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Aqoursキャラともし一夏を過ごせたら

原作: ラブライブ! 作者: エミーールにハマーール
目次

1話

想(俺、僕)..,.主人公 千歌とは幼馴染 高2
※主人公の名前は不都合な内容に簡易的につけてるだけなので、基本気にしないでください。


千歌...お馴染みラブライブ!サンシャイン!の主人公 同じく高2

果南...千歌、僕と幼馴染 高3

メインヒロインはこの2人です。
基本的にAqoursは存在しており、キャラの設定もそのまま。
時期設定は夏休みの間の話
僕は他校の共学に通っていて、千歌果南はそのまま浦女
他のアクアのメンバーも必要になったら出します。
「彼」「あなた」「君」など曖昧な呼び方を必要に応じて使い分けます。
それでは、2人幼馴染になったつもりで、そして僕君になりきったつもりでこのストーリーをお楽しみください。


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暑い。 暑すぎる...

この前まで涼しい顔で自転車を漕いで学校へ向かってた春に懐かしさを感じるほど。
今日は終業式だった。部活もやってない僕は夏休みの間学校に来ることは一切無い。それでもまあ、やることはたくさんあるけれどーーー
とりあえず花火はしたい。いつものメンツで集まってやろう。そしてこの前発売した真天堂のswitchもやりたい。川田が買ったって言ってたからな、何回か押しかけてやるか。海にも行きたい。だけど泳げないからいつも水遊びするだけ。それでも楽しいのだ。
それとーーーーー1番大事なこと。
バイトである。何をするにもお金は必要だ。もう働き口は見つけている。幼馴染の一家がやってる旅館で夏休みの間働かせてもらうのだ。
千歌に会うのもあのライブのとき以来か。そういえば果南ちゃんも入ったと聞く。あの2人と遊ぶのも楽しみだな...
そうこう考えているうちに家に着いた。
海岸線を自転車で漕いでる爽快感が、夏の始まりを予感させた
 

 
 
ーーーーーーーーーーーー
 
そうこうしているうちに家に着いた
 
僕「疲れた...とりあえずシャワー浴びよう。」
ピロリン♩ ケータイの通知音が鳴る
僕 「千歌からLINEだ...[今家?電話して良いかな?] 」
 
良いぞと返信をする
早速かかってきた。
 
千歌「久しぶり!実はバイトの事で電話したんだけど...うーん、やっぱり電話で説明するのめんどくさいから家まで来てくれないかな?」
 
僕「分かった。シャワー浴びてから行くからあと20分くらいかな?」
 
千歌「了解であります!じゃあ千歌もシャワー浴びてこよっと 」
 
僕 「じゃあまた後でな。」
 
千歌はうん!と元気よく答えると電話を切った。
シャワーを浴び、歩いて千歌の家まで行く。
といってもそこまで遠くなく、5分ほどで着く距離にお互い家があり、昔からよく遊んでいるのだ。
ピンポーンと裏口から呼び鈴を鳴らす
 
千歌「久しぶりだね!ちょっと痩せた?」
 
僕「そりゃあ、毎日暑い日が続くと食欲なくすよな...千歌は相変わらずみたいだな。」
 
千歌「もう!それどういうこと?こう見えてもちゃんとスクールアイドルやってるんだよぉ!?」
 
嘘をついた。本当は少し、ほんの少し大人っぽく見えてしまったのに照れくさくて....
 
僕「動画とか見てるよ。果南ちゃんも入っててびっくりしたな...,
鞠莉ちゃんもいつの間にか帰ってきてたんだな」
 
千歌「そうなんだよ〜!本当、いろいろあったからねえ...とりあえず立ち話もなんだから入って!飲み物持ってくるから!」
そう言って千歌は台所へ向かった。
この旅館には幼い頃から数え切れないほど通っており、千歌曰く「ここは君の第2の実家だよ!」と訳のわからないことまで言われてしまう。まあ悪い気はしない。居心地は本当に最高だからな。
 
千歌の部屋に入ると、爽やかなみかんの匂いがした。好きな匂いで、この匂いは千歌の匂いだ。机の方に目をやるとコルクボードに写真がいくつか貼られているのを見つけた。
昔2人で撮った写真、果南ちゃんと3人で撮った写真、僕が泣いている写真...なんで僕のワンショットが入ってるかが分からないけどとても懐かしい。
 
 
そして目新しいものが1つあり、それは千歌たちの初ライブのときの、千歌とのツーショットだ。
少し潤んだ瞳の千歌と、それを見ながら僕が頭を撫でている写真。
 
美渡さんが撮ったのだろうか この時の千歌は本当に輝いていて、一瞬離れた存在になってしまったんじゃないかと思うほどに...
 
しかしライブが終わった後、千歌にお疲れ様と声をかけようと裏口に行ってみたら千歌が僕を見つけた瞬間大泣きしてしまったのだ。それをあやしていたときの写真らしい。
 
千歌「あーっ!勝手に見ないでよ〜その写真!」
 
僕 「いや、それなら隠しとけよ。みてくださいって言ってるようなもんじゃん」
 
千歌「まあそうだけど...」
 
千歌は頬っぺたをぷくーっと膨らませ、胸の前で腕を組む。
こういうところは本当、変わってない。
 
 
千歌「じゃーん!千歌特製のみかんジュースとクッキーを持ってきたのだ!」
 
 
 
僕「いつの間にお菓子作れるようになったんだ?聞いてないぞ!」
 
 
 
千歌「君の知らないところで千歌も成長してるのだ!えっへん!」
 
 
その言葉は嬉しくて、どこか悲しさを覚えてしまった
 
僕「はいはい...あらかた曜ちゃんにでも教わったんだろ。」
 
千歌「ななな、、、、なんで知ってるのぉー!?もしかして曜ちゃんから聞いた!?!?」
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