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始まりは···

原作: その他 (原作:ルームシェア素顔の彼love days) 作者: WMW
目次

始まりは···53話

裕介「ほら、帰る前にちゃんとお仕事モード抜きで言っておきなさい。」

紗菜「おやすみなさい··お兄··ちゃん」

和人「紗菜は日本人に生まれたの一回目か」

千尋「そうみたいですね。」

砂原「ははは。まぁいいさ。な。じゃ和人あとは宜しく」

和人「分かった。分かった。お前もきちんと飯は食えよ」

砂原「はいよー。ちょっと仕事やったらな。おやすみ」

砂原小鳥遊邸から出発した。

文太「お腹減った」

和人「裕介、千尋、創一、紗菜は手を洗えよ。今日は裕介の学校の個展クランクアップ祝いだ」

裕介「やったー」

紗菜「仕事残ってるなら言ってくれたらいいのに。。」

創一「ちゃんと心配してるなら上出来だ」

裕介「智兄もまだまだ遠慮深いね」

千尋「誰かにソックリ」

何日か後

アキオ「鷲尾君、紗奈ちゃんありがとうやっと本番むかえられるわぁ。」

紗菜「私もアキちゃんのお手伝いさせてもらえて良かった!」

鷲尾「もうちょっとで真琴さんがくる~」

アキオ「早く迎えにいって美味しいディナーいってらっしゃい。」

鷲尾「はーい。あっあと広瀬に会うの楽しみにしてるみたいだぞ?」

紗菜「えっ何故ですか?」

アキオ「私からも千尋さんからも鷲尾君からも噂をきいてるからじゃないかしら?」

鷲尾「とうとう、裕介も27にして彼女出来たと言ったら、剛も27でしょうが、29のあたしに文句あるの?って言われた。」

アキオ「31の私に言ってる?」

紗菜「アキちゃん35がいるから大丈夫。」

鷲尾「部長と管理人に爆弾投げた」

アキオ「明日から三日間宜しくねー!」

紗菜、鷲尾「はい。」

アキオ「後鷲尾君抜かりなくいくわよ。」

鷲尾「了解です」

紗菜「なんか違う気合い入ってない?」

アキオ「うふふ。アキオ覚醒タイムよ。」

鷲尾「真琴さん迎え行ってきます。お疲れ様でした。」

次の日

真琴「ちょっと千尋紗奈ちゃんどこよ!」

千尋「あさからうるさい。インカムのコード固定するのに、裕介のmy nameバッジつけてるのが紗菜だ。」

鷲尾「桜のシッポはえてます。」

真琴「みーつけた!って紗奈ちゃん痩せてるからインカム落ちるんじゃないの。あんた達クリップ位用意しなさいよ。」

千尋「マシンガンみたいだ。」

真琴「紗奈ちゃん!」

紗菜「はい。あっ菊原さんのお姉さんですか?初めまして」

真琴「会いたかったーもう、これで3日頑張れそう!遠慮なくお姉さんだと思って話しかけてね。」

紗菜「はい。ありがとうございます。」

一日目終わり··
紗菜はインカムを外して所定の位置に戻し、桜のmy nameバッジはスーツのポケットにいれた。
ドンッ

女子社員B「きゃーやーだぁぶつかっちゃったー。広瀬さんぼーっとしてるから。」

紗菜「すみません。大丈夫ですか?」

女子社員B「いたぁい」

紗菜「本当にすみません」

女子社員Bはこの時紗菜のポケットからmy nameバッジを抜き取っていた。

アキオ「どうしたの?」

女子社員B「広瀬さんぼーっとしてたんでぶつかったんですぅー。」

アキオ「ケガはないんでしょ。もう帰りましょうね」

女子社員B「お疲れ様でしたぁ」

紗菜「アキちゃんごめんね。お疲れ様。··あれ?」

アキオ「どうしたの?」

紗菜「なんでもないよ。ちょっともう一度会場行ってくるね」

アキオ「ええ。私今日の報告をあげに会社にいくわね。気をつけて帰るのよ。」

紗菜「ありがとう。アキちゃん気をつけてね。」

アキオ「お疲れ様」

···しばらくして

紗菜「ない。··どうしよう裕介さんのバッジ··」

ポケットからバッジがなくなった事に気がついた紗菜は必死に会場内を探していた。

小鳥遊邸

和人「紗菜は残業か?」

裕介「剛、デート中ごめん。紗菜残業?」

鷲尾「会場の皆は帰ったぞ。それに今日は真琴さんと千尋は菊原家だろ。」

裕介「あっそうだった。デートじゃないんだね。分かった。部長に聞いてみるよ。お疲れ」

鷲尾「部長?分かった。じゃーな。」

裕介「今晩は、部長今会社だった?」

砂原「裕介が部長ってゆうな。さっき椿から報告きたから確認して上がる所だ。」

裕介「残業じゃないんだ。」

砂原「残業ではないな。どうした。」

裕介「紗菜がまだ帰ってなくて。残業かと思って」

砂原「椿、広瀬とは会場で別れたんだろう?」

アキオ「紗奈ちゃん会場の方もう少し確認して帰るって言ってましたが?」

裕介「ならまだ会場いるのかな?」

砂原「ついでに寄ってつれて帰るよ。」

裕介「俺出番なくなっちゃう。」

アキオ「ハグと恋人役あるでしょ裕介さんには。」

裕介「お願いします。アキちゃん泊まりにくるって、和兄」

アキオ「えっ裕介さん?私そんな事··」

和人「分かった。砂原丁重にお連れしろよ。」

裕介「智兄、和兄がアキちゃん丁重にお連れしろって。」

砂原「お前なぁ··」

裕介「二人ともいきなりに備えた出張セット持ってるんでしょ大丈夫、大丈夫」

アキオ「なんで知られてるんです?部長?」

砂原「なんでだろうなぁ。とりあえず後でな。」

裕介「宜しくお願いします」

会場··

紗菜「ここもない。どこに落としたんだろう?」

砂原「椿これっ人いるのか?」

アキオ「照明消したんですね。」

アキオ「紗奈ちゃんいる?紗奈ちゃん」

紗菜「··アキちゃん··?」

ドンッ

紗菜「いたっ··壁?」

砂原「35年生きてきて壁と間違えられたのは初めてだなぁ」

紗菜「部長··すみません」

アキオ急いで照明つける。



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