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始まりは···

原作: その他 (原作:ルームシェア素顔の彼love days) 作者: WMW
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始まりは···46話

紗菜「仕事にいくので歯みがきはしないと··」

千尋「お口くちゅくちゅにするといい。」

大輔「モンダミ●?」

千尋「そんなのじゃない。刺激が少ない物だ。フッ素も入っている。ほら、これ、使って」

紗菜「ありがとうございます。ではお口くちゅくちゅして行ってきます」

全員「行ってらっしゃい」

和人「ん?集合10時じゃないのか?」

紗菜「誰もいない現場まだみてないので、隅から隅まで確認したいんです。」

裕介「すぐ後に学生達と行くからね。一人で無茶しないでよ。」

紗菜「はい。では。」

紗菜歯みがきして、先に現場に向かった。

紗菜「昨日、養生する物とブース事にしきる素材をどうするか考えていたよね··工事現場で使う防音シート?ではあじけないしなぁ。バルコニーにもいってみよう。」

紗菜階段をのぼる。

紗菜「針金を直には出来ないね。せっかくキレイなパールホワイトなのに。あとは··あの舞台の方もう少しみてみなきゃ」

また下に下りて舞台を確認する。

紗菜「ショーに使うワイヤーがあって、これは奈落?幕も開閉出来るんだ··何か出来ないか鷲尾さんにきいてみよう。」

鷲尾「おはよーさん。??どなたですか?」

紗菜「広瀬ですが?」

鷲尾「えっいつもと違う。」

紗菜「色塗りは和人さんと裕介さんが、メイクは文太さんがやってくれました。」

鷲尾「へぇーで?色々見てたみてーだけど、なんかあるか?」

紗菜「奈落」

鷲尾「奈落ってそれだけぽっつと言うなよ」

裕介「お早うございます。」

学生達「お早うございます!」

紗菜「お早うございます。宜しくお願いします。」

鷲尾「お早う。あっ因みにこちら、うちの」

学生a「広瀬さん」

学生b「やっと会えたー」

紗菜「あははその節は··」

学生c「でも前と何か変わってる··」

学生b「何かお姉さんみたい。」

紗菜「皆さんより一才、二才は年上ですよ。」

裕介「広瀬さんそれでも一才、二才しか変わらないんですね」

アキオ「お早うございます。大学生と10才差の私に何か?」

紗菜「あき··椿さん、お早うございます。今日はスーツで?えっカッコイイんですが⁉」

アキオ「あら、ありがとう。外で仕事の時はスーツよ。紗菜ちゃんも今日は一段と美人さんね。でもルージュは桜色がいいわよ。あなたのloverの色なんだから。」

紗菜「あっ椿さん、loverじゃなくて、rubberでしょ。もう!」

アキオ「照れ屋で可愛いでしょう?」

学生a「彼氏いるんですか?」

紗菜「ここからはお仕事でーす。」

アキオ「あとこれ、部長から渡されたインカムね。本番もそのまま使って。」

鷲尾「ありがとうございます。」

裕介「じゃー皆は到着してる作品中にいれよう。」

学生達「はーい。」

鷲尾「椿さんに相談あったんですが、ここをブース事に分けて作品飾って音楽もそれにあわせて流したいんですが、仕切りに使えそうなのがうかばなくて。」

男性1「舞台装置の点検にきました」

紗菜「はい、お疲れさまです。私いきます。」

アキオ「防音の布あるわよ?」

鷲尾「本当っすか?」

アキオ「結構大きいしこの会場をしきるのに充分なくらい。」

鷲尾「会社の倉庫にそんなのありませんでしたよ?」

アキオ「入らないもの。中川建築事務所さんに預かって貰ってるわ。今確認するわね。」

鷲尾「ありがとうございます」

アキオ「10分で来てくれるそうよ。」

鷲尾「神対応ですね。」

アキオ「清田さんに感謝なさい」

鷲尾「あっ創一っすか。」

アキオ「だんだん増えてきたわねー。いい感じじゃない。」

男性1「ゆっくりあげます。」

いつの間にかズボンに着替えた紗菜

紗菜「はい、どうぞ。」

男性1「動いてみてください。」

鷲尾「えーあいつつられてるし。」

紗菜「うわぁ凄いですね」

男性1「すみません。下ろせなくなってしまいました。少々お待ち下さい」

紗菜「何だかタイヤのブランコで遊ぶパンダの気分です。」

アキオ「紗菜ちゃん大丈夫なの?体痛くないの?」

紗菜「大丈夫だよ。」

裕介「えっちょさっ広瀬さん?なぜ宙に?」

鷲尾「何だかトラブルで途中で止まったみたいだ。」

創一「お疲れさまです。防音の布お持ちしました。何見上げ··何やってんだ紗菜は」

裕介「トラブルで降りられないって」

創一「裕介さんユニックまでちょっといいっすか?」

裕介「あっうん。」

二人ユニックにむかう。手には結構高い位置まで行く脚立

創一「剛さん、椿さんした押さえましょ。裕介さん上にどうぞ」

裕介「あっはい。」

脚立を登り紗菜の方へ手を伸ばす。

裕介「ハーネス外せる?」

紗菜「あれっ腰の所外れない··んーごせやける」

裕介「えっ?ごせ?なに?」

紗菜「何でもありません。あっとれた。」

裕介「脚立降りられる?」

紗菜「大丈夫です。すみません。お手数おかけしました。」

アキオ「ちょっと紗菜ちゃん大丈夫?」

紗菜「ありがとう。大丈夫。ワイヤーも大丈夫そうだよ。」

アキオ、裕介、創一、鷲尾「大丈夫なわけあるか!」

学生b「すげーそろった。」

学生C「本番まえに何とかなればいいじゃないですか。」

学生a「広瀬さんバク転するのかと思った。」

紗菜「直ったらやろうかな」

アキオ「出来るんだ」

紗菜「出来るーでもこれだとバク宙になるねー。」

創一「お転婆も大概にしてくださいね。桜庭先生目を見開いてビックリするんで!」
















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