ネット喫茶.com

オリジナル小説や二次創作、エッセイ等、自由に投稿できるサイトです。

メニュー

始まりは···

原作: その他 (原作:ルームシェア素顔の彼love days) 作者: WMW
目次

始まりは···67話

砂原「砂原?」

紗菜「お兄ちゃん··ごめんなさい。この間、捻挫の時にいただいたスーツ··」

砂原「スーツ位なんだ。頑張った記念にまた買ってやろう。」

紗菜「それから一生懸命選んで貰えて嬉しかったです。」

砂原「今日のワンピースも同じ所か」

紗菜「はい。店員さんが教えてくれました。」

砂原「レディースのスーツは初めて選んだからな。」

紗菜「そうですよね。コンタクトレンズ··度も一緒に入ってるんですか?」

砂原「紗菜は入ってないのか?」

紗菜「私老眼じゃありません。」

砂原「俺は近眼だ!視力いいほうが老眼になるの早いそうだぞ」

紗菜「やっぱりお兄ちゃんも希な色、、眼が青と茶色」

砂原「紗菜もだろう。みんなの前でコンタクト外した事ないのか?」

紗菜「ありません。お兄ちゃんもじゃないですか。」

砂原「まぁな。冷えるからさっさと風呂いけ。」

紗菜「はい。」

紗菜はお風呂側の、砂原はシャワー側のパーティションに入っていった。

しばらく経って。砂原はドライヤーをかけている。

砂原「こら、まさかとは思うが、肩にタオルかけただけで部屋にいかないよな?」

紗菜「コンタクト入れていきます」

砂原「髪を乾かせ。風邪ひくだろうが。」

紗菜「目とコンタクト乾くから嫌です」

砂原「ドライアイか。コンタクト入れなくてもドライヤーは出きるだろ?」

紗菜「できません。」

砂原「あーったく。座れドライヤーかけてやる。」

紗菜「後ろから音がするのも苦手です。」

砂原「美容院どうしてるんだ。」

紗菜「行ったのを見た事ありますか?」

砂原「鏡みてろ。音が苦手ならタオルで耳をふさいでいればいい」

紗菜「はい。」

ブウォー··ビクッ。紗菜が電気でも走った様にびっくりした。

砂原「大丈夫。」

髪を乾かしドライヤーを一旦置いた。
ブウォー··

紗菜「あっコンタクト」

砂原「しまった」

見事に乾燥ひじきみたいに縮んでしまった。

紗菜「眼鏡とか替えのコンタクトあるんですか?」

砂原「全部荷物の中だ」

紗菜「とりあえず戻りましょう。あっどうしよう私のコンタクトも乾燥ひじき··」

砂原「乾燥ひじきって。」

砂原ドライヤーを切って戻す。

砂原「頭にタオルかけていけ。」

紗菜「はい··雪女みたい。」

砂原「ちょっとまて。コンタクトがないと全て段差に見える」

紗菜「どんな目をしてるんですか。」

砂原「視力でゆうなら0.03位だ。」

紗菜「仕方ないですね。」

紗菜砂原の服の袖を掴む。

紗菜「手を繋いで行きますよ。転ばれたら困ります。」

砂原「俺の手何処に通ってんだ··?」

紗菜「紙の様な手なんじゃないですか?ならこれならいいですか?」

手首を掴む

砂原「犯人か?道路わたる幼稚園児か?」

紗菜「兄弟で手なんか繋がないんで分かりません。行きますよ。あっそこ段差です。」

砂原「サンキュー」

紗菜「ウソですけどね。」

砂原「後で説教だな。」

紗菜「手を離してもいいですか?元はと言えばお兄ちゃんがコンタクトを乾燥ひじきにしたからですし。」

砂原「はいはい。コンタクトもちゃんと買ってやるから。」

紗菜「なら真面目に案内します。」

キッチン

和人「お前達のんびりだったなぁ。」

裕介「紗菜は何で智兄引っ張ってるの?」

紗菜「コンタクトを乾燥ひじきにしたからです。」

砂原「兄さんいますか」

楠本「何だ?」

砂原「すみません、俺の荷物からコンタクトとってきていただきたいんですが··」

楠本「眼鏡でもいいだろう。」

紗菜「私は部屋に··」

砂原「この状況でそれはないだろう?」

裕介「どの状況?ってか智兄目あけたら?」

和人「紗菜もタオルそんなに目深にかぶってたらあぶないぞ。」

紗菜「大丈夫です。頭温めてるので(?)」

楠本「open your eye、up your face」

二人「NO」

楠本「presidential order」

砂原「ここで使わないで下さい」

紗菜「よく見えてないんですからお兄ちゃんどうぞ。」

砂原「理由が無茶苦茶だ。」

楠本「いいから目を出しなさい!」

パンっパンっ二人まとめてお尻ひっぱたかれた。

裕介「うわぁウソ紗菜と智兄の目、ガーベラ咲いてる!キレイ」

紗菜「ガーベラ?」

砂原「キレイ?裕介大丈夫か」

和人「お前達こそせっかくキレイな目隠したら勿体無いぞ。」

裕介「ちょっとちょっとみんな降りてきて!」

裕介内線で呼んでる。

紗菜「裕介さん!」

裕介「あっついでに創ちゃん、智兄の眼鏡持ってきてあげて。」

創一「うーす。荷物失礼します。」

砂原「裕介、和人に、兄さん!」

楠本「俺はその目羨ましいぞ。」

紗菜「わ私やっぱりお部屋に。。」

ガシッ←裕介にholdされた。

紗菜「裕介さん!」

千尋「何の騒ぎだ?」

文太「カメラいった?」

大輔「ちゃんと一眼レフ持って来といて··」

創一「砂原さんの眼鏡です。」

砂原「ありがとう。」

創一「あっ智也さんと紗菜目、万華鏡みてー。」

文太、千尋、大輔「えっ?」

裕介「創ちゃんビックリし過ぎて智也さんになった。」

文太「智さん眼鏡邪魔。こっちむいて。」

カシャ

紗菜、砂原「あっ」









目次

※会員登録するとコメントが書き込める様になります。