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始まりは···

原作: その他 (原作:ルームシェア素顔の彼love days) 作者: WMW
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始まりは···47話

紗菜「部長に報告しないで下さいね。」

アキオ「どうしようかしらぁー」

鷲尾「見たままの報告はしないとなぁー」

紗菜「今日は菊原さんがちょっとくるって言ってたからなぁーサツマイモタルト作って来たのになぁ。会社に持ち帰ろう。」

裕介「さっきの見なかったよね?」

創一「多分人形でしたね。」

千尋「また悪巧み?」

アキオ「あら千尋さん、こんにちは」

千尋「防音の布あったんだな。所でなぜワイヤーと脚立があるんだ?」

裕介「ちょっと人形が降りられなくなってね」

紗菜「皆でタルト食べましょう。◻◻さんも一緒に食べましょう!」

男性1「すみません。もう宙吊りにならないので。」

創一「紗菜はこれ無理だろ。いちごプリンな。」

紗菜「ありがとうございます。」

アキオ「紗菜ちゃんどうしたの?」

紗菜「ちょっと歯の治療中かな?あはは」

千尋「そういえばここからちょっと先のクレープ屋抹茶クレープもうやらないんだってな。」

学生C「何年かまえはあったよね?」

学生b「作れる人いないんだって。」

裕介「えっショック。一回しか食べてない。」

学生a「あれ季節限定じゃないの?」

紗菜「後でかおだしてみよっ」

創一「顔出してどうすんだ?」

アキオ「クレープ買うの?」

紗菜「ん?なんだろうねー。」

学生b「男の子が焼いてた記憶ある。」

鷲尾「今日は3時で出るように言われてるからもうそろそろ解散するぞー」

紗菜「会社に戻るんですか?」

アキオ「紗菜ちゃんは本番からめて現場直行直帰よ?」

紗菜「そうなの?なら部長にこの報告お願いします。」

男性1「では広瀬さん、また何かの際は呼んで下さい」

紗菜「すみません。ありがとうございました。」

裕介「じゃ、皆は俺と大学かえるよー。」

紗菜「桜庭さんと皆さんお気をつけて」

千尋「コンビニで飲み物位買ってもらえよ。」

裕介「それくらいは勿論。お先に」

学生達「お疲れ様でした」

鷲尾「広瀬、ちゃんと帰れよ?」

紗菜「夕飯位には帰ります。」

創一「俺会社に戻ります。」

アキオ「鷲尾君は会社に行くのよ」

鷲尾「俺直帰じゃないんすか?」

アキオ「部長に報告するわね。」

鷲尾「ちゃちゃんとかえります。」

千尋「紗菜一緒に帰るか?」

紗菜「私寄り道します。」

千尋「一人で大丈夫なのか?」

紗菜「はい。じゃー帰りましょう」

アキオ「紗菜ちゃん本当に気を付けるのよ?何かある前に誰か呼ぶのよ?」

鷲尾「椿ママになってます。」

紗菜「ありがとうアキちゃん。じゃあお疲れ様でした」

アキオ「なんかご機嫌?」

千尋「何をやろうとしてるのやら。」

鷲尾「帰るか。」

千尋「お疲れ様」

クレープ屋。
一年ちょっと前まで店員だったのは実は紗菜。抹茶クレープの考案者。

紗菜「店長、こんにちは」

店長「えっ?紗菜ちゃん?」

紗菜「はい。私も臨時でクレープ焼いていいですか?」

店長「本当?いいよー」

紗菜「なら閉店の5時半までやらせて下さい。」

店長「今エプロンと帽子持ってくるから。男装はもういいの?」

学生の時は男装してお店に立ってた。砂原さんうるさいし、身バレも困るので。

紗菜「学生じゃないので大丈夫です。それから最後の時間に抹茶クレープ作っていいですか?」

店長「勿論。ってゆうか私に教えて!抹茶クレープ作れなくて。」

紗菜「はい。すみません。宜しくお願いします。材料は買ってきました!」

紗菜の抹茶クレープ。
まずクレープ生地に抹茶粉末入れて、抹茶生地に。中身は杏クリーム、あんこ、白玉、薄切りにした杏のシロップ漬けそこに、黒蜜をかけて抹茶粉末をふればかんせい。上にさくらんぼかいちごが乗ると色合い的にもっと可愛いかな?

紗菜「はい、店長どうぞ。」

店長「これよこれ。でも中々ピッタリな味にならないの。」

紗菜「目分量です。」

店長「そうよねでも、復活を望むお客さんがいて。」

紗菜「大丈夫ですよ。店長今ムービー撮ってたじゃないですか。私も時々くるので、食べさせて下さい!」

店長「OK頑張っちゃうわ!バイトの子にも教えなきゃ。」

それから暫く紗菜もクレープを焼き··

紗菜「私の分焼いて帰ります。クレープ代··」

店長「いらないいらない。今日来てくれたのが代金がわり。でもまたきてね。」

紗菜「はい、ありがとうございます。」

店長「所でそんなに沢山誰にかしらぁ。彼氏かなぁ?」

紗菜「職場の方に··です。」

店長「そのわりに横顔ニコニコしてるわよー」

紗菜「好きな人にも··」

店長「素直でよろしい。愛と笑顔があればみんな美味しくなるわよ。」

紗菜「はい。出来た!店長また来ますね」

店長「買いにも来てね。好きな人と。」

紗菜「はい。それではありがとうございました。」

六本木アートフォーラム

紗菜「アキちゃんまだ仕事してたりする?」

アキオ「仕事もう少しだけどまだしてるわよ。」

紗菜「部長と鷲尾さんは」

アキオ「いるわよ。」

紗菜「ちょっと入り口まで来られない?」

アキオ「いいわよ。」

紗菜「ごめん、ありがとう。」

アキオ下にくる。

アキオ「お疲れ様紗菜ちゃん。直帰なのにどうしたの?」

紗菜「これ、部長と鷲尾さんとアキちゃんで食べて。クレープ」

アキオ「ありがとうなら、早速二人を呼び出していただくわ」

紗菜「うん。じゃまた明日ね。お疲れ様」

紗菜バタバタと帰る

アキオ「あんなにあわててどうしたののかしら~♪」







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