長が予定より早く仕事が終わったので、車をもって来て欲しいと連絡がありました。外出許可が欲しいのですが。」

砂原「かまわないが、大丈夫なのか?」

紗菜「はい。資料を戻しましたら行ってきます。」

砂原「気をつけていけよ。」

紗菜「はい。失礼しました。」

砂原の所から資料室にむかい資料を片付け、車の鍵を事務室に受け取りに行こうとした。

紗菜「あれドア開かない。鍵かけてないのに。」

その頃··楠本の携帯には車から盗難防止のブザーがなったと通知がきていた。

楠本「何故だ?」

紗菜「部長、何度も申し訳ありません。資料室のドアが開かないのですが、、」

砂原「分かったすぐいく。んっ今度は社長か。はい砂原です。」

楠本「俺の車から盗難防止ブザーが鳴ったと携帯に知らせが入ったんだが、広瀬車駄目だったか?」

砂原「すみません。広瀬今資料室のドアが開かないと電話を··車の様子は誰かに見てきてもらいます。鷲尾、椿、斎藤ちょっとすまない」

アキオ「はい?」

砂原「駐車場に社長の車様子を見にいってくれ。盗難ブザーがなったらしい。斎藤も頼む。鷲尾は俺と資料室に。」

三人「はい。」

アキオ「まったく何かしら?社長の車運転出来る人だけしか鍵開けられないのに。」

斎藤「どうしたんすかね?急ぎましょう」

鷲尾「何かあったんですか?」

砂原「資料室のドアが開かないと広瀬からSOSがきた。」

鷲尾「でもこの前ドアを新しくしたから立て付けはわるくないはずじゃ。」

砂原「とにかく行ってみないとわからない。

資料室、、トントン

砂原「広瀬いるか」

紗菜「すみません。部長中から鍵はかけてないんですがどうしても開かなくて。」

鷲尾ドアノブをガチャガチャする。

鷲尾「これ鍵かかってますよ。」

砂原「広瀬鍵かかってるそうだぞ?」

紗菜「中はかけてません。鍵の向きopenになってます」

鷲尾「事務室に鍵借りに行ってきます」

砂原「すまない。んっどうした椿」

アキオ「車のブザー、犯人取り押さえました。とりあえずランクル
は無事です。」

砂原「分かった。小会議室で見張っていてくれ。」

アキオ「はい。」 

鷲尾「鍵かりてきました。」

ガチャ

鷲尾「こちら側から掛かってたみたいですね。」

紗菜「すみません。ありがとうございました··あっ。っ··」

砂原「どうした?」

紗菜「いっいいえ。社長迎えに行ってきます。鍵··」

砂原「俺が行く。広瀬社長室にいなさい。顔色がよくない。」

紗菜「大丈夫です。」

鷲尾「なら迎えは俺が。椿さんが鍵持ってるんですよね?場所どこだ?」

紗菜「хххです。すみません」

鷲尾「部長、広瀬社長室に送って下さい。」

砂原「鷲尾、すまないな。広瀬行くぞ。」

紗菜「はい。」

小会議室

鷲尾「すみません鷲尾です。椿さん、社長の車の鍵下さい。」

アキオ「はい。これね。急がす、安全に、早くいってらっしゃい。」

鷲尾「矛盾。って女子社員Eさんは何故(ここに)」

アキオ「社長の車ブザー鳴らした本人よ。」

女子社員E「だっておかしいでしょ。私だって免許持ってるのに広瀬さんに頼むなんて。あんな電車通の人。ペーパーにきまってるじゃないですか。」

鷲尾「意味わからない。広瀬だから任せたんでしょ?行ってきます。」

社長室

砂原「広··紗菜、少しかけてなさい。さっきのは記憶が戻ったんだろう?」

紗菜「怖かった··また鍵が開いたら··」

砂原「大丈夫。ほらこれ飲んでろ。」

自販機で買ったロイヤルミルクティーをわたす。

紗菜「ごめんなさい」

砂原「小会議室にいってくるよ。」

紗菜「はい。」

小会議室

砂原「俺だ。入るぞ。」

斎藤「部長広瀬は大丈夫ですか?」

砂原「また社長室で仕事してる」

アキオ「部長いても役に立たないわ。社長帰って来たら社長をこちらに来させて下さい。斎藤君、斎藤君と私のノートパソコンと荷物持ってきて貰える?ここで仕事しましょ。部長は専務に報告して社長室で仕事してくださいね。はいっ散った!」

斎藤「はい。」

砂原「椿に部長の席任せていいか?」

アキオ「紗菜ちゃんが主任になったら考えるわ。」

砂原「行ってくるよ。頼むぞ椿」

砂原は小会議室を出て、専務にバトンタッチした。

専務「えっ俺?分かった行ってこい。社長と砂原、椿、鷲尾でガッツリやるといい。」

専務もこのハチャメチャなメンバーの性格は知っているので快く追っ払った。あっ··いや送り出した。

ノートパソコンと荷物を持って、コーヒーを買って社長室へ。
社長室。砂原が控えめにノックした。トントン

紗菜「は··はい··」

砂原「砂原だ」

ガチャ。紗菜は怖さのあまりうち鍵をかけていたらしい。

砂原「怖かったのか?」

紗菜「すみません。外から鍵をかけられるのが怖くて。。」

砂原「ちょっと気持ちブレイクしろ。」

裕介に繋げたスマホを渡した。














目次

※会員登録するとコメントが書き込める様になります。